今からでも遅くない米国株投資|初心者でもできる投資方法と始め方を解説!

米国株投資

世界の経済の中心といえば、多くの人はアメリカを思い浮かべるのではないでしょうか。

今回の記事では、アメリカの株式市場、すなわち米国株への投資について解説します。

米国株は莫大な市場ですので、投資先の選択肢が豊富にあります。

安定した投資先を探している人にも、ハイリスク・ハイリターンな投資がしたい人にもおすすめの投資先です。

米国株への投資を検討している人は、ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください。

この記事で分かること
  • 歴史的に上昇し続ける米国株価格
  • 時価総額の観点で見れば、米国株式への投資は世界の約40%への投資
  • 米国の企業だけでなく、ADRを通して世界中の企業に投資が可能
  • 米国株式市場の動きは、S&P500、ナスダック、ダウ平均などの指数から読み取ることができる
  • 米国の株式を個別に選んで投資する以外にも、投資信託やETFを通して投資することもできる
  • 米国株取引をするなら、王道のSBI証券
  • IG証券なら米国株をCFD取引できる!

SBI証券は、業界最多水準である4,200もの米国株銘柄を取り扱っています。

また、米国株式、米国ETFの定期買付設定が可能な点など、他の証券会社では展開されていないサービスも利用ができます。

米国株に投資をするなら、SBI証券の利用を検討してみてください。

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目次

米国株が人気な理由

日本および世界中の投資家から人気の高い米国株ですが、なぜ人気なのでしょうか。

米国株の主な魅力について、説明します。

米国株価格は歴史的に上昇し続けている

最も人気の理由のひとつが、米国の経済基盤の強固さです。

下のチャートは過去50年間のS&P500の価格の推移を表しています。

S&P500とはアメリカの主要企業500社の時価総額を反映したものとなっており、アメリカの経済成長を表す指標としてよく利用されています。

S&P500の価格動向
引用:Tradingviewの提供チャート

上のチャートを見るとS&P500の成長が分かると思いますが、50年前に100ドル前後で推移していたS&P500は2022年で4000ドルを超えています。

数回の暴落を経験しながらも、長期的な目線で見ると長年に渡って成長を続ける米国株式市場ですので、今後も成長し続ける可能性が期待できます。

高配当・増配当企業が多い

米国株は、日本株に比べて高配当銘柄が多いことも特徴のひとつです。

配当目当ての投資家にとって、非常に魅力的な企業が多く存在します。

高配当銘柄が多く、また、増配(配当が増えること)している企業も多いため、日本株に比べると配当による収益を得やすい傾向があります。

例えば、ワクチン開発で一躍有名となったファイザーの配当利回りは年間3%を超えるほどです。

高配当銘柄として人気の高い銘柄を表にまとめてみましたのでご確認ください。

銘柄名一株あたり年間配当配当利回り
IBM6.560米ドル4.5852%
ベライゾン・コミュニケーションズ2.510米ドル4.55111%
コカ・コーラ1.680米ドル2.9557%
P&G(プロクター&ギャンブル)3.479米ドル2.4339%
引用:SBI証券

1株から取引が可能

米国株は1株から取引が可能ですので、少額の資金でも購入しやすいことも特徴のひとつです。

多くの日本株は、100株単位での取引となります。

そのため、株価が10,000円の銘柄(日本株)を購入する場合、基本的には100万円以上の資金が必要になります。
※株価10,000円×100株=10万円

一方、米国株の多くは1株単位での取引が可能です。

例えば、世界的に有名なアップルの株価は2022年8月時点で約167ドルどなっているため、約22500円ほどでアップルの株主になることが可能です。

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米国株式市場の特徴

魅力的な米国株ですが、米国株式市場にはどのような特徴があるのでしょうか。

米国株式市場の主な特徴についても見てみましょう。

時価総額シェアは世界の約40%を占める

世界経済の大部分は、米国市場が支えています。

時価総額で見ると、世界の約40%はアメリカに占められています。
(参考:日経新聞)

