株の選び方を紹介!これだけは押さえておきたい4つの条件

作成日:2021年12月02日  更新日:2021年12月29日
株の選び方を紹介!これだけは押さえておきたい4つの条件

新型コロナウイルスの感染が拡大して約1年半が経ち、コロナ禍で外出を制限されている間、株式投資に挑戦する人が増えたかと思います。

新しく株式投資を行う際、「株価の上昇が期待できる株を簡単に選ぶ方法はないか?」と感じた投資家は少なくないのではないでしょうか

また、投資経験者でも上昇しそうな株を選ぶ方法が定まっていない方も多いのではないでしょうか。

このような悩みを持つことは自然なことで、国内の上場企業は約3,700社以上あり、その中から自分が資金を投じたいと思えて納得のいく銘柄を選ぶのは難しいものです。

この記事の要点

・銘柄選定における4つの条件をしっかりと確認する

株を選ぶ際の4つの条件は、業績上振れが期待できる銘柄、市場のテーマに沿った銘柄、高配当の銘柄、評判の良い株主優待の銘柄、これらの条件に合う株を探す

・業績の上振れが期待でき、テーマに沿って選ぶことが重要視される

・企業について詳細に調査・分析が行われているアナリストレポートを確認してみる

・決算発表や業績の推移を確認するならSBI証券やフィスコウェブを活用する

価格.comの新規設定投資信託ページで機関投資家やファンドが注目している分野・テーマを調査してみる

本ページでは、株式投資の経験がある方から初心者の方まで大幅上昇が期待できる銘柄を簡単に探す4つの条件をご紹介します!

クラブフィスコでは、4つの条件に沿って選定した銘柄を四季ごとに紹介しています。(詳しくは下記へ)

【日本株】冬のおすすめ銘柄12選!2022年始めに上昇が期待される銘柄を紹介

【日本株】秋のおすすめ銘柄20選!2021年秋に注目したい銘柄を紹介

こちらも是非確認してみてください。

それでは早速、銘柄選定における4つの条件を確認していきましょう。

銘柄選定の4つの条件

本ページで紹介する株を選ぶ際の4つの条件は、①業績上振れが期待できる銘柄、②市場のテーマに沿った銘柄、③高配当の銘柄、④評判の良い株主優待の銘柄、です。

これらは初心者の方でも簡単に調査することができ、ベテランの方でも株を選ぶ際に困らない条件となっていますので、是非一度試してみてください。

それでは、4つの条件を詳細に説明していきます!

業績の上振れが期待できる株を選ぶ

条件一つ目は、業績上振れが期待できる株を選ぶことです。

このような条件にした要因は、過去に大きく上昇した銘柄を振り返ると、この条件に該当していたからです。

表1は2020年の株価上昇率ランキング上位10銘柄の値上がり率および期初会社予想営業利益と実績営業利益です。

表1、2020年の株価上昇率ランキング上位10銘柄と業績上振れ率 ※表はスクロールして閲覧が可能です        

コード

銘柄名

値上がり率

期初予想営業利益(百万円)

実績営業利益(百万円)

上振れ率

4308

Jストリーム

+626%(7.26倍)

900

2,342

160%

3856

Abalance

+549%(6.49倍)

300

1,361

354%

2150

ケアネット

+513%(6.13倍)

624

1,510

142%

4488

AI inside

+484%(5.84倍)

576

2,360

310%

3998

すららネット

+477%(5.77倍)

152

540

255%

4477

BASE

+456%(5.56倍)

-391~55

803

黒字化

3962

チェンジ

+385%(4.85倍)

1,300

3,626

179%

3681

ブイキューブ

+362%(4.62倍)

500

1,061

112%

6095

メドピア

+349%(4.49倍)

800

1,104

38%

5212

不二硝子

+340%(4.4倍)

40

101

153%

 

10社全てで実績営業利益は予想営業利益を上回っています。

上振れ率の平均は181%と当初予想の2.8倍にまで膨らんでいます。

これが意味することは、四半期毎に発表される決算から通期業績の上振れ期待が膨らみ、また日々のニュースや経済動向からこの環境であれば業績はかなり伸びているのでは?という思惑などから、株式が継続的に買われ株価の大幅上昇につながったということです。

