クレジットカードの作り方を分かりやすく解説!未成年や学生でも作れる?

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【PR】クレジットカードを初めて作るという人には、申し込みの仕方からカードが発行されるまでの流れは非常に気になる点だと思います。

またフリーターやパートで収入が不安定な人は、カード審査に通るか不安で申し込みにくいということもあるかもしれません。

そこで今回の記事では、クレジットカードの作り方を詳しく紹介しながら、カード審査の内容についてもわかりやすく解説していきます。

学生の方でも気軽に申し込みができる「1枚目に作るのに最適なクレジットカード」もお伝えしています。ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

・クレジットカードの作り方を、画像を使って具体的に流れを説明
・本人確認書類には顔写真付き身分証明以外にも組み合わせで使えるものがある
・未成年の方がクレジットカードを作るときには親の同意が必要になる
・1枚目のクレジットカードは「JCBカードW」「三井住友カード(NL)」が総合的におすすめ

初めて持つクレジットカードは、これからのクレジットヒストリーに大きく影響する大事な役割を持っています。

1枚目だからこそこだわりたい条件として「年会費の負担がない・還元率が高い・サービスの利便性」という基本はしっかり抑えておきたいところです。

そんな基本性能が優れていながら、学生でも気軽に申し込める「JCBカードW」「三井住友カード(NL)」は、初めてのクレジットカードに特におすすめです。

目次

クレジットカードを作る上での流れ

クレジットカードを作る上での流れを解説していきます。

今回は、モデルとして三井住友クレジットの公式ページから三井住友カード(NL)を選択して実際にやっていきましょう。

情報の登録はWebで完結させることもできますが、オンライン以外に郵送での申し込みも可能です。

1. クレジットカード会社の公式ページにアクセスして必要事項を記入

まずは、申し込みたいクレジットカード会社の公式ページにアクセスします。

①クレジットカードを選ぶ
今すぐ申し込む
画像引用元:三井住友カード

欲しいカードが見つかったら「今すぐ申し込む」をクリックして次に進みます。

②利用規約の内容を確認
入力画面へ進む
画像引用元:三井住友カード

登録に係る規約を確認し、問題がなければ「同意する」をクリックして申し込みページへ移動してください。

三井住友カードでの申し込みの流れは以下のように進めていきます。

画像引用元:三井住友カード

それでは、実際に「本人情報・勤務先情報・各種サービス設定」の流れで、必要事項を入力していきましょう。

③本人情報の登録をしていきます
ご本人について
画像引用元:三井住友カード
項目詳細
氏名漢字・ふりがな
生年月日西暦でプルダウン選択
性別男性/女性
電話番号自宅・携帯
メールアドレス登録用のメールアドレス
④勤務先や資産状況の入力をしていきます
画像引用元:三井住友カード
項目詳細
勤務先情報お勤め先の住所・連絡先など
職業会社員/役員/個人事業主など
年収年収/年商(所得)額
預貯金額任意
世帯状況配偶者の有無やご家族の同居など
住居区分持ち家/家族所有/賃貸など
国籍お申し込みする人の国籍
※審査の段階でご自宅や勤務先に確認の連絡が入ることもあります。
⑤各種サービスの設定や支払い日などの選択を行います
お支払いについて
画像引用元:三井住友カード
項目詳細
国際ブランドの選択Visa/Mastercard
暗証番号4桁の暗証番号を設定
取引目的個人利用/ビジネス(事業用途)
引落日の設定毎月の引落し指定日を選択
キャッシング申し込み任意
借入状況の申告無担保ローンでの借入総額
免許証の有無運転免許証の有無を選択
免許証番号入力運転免許証をお持ちの方のみ入力
リボ払い申し込み任意
※キャッシングやリボ払いは後から申請することも可能です。