言い換えると、世界全体を見た時に、その経済の4割はアメリカによるものになっています。

そのため、投資信託を通した世界全体への投資は「世界のあらゆる国に平均して投資」ではなく、実際には「アメリカに偏った投資」となっていることがほとんどです。

ただし、「アメリカに偏った投資」と言っても、それが世界経済の国別比率が反映されたものであるという点を考慮すると、合理的な配分と言えます。

グローバルな金融商品に投資可能

米国株式市場では、ADRを利用してアメリカ以外に投資することも可能です。

ADRとは

American Depositary Receiptの略称。米国預託証券。
米国以外の国で設立された企業が発行した株式の預かり証として、株式の代わりに米国で発行される有価証券のこと。

例えば、日本からインドの株式を購入したいと思っても、現地規制のため日本の証券会社を通してインドの証券取引所から株式を購入することができません。

ところが、購入したいインドの企業がADRとして米国証券取引所に上場していれば、日本からインドの企業に投資することが可能です。

ADRはインド本国のB社株式に対する所有権ですので、実質的には株式を所有していることと同じ効果があります。

そのため、株式そのものではないにもかかわらず、ADRを保有することで実質的な株主になることができます。

米国株と同じように、ADRを通して世界中の企業に投資をしてみましょう。

人口増加とイノベーションが成長を牽引している

アメリカが今後も成長する見込みがあることは、過去の市場の値動きだけでなく、現在の状況からも裏付けられています。

2020年の米国勢調査によると、アメリカでは、ここ数年の人口増加率は鈍化しているものの、人口の増加が続いています

人口増加率の低下については、今後回復する可能性が高いことも2021年4月の日本経済新聞の記事にて発表されています。

オックスフォード・エコノミクスのエコノミスト、ナンシー・ホウテン氏によれば、2021年後半に移民数が増え、23年には人口増加率が0.5%まで戻ることが予測されています。

また、米国では目覚ましいイノベーションが実現されています。

WIPO(World Intellectual Property Organization)とINSEAD(ビジネススクール)が発表した「GLOBAL INNOVATION INDEX 2020」によれば、世界のイノベーションランキングでは米国が第三位にランクインしています。

人口増加の状況とイノベーションを考慮に入れると、米国市場の今後の成長が期待できます。

米国株式市場の3つの指標

米国株式市場には、代表的な3つの指標があります。

・S&P500
・ナスダック
・ダウ平均

いずれの指標にも、アメリカの経済状況が反映されています。

S&P500

SPX
引用元:Tradingviewの提供チャート

代表的な指標のひとつが、「S&P500」です。

ニューヨーク証券取引所、NYSE American、およびナスダックに上場している主要企業500社の株価をもとにS&P Dow Jones Indexが算出している、時価総額加重平均型の指数です。

時価総額加重平均とは…
組み入れ銘柄の時価総額の合計を、基準時点の時価総額の合計で割ったもの。

S&P500に関して、より詳しく知りたい人は「S&P500の今後の予想/見通し」の記事をご確認ください。

ナスダック

ナスダック
引用元:Tradingviewの提供チャート

「ナスダック総合株価指数」も、代表的な指数として挙げられます。

ナスダック総合株価指数も、S&P500と同様に時価総額加重平均型の指数で、アメリカのベンチャー企業向けの株式市場であるナスダックに上場している約3,000の銘柄から構成されます。

