仮想通貨COSMOS(ATOM)とは?特徴と今後の見通し・将来性について解説

ATOM サムネイル

Cosmos/ATOMは「ブロックチェーン同士をつなぐことができる」という特徴を持った、非常にユニークで魅力あるブロックチェーンおよび仮想通貨です。

2009年にビットコインが誕生して以来、多くのブロックチェーンと仮想通貨が開発されてきましたが、そのほとんどに互換性がありません。

その問題を解決すべく開発されたのが、Cosmos/ATOMです。

今回はそのCosmos/ATOMの特徴や歴史、今後の見通しなどをわかりやすく解説していきます。

この記事からわかること
  • Cosmos/ATOMは、「ブロックチェーン同士をつなぐことができる」という特徴を持っている
  • 仮想通貨(トークン)であるATOMは、2020年から2021年現在まで高騰を続けている
  • ATOMは時価総額ランキング18位と人気が高いが、国内取引所での取り扱いがない
  • 日本の法の所管外である海外取引所の利用はおすすめできない
  • アルトコインを購入するなら、コインチェックなどの国内取引所からの購入がおすすめ

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目次

Cosmos/ATOMとは?

cosmos-logo
通貨(トークン)名ATOM(アトム)
ブロックチェーンCosmos(コスモス)
ティッカーシンボル・単位ATOM
現在の価格(2021年2月時点)約20ドル
時価総額(2021年2月時点)約48億ドル
時価総額ランキング(2021年2月時点)18位
公式サイトCosmos公式サイト

Cosmos(コスモス)とは、「インターネット・オブ・ブロックチェーン」をコンセプトに掲げているプロジェクト、およびそのブロックチェーンの名称です。

「インターネット・オブ・ブロックチェーン」によって、誰でもブロックチェーンを簡単に開発・利用できる世界の構築を目指しています。

またCosmos上で取引される仮想通貨(トークン)を、ATOM(アトム)と呼びます。

Cosmos/ATOMの特徴

Cosmos/ATOMの主な特徴は次の3つです。

3つの特徴はいずれも、「インターネット・オブ・ブロックチェーン」のコンセプトを実現するために必要不可欠なものとなっています。

Cosmos/ATOMの主な特徴3つ
  • 互換性のないブロックチェーン同士をつなぐことができる
  • スケーラビリティ問題を解決できる
  • ブロックチェーンアプリケーションをつくりやすく、使いやすくできる

互換性のないブロックチェーン同士をつなぐことができる

Cosmosの最も注目すべき特徴は、互換性のないブロックチェーン同士をつなぐことができることです。

Cosmosを日本語に直訳すると「宇宙」や「秩序」であり、宇宙にある星々をつなぐようにブロックチェーン同士をつなぐことができます。

例えば、メジャーな仮想通貨であるビットコインやイーサリアムはブロックチェーン同士に互換性がありません。

そのため、ビットコインをイーサリアムに交換するには取引所で取引しなければならず、当然それには手間とコストがかかります。

また、通貨以外のデータのやり取りなどもできません。

そこでCosmosでは下の画像のように「Cosmos Hub」という中継地点とそこに接続する「Zone」をつくって、その「Zone」を用いることによって、各ブロックチェーンのアプリケーションをつなぐことができます。

そうすることによって、通貨の交換も取引所を介さずにおこなうことができるようになります。

Cosmos_hub
画像引用:Cosmos公式サイト/What is Cosmos?

