トレカの資産管理におすすめのツールを紹介！無料で使えるおすすめサービスは？

トレカ（トレーディングカード）とは、ポケカ（ポケモンカード）や遊戯王カード（遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム）のように、集めたり交換したりして楽しむカードです。

その種類は様々で、スポーツ選手やアイドル、ゲームやアニメのキャラクターなど、多くのトレカが存在します。

最近ではトレカは高額で取引されることも珍しくなく、投資としてトレカを購入し、資産として保有する人も増えてきました。

今回の記事では、トレカの資産管理について解説します。

トレカには一定の価格が付けられることも珍しくなく、新しい資産の形として認められつつあります。

トレカ投資を始めてみたい人は、トレカの資産管理ツールを有効活用することで、誰でも簡単にトレカの資産が管理できるようになります。

現在、トレカ総合情報サイトPRICE BASEでは、トレカの資産管理ツールがリリースされています。

トレカの資産を簡単に管理したい人は、ぜひPRICE BASEのトレカ資産管理ツールを活用してみてはいかがでしょうか。

トレカの資産管理とは？

トレカには一定の価値が認められる場合があるため、トレカを保有している場合は資産として適切に管理するようにしましょう。

トレカの資産管理とは、現在の保有トレカ全体の状況（価格や損益など）を把握し、運用方針をコントロールすることです。

たとえば、企業の株式を保有・取引する場合、多くの株式投資家は保有銘柄、投資先業界の割合、銘柄別の損益、現在の総資産などを管理しています。

これらの情報を把握していないと、今どの銘柄を売るべきか、もしくは、他にどんな銘柄を買うべきかなどを、適切に判断することが難しくなってしまいます。

トレカ投資においても株式と同様に、適切な投資判断を行うためには適切な資産管理が重要です。

自分が保有しているトレカの現在の価格は上がっているのか下がっているのか、現時点でどのくらいの損益が出ているのかなどの資産状況を把握しましょう。

そうすることで、トレカの購入や売却といった投資判断が下しやすくなります。

トレカの資産管理が重要な理由

トレカの市場価格は、ここ数年で徐々に上昇してきています。

自分が購入したトレカが今後どうなっていくのかを見極められるようになるため、自分が保有するトレカを管理することが重要です。

トレカの資産管理は、具体的には以下のような理由で重要視されています。

投資の意思決定を適切に行うため

トレカ投資の意思決定を適切に行うため、トレカの資産管理は重要と考えられます。

基本的にはインターネット上で完結する株式投資やFX投資の場合、利用している証券会社のマイページにアクセスすると、多くの会社では詳細情報が一目で確認できるようになっています。

具体的には、現在の資産はどのような状況で、どのくらい損益が出ているのか、いつ、どのような銘柄を取引したのかといった情報が簡単に確認できます。

ところが、トレカ投資は、中にはNFTなどデータで取引されるものもありますが、基本的にはカード現物での取引となります。

インターネット上で取引を行う株式やFXでは手軽にできる資産管理ですが、データではなく現物で取引をするトレカ投資の管理となると、格段に手間がかかるようになります。

何もしない限りは自分の保有トレカに関する現在の価格や損益などのデータを確認できないため、情報の整理が難しくなります。

そのため、トレカ投資家は自ら意識しなければ適切な資産管理ができません。

自分の資産を把握することができれば、購入や売却といった投資判断が下しやすくなります。

適切な意思決定には、自身のトレカの資産を把握・管理しすることが不可欠です。

税金を計算するため

トレカの取引により生じた利益には、税金（所得税）の支払い義務が発生する場合があります。

たとえば株式投資の場合、「特定口座（源泉徴収あり）」で取引を行う場合は、取引による利益に対して発生した所得税は自動的に支払われるため自分で税額を計算する必要がありません。

一方、トレカ投資においては、「特定口座（源泉徴収あり）」のような制度が無いため、所得税額の計算および納税の手続きは自分で行う必要があります。

トレカの売買によりいくらの儲けが発生したのかを把握するため、トレカを購入する際にかかった金額と売却価額を記録しておかなくてはなりません。

また、カードの保管に使うケースの購入費用などの諸経費の支払いが発生した場合は、その費用についても記録しておきましょう。

支払った費用と売却価額との差額が儲け（所得）としてみなされ、一定額以上の所得が発生すると、その所得に対して税金（所得税）の支払い義務が生じる場合があります。

所得税を支払う際は、確定申告をして一年分の所得税をまとめて支払うことになるため、トレカの資産管理を怠ってしまうと、一年分の費用・利益の計算が非常に煩雑な作業になってしまいます。