ETCや家族カードなどの追加サービスの選択し、入力が完了したら「次へ」をクリックしてください。

保存して次へ
画像引用元:三井住友カード

確認のページで入力情報に間違いがなければ、あとは引き落としに指定する金融機関のオンライン口座登録が終われば申し込み完了です。

2. 本人確認書類を送付する

クレジットカードの申し込みに必要な「本人確認書類」の送付方法です。

書類の送付方法

Web申し込みのとき:指定のアップローダー経由で送付します。
郵送で申し込むとき:申込書の返送時に本人確認書類などのコピーを同封してください。

・Web申し込みではオンライン口座登録で本人確認を行うこともできます

3. カード会社による審査

入力された情報をもとに、クレジットカード会社が審査を行います。

審査にかかる日数はカード会社によってさまざまで、一般的にはおおよそ2週間ほどが目安となるでしょう。

クレジットカードの申し込みをすると、まずは機械が自動で審査する「スコアリング」与信が行われます。

項目詳細
本人の状況年齢/配偶者や既婚者の有無 など
住居の状況賃貸か持ち家か/居住年数 など
仕事の状況職業/勤務先/勤続年数/年収 など
債務の状況信用情報データ(クレヒス)


スコアリング評価での審査の見解は異なりますが、全てのカード会社に通じることとして貸金業法・割賦販売法に係る信用情報はとても重視されます。

4. クレジットカードを受け取る

カード会社から発行の連絡がありましたら、カード本体は本人限定受取郵便物の「特定事項伝達型」で送付されます。

「特定事項伝達型」郵便の受取には、2020年4月1日に改正された犯罪収益移転防止法により、顔写真付き身分証が必要になりますのでご注意ください。

特定事項伝達型で認められる本人確認書類
・運転免許証
・パスポート(所持人記入欄があるもの)
・個人番号カード(住基カード)

クレジットカードを作る際に必要なもの

クレジットカードに必要なもの

クレジットカードを作る際に必要なものをお伝えしていきます。

身分証明証として運転免許証があれば手続きも早く進みますが、免許をお持ちでないときでも使える書類もご紹介していますので参考にしてください。

身分を証明できる本人確認書類

クレジットカードの申し込みのときの「本人確認手続き」には、顔写真付きの現住所が記載された書類が必要になります。

本人確認書類について

クレジットカードのお申し込みに利用できる「本人確認書類」は、主に次の3つの顔写真が付いたものです。

・運転免許証
・運転経歴証明書
・パスポート*
現住所が申し込み内容と同じ有効期限内のものに限ります。
*2020年2月4日以降に申請されたパスポートについては、所持人記入欄が廃止されたため本人確認書類として認められません。

顔写真付きの身分証明がないときは?

もし、顔写真付きの書類をお持ちでないときには、以下の書類の組み合わせでも審査は可能です。
・マイナンバーカード
・健康保険証
・住民票(指定される期間以内のもの)
・公共料金請求書(電気・水道・ガス・通信)
・在留カード などから2点以上の組み合わせ

キャッシングを付けるときには?

キャッシングを利用するときには、収入を証明する書類が別途必要です。

源泉徴収票所得証明書
給与明細納税通知書
年金証書確定申告書
お申し込みのクレジットカード会社の条件も必ずご参照ください。

カード利用料金引き落とし用の銀行口座

クレジットカードの利用料金引き落とし用の銀行口座には、給与の振込口座と同じものを使うことをおすすめします。

給与口座を指定しておくことで、忙しくて資金移動が間に合わず、引き落とし日に遅れる危険性もなくなります。

また、これまで光熱費や通信費の支払い手数料を抑えるために、あちこちの口座に入金していた生活資金も、クレジットカードを使って一括管理することも可能です。

ただし一部の地方銀行や信金など対応していないこともあるので、ご契約するクレジットカード会社でご利用できる金融機関かは事前によく確認しておしましょう。

(未成年者)親権者の同意

20歳以下の未成年のクレジットカードの契約は、民法第5条(未成年者の法律行為)で定められる法律行為になるため、親権者の同意が必要になります。

ただし、2022年4月の成年年齢の引き下げが施行された以降については、この限りではありません。

クレジットカードを作るための条件

クレジットカードを作るための条件をご説明していきます。

満年齢で18歳未満の方はクレジットカードを作ることはできませんが、18歳以上でも未成年の方・パート・フリーター・主婦・学生の方など、個別の状況に合わせてみていきましょう。

