【2024】人気の鉄鋼株ランキング!今後の見通し/予想や高配当銘柄・スーパーサイクルについても解説
2023年の株式相場は、一進一退の状況が続いています。
日本でも徐々に利上げが危惧される中で、どんな銘柄を買ったらよいか悩む人も多いでしょう。
今回は、2023年に良好なパフォーマンスが期待できる鉄鋼株について紹介します。
鉄鋼株の特徴や今後の見通し、人気銘柄についても解説するのでぜひ参考にしてみてください。
- 鉄鋼株は鉄に関連する製品を製造・販売する銘柄の総称
- 鉄鋼株は2020年後半から業績が回復しつつある
- 増配を行っているにもかかわらず株価の出遅れ感が強いため配当利回りが高い
- 中国景気と密接に関わっているため中国の経済動向や政策に注意が必要
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鉄鋼株とは?
鉄鋼株は、鉄および鉄に関連する製品を製造・販売する企業の総称です。
鉄鋼株は大きく分けると以下の二つに分けられます。
- 高炉メーカー:鉄鉱石から鉄鋼を作るメーカー
- 電炉メーカー:鉄スクラップを溶かして鉄骨や鉄筋を作り出すメーカー
高炉メーカーの特徴は、施設規模が大きく初期投資や維持費が大きくなりやすい点です。
主な製品としては、自動車や電機製品などに用いられる鋼材です。
日本製鉄やJFEスチール、神戸製鋼所が高炉メーカーにあたります。
電炉メーカーは、鉄スクラップを溶かして鉄骨や鉄筋を作ります。
これらは建設・建築の材料となることから公共事業などの内需に応じて業績が変化します。
電炉メーカーには、東京製鐵や大和工業などがあります。
世界の鉄鋼市場の約半分を中国が占めることから、鉄鋼株は中国の景気に左右されやすいという特徴を持ちます。
そのため、鉄鋼株に投資をする際は中国景気もしっかりと確認するようにしましょう。
鉄鋼株はなぜ上がる?注目される理由・背景
鉄鋼株は多くの投資家に注目されています。
鉄鋼株が今後上昇が期待できると考えられる理由を確認していきましょう。
主なポイントは以下の3点です。
- 中国の経済再開による需要回復期待
- 高い配当利回り
- 金利上昇による割安株への資金流入
中国の経済再開による需要回復期待
世界の鉄需要の約半分は中国が占めています。
そのため、鉄鋼株の動きは中国の経済動向と密接に関わっています。
直近は、低迷している中国経済に回復の兆しが見られることから、鉄鋼株にも注目が集まっています。
特に、中国経済の回復の恩恵を受けたいが直接中国株に投資するリスクは負いたくない、と考えている投資家にとって、鉄鋼株は魅力的な投資対象となります。
ゼロコロナ政策の転換によって中国経済がコロナ以前の水準へと戻った場合、鉄鋼株の株価上昇も期待できるでしょう。
高い配当利回り
鉄鋼株は配当利回りが高いのも特徴です。
東証プライムに上場している銘柄の平均的な配当利回りは3%から4%前後ですが、鉄鋼株の中には配当利回りが5%を超えるものも珍しくありません。
この背景としては、2020年の後半から鉄鋼市況が大きく上昇したことにより鉄鋼株の業績が改善したことが挙げられます。
鉄鋼業界は長く不況が続いていましたが、急激に利益が改善したことにより大幅に増配した企業が増えたのです。
しかし、鉄鋼株が再び下落する事を恐れた投資家からはなかなか買いが入らず、配当を増やしているにも関わらずそれほど株価が上がっていない状態が続いています。
そのため他のセクターと比較しても鉄鋼株の配当利回りは高いまま放置されています。
金利上昇による割安株への資金流入
現在は、世界的に金利上昇の流れが続いています。
金利上昇局面では、ハイテク株などの成長株よりも鉄鋼株のような割安株が優位となります。
金利が上昇すると、成長株は積極的に資金を借り入れにくくなり成長が鈍化すると考えられます。
そのため、株価の上昇が期待しにくくなり安定してリターンを得られるバリュー株へ投資家の資金が集まりやすくなるのです。
株式が割安かどうかを判断する指標の一つにPER(株価収益率)というものがあります。