スケーラビリティ問題を解決できる

「スケーラビリティ問題」とは、ブロックチェーン上の利用者が増え過ぎてしまい、処理の遅延や手数料の高騰が起きてしまうことです。

例えばイーサリアムでは、その便利なシステムを使って簡単にブロックチェーン上のアプリケーションを開発できます。

しかし便利だからこそ利用者が集中し過ぎて、通信上の渋滞を起こしてしまうという問題を抱えています。

そこでCosmosを用いると、ブロックチェーン同士をつなぎ相互運用により負荷を下げることで、スケーラビリティ問題を解決することができます。

ブロックチェーンを誰でもつくりやすく、使いやすくしている

Cosmosでは、「Cosmos SDK」というブロックチェーンをつくるための開発ツールを広く一般に公開しています。

その開発ツールを使えば、誰でもブロックチェーンをゼロからつくることができます。

また、つくったブロックチェーンはCosmos上で相互運用することができます。

Cosmos/ATOMの歴史

Cosmos/ATOMの主な歴史は次のとおりです。

Cosmos/ATOMの主な歴史
  • 2014年 開発元のTendermint社が設立される
  • 2017年 ICOによって約1700万ドルの資金調達に成功
  • 2019年4月 大手取引所のバイナンスへ上場
  • 2019年4月 BinanceDEXが上場

2014年 開発元のTendermint社が設立される

コスモスの開発・運営元であるTendermint社は、2014年にジェ・クォン氏が設立しました。

また2016年には、コスモスのホワイトペーパーを公開しています。

2017年  ICOによって約1700万ドルの資金調達に成功

開発元のTendermintは、2017年にICOを実施しました。

ICOとは?

ICO とは、イニシャル・コイン・オファリング(Initial Coin offering )の略で、仮想通貨の新規発行時の資金調達方法の一つです。

取引所に上場する前に広告を打ってそれに賛同を得られれば、開発や運営に必要な資金を集めることができます。

Cosmos/ATOMはICOで人気を博し、わずか30分で販売終了。

そのわずかな時間で約1700万ドル(約18億円)もの資金を調達することに成功しました。

2019年4月 大手取引所のバイナンスへ上場

ATOMは、2019年4月に中国最大手の取引所「バイナンス(Binace)」に上場しています。

また、バイナンスへの上場が発表された際は、注目を集めて価格が急騰。

発表後1日で、一時30%以上のプラスになりました。

2019年4月 BinanceDEXがスタート

BinaceDEXとは、上述の取引所バイナンスが手がける分散型取引所(DEX)です。

分散型取引所(DEX)とは?

分散型取引所(DEX)とは簡単に言うと、仲介業者がいない取引所です。

従来の仲介業者が管理する取引所ではなく、分散台帳ネットワークを形成するプログラムによって自律的に機能します。

そこで仲介業者を介さずに参加者自らが管理し、参加者同士で直接取引し合います。

BinaceDEXでは独自のブロックチェーンが使われているのですが、その開発にCosmosの技術が活用されています。

Cosmos/ATOMの現在の価格推移・評価

ATOM_USD-chart-1-1024x504
引用元:TradingView提供のチャート

上の画像は、ATOM/USDの2020年1月から2021年2月現在までのチャートです。

2020年も徐々に高騰していましたが、特に2021年に入って急騰しています。

これらの高騰の要因は次の2つだと見られています。

ATOM高騰の要因2つ
  • 2020年にDeFiが注目を集めた
  • 仮想通貨全体の投資熱の増大
  • 2020年にDeFiが注目を集めた

DeFiとは、金融仲介をなくすことを目的としてブロックチェーン上に構築された金融アプリケーションのことです。

先ほど紹介した、仲介業者がいない分散型取引所(DEX)もDeFiアプリケーションのひとつです。

2020年はこのDeFiに関して、仮想通貨業界で一大ブームが巻き起こりました。

そのため、DeFiアプリケーションのひとつである分散型取引所(DEX)に関与しているCosmos、ひいてはそのトークンであるATOMにも注目が集まったものと見られています。

  • 仮想通貨全体の投資熱の増大

2020年10月頃から、ビットコインなどの主要な仮想通貨は軒並み高騰しています。

その流れの中で時価総額ランキングも高く、DeFiに関与していて注目度の高いATOMも、例にもれず急騰したと思われます。

なお、なぜ仮想通貨全体が高騰しているのかその詳しい要因については、ビットコインの見通しの記事をご参照ください。

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Cosmos/ATOMの今後の見通し

Cosmos/ATOMの今後を占うにあたり、重要なポイントは次の2つです。

Cosmos/ATOMの今後を占う重要ポイント2つ
  • 大手企業からの注目が広がるかどうか
  • 他の類似プロジェクトと差別化、もしくは上回ることができるか
  • 大手企業からの注目が広がるかどうか

