【2023年版】債券・社債が購入可能なおすすめ証券会社を徹底解説!
ここのところ、将来の資産形成のため積極的に資産運用をする方が増えてきました。
現にネット証券の口座数はここ最近で急増しており、多くの人が投資に興味や関心を向けています。
一言に「投資」といっても、対象商品は幅広く、種類もさまざまです。
今回は数かる金融商品の中でも、リスクが低く、幅広い層に人気の高い「債券」についてご紹介します。
債券は、通常は証券会社を通して取引されますが、どの証券会社を選べばよいのでしょうか?
ここでは、債券投資におすすめの証券会社や、各証券会社で購入できる債券についても詳しく解説していきます。
- 債券とは、利息が付いた借用証書のようなもの。
- 債券には、「国内債券」と「外国債券」「新発債」と「既発債」などがある。
- 債券を扱う証券会社は数多くあるが、おすすめはSBI証券が最適。
- SBI証券は、商品のラインアップやサービスが最も充実している。
- マネックス証券は、独自債券「マネックス債」を取扱っており、高利率の円建仕組債が豊富である。
- 楽天証券は、国内債券より外国債券のラインアップが充実している。
- 債券の商品性やリスクを正しく理解することも大切。
- 債券は各社で不定期に募集があるため、興味のある方はこまめにチェックしよう。
債券を購入できる証券会社は数多いですが、その中でもSBI証券は自社債券の取扱いを始めとして、商品ラインナップが充実しています。
まだ証券会社口座を持っていないという方は、ぜひSBI証券をチェックしておきましょう。
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債券について
まずは、そもそも債券とはどんな金融商品なのかについて軽く解説していきます。
金融商品の内容も知らずに投資を始めるのは、リスクがありますので、ここでポイントを押さえておきましょう。
債券とは
国や地方公共団体、企業などが、資金調達のため借入証書として発行する有価証券のことです。
一般的には、額面に利息が付き、満期になると、元本が満額償還されます。

- 定期的(一般的に年2回)に利子(クーポン)が付く
- 満期日が決まっており、元本が全額償還される
- 満期日を迎える前に、途中で売却することもできる
債券投資は、運用者数・口座数が国内No.1の「SBI証券」が最適です。
債券の種類
一言で債券といっても、様々な種類があります。
国内債券
日本国内で発行され、通貨も「円建て」の債券のこと。
おもな国内債券は以下のとおりです。
国債 | 国(日本)が発行する債券で、安全性が最も高い。個人を対象とした「個人向け国債」がある。 |
地方債 | 都道府県や政令指定都市が発行する債券。行政サービス等に充当する。 |
社債 | 一般企業が資金調達のために発行する。公共債(国債や地方債)に比べるとリスクあり。 |
金融債 | 金融機関が法令に基づき発行する。割引金融債(購入時は額面より安い発行価格で買えて、 満期時は額面金額で受け取れる)がある。 |
外国債券
「発行体」「発行地」「通貨」のいずれかが日本以外の外国である場合は、外国債券とされる。
新発債と既発債
新発債と既発債は発行時期が異なります。
新発債 | 新規に発行される債券。価格は発行価格。 |
既発債 | 既に発行され流通されている債券。価格は需給にて変動する(時価)。 |
債券のリスク
債券投資は、株式投資等に比べ、リスクが低い商品ですがリスクがゼロというわけではありません。
下記は債券のおもなリスクになります。
信用リスク | 債券の発行体が破綻し、債務不履行となる可能性がある |
価格変動リスク | 満期日前に中途売却する場合、売却価格が購入価格を下回る可能性がある ※中途売却は市場価格(時価)となるため |
為替変動リスク | 外貨建の債券の場合、為替レートの変動により円換算した時の金額が減少する恐れがある |
流動性リスク | 中途売却をしたくとも、その銘柄の流動性が低い場合(発行量や売買量が少ないなど)、希望通り売却できない場合がある |
カントリーリスク | 外貨建の債券の場合、発行体の国や地域で、政治や経済の変化により、市場が混乱し、債券の価格変動が起こる |
信用リスク
債券に投資する場合、発行体が破綻する信用リスクに警戒する必要があります。
債券は比較的安定した資産運用の方法として認知されていますが、発行体の破綻がないわけではありません。
投資先が必ず将来存続していくとは限らず、商品の元本や利回りが継続して支払われることは確実ではないです。
投資先の将来性を重視して投資すべきと言えるでしょう。
価格変動リスク
途中売却を考えて投資する際は、債券の価格変動リスクも重視しましょう。
購入した債券が売却時には大きく価格を下げている可能性があります。
価格変動要因は銘柄によってさまざまですが、地政学リスクが大きな要因となる可能性が高いです。
為替変動リスク
債券の購入時には、為替レートの変動により価格差が生じることもあります。
以下は、2022年以降のUSD/JPY(ドル円)チャートです。