これは企業の収益に対する株価の割合を表すもので、PERが低いほど割安と判断できます。
PERの目安は程度といわれていますが、鉄鋼株にはPER5倍を切るものも多く、非常に割安なセクターです。
そのため、割安株を探している海外の機関投資家にも鉄鋼株は注目されています。
彼らの莫大な資金が日本の割安な鉄鋼株に流れ込むことで、一気に株価が上昇するのではないかと期待されているのです。
2024最新!人気の鉄鋼株ランキング
これまでに確認してきたように、鉄鋼株は大変注目されており、投資対象として非常にホットなセクターです。
しかし、東証に上場している鉄鋼関連銘柄は非常に多く、具体的にどのような銘柄を買えばいいのかわからないという方もいらっしゃることでしょう。
このコーナーでは、魅力的な鉄鋼株をランキング形式で紹介していきますので、銘柄選定の参考としてください。
- 【5401】日本製鉄
- 【5406】神戸製鋼所
- 【5411】JFEホールディングス
- 【5423】東京製鐵
- 【5444】大和工業
- 【5463】丸一鋼管
- 【5471】大同特殊鋼
【5401】日本製鉄
銘柄名 | 日本製鉄 |
銘柄コード | 5401 |
株価 | 3,350円 |
時価総額 | 3,183,577百万円 |
PER | 7.71倍 |
配当利回り(予想) | 4.748% |
日本製鉄は、国内最大手の鉄鋼メーカーです。
前身となる新日鐵住友株式会社は、八幡製鉄の後継となる新日本製鐵と住友金属工業が合併して誕生しました。
その後、合併や再編を繰り返して現在の日本製鐵となっています。
製鉄事業やエンジニアリング事業、化学事業など幅広い事業を展開していますが、主力となるのは製鉄事業です。
製鉄事業は日本製鉄の売り上げの約9割となっており、船舶などに使われる厚板や自動車・電化製品などに使われる薄板を製造しています。
11月1日に発表された直近の決算では、2023年3月期の連結最終利益計画について11.7%の上方修正を行っています。
第2四半期の累計売上高は22%増、累計最終利益は25%増とどちらも連続で過去最高を更新しています。
業績は非常に堅調ですが、PERは3.5倍程度、PBRも0.6倍程度と割安感が強い銘柄です。
中国の景気回復の恩恵を受けやすいバリュー株として、徐々に見直されるようになっています。
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【5406】神戸製鋼所
銘柄名 | 神戸製鋼所 |
銘柄コード | 5406 |
株価 | 1,773円 |
時価総額 | 702,721百万円 |
PER | 5.83倍 |
配当利回り(予想) | — |
神戸製鋼所は、日本の大手鉄鋼メーカーの一つで高炉メーカーに分類されます。
「KOBELCO」のブランドでも知られており、その名の通り神戸に本社を有する会社です。
大手鉄鋼メーカーの中では最も鉄鋼事業の比率が低く、素材部門・機械部門・電力部門の3本柱をバランスよく運営し、複合経営を行っているところが特徴です。
特殊用途の商材の開発に力を入れており、特に線材分野では、自動車向け弁バネ用線材で世界シェア50%を誇り「線材の神戸」とも呼ばれています。
鉄以外でにもアルミやチタン、銅といった複数の金属素材に関する事業を展開しています。
直近の決算では、2023年3月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比5.7%減となっています。
加えて、通期の利益についても12.5%の下方修正となっており、減益が拡大する見込みです。
決算発表前は期待感から株価が大きく上昇しましたが、投資家の期待に応える内容ではなかったことから、決算発表後に株価は急落しています。
しかし、その後は中国の景気回復期待から株が買われ、決算発表前の高値水準と同じくらいにまで上昇しています。
ただし、PERは4倍程度と割安感は未だ高い銘柄です。
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【5411】JFEホールディングス