Cosmosの歴史の部分でも少し取り上げましたが、Cosmosの技術は大手取引所のバイナンス、OKEXなどが手がけるブロックチェーンにも利用されています。

また2020年3月、日本の自動車メーカーTOYOTAは、中古車販売に関するデータ連携にブロックチェーン技術を活用しようとしており、そのブロックチェーン(サイドチェーン)にCosmosの技術を利用していることを発表しました。

このようにCosmosのブロックチェーン技術は色々な企業からも注目・利用されており、それが今後も広がりを見せていくのかどうか要注目です。

より多くの企業、より大きな企業に採用されれば、需要が拡大して価格もさらに伸びていくことでしょう。

  • 他の類似プロジェクトと差別化、もしくは上回ることができるか

ブロックチェーンをつなぐプロジェクトは、Cosmos以外にもいくつか存在しています。

その中でも特にPolkadot(ポルカドット)は、2020年8月上場とATOMよりもはるかに後発にもかかわらず、現在時価総額ランキング6位につけており、上場からあっという間に追い抜かれています。

またPolkadotは、上場から1年以内に時価総額ランキング3位以内に食い込んでくるのではないかとも言われるほど、注目を集めています。

もちろん他にも今後、類似のプロジェクトが立ち上がる可能性もあります。

その中で差別化を図るもしくは上回ることで、地位を確立できるかどうかが非常に重要です。

Cosmos/ATOMは買うべき?買い時は?

Cosmos/ATOMは、ブロックチェーン同士をつなぐことができることから注目度が高く、時価総額ランキングも18位につけている人気のあるアルトコインのひとつです。

しかし次の理由から、現時点では購入をおすすめしません。

ATOM購入をおすすめしない理由2つ
  • ATOMは「ホワイトリスト」に入っていない
  • 海外取引所は日本の法の所管外である
  • ATOMは「ホワイトリスト」に入っていない

ホワイトリストとは、改正資金決済法にもとづいて金融庁の登録を受けた『仮想通貨交換業者』(国内取引所)で取り扱っている仮想通貨のことを指します。

日本の法にもとづいて認可された国内取引所で取り扱われている仮想通貨は、いずれも一定の審査を受けてそれ以外の仮想通貨よりも安全性や信頼性が高いことを認められています。

そのため、ホワイト”リストという名で呼ばれています。

2021年2月時点のホワイトリストは次の通りです。

ホワイトリスト一覧(2021年2月時点)
  1. BTC(ビットコイン)
  2. ETH(イーサリアム)
  3. ETC(イーサリアムクラシック)
  4. LSK(リスク)
  5. FCT(ファクトム)
  6. XRP(リップル)
  7. XEM(ネム)
  8. LTC(ライトコイン)
  9. BCH(ビットコインキャッシュ)
  10. MONA(モナコイン)
  11. XLM(ステラルーメン)
  12. QTUM(クアンタム)
  13. BAT(ベーシックアテンショントークン)
  14. IOST(アイオーエスティー)
  15. QASH(キャッシュ)
  16. XTZ(テゾス)
  17. OMG(オーエムジー)
  18. HT(フォビトークン)
  19. LINK(リンク)
  20. RYO(こばん)
  21. FSCC(フィスココイン)
  22. NCXC(ネクスコイン)
  23. CICC(カイカコイン)
  24. XCP(カウンターパーティー)
  25. ZAIF(ザイフ)
  26. Zen(ゼン)
  27. CMS(コムサ)

ご覧の通りATOMはこの中には入っておらず、国内取引所での取り扱いがありません。

もちろんホワイトリストに入っていないすべての仮想通貨が危険だということではありませんが、もしリスト外の仮想通貨を購入するなら、

  • ホワイトリスト外の仮想通貨は、金融庁による安全性・信頼性に対する担保がない
  • ホワイトリスト外の仮想通貨を購入するには、それが安全かどうか自己判断が必要