2021年台は110円を下回る水準でしたが、金利差の拡大により150円を突破しました。
日本円の価値が落ち込んでいる状態ですが、通貨価値が変わると外国債券を購入する金額も異なります。
現在は円安が加速していますが、すぐに外国債券を入手して円高に切り替わった際は充分な利益を得られない可能性もあるのです。
流動性リスク
債券の価値は投資家の需要と供給で決まります。
需要が多い状態では買いたい人が多いため、すぐに債券の売却が可能です。
また、売買が活発に行われていることで、債権の入手も容易となります。
しかし、需要が少なく供給過多の状態では、流動性の低下によりすぐに債券を売却することができません。
カントリーリスク
発行体の国の政治や経済、災害などの情報はチェックしておきましょう。
外国債券の場合、地政学的なリスクが生じると債券の価格に大きな影響を与えます。
市場の混乱により価格が低迷する可能性があるほか、前述した流動性リスクも出やすいです。
購入する際のポイント
債券を購入する際は、その銘柄の商品性やリスクを理解したうえで、判断するようにしましょう。
おもにチェックしておきたいポイントは以下の5点です。
- 発行体はどこか?信用度はどうか?
- 外貨建の場合、どこの通貨で発行されているか?
- 利率と満期までの期間はどうか?
- 仕組債の場合、どのような条件が付随しているのか?
- 新発債と既発債か
発行体はどこか?信用度はどうか?
発行体の信用度を測る判断材料として有力なのが、「格付」です。
「格付」は民間の格付機関が判定し、アルファベットなどで信用度をランク付けしています。

格付が高い(信用度が高い)ほど利率は低くく、格付が低くリスクが高いほど、利率は高くなります。
外貨建の場合、どこの通貨で発行されているか?
外貨建の債券は、通貨の種類によっても利率は異なります。
また、利子や償還金が外貨で支払われる際、為替変動リスクにも注意しておく必要があります。
2023年現在は各国での利上げや経済停滞懸念により為替変動が大きくなっています。
債権そのもののリスクは低くても、為替変動によって損失を出してしまう可能性もあるので注意しましょう。
利率と満期までの期間はどうか?
利率はリスクが高いほど高くなり、ハイリスクハイリターンとなります。
安定的な運用を好む場合は、ローリスクローリターンで利率が高くないものを選ぶようにしましょう。
また、満期までの期間が長いほど、利率は高くなりますが、価格変動リスクが高くなることも考慮しておきましょう。
仕組債の場合、どのような条件が付随しているのか?
一般的な債券とは異なる、「特別な仕組み」を付けた債券のこと。一般的な債券と比較して利回りは高いが、ハイリスクである。
代表的な仕組債
- EB債(満期償還の際、現金ではなく株式や投資信託(現物)に転換される)
- 株価連動債(日経平均などの株価指数の変動によって、償還額や利率が変動する)
仕組債は複雑な条件がついた商品も多く、投資初心者の方にはあまりおすすめしません。
商品性をきちんと理解したうえで、購入するかどうか判断するようにしてください。
新発債と既発債か
債権を購入する際は、新発債と既発債のどちらであるかをチェックしておきましょう。
新発債:新規で発行される債権
既発債:すでに発行されており、市場で売買がされている債権
新債券では最初に発行条件が提示されて一定期間の募集が行われます。
既発債はすでに売買されているため、時価は日々変動する仕組みです。
既発債は様々な種類のものが流通しているので、自身の投資プランに最適なものを選択する必要があります。
債券を購入するなら、種類やサービスが最も充実している「SBI証券」がおすすめです。
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債券を買うならどこの証券会社がおすすめ?
ネット証券で債券を買うなら、「SBI証券」が人気です。