銘柄名 | JFEホールディングス |
銘柄コード | 5411 |
株価 | 2,205.5円 |
時価総額 | 1,355,144百万円 |
PER | 6.74倍 |
配当利回り(予想) | 4.53% |
JFEホールディングスは、「JFEスチール」「JFEエンジニアリング」「JFE商事」を傘下に持つ持ち株会社です。
2002年に川崎製鉄とNKK(日本鋼管)が経営統合して誕生した企業です。
JFEスチールは鉄鋼事業を担い、国内2大鉄鋼一貫製鉄所体制による高い国際競争力を強みとしています。
JFEエンジニアリングはエンジニアリング事業を担い、グリーンエネルギー事業や社会インフラ事業などを主に手掛けています。
JFE商事は商社事業を担い、鉄鋼原料や非鉄金属、化学品、燃料など幅広い商品を取り扱っています。
「鉄」を事業の中核に位置付けて事業を展開しており、鉄を起点として人々の生活や経済を支えているグループです。
直近の決算では、2023年3月期第2四半期最終利益は12%の減益となっています。
しかし、第2四半期累計売上高は32%増と連続で過去最高を更新しており、通期の経常利益計画は9.1%の上方修正を行っています。
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【5423】東京製鐵
銘柄名 | 東京製鐵 |
銘柄コード | 5423 |
株価 | 1,673円 |
時価総額 | 259,422百万円 |
PER | 7.72倍 |
配当利回り(予想) | 2.39% |
東京製鐵は日本の電炉メーカー最大手企業です。
無借金経営を行っている企業として知られており、鉄鋼メーカー全体の中でも良好な財務体質です。
鉄スクラップに含まれる特殊元素を有効活用することで、コイル製品や厚板など様々なものにリサイクルしています。
リサイクルによって作られた製品は、ビルや道路、自動車、家電、産業機械、造船など幅広い分野で用いられています。
鉄スクラップを原材料として事業を行うため、業績も鉄スクラップの動向に影響されることが多いという特徴があります。
電炉メーカーではありますが、自動車部品用の鋼板、ホットコイルといった高炉メーカーの得意分野にも事業を拡大しています。
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【5444】大和工業
銘柄名 | 大和工業 |
銘柄コード | 5444 |
株価 | 7,050円 |
時価総額 | 458,250百万円 |
PER | 7.74倍 |
配当利回り(予想) | 4.26% |
大和工業は、ヤマトスチール株式会社や大和軌道製造株式会社などを傘下に持つ持株会社です。
鉄道や船舶のインフラに関連する事業を数多く手がけており、鉄の製錬から鉄鋼製品の製造・販売までを一貫して行っています。
鉄鋼事業では、建設や土木分野で活躍するH形鋼を主力として製造しています。
重工事業においては、船舶の動力部を支えるパーツが主力製品となっています。
また、軌道事業では、鉄道用分岐器を手掛け、鉄道の安全走行に貢献しています。
グローバル展開を積極的に行っている点が特徴的で、北米やタイ、韓国、バーレーン、サウジアラビア、ベトナムに進出しています。
売上および利益の7割以上が海外から出ており、国内の需要が厳しい局面においても高い収益性が期待できるという特徴があります。
IT投資にも積極的に取り組んでおり、姫路工場にも約300億円の投資を行って最新設備を導入するなど競争力を高めています。
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【5463】丸一鋼管
銘柄名 | 丸一鋼管 |
銘柄コード | 5463 |
株価 | 3,514円 |
時価総額 | 295,176百万円 |
PER | 112.24倍 |
配当利回り(予想) | 3.13% |
丸一鋼管は1948年に設立された大手鋼管メーカーです。