トレカの資産を適切に管理しておくことで、トレカ取引で発生した費用や利益を把握しやすくなり、スムーズに所得税の支払いを済ませることができるようになります。

トレカの資産ポートフォリオを把握しよう

所有しているトレカが多ければ多いほど、資産全体の状況が把握しにくくなります。

複数のトレカを所有している場合、自分の資産がどのような銘柄で、また、どのような割合で構成されているのかを把握する必要があります。

自分のトレカの資産の中身が分かるよう、ポートフォリオを把握することが重要です。

トレカの資産ポートフォリオとは

トレカの資産ポートフォリオとは、トレカ資産全体の組み合わせを指します。

たとえば、ポケカを1枚のみ所有していて、それ以外のトレカを所有していない人の場合、トレカの資産ポートフォリオの100%が「ポケカ」で構成されていることになります。

ポケカ1枚と遊戯王カードをそれぞれ1枚ずつ、合計2枚のトレカを所有していて、それ以外のトレカを所有していない人の場合は、トレカの資産ポートフォリオは「ポケカ」「遊戯王」それぞれ50%ずつで構成されていることになります。

このように、どの銘柄のトレカに、どのくらいの割合で投資しているかを表したものがポートフォリオです。

ポートフォリオを活用することでトレカの資産状況を把握しやすくなり、投資判断をより適切に行えるようになります。

トレカの資産ポートフォリオの例

トレカの資産ポートフォリオの組み方に正解はありません。

自身の投資戦略に合わせて、適切なポートフォリオの組み方を試行錯誤してみてください。

ここからは、ポートフォリオの組み方の例をいくつか紹介していきます。

• バランス型

トレカ銘柄	保有割合
ポケモンカードゲーム	20%
遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム	20%
ドラゴンクエスト トレーディングカードゲーム	20%
ONE PIECEカードゲーム	20%
スーパードラゴンボールヒーローズ	20%
合計	100%

最もリスクの低いポートフォリオの組み方は、異なるタイトルのトレカにバランスよく投資する方法です。

複数のタイトルのトレカに分散して投資することで、リスクを抑えて投資ができます。

万が一、あるタイトルの価格が下落してしまっても、他のタイトルの価値の上昇により損失を相殺できる可能性が期待できます。

デメリットとしては、トレカ市場全体が落ち込んでしまうリスクは軽減できないこと、リターンも限定的になる可能性が高いことなどが考えられます。

• 一作品BOX投資型

トレカ銘柄	保有割合
ポケモンカードゲーム　BOX	100%
合計	100%

ひとつのタイトル（この例ではポケモン）のカードBOX（カードの詰め合わせ）に集中して投資するポートフォリオの組み方です。

あるタイトルに関して知識が豊富という人は、そのタイトルのカードに集中して投資すると効率的です。

たとえばポケモンに詳しい人なら、ポケカに関してどのキャラクターのカードが人気で値上がりしやすいか、あるいは値下がりしやすいかといった予測がしやすいでしょう。

そのような場合は、ポケカと並行して馴染みのないタイトルに闇雲に投資するよりも、ポケカに絞って投資したほうが、むしろリスクは低くなるかもしれません。

自分の好きなことであれば情報収集などにも前向きに取り組みやすく、楽しくトレカ投資が続けられそうです。

また、カードBOXで所有することで各カードの値動きのバランスが取れるため、シングルカード（1枚ずつのバラ売りカード）で購入するよりもリスクを抑えることができます。