業績上振れ期待の銘柄を選別するに当たって、まず注目すべき事は第1四半期業績です。

ここで高い進捗率が示されれば、その後の株価推移は通期業績の上振れ期待から買われ、株価は強く推移する可能性が高くなるでしょう。

注意すべき点としては、高い進捗率が示された第1四半期業績が、それが一時的な要因によるものや季節性によるものなのかという点です。

もしそうなのであれば第2四半期以降は好調な業績が続く可能性は低くなり、株価推移も弱くなる可能性が高いです。

これらのことについては、会社が発表している決算資料で簡単に確認できるため、企業の情報を調べる際に同時に確認してみましょう。

市場のテーマに沿った株を選ぶ

条件2つ目は、市場のテーマに沿った株を選ぶことです。

2020年には新型コロナウイルスの影響で人と人との接触機会が制限される中、インターネット関連の銘柄は需要拡大が期待され、株価が大幅上昇しました。

株式市場でよく取り上げられるテーマには地球温暖化対策や、国土強靭化、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進などがあります。

表1の2020年値上がり率ランキング上位10社のうち、Jストリーム、ケアネット、すららネット、BASE、ブイキューブ、メドピアの6社はインターネット関連のサービスを提供しており、新型コロナウイルスの影響で人と人との接触機会が制限される中、インターネット関連のサービスは需要拡大が期待され、株価が大幅上昇しました。

また、AI insideとチェンジはDX支援企業であり、業績拡大とテーマ性が重なり株価は大幅上昇しました。

このようにテーマに沿った株を選ぶことは、非常に大切なことだとわかります。

岸田政権で注目のテーマ
AI-digital

そこで、11月からは岸田新政権がスタートしており、新政権の成長戦略から今後市場で注目されるテーマを予想してみました。

岸田政権は成長戦略第1の柱として、科学技術立国の実現をあげています。

世界最高水準の研究大学を形成するため、10兆円規模の大学ファンドを年度内に設置し、デジタル、グリーン、人工知能、量子、バイオ、宇宙など先端科学技術の研究開発に大胆な投資を行うとしています。

また、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、温暖化対策を成長につなげる、クリーンエネルギー戦略を策定し、強力に推進するようです。

第2の柱としては、「デジタル田園都市国家構想」です。

地方からデジタルの実装を進め、新たな変革の波を起こし、地方と都市の差を縮めるとしています。

そのために、5Gや半導体、データセンターなど、デジタルインフラの整備を進め、また誰一人取り残さず、全ての人がデジタル化のメリットを享受できるように取り組むとしています。 

最後に、岸田政権とはあまり関係ないですが、フェイスブックがメタに社名変更して以降、「メタバース」も市場のテーマとして注目され始めました。

長期的にメタバースの注目は続きそうで、メタバースと相性がいい暗号資産(仮想通貨)やプロックチェーン技術は今後最も注目されるかもしれません。

  

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高配当の株を選ぶ

条件3つ目は、高配当の株を選ぶことです。

高配当銘柄は、一般的に配当利回りが4%や5%といった水準になり、高い配当利回りが期待される銘柄で、高配当銘柄を選ぶに当たって注意したいことは配当の持続性です。

現在配当の水準が高い銘柄でも、将来的にその企業の収益力が細っていくようでれば、配当原資が無くなっていくわけですから、配当の持続性にも疑問がつきます。

高配当銘柄を選ぶ際には、その企業や業界の将来性を考えた上で銘柄を選びたいものです。

配当利回りが5%以上あり、今後も配当水準の継続もしくは増配が期待できる株を選んでいきましょう。

評判の良い株主優待の株を選ぶ

条件4つ目は、評判の良い株主優待の株を選ぶことです。

株主優待は、単純に優待商品の利回りで銘柄を選択するよりも、普段自分でその会社のサービスを利用し、商品の購入を検討している会社の株主となり割引券や優待商品を得ることで、満足度は高まると思われます。

例えば、旅行が趣味の人であれば、ホテルの割引券が付くところや航空券の割引が得られるような銘柄です。

日常生活で消費する食品などの優待を得たい場合は、食品メーカーやスーパーなどの小売銘柄が良いでしょう。

株主優待が充実している企業は、投資家を大事にしているとも捉えることもできます。

また、株主優待が充実していることは企業のお金がたまっているからこそ投資家に優待として還元しており、業績が堅調であることも推測できます。

是非、自分が受けたい株主優待は何かを考え、その中から周りの投資家の評価が高い企業の株主優待を選んでみましょう。

  

