投資で大事なことはリスクの分散ですが、その意味では日本国内に限らず世界経済へ取引先を分散させることが大切です。
そしてその中でも特に経済成長が見込めるインドは、ぜひとも押さえておきたい投資先と言えるでしょう。
ただしインド株へ日本から直接取引することはできません。
その代わりに、ETFやADRといった金融商品を購入することで、間接的に取引することはできます。
そこで今回はインド株への取引方法について説明します。
- インド株へはADR・ETF・投資信託を購入することで間接的に投資できる
- ADRとは米国が発行する証券で、株式と同様に売買できて配当も受け取れる
- インド関連のETFは国内取引所で上場している場合と海外取引所で上場している場合がある
- インドのETF・投資信託の直近1年間のリターンは約80%
- インド株に投資できる証券会社はいくつかあるが、その中でもGMOクリック証券が最適
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インドへの3種類の投資方法
インドの株式市場でインド株を直接買うことはできません。
これはインド政府が外国からの投資を規制しているからです。
日本の証券会社はどこもインドの個別株式は販売していませんが、以下の方法で間接的に取引することは可能になっています。
ADRを購入する
ADRとは『American Depositary Receipt』の略です。
米国預託証券と訳しますが、米国の預託銀行が取得した米国以外の株式を裏付けとして発行する証券となります。
ADRは米国株式と同様に売買でき、実質的にインドで発行された株の株主になることが可能です。
米国株式と同様に1株単位で購入でき、1株あたり数ドルから数十ドルで売買されているので、初心者でも少ない資金で取引できます。
例えば、インド最大の財閥グループである『タタグループ』の参加になるタタ モータースのADRは約20ドルほどで入手することができます。
ADRによって、世界中の個別株を間接的に購入することができ、分散投資をする上でかなり効果的な制度になります。
ETFを購入する
上場投資信託であるETFでも、インド株へ取引できます。
ETFでは、インドの代表指数である『SENSEX』や『NIFTY50』に連動を目指し、インドの幅広い銘柄に分散投資することができます。
実際に、インドの株価指数は年々上昇を続けており、今後も成長が期待できると人気が高まっています。
(参考:インド株の今後の予想・見通しを解説)
例えば、東証に上場しているNEXT FUNDSのインド株式指数上場信託では、Nifty50指数に連動を目指しています。
インドのETFは国内で上場しているものと、海外で上場しているものがあるため、注意が必要です。
投資信託を購入する
ETFのほかに、インド株の投資信託を購入することもできます。
ETFと投資信託の大きな違いは上場しているか、上場していないかになります。
そのため、投資信託は証券会社以外でも、銀行や郵便局でも取り扱っています。
インド株の投資信託の場合、インデックス型よりも個別銘柄を組み込んだアクティブ型が多いのが特徴となります。
そのため投資信託はETFよりも高いリターンが期待できる反面、手数料が高いのが難点と言えます。
- アクティブ型の投資信託は銘柄を選定して株価指数より高い利回りを目指す
- インデックス型の投資信託は株価指数に連動する
インド株の買い方
それでは具体的にインド株の買い方を説明します。
証券会社に登録する
まずはインド株のADRやETF、または投資信託を販売している証券会社を選び、口座を開設します。
様々な証券会社で購入できますが、初心者はGMOクリック証券が最適です。
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インド株の銘柄を選ぶ
前述した通り、インド株を購入する方法はADRとETF、投資信託の3通りあります。
ADRの購入方法
ADRは米国株の取引と同じような手順で購入します。
ETFの購入方法
続いて、インド関連のETFの入手方法について解説していきます。
インド関連のETFは、国内取引所で上場している場合と、海外取引所で上場している場合の2パターンがあります。
海外ETFの場合は外国株式 海外ETFのカテゴリを選んで、インド株のETFの一覧が表示されます。
投資信託の購入方法
投資信託を選ぶなら、まずは投信カテゴリから一覧が表示します。この中から、インド株に関連するものを選びましょう。
ETFやADRに比べると、投資信託の種類は多くなっています。
どうやって選べばいいのか分からないという方は投資信託の選び方を参考にしてみてください。
【参考】インド株の銘柄の選び方
選び方としてはいろんな視点がありますが、まずは過去1年あるいは過去3年のリターンをチェックするとよいでしょう。
あるいはリスクの大小も参考になります。
セクター毎に注目企業を探していくのも効果的な方法です。
インド株の注目銘柄では、3つのセクターに分けインドの注目企業を解説しています。
実際に気になる企業があったら、その企業のことをネットや本で調べてみましょう。
インド株投資をするならGMOクリック証券がおすすめ
インド株取引を始めるなら、GMOクリック証券が最適です。

銘柄種類 | ・株価指数CFD:31銘柄 ・商品CFD:6銘柄 ・株式CFD:80銘柄 ・バラエティCFD:16銘柄 |
レバレッジ | ・株価指数CFD:31銘柄 ・商品CFD:6銘柄 ・株式CFD:80銘柄 ・バラエティCFD:16銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
取引期限 | なし |
公式ページ | GMOクリック証券の公式ページ |