未成年がクレジットカードを作る条件

未成年がクレジットカードを作るには、次のような条件があります。

・満年齢で18歳以上である
・18歳以上でも高校生は不可
・親の同意が必要

まとめると、18歳以上で高校生でなければ、親権者の同意があれば申し込みは可能です。

本人の収入の有無は審査の対象にはなりますが、必ずしも必要ということではありません。

また、同意が得られずに自分で作ることができないときにも、利用明細を共有するので親権者も管理がしやすい「家族カード」というのもあります。

20歳以上の学生がクレジットカードを作る条件

満20歳以上であれば、大学生・短大生・専門学生の方でも、クレジットカードを作るのに特に条件はありません。

収入面では不利な学生は確かに審査が通りにくいものはあるかもしれませんが、商品をきちんと選んで申し込みをすればクレジットカードを作ることは可能です。

たとえば、JCBカードW」・「三井住友カード(NL)」・「楽天カードなどは、学生向けクレジットカードとして公式でも告知されています。

限度額などの条件は一般より低くなる傾向にはありますが、早くから使い慣れておくことに損はありません。

フリーターがクレジットカードを作る条件

収入が不安定なフリーターやパートの方でも、20歳以上の方ならクレジットカードの申し込みは可能です。

与信が通る基準点は、カード会社だけでなく商品ごとに変わります。

若い世代や学生も対象になっているクレジットカードならば、収入の評価にあまり重きを置いていないと予想できるため、フリーターやパートであっても審査に通る可能性が高く申し込む価値はあります。

1枚目におすすめのクレジットカード比較一覧

ここでは、1枚目におすすめのクレジットカードをご紹介していきます

クレジットカードを作ったことがないという方や、審査に自信がない方でも気軽に申し込みできるものばかりを集めて一覧にまとめてみました。

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カード会社JCBカードW三井住友カード(NL)dカードセゾンカードデジタル楽天カードライフカードセブンカード・プラス
年会費永年無料永年無料永年無料永年無料永年無料永年無料永年無料
ポイント還元率1.0%~5.5%0.5%(※)1%0.5%1%0.5%0.5%
対象年齢満18歳〜39歳以下満18歳以上(高校生除く)満18歳以上満18歳以上満18歳以上満18歳以上満18歳以上
ポイント還元対象1,000円=2pt利用金額200円(税込)につき1ポイント100円=1pt1,000円=1pt100円=1pt1,000円=1pt200円=1pt
詳細公式ページ公式ページ公式ページ公式ページ公式ページ公式ページ公式ページ
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

ご紹介したものは、どれも年会費は無料で維持がしやすいクレジットカードばかりを集めています。

ポイントの還元率も高く、学生や若い世代の人が初めて作るクレジットカードにおすすめのものばかりです。

1枚目におすすめのクレジットカード7選

一覧でご紹介した「1枚目におすすめの7つのクレジットカード」について、さらに詳しくご紹介していきます。

そのなかでも、年会費の負担もなく学生も歓迎している「JCBカードW」や「三井住友カード(NL)」は、初めて持つクレジットカードとして特におすすめの存在です。

JCBカードW

jcbカードW 公式
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年会費永年無料
ポイント還元率1.0%~5.5%
対象年齢満18歳(高校生除く)〜39歳以下
ポイント還元対象1,000円=2pt
こんな人におすすめ・お得にポイントを貯めたい
・学生や主婦の人
詳細公式ページ

満18歳(高校生を除く)から39歳以下を対象にしたJCBカードWは、若い世代に特におすすめのクレジットカードです。

学生の方はもちろん、主婦の方でも配偶者に安定した収入があれば「本人カード」として申し込むことも可能で、その審査基準の緩やかさが魅力の商品でもあります。

JCBの独自プログラムであるOkiDokiポイントが貯めやすく、ほかのJCBカードでは通常0.5%の還元率のところ倍の1%、またはそれ以上で加算されていくのが最大の特徴です。