なお、全銘柄の中から金融関連銘柄を除いたうえで、時価総額の大きさで上位100社の時価総額を加重平均した指数が「ナスダック100指数」です。

「ナスダック総合株価指数」と「ナスダック100指数」の価格推移を比較すると、以下のようになります。

ナスダック総合指数とナスダック100指数の比較
引用元:Tradingviewの提供チャート

・ブルー線:ナスダック総合株価指数
・オレンジ線:ナスダック100指数

いずれの指数も、ほぼ同じ動きをしているものの、パフォーマンスとしてはナスダック100(オレンジ)が上回っています

特に2020年3月頃のコロナショック後は、非常に高い成長を遂げていることが分かります。

その理由のひとつとして、ナスダック100は、対象銘柄をGAFAMなど時価総額の高い100銘柄に絞っていることが挙げられます。

ナスダックについては、「ナスダック指数の今後の予想/見通し」にてより詳しく解説していますので、併せてご確認ください。

ダウ平均

ダウ平均
引用元:Tradingviewの提供チャート

3つ目の指数は「ダウ平均」です。

ダウ平均株価とは、正式には「ダウ工業株30種平均」という指数で、「ニューヨーク・ダウ」や「ニューヨーク平均株価」とも呼ばれます。

「工業株」という名前ですが、工業業種以外の会社も含まれた指数です。

ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場している30銘柄から構成される平均株価指数です。

対象となる銘柄数が少ないため、個別銘柄の影響を受けやすい傾向があります。

米国株と日本株どちらを買うべきか

非常に魅力的な米国株ですが、日本株と米国株のどちらを選ぶべきなのでしょうか。

米国株、日本株それぞれに異なるメリットがありますので、詳しく見てみましょう。

米国株と日本株は両方保有するのがおすすめ

米国株と日本株のどちらを保有するか迷ったら、両方保有しましょう。

基本的に、投資や資産運用は「分散投資」がおすすめです。

一点集中型の投資も高いリターンが期待できるというメリットはありますが、その分高いリスクが伴います。

一方、複数の投資先を持っていると、リスクを分散した投資が可能になります。

リスクヘッジの観点から、投資商品を分散させることは非常に有効です。

日本の経済状況が思わしくない状況でも米国株を保有しておけば安心ですし、逆に米国の景気が悪い時に日本株を保有しておけば安心です。

このように、米国株のみ、もしくは日本株のみに投資をするよりは、両方の株式を保有しておくことで、リスクを抑えた投資ができます

投資の方法・期間・経験から柔軟に判断しよう

投資の方法・期間・経験などの状況次第では、米国株が適している場合もありますし、日本株が適している場合もあります。

たとえば、インデックス投資(ベンチマークの値動きに連動した値動きを目指す投資手法)をするなら、市場全体が成長している米国株のほうが望ましいです。

市場全体の今後の成長が期待できる米国株なら、S&P500など、市場の値動きが反映された指数を使ったインデックス投資をするのに適していると考えられます。

一方、日本株は、個別株の取引をしたい人におすすめです。

米国株は、日本に住んでいる人にとっては、日本株よりも情報収集が難しい投資先と考えられます。

インターネットで日本語の情報を検索することも可能ですが、米国株について正確な最新情報を得るには英語での情報収集が望ましいです。

それに比べ、日本株の場合は日本語での検索も容易ですし、テレビやインターネット等のニュースを通した情報も得られます

したがって、日本企業に個別に投資をしたい場合は、米国株よりも情報を得やすい日本株への投資がおすすめです。

米国株に投資する方法

米国株の投資は、個別株だけではありません。

米国株に投資する投資信託やETFを購入することで、間接的に米国株に投資することもできます。

米国株の買い方について詳しく知りたい人は、「米国株(アメリカ株)の買い方/始め方」の記事もご確認ください。

方法①個別株

まずは、個別株への投資です。

個別株には、現物取引やCFD取引によって投資が可能です。

現物取引

米国株(個別株)は現物で取引することが可能です。

マーケットの取引が可能な時間は異なりますが、日本株式の取引と同じような感覚で米国株を取引できます。

なお、日本株式の場合は株主優待制度がある企業も多いですが、米国株式には株主優待制度がありません。

株主優待を楽しみにしている投資家にとっては物足りなさも感じますが、その代わり、米国株式は高配当銘柄が多いという側面もあります。

米国株式の現物取引なら、業界最多水準の銘柄数を取り扱うSBI証券が最適です。