こういったことを肝に銘じておく必要があります。

  • 海外取引所は日本の法律の所管外である

前述の通りATOMは日本の取引所で取扱いがないので、海外取引所で購入するほかありません。

しかし海外取引所は、日本の法の所管外です。

例えば、海外の口座から出金できない、不正流出でお金を抜き取られるといったトラブルが起きても、日本の法では守ってもらえません。

  • ATOM自体の安全性・信頼性が金融庁から担保されていない
  • 海外取引所で購入しようにも、日本の法の外というリスクがある

こういったことから、現時点でのATOMの購入はおすすめしません。

なお、ホワイトリスト内の仮想通貨は今後さらに増えるものと見られています。

ATOMがその中に入るかは定かではありませんが、もしATOMの購入を検討するならホワイトリスト入りして国内取引所で取り扱われるようになってから、つまりは安全性・信頼性の担保がなされてからにしましょう。

仮想通貨を購入するなら、コインチェックなどの国内取引所に上場している通貨に投資するのがおすすめです。

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アルトコイン投資ならコインチェックがおすすめ

コインチェックの公式サイト
名称CoinCheck(コインチェック)
公式サイトCoinCheck(コインチェック)公式サイト
取扱通貨数16通貨
最低取引額500円
提供サービス仮想通貨販売所
仮想通貨取引所
CoinCheckつみたて
貸仮想通貨サービス
関連記事コインチェックの評判・口コミ

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ATOM以外にもアルトコインの購入を検討しているなら、国内取引所のコインチェックがおすすめです。

おすすめ理由は次の3つです。

コインチェックのおすすめ理由3つ
  • ホワイトリストの中の仮想通貨を扱っているので信頼できる
  • アルトコインの取扱数が国内取引所の中でもっとも多い
  • 500円から仮想通貨を購入できる
  • ホワイトリストの中の仮想通貨を扱っているので信頼できる

国内取引所では、ホワイトリスト内の仮想通貨しか取り扱っていません。

くり返しになりますがホワイトリストの仮想通貨は一定の審査をクリアして、それ以外の仮想通貨よりも安全性・信頼性が担保されているので、安心して取引することができます。

  • アルトコインの取扱数が国内取引所でもっとも多い

コインチェックでは、国内取引所では最多の16種類の仮想通貨を取り扱っています。

そのためその時々で、数ある仮想通貨の中から利益を得られる優位性が高いものを選んで購入することができます。

  • 500円から仮想通貨を購入できる

仮想通貨の投資初心者の中には、1枚数万円~数百万円という価格の仮想通貨はいくらから購入できるのかよくわからないという方もおられるかと思います。

しかし仮想通貨は小数点以下の単位で購入することができ、コインチェックではどの仮想通貨も500円から購入できます。

少額から始められるので、投資初心者でも恐れることなく気軽にチャレンジできます。

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Cosmos(アトム)のまとめ

今回はCosmos/ATOMについて解説しました。

この記事のまとめ
  • Cosmosには「ブロックチェーン同士をつなぐことができる」という特徴がある
  • ATOMは需要があり時価総額も高いが、残念ながら国内取引所での取り扱いがない
  • 国内取引所で扱われていないアルトコインの購入はおすすめしない
  • アルトコインを購入するなら、取扱数がもっとも多いコインチェックがおすすめ

Cosmos/ATOMは「ブロックチェーン同士をつなぐことができる」という特徴がとても魅力的で、注目を集めるのも納得できるアルトコインのひとつです。

しかし2021年現在、日本の取引所では取り扱いがありません。

また国内での取り扱いがないからと言って、海外取引所の利用はあまりおすすめできません。

そのためアルトコインの購入を検討しているなら、コインチェックなどの国内取引所で扱われているものの中からの購入をおすすめします。

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