身近なお店で利用することで簡単にポイントアップも受けられ、使わなくても年会費は無料ということもあり、1枚目のクレジットカードとして作るには最適なものといえるでしょう。

三井住友カード(NL)

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年会費永年無料
ポイント還元率0.5%
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
対象年齢満18歳以上(高校生除く)
ポイント還元対象利用金額200円(税込)につき1ポイント
こんな人におすすめ・コンビニをよく利用する人
・すぐに利用したい人
詳細公式ページ

最短10秒でカード番号発行される審査スピードが魅力の三井住友カード(NL)は、カード表面の記載がないため番号を盗み取られる心配がありません。※即時発行できない場合があります。)


通常0.5%の還元率のオリジナルVポイントは、セブン‐イレブンローソンなどの身近なコンビニでスマホのタッチ決済で最大7%にまで大幅アップします。※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります

貯まったVポイントは、マイルへの交換やキャッシュバックにも利用が可能で、使い勝手が非常に良いのも魅力です。

年会費はもちろん永年無料で、SBI証券の積み立て投資の決済にも利用できるなど、流行りのNISAの運用を検討する人にもおすすめのクレジットカードです。 

dカード

dカード
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年会費永年無料
ポイント還元率1%
対象年齢満18歳以上(高校生除く)
ポイント還元対象100円=1pt
こんな人におすすめ・docomoユーザー
・電子マネーiDをよく使う
詳細公式ページ

docomoユーザーなら、携帯料金の支払いにも利用できるドコモポイントが貯まるdカードがおすすめです。

マツモトキヨシ・スターバックス・紀伊國屋などの特約店を利用すれば、ポイントがさらに効率よく貯まっていきます。

年会費は永年無料で、国内・海外旅行の補償も29歳以下の会員でdカード利用時のみ付帯しています。

公共料金の支払いでも還元率が変わらず、電子マネーiDとの一体化による利便性もありますが、docomoユーザーでなければ付帯機能を100%実感できないのが惜しまれるところです。

\ 21,000ポイントもらえる/

セゾンカードデジタル

セゾンカードデジタル
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年会費永年無料
ポイント還元率0.5%
対象年齢満18歳以上(高校生除く)
ポイント還元対象1,000円=1pt(5円相当)
こんな人におすすめ・すぐに利用したい
・ポイントの有効期限がないところがいい
詳細公式ページ

セゾンカードデジタル最短5分のデジタル発行・専用アプリによる管理・ナンバーレスによるセキュリティの強化を実施しながら、セゾンの魅力でもある永久不滅ポイントも備わっています。

有料でしか付帯しない補償が多いですが、スーパーバリュープラス保険で選べる補償は幅広く、ネットで簡単に申し込みできます。

セゾンの上位カードに付帯するプライオリティーパスなどの特典は利用できませんが、毎月の特定日には西友・リヴィン・サニーでのお買い物割引が利用できます。

永久不滅ポイントは100ポイントから交換可能と設定が高めなこともネックといえますが、1ポイント1円換算なので利用できるものが増えます。

楽天カード

楽天カード
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年会費永年無料
ポイント還元率1%
対象年齢満18歳以上(高校生除く)
ポイント還元対象100円=1pt
こんな人におすすめ・楽天市場をよく利用する
・ベーシックなクレジットが欲しい
詳細公式ページ

4種類の国際ブランドが選べ「日本顧客満足度指数調査」において、12年連続トップの実績を誇るのが楽天カードです。

楽天カードは、年会費が永年無料やポイント還元率の高さが魅力で、楽天市場をよく利用するユーザーならさらに高い還元率でのポイントバックに期待できます。

しかし、ポイントの付与率が変わるSPU(スーパーポイントアッププログラム)は内容がわかりにくいことや、期間限定ポイントだとせっかく貯めたポイントを失効するリスクがあります。