SBI証券では業界最多水準の約3,700銘柄の米国株式が取り扱われています。

SBI 米国株

大型銘柄はもちろんのこと、IPO銘柄や中小型銘柄の取引も可能です。

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CFD取引

CFD取引で米国株式(個別株)に投資することも可能です。

米国株も国内株と同じく、株式市場が常に上昇相場とは限りません。

CFDの売買方法における説明

現物取引においては下落相場で利益を出すことができませんが、CFD取引ならそれが可能です。

下落相場でも利益を出すことができるCFD取引なら、チャンスを逃さずに利益を追求できます。

ある銘柄が下落しそうと予想したら、「売り」ポジションを保有しておき、下落したら買い戻すことで、その差額が利益となります

そのため、手持ちの現物資産のリスクヘッジ手段としても使える手法です。

CFD取引をするなら、IG証券が最適です。

IG証券の株式CFDは、4,000以上もの米国株に1株から投資することが可能です。

アップル、グーグル、テスラをはじめとする人気の最先端米国企業に、IG証券でCFD投資をしてみましょう。

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方法②投資信託

投資信託を使って米国株に投資することも可能です。

投資信託は、多くの投資家から資金を集めて、プロに運用してもらう投資商品です。

米国株が組み入れられている投資信託を選ぶことで、少額で複数の米国株にまとめて投資をすることができます

アップルやグーグルなどの大規模な企業に投資をするにはまとまった資金が必要になることも多いですが、投資信託なら、多くの証券会社にて100円から購入が可能です。

投資信託で米国株に投資をするなら、SBI証券が最適です。

SBI証券券で取り扱う投資信託は厳選されており、初めての投資でも安心して投資先を探すことができます。

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方法③米国ETF

米国ETFを使って米国株に投資することも可能です。

ETFとは上場投資信託を指し、投資信託の仲間の商品です。

投資信託と同様に、一つのETFを購入するだけで、複数の投資先に投資ができるという特徴があります。

投資信託との違いとしては、ETFは上場しているため、通常の株式と同じようにリアルタイムで取引ができるといった特徴があります。

個別株で購入する場合にまとまった資金が必要になるような銘柄でも、それが組み入れられているETFを購入することで、少ない資金で投資をすることができます。

米国ETFを購入するなら、SBI証券が最適です。

SBI証券では300以上の米国ETFが取り扱われています。

特定のセクターに投資するETFや、高配当銘柄に投資するETFなど様々ありますので、自分の好みのETFをSBI証券で探してみましょう。

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米国注目株:個別銘柄編

ここからは、米国の注目株について紹介します。

最初に、米国の個別銘柄について見ていきましょう。

米国注目株①テスラ

テスラ

米国の電気自動車(EV)メーカーと言えば、テスラが思い浮かぶ人が多いでしょう。

今後、世界中の企業はサステナビリティが重視されることは間違いありませんので、環境に優しい電気自動車を扱うテスラは注目株のひとつです。

2020年にはトヨタの時価総額を超えたことも話題になりました。

電気自動車は世界中で普及されつつありますので、将来性は大いにある企業と考えられます。

実際に、電気自動車の今後の普及への期待は、2020年においてテスラの株価を8倍以上にまで高騰させる結果を招きました。

なお、テスラでは現在配当金は支払われていませんので、高配当銘柄への投資をしたい人には不向きの銘柄です。

ただし、配当を出していないことは、必ずしもデメリットとは限りません。

配当を出していない分、社内での事業投資に回されているので、無配当は今後のさらなる発展が期待できる証拠とも考えられます。

米国注目株②モデルナ

モデルナ

2022年現在、「モデルナ」の社名を聞いたことが無い人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

新型コロナウィルスの影響を受け、医療従事者に限らず多くの人がワクチンに関心を持つようになりました。

バイオテクノロジー およびメディカルリサーチ業界をけん引するモデルナは、新型コロナウィルスのワクチン需要により2020年~2021年にかけて株価を急騰させました。