ただし、カードBOXで購入する場合には中身のカードを個別に選んで購入することができないため、欲しくないカードばかりが出てきてしまうリスクがあります。

• 一作品シングルカード投資型

トレカ銘柄	保有割合
ポケモンカードゲーム　シングルカード	100%
合計	100%

ひとつのタイトル（この例ではポケモン）のシングルカード（バラ売りカード）に集中して投資するポートフォリオの組み方です。

そのタイトルに関する知識に自信がある人は、BOX買いだけでなく、シングル買いでも成功する可能性があります。

シングルカードの場合は目当てのカードを確実に購入できるため、無駄のない投資方法です。

ただし、人気のあるカードの場合は安く仕入れることが難しいため、利益を出しにくい場合があります。

運よく低価格で購入できた場合や、販売価格と照らし合わせて「今後値上がりする」と予測できる場合には有効な購入方法です。

デメリットとしては、投資金額に対するカードの所有枚数が少なくなる場合が多いため、各カードの価格がポートフォリオに与える影響が大きくなります。

BOX単位での購入に比べるとリスクは高いですが、目当てのカードを狙って購入できるため、投資戦略が立てやすいポートフォリオの組み方です。

トレカの資産管理ができるツール

便利なツールを活用することで、トレカの資産は格段に管理しやすくなります。

トレカに関する総合情報サイト「PRICE BASE(プライスベース)」では、現在、トレカの資産管理ツールを提供しています。

「PRICE BASE」とは、ポケカや遊戯王カードといった投資家に人気のトレカを中心とした情報を発信しているサイトで、ポケカ投資については「0から始める勝てるポケモンカード投資法｜絶対に知っておくべき大原則とは？」のnoteの公開なども行っています。

そんなPRICE BASE(プライスベース)が提供しているトレカ資産管理システムでは、以下のような機能が提供されています。

各カードの現在の価格が一目で確認できる

PRICE BASEでは、各カードの現在の価格が一目で確認可能です。

トレカは最近特に注目されるようになった、まだ新しい投資手法ですが、実際の価格を把握するのが難しい資産となっています。

PRICE BASEでは、上図のように各カードのリアルタイム価格が表示されており、具体的な価格だけではなく、上昇・下落のタイミングまでもチャートから分析ができます。

円グラフで現在の資産ポートフォリオを確認できる

PRICE BASEでは、円グラフで現在の資産ポートフォリオを確認できます。

マイリストから、保有しているカードを選択し、購入日とカードの状態、購入価格を入力すれば、ポートフォリオの登録が可能です。

美品、PSA10(完璧な状態)、ボックスで資産の割合が把握可能で、購入時価格だけでなく価格変動に伴う資産配分も円グラフから一目で確認ができます。

保有カードの価格推移が確認できる

PRICE BASEでは、各カードの価格だけでなく、保有しているカードの価格推移も確認できます。

保有カードをポートフォリオに登録後、マイコレクションのページに推移すると上図のようなチャートが確認可能です。

チャートは期間指定も可能となっており、期間ごとの損益を見ながらポートフォリオを組み立てる際に役立てられます。

そのため、現在、トレカ用の資産管理ツールは株式やFX用のツールほど充実しておらず、資産管理方法に頭を悩ませるトレカ投資家は少なくありません。

トレカ投資をしている人や、これからトレカ投資に挑戦したい人は、PRICE BASEの資産管理ツールを活用して、効率的に資産の状況を把握してみてください。

資産が把握できるようになれば、より適切な投資判断が下せるようになるでしょう。

＼無料で買取依頼できる！／

トレカの資産管理ツールの使用がおすすめな方

トレカ投資を始めるなら、資産管理ツールを活用して資産を簡単に管理しましょう。

トレカの資産管理ツールは、特に以下のような方に向いているサービスです。

複数のトレカを保有している人

複数のトレカを保有していると、資産全体の状況把握が難しいと感じる人が多いでしょう。

トレカにより値動きは異なるため、資産管理ツールを使用しない場合は各カードの価格を自分で検索して確認する手間が発生します。

自動的に価格を更新する機能がある資産管理ツールを活用することで、保有カードを登録しておくだけで各カードの価格が一目で確認できるようになります。

また、損益を表示する機能があれば、どれだけ利益が出ているか、あるいは損失が出ているかについても自分で計算する必要がなく、売却や追加購入といった判断もしやすくなります。