鋼管業界のリーディングカンパニーとして高い評価を受けています。
鋼管とは、いわゆるパイプのことで建築物の基礎となる柱の材料や道路にある照明の材料といった役割を持ちます。
丸一鋼管がトップシェアを誇る溶接鋼管は、鋼板を円筒状に曲げて突き合わせて溶接して作るタイプの鋼管を指します。
直近の自己資本比率は80%以上と非常に高く、健全な財務体質が伺えます。
配当利回りは約4%となっていますが、株数に応じておこめ券が付与される株主優待も実施しています。
直近発表された2023年3月期連結中間決算では、経常損益がコンセンサスを上回る結果となりました。
今後は、大阪・関西万博での建設向けパイプの受注増が期待されます。
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【5471】大同特殊鋼
銘柄名 | 大同特殊鋼 |
銘柄コード | 5471 |
株価 | 5,899円 |
時価総額 | 256,304百万円 |
PER | 7.86倍 |
配当利回り(予想) | 3.90% |
大同特殊鋼は愛知県名古屋市に本社を置く大手特殊鋼メーカーです。
自動車や航空機などの輸送機、発電所や産業機械、パソコンや携帯電話などさまざまな分野に素材を提供しています。
特殊鋼鋼材事業では、主に自動車や産業機械分野で使用される屈強な素材の製造や販売を行っています。
機能材料・磁性材料事業では、ステンレス鋼や合金粉末、チタンや磁石製品など優れた機能を発揮する材料の開発や製造、販売を手掛けています。
自動車部品・産業機械部品事業では、自動車部品やベアリング向けの部品、エンジンバルブやターボ関連製品を主力とする精密鋳造品、発電機や大型輸送機、プラント向けの部品を製造販売しています。
脱炭素化に向けた取り組みにも注力しており、2030年に二酸化炭素排出量を2013年対比で半減させる目標を掲げています。
環境に優しい企業としても投資家からの注目が集まりそうです。
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鉄鋼株:配当利回り比較
鉄鋼株の中で、特に配当利回りが高い銘柄を紹介します。
銘柄名 | 配当利回り(予想) | 株主還元方針 |
---|---|---|
日本製鉄 | 4.71% | ・業績に応じた利益の配分を基本として、企業価値向上に向けた投資等に必要な資金所要、先行きの業績見通し、連結および単独の財務体質等を勘案しつつ、第二四半期末および期末の剰余金の配当を実施する方針 ・業績に応じた利益配分の指標としては連結配当性向について年間30%程度を目安とする |
JFEホールディングス | 5.02% | ・株主への利益還元を最重要課題の一つと考えており、グループ全体として持続性のある企業体質の確立を図りつつ、積極的に配当を実施して行く方針 ・具体的には配当性向を30%で程度とすることを基本として検討する |
大和工業 | 4.90% | ・業績に応じた利益配分を行うことを基本方針とし、連結配当性向30%を目途に毎期の配当額を決定するとともに、継続的かつ安定的な配当の維持に努める |
鉄鋼株の中で予想配当利回りが最も高いのは日本製鉄です。
2019年および2020年度は年間配当が10円でしたが、2021年には年間配当を160円にアップさせています。
さらに2022年の中間配当は、2021年の70円から20円アップの90円としています。
ただし、2023年度末の剰余金の配当については未定となっています。
JFEホールディングスも、2020年から2021年にかけて配当金を大きく増やしています。
しかし、2022年の中間配当は昨年より10円下がった50円となり、期末配当は未定となっています。
また、大和工業は2021年度の年間配当160円から2022年度の予想年間配当を300円に引き上げています。
このように、鉄鋼株には配当利回りの高い銘柄が多く、安定した配当収入を期待する投資家からも人気があります。
ただし、配当は確約されたものではなく、業績が悪化した場合は減配になるリスクもあります。