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多くの会社では株式CFDの取引で手数料がかかってきますが、GMOクリック証券では全てのCFD取引において手数料がかかりません。
FX会社としても人気が高いGMOクリック証券ですが、プラチナチャートを利用することで同じ画面で取引することが可能です。
GMOクリック証券ではFXやCFDの他にも株式や投資信託、債権の購入をすることが可能です。
(別途手続き必要)
CFD取引のみならず、他の金融商品に投資をしてみたいとなった場合でも非常に使いやすい証券会社になります。
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インド株が購入できる証券会社比較
インド株が購入できる証券会社を4つ選び、それぞれを比較します。
証券会社はそれぞれ、扱っているADR、ETF、投資信託が異なります。選ぶ証券会社によって、購入できる商品と購入できない商品があるということです。
この点でも、どの証券会社を選ぶかのポイントがあると言えます。
- SBI証券
- 口座数は910万以上(2023年2月)
- インド株の投資信託は中型・小型株や内需関連株など幅広く扱っている
- 投資信託はリスクが高いものから低いものまで幅広い
- 米国ETFは339銘柄
- 投資信託は100円から取引できる
- 投資信託の保有残高に応じてTポイントが貯まる
- Tポイントでポイント投資ができる
- 楽天証券
- 口座数は800万以上(2022年6月)
- 米国ETFは322銘柄
- 投資信託は100円から購入できる
- 投資信託の保有残高に応じて楽天ポイントが貯まる
- 楽天ポイントでポイント投資ができる
- マネックス証券
- 口座数は1,937,108(2021年3月時点)
- インド株の投資信託は中型株や内需関連、成長株など幅広く扱っている
- 米国ETFは311銘柄
- 投資信託の保有残高に応じてマネックスポイントが貯まる
- DMM.com証券
- 口座数は非公開
- インド株に関してはADRのみ扱っている
- 米国ETFは87銘柄
日本で購入できるインドのおすすめETF・投資信託
最後に、日本で購入できるインド株・投資信託の中で、おすすめのものをご紹介します。
それぞれ特徴が異なるので、分散投資をする際にも参考になると思います。
ADR銘柄
インドADR銘柄でおすすめは3本あります。
それぞれ対象となる企業のカテゴリが違いますが、いずれもインド企業の中で成長が見込める会社ばかりです。
- HDFC銀行 ADR
インド中央銀行から独立したHDFC銀行に投資できるADRです。
住宅ローンのほか個人や法人への融資、デリバティブ取引などを行う銀行となります。
価格は65ドル前後で推移しています。
(2023年2月10日時点)
- ウィプロ ADR
インドでは第2位の規模を持つITサービス企業に投資できるADRです。
世界35カ国に開発センターを置いてソフトウェア開発やコンサルティングなどを行っています。
価格は5.29ドル前後で推移しています。
(2023年2月10日時点)
- ベダンタ ADR
インドの天然資源会社になります。
オーストラリアやアラブ首長国連邦などでも事業を展開しています。
価格は15.29ドル前後で推移しています。
(2023年2月10日時点)
ETF銘柄
ETF銘柄でおすすめは、ウィズダムツリー インド株収益ファンドです。
大型株から小型株まで300銘柄以上を組み込んで運用するファンドです。
業種も幅広く選定しているので、インド株全体に投資をするスタイルと言ってよいでしょう。
3年間のトータルリターンは約9.58%となっています。
(2023年2月10日時点)
投資信託
投資信託でおすすめは2本あります。いずれも投資対象の内容には違いがありますが、パフォーマンスは期待できます。
- 新生・UTIインドファンド
ムンバイ証券取引所あるいはナショナル証券取引所に上場しているインド株式を対象とした投資信託です。
直接投資に加えて、ADR投資も行うことで中長期での収益を目指すものとなっています。
直近の1年間のトータルリターンは8.57%と高い数値です。
(2023年2月10日時点)
- HSBCインドオープン
インド国内の企業はもちろんのこと、インド国内で活動している国外企業の上場株式も対象としていることが特徴です。
直近、1年間のトータルリターンは15.26%となっています。
(2023年2月10日時点)
インド株投資のおすすめ情報収集サイト
インド株の情報を収集したいという方には、CLUB FISCO(クラブフィスコ)というサイトが最適です。

CLUB FISCO(クラブフィスコ)は、株式会社フィスコが運営する会員制の情報サイトになります。
以下のような方には、特に最適とも言えるサービスです。
・インド株の情報が少なく困っている人
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インド株の買い方まとめ
インド株の場合は日本国内から直接取引はできませんが、間接的に取引することができます。
ADR、ETF、投資信託を保有することで、高い成長率を誇るインド株で資産運用できるというわけです。
いずれも1口あたりの価格がさほど高くないので、これから取引を始めようという方でも負担なく保有できるでしょう。
そしてインド株を入手できる証券会社は限られていますが、その中でも特にGMOクリック証券が最適です。
インド株に関連する銘柄が多く、さらに銘柄の選びやすさなどサービスの使い勝手も良いからです。
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