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おすすめの銘柄情報サイト3選

こちらでは有望な銘柄を探し、売買のタイミングを図る上でおすすめのサイトを3つ紹介いたします。

SBI証券

SBI証券の決算発表スケジュールのWEBページが使いやすいです。

こちらは、決算を発表する企業をまとめて確認することができるため、非常に使いやすいツールとなっています。

sbi-top
引用:SBI証券サイト

決算発表のタイミングでは値動きが激しくなるなど、株価トレンドが変化しやすくなる傾向があります。

予め決算発表日時を確認しておくことで、例えば発表前に一部を売却しリスクを減らしておく、逆に決算への期待が大きのであれば、ポジションを拡大してより大きな利益を狙うことも可能です。

フィスコウェブ

フィスコウェブに掲載のある情報で使い勝手が良いものは、過去株価のPERとPBRが確認できること、四半期業績を累計ではなく3ヶ月の業績として確認できることです。

フィスコウェブのトップページで画面最上部の検索部分に企業名や銘柄コードを入力すると、その銘柄の様々な情報が得られます。

fiscoweb-top-toyota
引用:フィスコウェブ

例として、トヨタ自動車のページですが、下方にスクロールしていくと、これまで3期分の株価のPERとPBRの記載があります。

これを利用することで、現在の株価がPERやPBRの指標で過去と比較して妥当な水準にあるのか?もしくは割安また割高なのかを確認することができます。

fiscoweb-toyota-per
引用:フィスコウェブ

更に業績確認ページでは、累計ではない3ヶ月業績が確認されます。

fiscoweb-gyoseki
引用:フィスコウェブ

決算短信に表示される四半期業績は第1四半期からの累計値であり、例えば今期の第2四半期3ヶ月と前期第2四半期3ヶ月の業績を比較するには、自分で第2四半期3ヶ月の業績を算出した上で、比較する必要があり手間がかかります。

フィスコウェブの場合には、3ヶ月単位で業績が掲載されているため、簡単に比較でき、3か月毎の業績がどのように推移しているかも容易に確認することができます。

是非一度、フィスコウェブを活用してみてください。

価格.comの新規設定投資信託ページ

こちらを活用している方は少ないかもしれませんが、価格.comの新規設定投資信託ページでも重要な情報を収集できます。

実際に価格.comの新規設定投資信託ページの2021年10月及び11月の新規設定投資信託を確認してみます。

kakaku10
引用:価格.comの新規設定投資信託ページ
kakaku11
引用:価格.comの新規設定投資信託ページ

11月にはモビリティイノベーションファンド、10月には気候変動対応株式ファンドの新規設定が掲載されています。

これを見ることで機関投資家や市場が現在注目している分野・テーマが何であるかということを理解することができます。

そして、ファンドのテーマに沿う銘柄は彼等が買ってくることが期待されますので、株価の上昇圧力も高まりやすいと言えます。

こちらを参考にテーマを絞ってみても面白いかもしれません。

まとめ

今回は、株を選ぶ際に押さえておきたい4つの条件を紹介しました。

4つの条件以外にも株式投資で株を選ぶ際に重要な条件はありますが、まずは今回紹介した4つの条件をもとに自分に合った株を選んでみることから始めてみましょう。

テクニカル指標なども重要視されますが、まずは企業の業績を調査し、今市場でどのようなテーマが注目されているのか、しっかりと抑えるだけで膨大な数ある上場企業を一気に絞ることができます。

この記事のまとめ

・銘柄選定における4つの条件をしっかりと確認する

株を選ぶ際の4つの条件は、①業績上振れが期待できる銘柄、②市場のテーマに沿った銘柄、③高配当の銘柄、④評判の良い株主優待の銘柄、これらの条件に合う銘柄を探す

・業績の上振れが期待でき、テーマに沿って選ぶことがより重要視される

・企業について詳細に調査・分析が行われているアナリストレポートを確認してみる

・決算発表や業績の推移を確認するならSBI証券やフィスコウェブを活用してる

価格.comの新規設定投資信託ページで機関投資家やファンドが注目している分野・テーマを調査してみる

今後も、当サイトでは個人投資家の株式投資に役立つ情報を今後も定期的に発信していく予定です。

皆様の投資パフォーマンス向上の一助となれれば幸いです。

  

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