例えば、同じ鉄鋼株の大平洋金属は、2022年10月に赤字幅が拡大したことを理由に業績を下方修正し、年間配当金も無配としています。
これによって株価は急落し、決算前後の数日で10%価格が下がりました。
2022年1月に増配を発表して配当利回りが2.4%から5.7%にアップした矢先の出来事だったので、投資家にも大きな動揺が広がりました。
このように、配当利回りの高い銘柄に投資を行う際は、配当利回りの高さだけではなく業績にも注目しないと、業績悪化に伴いすぐに減配または無配となってしまうリスクもあります。
鉄鋼株:値動き比較
こちらのチャートは、主要鉄鋼株の2006年からの値動きを比較したものです。
上昇率は以下のようになっています。
①大和工業
②大同特殊銅
③丸一鋼管
④日本製鉄
⑤東京製鐵
⑥神戸製鋼所
⑦JFEホールディングス
時価総額の高い会社ほど、上昇率が低く安定した値動きを見せている傾向にあります。
大和工業がトップで2006年から265%の上昇で大きく高騰していることが分かります。
しかし、ほとんどの銘柄で似たような動きを見せており、鉄鋼株は連動性のある銘柄が多いと言えるでしょう。
複数で分散投資をする際は、全ての銘柄で損失を出してしまう恐れもあるので注意してください。
鉄鋼株を買うのに人気の証券会社
鉄鋼株に投資するには、まず証券会社に口座を開設する必要があります。
証券会社によって特徴がありますので、鉄鋼株への投資を考えているという方は、自分の投資スタイルに合う証券会社を見つけてみて下さい。
また、すでに証券口座を持っているという方も、第2/第3の口座として利用を検討してみるとよいでしょう。
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名称 | IG証券 |
取扱商品 | 株式CFD、株価指数CFD、商品CFD、FX、ノックアウトオプション |
取引手数料 | 0.055%(CFD取引・日本株) |
公式サイト | IG証券の公式サイト |
関連記事 | IG証券の口コミ・評判 |
IG証券は40年以上の歴史を誇るイギリス発祥の金融サービスプロバイダー、IGグループの日本法人です。
2008年に日本市場に参入し、グローバルな基盤を背景とした圧倒的な取扱銘柄数などを強みとして人気を集めてきました。
株式CFD、株価指数CFD、商品CFD、FX、ノックアウトオプション、バイナリーオプションなどの幅広い商品が提供されているため、様々な場面で活用しやすい証券会社でもあります。
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鉄鋼株の今後の見通し・予想
鉄鋼株の今後の見通しや予想について確認していきましょう。
主なポイントは以下の三点です。
- 中国景気が回復すれば株価の押し上げ要因となる
- 2023年度の鉄鋼内需は微増の見通し
- ロシア・ウクライナ問題の悪化や資源価格の高騰はリスク材料
中国景気が回復すれば株価の押し上げ要因となる
世界の鉄鋼市場の約半分を中国が占めるため、鉄鋼株の動向は中国景気と密接に関わっています。
中国は2022年12月以降、ゼロコロナ政策から実質的なウィズコロナ政策に転換しています。
2023年以降の中国経済は、ウィズコロナ政策を維持したまま感染拡大を抑制できるかどうかがポイントです。
大和総研では、中国の2023年の実質GDP成長率を4.5%と想定していますが、ウィズコロナ政策を貫徹できれば、過去3年分のリベンジ消費によって6%超の実質成長も期待できるとしています。
中国が順調に経済成長を果たせば、鉄鋼の需要も回復が期待されるため、鉄鋼株の株価の押し上げ要因となるでしょう。
一方で、急激な感染拡大によって再びゼロコロナ政策への揺り戻しが起きれば実質GDP成長率3%もあり得るとしているため注意が必要です。
2023年度の鉄鋼内需は微増の見通し
一般社団法人日本鉄鋼連盟によると、2023年度の鉄鋼内需は堅調に推移する見通しです。
建設業では、国土強靭化政策によって土木部門の需要増加が見込まれます。