2022年10月14日時点におけるモデルナの株価は約135米ドルですが、驚くべきことに、新型コロナウィルス蔓延初期である2020年3月時点では30ドル未満でした。

さらに、デルタ株などの変異株の感染が拡大したことも、ワクチン需要が高まる一因となりました。

今後、新型コロナウィルスのワクチンに関する需要が続く限りは、価格の上昇も続く可能性が高いと考えられます。

米国注目株③グーグル

google

アメリカの5つの巨大IT企業GAFAMのうちのひとつがグーグルで、米国経済の中心的役割を担っています。

2021年3月のコロナショックの影響を受け、世界経済は打撃を受けました。

その後、先進諸国ではワクチン接種が進み、アフターコロナ時代に突入します。

コロナ時代を経て、世界の企業の在り方は大きく変わりつつあります

リモートワークが普及したことを始め、今まで以上にデジタル技術への需要が高まっています

IT技術が人々の生活に欠かせないものとなり、企業が成長する上で「デジタルトランスフォーメーション(DX)」が求められるようになりました。

この流れの中で、IT業界をけん引するグーグルは、世界中の企業および消費者の生活を支えていることは言うまでもありません。

今後もIT技術は世界から必要とされることはほぼ確実ですので、業界トップを走るグーグルへの投資は有効と考えられます。

米国注目株④ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ

zoom

2020年の新型コロナウィルスの影響を受け、多くの企業にてリモートワークが導入されました。

そんな中、リモート会議ツール等の需要が高まり、日本の企業でもコミュニケーションツール「Zoom」が広く普及されています。

その「Zoom」を提供しているのが、米国ソフトウェア開発企業の「ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ」です。

2020年以降、世界中で「Zoom」が利用されるようになりました。

そのため、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの売上高は2019円に比べて367%も上昇し、2020年10月中旬には、株価は559ドルまで上昇しました。

今後、リモートワークを導入する企業は世界中で増えていくことが見込まれますので、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの人気もさらに高まることが予想されます。

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注目米国株:投資信託編

次に紹介するのは投資信託です。

米国株式で構成される投資信託を選ぶことで、投資信託を通して間接的に米国株式に投資ができます。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

米国株式投資信託の大人気銘柄のひとつが「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。

アップル、マイクロソフトなど、アメリカを代表する企業が組み入れられています。

定番銘柄ですので、SBI証券など、多くの証券会社で購入が可能です。

米国市場全体の値動きを表すS&P500に連動した運用成果を目指すインデックスファンドですので、積立投資にも適しています。

個別株式への投資は、大きなリターンを狙える代わりに、大きなリスクが伴います。

一方、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」への投資なら、個別株投資よりもリスクが低く、安定的な運用が見込めます。

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は「今大注目の世界株投資」の記事でも紹介していますので、合わせてご確認ください。

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全米株式インデックスファンド

以下のような全米株式インデックスファンドも最適です。

全米株式インデックスファンド
  • SBI – SBI・V・全米株式インデックス・ファンド (愛称:SBI・V・全米株式)
  • 楽天 – 楽天・全米株式インデックス・ファンド (愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))

いずれのファンドも「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動する運用成果を目指しています。

そのため、どちらのファンドを選んでも、ほぼ同じ運用成果が得られる可能性が高いです。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスとは、米国株式市場の大型株から小型株までを網羅した、約4,000銘柄から成る時価総額加重平均型の株価指数です。

人気のETFのひとつである「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」も、このインデックスをベンチマークとしています。

S&P500との違いとしては、S&P500が米国の大型株が中心となっているのに対して、CRSP USトータル・マーケット・インデックスは米国企業を全体的にカバーしています。