複数のトレカを保有している人なら、ポートフォリオ全体の状況を効率的に把握できるように資産管理ツールを活用すると良いでしょう。

手軽に資産管理がしたい人

トレカの資産管理は、資産管理ツールを使用しない場合、非常に煩雑になる可能性があります。

株式やFXなどの場合、基本的には取引の履歴がデータですぐに確認できます。

ところが、トレカ投資の場合はカード現物の取引となるため、レシート・領収証や取引に関するメールなどが紛失してしまうと、履歴が確認できなくなり購入日や購入価格などが分からなくなってしまうといった事態が考えられます。

細かい部分にも面倒がらず気を付けることができるタイプの人や、細かい情報を整理してまとめる時間がある人でない限りは、トレカの資産管理は難しいと感じてしまうかもしれません。

トレカの資産管理がうまくできずに挫折してしまう可能性もあるため、トレカ投資を長く楽しむためには、手軽に無理なく、楽に資産を管理することが重要です。

簡単に資産を管理するためには、トレカの資産管理ツールの活用は有効な手段です。

トレカの資産管理ツールを活用して、トレカ投資を手軽に始めてみましょう。

トレカの資産管理に関するよくある質問

トレカの資産管理について、よくある質問を紹介します。

自分で調べた市場価格よりも、低額で買い取られてしまった

インターネットで価格を調べたところ高騰していることが分かったものと同じトレカを売却しようとしても、その価格よりも低い価格で買い取られてしまう場合があります。

査定額が市場で取引されているよりも低額だった場合、主に、以下の2つの理由が考えられます。

• トレカの品質が悪い

トレカが適切な状態で保管されておらず品質が悪くなってしまった場合、査定額が下がってしまいます。

NFTなどの電子データと異なり、トレカ投資はカードの現物による取引のため、同じカードでも状態は様々です。

たとえ市場で高額で取引されている人気のカードだったとしても、傷や汚れなどにより査定額は下がってしまいます。

査定額が下がる要因としては、以下のようなものが考えられます。

トレカ投資において、売却時になるべく高い価格が付けられるよう、トレカの保存状態を良好に保つことが重要です。

保管用のケースに入れておく、日光に当てないようにするなどの対策を行い、カードの品質を下げないよう適切に保管するように心がけましょう。

• 査定の担当者や買い取り業者との相性が悪い

トレカには、株式投資における「株価」のように全国一律で決まるような価格がありません。

そのため、同じカードでも査定の担当者や買い取り業者によって異なる価格が付けられます。

担当者や業者によって査定方法や査定基準が異なるため、たとえばA社で「傷」とみなされたものがB社の基準では「傷」ではないと判断される可能性があります。

また、1枚単位では買い取ってもらえない（値段が付かない）カードでも、まとまった枚数があれば買い取ってもらえるといった場合もあります。

品質がそれほど悪くないのにもかかわらず市場価格よりも低額での査定となってしまった場合、別の業者に査定してもらうことで高額で買い取ってもらえるかもしれません。

目当てのトレカの価格がなかなか下がらず、買い時が分からない

投資したいトレカがあっても、なかなか価格が下がるタイミングが無く、買い時が分からない場合があります。

そのような場合は、トレカを扱っている業者を複数チェックすると良いでしょう。

トレカの販売価格は、取り扱い業者によって異なります。

たとえばインターネットで調べた価格がなかなか下がらない場合でも、実店舗に足を運んでみると低価格で購入できる可能性があります。

インターネットで確認できる価格だけでなく実店舗に行って価格を確認することで、安く購入できる場合があります。

ただし、実店舗を訪問する場合は交通費や時間がかかってしまううえ、確実に低価格で購入できる保証も無いため、「何軒も回ったが無駄に終わった」といった可能性があることには注意しましょう。

もしくは、目当てのトレカが入っている可能性のあるBOXを購入する方法もありますが、こちらは不確実性が高く、ギャンブル要素の強い方法です。

BOXで購入する場合は、うまくいけば目当てのトレカを安く入手することができますが、なかなか目当てのトレカが出現しない可能性もあることに注意しましょう。

トレカの資産管理まとめ

今回の記事では、トレカの資産管理について解説しました。

「トレカは子供が遊ぶためのおもちゃ」という常識は、もう古くなりつつあります。

近年では高額で取引されるトレカも多くなり、一定の資産価値が認められるようになってきています。

興味がある人は、PRICE BASEのトレカの資産管理ツールなどを活用しながら、トレカ投資を始めてみてはいかがでしょうか。