また、建築部門では倉庫や物流施設に加えて首都圏を中心とする大型案件が堅調に推移していることから、鋼材需要についても増加を見込んでいます。
機械部門では、設備投資が前年から縮小するものの、堅調な建機需要を背景に鋼材需要の増加が予想されています。
一方、自動車部門については半導体不足などの供給制約が解消するまでには至らず、回復は限定的です。
また、鉄鋼外需については海外経済の減速から前年割れとなる見通しです。
総じて、急激な回復は期待しづらいですが、内需主導の緩やかな需要拡大が見込まれるでしょう。
ロシア・ウクライナ問題の悪化や資源価格の高騰はリスク材料
鉄鋼株は原油価格や鉄の原料となる鉄鉱石などの価格動向に影響されやすいという特徴を持ちます。
原油や鉄鉱石の価格が下がると原料価格が下がることによってコスト負担が軽減されるため、鉄鋼株にとってはプラスとなります。
一方、原油や鉄鉱石の価格が上がると、反対にコストが上がることによって鉄鋼株にはマイナス要因となります。
鉄鋼株の株価をチェックするときは、原油価格や鉄鉱石・原料炭の価格動向も合わせてチェックするようにしましょう。
直近で、資源価格に最も影響を与えるのは、ロシア・ウクライナ問題です。
問題が長期化し、原燃料費高騰が継続することは、鉄鋼株にとってのリスク要因となります。
鉄鋼株のスーパーサイクルとは?
原油や金属資源、穀物などの商品相場には「スーパーサイクル」と呼ばれる周期が存在します。
これは商品の価格が同時期に一気に値上がりし、その後一斉に下落するという長期的なトレンドを周期的に繰り返すというものです。
鉄鋼株の価格も、金属資源や原油の価格と密接に関わっているため、十数年のスパンで上昇と下落を繰り返しています。
このサイクルが起きる要因としては、需要と供給に時間差が生じる点にあると考えられています。
資源の需要が拡大した際に、生産能力の拡大が追い付かず需要超過の状態が続くことで商品相場の上昇が起こります。
しかし、数年経つと供給が安定することによって商品価格が下落するため、元の水準に戻るというわけです。
スーパーサイクルにおける前回の上昇局面は1995年前後から2009年前後とされています。
この頃は新興国の台頭による需要の急増や国際商品への投資拡大が要因となって、商品価格が上昇しました。
その後しばらく商品価格は低迷していましたが、2020年頃から上昇に転じ始めています。
現在はスーパーサイクルの上昇局面にあるという見方もあり、引き続き上昇が期待できるかもしれません。
しかし、スーパーサイクルはあくまでも重要と供給による価格変動の周期であるため、これ以外の要因による価格の変動には充分注意する必要があるでしょう。
これから鉄鋼株に投資を考えている方は、IG証券をチェックしてみましょう。
IG証券では、CFD取引以外にも、バイナリーオプション・ノックアウトオプションなど、多彩な取引手法を使って利益を狙っていくことが可能です。
そのため、すでに他の証券会社で口座を持っているという方も、IG証券で口座を持っておけば投資手法の幅を広げることができるでしょう。
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鉄鋼株のまとめ
今回は鉄鋼株の特徴や人気銘柄、今後の見通しについて解説しました。
- 鉄鋼株は鉄に関連する製品を製造・販売する銘柄の総称
- 2020年後半から業績が回復しつつある
- 増配を行っているにもかかわらず株価の出遅れ感が強いため配当利回りが高い
- 中国景気と密接に関わっているため中国の経済動向や政策に注意が必要
- 鉄鋼株に投資をするならIG証券をチェックしてみよう
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CFD取引を使えば上昇相場・下落相場の両方でリターンを狙って取引できるため、相場の状況に合わせて効率よくトレードが可能です。
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