アメリカの中心となる銘柄だけでなく、小型株も網羅したい人におすすめです。

「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」「楽天・全米株式インデックス・ファンド」のいずれも、SBI証券で購入が可能な銘柄です。

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」については、「楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)とは?」の記事にて詳しく紹介していますので、併せてお読みください。

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注目米国株:米国ETF編

最後に、米国ETFの注目銘柄をいくつか紹介します。

バンガード・S&P500 ETF(VOO)

「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」は、先ほど紹介した投資信託の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と同じく、S&P500をベンチマークとしたETFです。

VOOを通して米国を代表する大企業への投資ができますので、アメリカの経済を最前線でけん引している企業への投資ができます。

基本的にはリスク軽減には分散投資が有効ですが、むやみに小型株や中型株を含めず、厳選された企業のみに投資をするほうがかえってリスクが低いと考えることもできます。

米国の主要企業に絞って投資がしたい人におすすめのETFです。

バンガード・S&P500 ETF(VOO)は、SBI証券など多くの証券会社で取り扱われている人気のETFです。

どのETFにするか迷ったら、VOOへの投資を検討してみましょう。

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インベスコQQQトラストシリーズ(QQQ)

「インベスコQQQトラストシリーズ(QQQ)」は、S&P500ではなくナスダック100指数に連動するETFです。

ナスダック100指数は、ナスダック市場に上場している銘柄の中の時価総額上位100銘柄を対象とする指数です。

米国経済の中心となる企業といえばGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)ですが、これらの5社は、S&P500にもナスダック100にも組み入れられています。

ナスダック100のほうが優れている点としては、S&Pよりも構成銘柄数が少ないため、GAFAMの値動きによる影響を受けやすいことです。

S&P500においてGAFAMの占める割合は全体の20%ほどですが、ナスダック100においては約45%です。

そのため、GAFAMが好調な値動きを見せた場合、S&P500よりもナスダック100に連動するETFを持っていたほうが有利と言えます。

アメリカの経済において最前線を担う企業のみに絞って投資がしたい人は、「インベスコQQQトラストシリーズ(QQQ)」の購入を検討してみてください。

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SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)

VOOやQQQは米国経済の状況が反映された指数に連動する運用成果を目指すものですので、アメリカの経済全体への投資がしたい人におすすめのETFです。

一方、アメリカの成長とは別の観点で投資することも可能です。

その手法のひとつが、高配当株ETFへの投資です。

高配当株ETFとは、配当利回りが高い株式で構成されるETFです。

米国高配当株ETFはいくつかありますが、代表的なものが「SPYDポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)」です。

S&P500の構成銘柄の中で配当利回りが高い80銘柄の株価を数値化したETFです。

好景気の局面において高い配当が期待できるといった特徴があります。

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米国株投資におすすめの証券会社

米国株投資をしたい人におすすめの証券会社を紹介します。

米国株投資の王道はSBI証券

SBI証券Top
スクロールできます
取扱銘柄数4,000銘柄以上
最低取引単位1株
米国株取引手数料約定代金の0.495%
米国株為替手数料1米ドルにつき25銭
NISA
詳細公式ページ

どの証券会社にするか迷ったら、米国株投資の王道、SBI証券を選びましょう。

SBI証券は、以下の点で米国株投資に適しています。

  • 業界最安水準の手数料

米国株式取引の手数料は、以下のようになっています。

スクロールできます
取引手数料約定代金の0.45%(税込0.495%)
最低手数料0ドル
上限手数料20ドル(税込22ドル)

