【10社比較】カードローンのおすすめ人気ランキング!金利や審査を徹底比較
「急に現金が必要になった!でもすぐに用意ができない…」そんな時には、カードローンが便利です。
予定外の出費に頭を悩ませた経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
カードローンとは、個人が一時的にお金を借りることができるサービスです。
申し込みも手軽にできる会社が多いため、ぜひこの記事を参考に利用してみてください。
- カードローンは、気軽に利用できる個人向けの融資サービス
- 担保なし、保証人なしで借り入れできるほか、利用目的や返済タイミングが自由
- 生活費などのためだけでなく、娯楽目的の費用のために利用されることも多い
- カードローンは、金利の低さや融資上限額などで比較しよう
- 最もおすすめのカードローンは消費者金融カードローンの「アイフル」
大手消費者金融カードローンのアイフルなら、急な出費の際にもすぐに借り入れることが可能です。
公式HPで融資が可能かどうか簡単に無料診断することができますので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
おすすめカードローン会社比較一覧
カードローン会社のサービスについて、一覧にして比較します。
※2022年9月20日(火)時点における情報です。
銀行系カードローン、消費者金融カードローン、信販会社カードローンのそれぞれのサービスについて比較します。
自分の希望に沿ったサービスを探してみましょう。
アイフル | プロミス | 三井住友カード カードローン | プロミス レディース | アコム | SMBCモビット | レイクALSA | ダイレクトワン | J.Score | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
金利 | 3.0~18.0% | 4.5~17.8% | 1.5~15.0% | 4.5~17.8% | 3.0~18.0% | 3.0~18.0% | 4.5〜18.0% | 4.9〜18.0% | 0.8~15.0% |
審査時間 | 最短18分 ※ | 最短3分 | 最短5分で即時発行可能※2 | 最短3分※3 | 最短30分 | 最短15分※1 | 最短1時間 | 最短即日 | 最短30分 |
融資スピード | 最短18分※ | ご来店の場合、カード発行後すぐに借り入れ可能 | 最短5分で即時発行可能※2 | ご来店の場合、カード発行後すぐに借り入れ可能 | 最短即日 | 最短即日※ | 最短1時間 | 最短即日 | 最短即日 |
融資上限額 | 800万円 | 500万円 | 900万円 | 500万円 | 800万円 | 800万円 | 500万円 | 300万円 | 1,000万円 |
無利息期間 | 最大30日間 (はじめての方) | 30日間 (条件あり) | なし | 30日間 (条件あり) | 30日間 (条件あり) | なし | 60日間 (条件あり) | 55日間 (条件あり) | なし |
詳細 | 公式ページ | 詳細 | 公式ページ | 詳細 | 公式ページ | 公式ページ | 公式ページ | 公式ページ | 公式ページ |
※2最短5分の会員番号発行は、新規契約時点でのご利用枠が50万円でのお申込みとなります。
※最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30
※3 お申し込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
一覧にしてみると、各社のサービスの違いが分かりますね。
次に、おすすめのカードローンを紹介していきますので、実際にどのサービスを選べば良いのか、具体的に考えてみましょう。
カードローンのおすすめ比較ランキング
ここからは、おすすめのカードローンをランキング形式で紹介します。
カードローン | 種別 |
---|---|
プロミス | 消費者金融カードローン |
J.Score | 消費者金融カードローン |
三井住友カード カードローン | 信販・クレジット系カードローン |
アコム | 消費者金融カードローン |
三菱UFJ銀行カードローン | 銀行系カードローン |
SMBCモビット | 消費者金融カードローン |
三井住友銀行カードローン | 銀行系カードローン |
アイフル | 消費者金融カードローン |
オリックス銀行カードローン | 銀行系カードローン |
みずほ銀行カードローン | 銀行系カードローン |
それぞれのカードローンについて、詳しく見てみましょう。
おすすめ①アイフル
名称 | アイフル |
カードローン種別 | 消費者系金融カードローン |
金利 | 3.0~18.0% |
審査時間 | 最短18分(※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。) |
融資スピード | 最短18分(※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。) |
融資上限額 | 800万円 (※ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です) |
無利息期間 | 最大30日間 (はじめての方) |
詳細 | 公式ページ |
- カードレスで利用可
スマホアプリがあれば、申し込みから借り入れまですべての取引をスマホで行うことができます。