特にSBIホールディングスが発行する「SBI債」や、国が発行する「個人向け国債」が人気です。
SBI債は、SBI証券のみ扱っている債券で、期間が短く(1~2年)利率も高いため、毎回完売しています。
低リスクで安定運用に適した個人向け国債は、SBI証券にて毎回独自のキャッシュバックキャンペーンを行っています。
他にもSBI証券は、個人向け社債や外貨建の債券も幅広く扱っています。
SBI債の募集やキャンペーンは不定期で行われます。
債券投資に興味のある方は、まずはSBI証券をチェックしておきましょう。
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債券が購入できる証券会社一覧
債券が購入できる、代表的なネット証券3社で比較してみましょう。
証券会社 | 個人向け国債 | 独自債券 | 普通社債 (円建) | 米国国債 | 外貨建社債 | 仕組債 |
---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | ◎ キャッシュバックあり | 〇SBI債 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天証券 | 〇 キャッシュバック無し | × | △ | 〇 | 〇 | △ |
マネックス証券 | 〇 キャッシュバック無し | 〇マネックス債 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
3社とも、個人向け国債の取扱いはありますが、キャッシュバックキャンペーンを毎回行っているのはSBI証券になります。
人気の高い自社債券の取扱いは、SBI証券(SBI債)とマネックス証券(マネックス債)です。
全体的にSBI証券のラインアップが充実していますね。
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SBI証券で購入できる債券
SBI証券で購入できる、主な債券は以下のとおりです。
個人向け国債 | 販売期間中、購入金額に応じてキャッシュバックキャンペーンあり。 |
独自債券 | SBIホールディングスが発行するSBI債 |
円建社債 (新発・既発) | 例)ソフトバンクグループ無担保社債(既発) |
円建仕組債※ | EB債、株価連動債 |
外国債券 | 米国国債や日系上場企業発行の社債、外貨建固定利付債、外貨建割引債、外貨建仕組債 |
メリット・特徴
- 円建て・小額から購入できる「SBI債」を購入できるのはここだけ。
- 個人向け国債の購入者対象のキャッシュバックキャンペーンを毎回している。
- 600万口座達成で現在キャンペーン実施中!対象債券の購入で総額600万円が当たるチャンスあり。
- 個人向け社債や外貨建の社債の取扱いが豊富。
- 外貨建債券 利金・償還金受取方法指定サービスあり。(外貨受取、円貨受取、外貨建MMF自動買付のいずれかを指定)
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マネックス証券で購入できる債券

個人向け国債 | キャッシュバックは無し |
独自債券 | マネックスグループが発行するマネックス債 |
円建仕組債 | 株価連動債 |
外国債券 | 米国国債、外貨建利付債、外貨建割引債 |
メリット・特徴
- マネックスグループが発行する人気の「マネックス債」を購入できる。
- 幅広い通貨(米ドル、豪ドル、NZドル、南アフリカランド、トルコリラ、人民元など)の債券を取扱っている。
- 外貨建の債券の利子や償還金を外貨のまま預り金とする「外貨決済サービス」あり。
- 円建仕組債の取扱実績が豊富である。
楽天証券で購入できる債券

個人向け国債 | キャッシュバックは無し |
円建地方債・社債 | 今後取扱う予定 |
外国債券 | 米国国債、外貨建利付債、外貨建割引債 |
メリット・特徴
- 先進国から新興国まで、幅広い通貨の債券を取扱っている
- 債券投資を学びたい人向けの入門講座が充実している。(債券投資初心者向け)
- 外貨建の債券の利子や償還金を外貨で受け取れる「外貨決済サービス」あり。
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債券が購入できるおすすめ証券会社まとめ
今回は、債券投資におすすめの証券会社について解説しました。
- 債券は、基本的に利子をもらい、満期償還される借用証書のようなもの。
- ネット証券で債券投資におすすめの証券会社は、「SBI証券」「マネックス証券」「楽天証券」である。
- SBI証券は、取扱債券の種類が最も豊富で、独自の「SBI債」も人気である。
- マネックス証券は、独自の「マネックス債」の取扱いがある。高利回りの円貨建の仕組債の取扱いが豊富。
- 楽天証券は、国内債券より外国債券のほうが種類やサービスが充実している。
- 総合的に債券投資に人気な証券会社は、充実したラインアップと独自債券が人気の「SBI証券」である。
債券は、一般的に「個人向け国債」や「普通社債」など、ローリスクローリターンで安定的な運用に適した投資商品とされていました。
しかし最近では、円建の仕組債や外貨建の債券など、ハイリスクハイリターンな商品を扱う証券会社も増えています。
そのような債券投資おいては、発行体の信用度(格付け)や満期までの期間、仕組み(条件)付いている債券は正しく理解することが大切です。
債券は、新発や既発と不定期で募集しているため、興味のある方は今回紹介した3社にてチェックしてみてください。
債券投資で証券会社選びに迷っている方は、ラインアップやサービスが最も充実している「SBI証券」をチェックしてみてください。
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