SBI証券ではNISA口座に対応しており、NISA口座なら海外ETFの買付手数料が無料です。

なお、預り区分に関わらず、対象の米国ETF銘柄の買い付け手数料は無料です。

  • 主要ネット証券最多水準の取り扱い銘柄数

SBI証券は、米国株式の取り扱い銘柄が豊富です。

2021年9月14日(火)時点では、米国株式・米国ETF・ADRすべてを合わせると4,200銘柄ほどです。

大型銘柄からIPO銘柄・中小型銘柄まで様々揃えています。

ADR銘柄も約170銘柄、14か国以上のものを取り扱っていますので、SBI証券の米国株式取引を通して世界中に投資することが可能です。

また、米国の代表的な株式指数だけでなく、新興国市場の指数や先進国の指数に連動するETFの取引も可能です。

SBI証券での米国株式取引については、「米国株(アメリカ株)おすすめ比較ランキング」でも詳しく説明していますので、併せてご確認ください。

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CFD取引をするならIG証券

IG証券
スクロールできます
米国株取扱銘柄数4,000銘柄以上
最低取引単位1株
米国株取引手数料1株につき2.20セント
米国株為替手数料
NISA×
詳細公式ページ

米国株式をCFDで取引したい人なら、IG証券が最適です。

IG証券はFXトレーダーからも人気の証券会社で、FX・株式・CFD取引など幅広い取引に対応しています。

CFD取引とは差金決済取引のことで、現物の売買ではありません。

証拠金を預けて銘柄を売買し、その差金を決済することで利益を得る取引手法です。

CFD取引について詳しく知りたい人は、「CFD取引におすすめの証券会社・銘柄ランキング」の記事をご確認ください。

  • 歴史ある優良企業

45年以上もの運営歴があるIG証券ですので、信頼できる企業と考えられます。

また、運営歴だけでなく、IG証券を抱えるIGグループはロンドン証券取引所に上場していることからも、優良企業ということが分かります。

世界15か国に拠点を持つIG証券は、日本だけでなく世界のトレーダーから利用されています

  • 豊富な銘柄数と使いやすいサービス

業界トップの銘柄数を誇っており、4,000以上の米国株の取引が可能です。

少ない資金で利益を狙うオプション取引の「ノックアウトオプション」にも対応しており、資金効率良く取引することができます。

また、使いやすい取引ツールや、充実した学習プログラムが利用できるため、初心者でもCFD取引が始めやすくなっています。

CFD取引をするなら、経験豊富なトレーダーだけでなく、初心者トレーダーにも嬉しいサービス内容のIG証券がおすすめです。

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米国株まとめ

今回の記事では、米国株投資についてまとめました。

この記事のまとめ
  • 高い配当が受け取れる銘柄も多いのが特徴
  • 米国株の注目個別銘柄は、テスラ・モデルナ・グーグル・ズームなど
  • 投資信託なら、王道の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」や「全米株式インデックスファンド」
  • 米国株指数に連動する米国ETFなら、VOO・QQQ
  • 高配当銘柄に投資するSPYDなら、好景気の局面で高いパフォーマンスが期待できる
  • 王道のSBI証券、CFD取引のIG証券が最適

多くの人が「先進国」という言葉を聞いて、真っ先に思い浮かぶ国はアメリカではないでしょうか。

このように、投資家かどうかにかかわらず、アメリカの今後の成長に期待する人は多いでしょう。

現在まで、世界経済を先頭でけん引してきた国ですので、今後も世界の最先端を担うであろう国と考えることは自然なことです。

特に、アフターコロナ時代の今、アメリカの最先端のテクノロジーは世界中から必要とされています

そんな米国の株式に投資する手法は様々です。

魅力的な株式を個別に選んで投資することも、投資信託やETFを通して複数の株式に投資することも可能です。

特に、CFD取引をしたい人ならIG証券が最適です。

また、銘柄数・手数料の安さなどの面で米国株投資に適しているSBI証券なら、米国株取引をしていて不自由に感じることはほとんど無いでしょう。

これらの証券会社で口座を開設し、世界経済の核となる米国株に投資をしてみましょう。

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監修者

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