ライフカード

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年会費永年無料
ポイント還元率0.5%
対象年齢満18歳以上(高校生除く)
ポイント還元対象1,000円=1pt(5円相当)
こんな人におすすめ・年間の利用金額が多い
・ETCカードも欲しい
詳細公式ページ

ライフカードは、利用額に応じ「最大2倍」にまで還元率は上がりもらったポイントの有効期限は5年と長く、利用方法によっては1ポイントが10円相当の価値にもなります。

また、ETCカードも年会費が無料で発行でき、一般的に100万円ほどの上限枠が多いなかで、ライフカードは最大200万円までの利用額を公式で表示しているのも特徴でしょう。

貯まったポイントが利用できる交換先も豊富で、利用料金に充当するキャッシュバックを選ぶこともでき、初年度や誕生月などの多くのタイミングでポイントアップのチャンスが数多く用意されています。

セブンカード・プラス

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年会費永年無料
ポイント還元率0.5%
対象年齢18歳以上(高校生除く)
ポイント還元対象200円=1pt
こんな人におすすめ・nanacoユーザー
・ディズニーが好きな人
詳細公式ページ

セブンカード・プラスは、nanacoユーザーにとって「紐付け・一体型」とお好きなタイプが選べる便利なカードです。

年会費は不要でディズニーデザインのカードも選べるので、ディズニーファンのコレクションとして持っておくのも良いかもしれません。

セブングループを利用すれば200円で2ポイント(還元率1%)になり、nanacoへのチャージでもポイントを貯められます。

クレジットカードを作る上での注意点

ここでは、クレジットカードを作る上での注意点を解説していきます。

それぞれの特性の違いや、申し込みのときの注意点も知っておきましょう。

国際ブランドごとの特徴を理解する

国際ブランド

クレジットカードで選べる国際ブランドには、それぞれ特徴があります。

海外でも幅広く使えるものや国内に強いものなど、それぞれの個性の違いを知っておきましょう。

決済システム提供ブランド

まずは、多くのクレジットカードで選べる「決済システム提供ブランド」2社をご紹介しておきましょう。

Visa
アメリカを中心に、世界に多くの提携先を持っているので、海外メインで利用するならおすすめのブランドになります。

Mastercard
特にヨーロッパ方面での利便性を求めるなら、断然MasterCardをおすすめします。

Travel &Entertainmentブランド

続いて、旅行やエンターテイメントのサポートの充実が魅力の「T&E国際ブランド」3社をご紹介しておきましょう。

JCB
日本人に人気のアジアを中心にした海外の観光地でも、サポート体制に優れ使い勝手が良いのも魅力です。

Diners Club
対象年齢は27歳からと少し敷居が高いですが、利用の限度額に決まりがないなどほかのブランドとは一味違う内容が魅力になります。

American Express
空港ラウンジ・各種優待・保険・補償などの付帯サービスが豊富で、高級ホテルや一流レストランとの提携も多いのが特徴です。

支払い方法や付帯機能をよく確認しておく

選ぶクレジットカードの種類によって、使えるサービスの内容や条件には違いがあります。

支払い方法

クレジットカードは、さまざまな支払い方法が選べるようになっています。

・一括払い
・回数指定の分割払い
・ボーナス払い
・リボルビング払い/あとリボ払い

しかし、支払い方法ごとに条件や手数料などが変わることにご注意ください。

締め日や引き落とし日

クレジットカード会社ごとに指定される締め日や引き落とし日は異なります。

・締め日はいつなのか?
・引き落とし日は給料日と近いか?

毎月いつまでの分が次回の支払いになるのかや、口座引き落としがスムーズにできるように、給料日と引き落とし日が大きく離れないようにしておきましょう。

付帯サービス

クレジットカードには魅力的な付帯サービスが備わっています。

しかし、付帯内容はカードによって異なり、必ず全てが備わっているというわけではありません。

・付帯や優待サービスの内容は?
・旅行傷害保険/ショッピング保険の有無や補償額は?
・カードを持っているだけで機能する補償やサービスか?

また、カードでの決済が条件になるものもあるため、利用できる対象にも気をつけておきましょう。

同じタイミングで複数のカードに申し込まない

クレジットカードを作るときには、同じタイミングで複数の会社に申し込みをするのは避けておきましょう。

カードの申し込みの履歴は信用機関に6ヶ月間は残ります。

つまり、違う会社に申し込んだとしても、他社での直近の申し込み情報がわかるということです。

短期間で重複して申し込むということは、直近に緊急な出費が控えている可能性も考えられ、貸倒れリスクを懸念されてしまいます。

クレジットカードの同じタイミングでの多重申し込みは、審査にマイナスになりかねない行動だと覚えておいてください。

クレジットカードの作り方に関するよくある質問

クレジットカードの作り方や作ったあとのことについてよくある質問をまとめて見ました。

これからカードを作るときの参考にしてください。

無職はクレジットカードを発行できる?

クレジットカードを作るときに、無職の方だから発行できないということはありません。

しかし、やはり収入がないことはスコア的に厳しくなるため簡単にはいかないでしょう。

過去に在籍していた企業名などを書いたりしても、審査で行われる在籍確認で退職の事実はすぐにわかります。

虚偽や不正の報告などがあると、その情報は信用機関にデータとして残るため、仮に次の就業先を見つけた後にも審査に影響します。

クレジットカードを作った後で無職になったら?

結論を申しますと、自分から退職して無職になったことを申告しない限りは信用情報は更新されません。

つまり、途中で無職になったかどうかは、申告されない限りクレジットカード会社にはわからないということです。

それまでの支払い実績が悪ければ利用停止になることも考えられますが、クレジットカード会社にとって優良な顧客である場合は、最長でカードの更新時期くらいまでの猶予は与えてくれるでしょう。

カードの更新のときにも審査があるの?

クレジットカードには、発行日から3年から5年間程度の有効期限があります。

基本的には、自動で更新されて期限内に新しいカードが送付されるため、こちらから何らかの手続きをする必要はありません。

しかし、以下のようなときには更新ができなかったり、条件の見直しのための再審査をされることもあります。

・利用期間中に支払い遅延・滞納があった
・発行したときより所有するクレジットカードが多い
・全く利用した実績がない
・お勤め先が変わるなどで年収が落ちた

自社の利用状況の問題だけでなく、他社も含めた信用情報の変化は、カード更新に大きく影響します。

限度額が低くなったり、最悪の場合は新たなカードが発行されないということもあるので、利用状況については十分に注意してください。

クレジットカードの作り方まとめ

今回は、まだクレジットカードを持たない人に向けて「クレジットカードの作り方」について解説してきました。

この記事のまとめ

・クレジットカードはWebや郵送で簡単に申し込める
・クレジットカードを作るときには本人確認が必要になる
・本人確認は顔写真付きの身分証がなくとも住所を特定できる書類が2点あればできる
・申し込みの履歴は6カ月間残っているので短期間に申し込みを重ねない方がいい
・学生や主婦でもクレジットカードは作れる
・無職でもカードは作れるが審査通過は難しい
1枚目のカードとしては「JCBカードW」「三井住友カード(NL)」が総合的におすすめできる

学生やフリーターの方が初めて作るクレジットカードは、まず審査に通るのかという不安が真っ先に出てくるでしょう。

しかし、最近はキャッシュレス社会の追い風を受け、積極なクレジットカードの利用を推奨する傾向が強く、クレヒスのない若い世代にアピールする商品も目立ってきました。

そんな背景からも、収入が不安定だったり年収が少なくても申し込めるクレジットカードは数多くあります。

とはいえ、せっかくクレジットカードを作っても、使える範囲が狭くて活用できなければ意味がありません。

その点を考えるとJCBカードW」や「三井住友カード(NL)」は、提携先も豊富で年会費もなく還元率も高いという魅力があるおすすめのクレジットカードになります。

自分にあったクレジットカードを1枚目でしっかりと選び、ポイントや付帯サービスを活用してこれまでよりも豊かな生活を手に入れてください。


監修者

InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

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