アイフルアプリはGooglePlayとAppStoreでの評価が☆4.0以上(2021/7/20時点)と、ユーザーからの評価が非常に高いアプリになります。
セブン銀行ATM、ローソンATMを利用し、24時間365日いつでも取引が可能です。
- 郵送物無しで利用できる
「カードレス」「口座振替(自動引落)」を選ぶことで、自宅への郵送物無しで利用が可能です。
自分から言わない限りは、基本的には家族にばれずに利用できます。
なお、郵送物が届く設定を選択した場合も、社名(アイフル)が入っていない封筒で送られてくるため、安心です。
- 事前に融資可能か1秒で診断できる
アイフルでは事前に融資を受けることができるのかを簡単な情報入力だけで診断することが可能です。
公式HPから誰でもできますので、ぜひ一度無料診断してみてはいかがでしょうか。
おすすめ②プロミス
名称 | プロミス |
カードローン種別 | 消費者金融カードローン |
金利 | 4.5~17.8% |
審査時間 | 最短3分 |
融資スピード | ご来店の場合、カード発行後すぐに借り入れ可能 |
融資上限額 | 500万円 |
無利息期間 | 30日間 (条件あり) |
詳細 | 公式ページ |
- 安心の大手サービス
有名なサービスですので、カードローンを利用したことが無い人でも「プロミス」の名前は聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
知名度の高いサービスなら、インターネット上での口コミやレビューも多く見つかります。
初めて利用するなら特に、知名度のあるサービスのほうが安心して利用できます。
- 申し込みから融資までのスピードが早い
プロミスの魅力は、融資までのスピードです。
審査スピードが早く、申し込みから最短3分程度で審査が完了します。
お急ぎの場合は、来店でカードを受け取ることで、審査後すぐにサービスを利用することもできます。
\ 30日間利息0円! /
おすすめ③三井住友カード カードローン
名称 | 三井住友カード カードローン |
カードローン種別 | 信販・クレジット系カードローン |
金利 | 1.5~14.4%(振込専用タイプ) 1.5~15.0%(カードタイプ) |
審査時間 | 最短5分で即時発行可能 |
融資スピード | 最短5分で即時発行可能 |
融資上限額 | 900万円 |
無利息期間 | なし |
詳細 | 公式ページ |
※最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30
- 2通りのタイプから選べる
三井住友カード カードローンでは、振込専用タイプとカードタイプの2種類を用意しています。
金利をより低く抑えたい場合は、実質年率1.5~14.4%の振込専用タイプがおすすめです。
24時間いつでも引き出せるサービスを利用したい場合は、カードタイプを選ぶと良いでしょう。
- 返済実績に応じた金利優遇が受けられる
返済実績によって、翌年から0.3%ずつ最大1.2%金利が下がるのが三井住友カード カードローンの特徴です。
たとえば、110万円の利用枠の場合、初年度の実質年率は9.8%です。
順当に毎年0.3%ずつ下がっていくと、5年目に-1.2%、実質年率は8.6%となります。
なるべく金利を抑えて利用したいという方には、三井住友カード カードローンがおすすめです。
おすすめ④J.Score
名称 | J.Score |
カードローン種別 | 消費者金融カードローン |
金利 | 0.8~15.0% |
審査時間 | 最短30分 |
融資スピード | 最短即日 |
融資上限額 | 1,000万円 |
無利息期間 | なし |
詳細 | 公式ページ |
- 日本初の「AIスコア・レンディング」
みずほ銀行とソフトバンクによって実現された新しい融資の形「AIスコア・レンディング」は、1,000点を上限とするAIスコアによって金利・利用限度額が決まる仕組みです。
借り入れ申込みの前に、スマホ・PCでいつでも条件を確認できるため、安心かつ便利に利用ができます。
- カードが不要
J.Scoreは、他の一般的なカードローンと異なり、カードが無いサービスです。
そのため、厳密には「カードローン」と呼ぶことはできないかもしれません。
J.Scoreではスマートフォン・パソコンでの利用が原則となっており、カードは発行していません。
「カードが欲しい」という人には不向きのサービスですが、「カード無しで利用したい」という人にはおすすめです。
※このサイトからのお申し込みは停止中
おすすめ⑤アコム
名称 | アコム |
カードローン種別 | 消費者金融カードローン |
金利 | 3.0~18.0% |
審査時間 | 最短30分 |
融資スピード | 最短即日 |
融資上限額 | 800万円 |
無利息期間 | 30日間 (条件あり) |
詳細 | 公式ページ |
- プロミスと並ぶ大手消費者金融カードローン
アコムも大手サービスですので、知名度の高いカードローンです。
プロミスよりも融資上限額が高いので、大きな金額を借り入れたい人はアコムを利用しましょう。
※プロミスの融資上限額:500万円
※アコムの融資上限額:800万円
- 便利な公式アプリ「myac」
アコムの公式アプリ「myac」を利用すると、以下の機能が利用できます。
- 利用状況の確認
利用可能額や返済日がトップページで確認できます。 - 各種手続きが可能
アプリから借り入れや返済、増額など各種手続きが可能です。 - 申し込み書類もアプリで提出
運転免許証や収入証明書があれば、それを写真に撮ってそのまま提出できます。 - 24時間、最短1分で振込
アプリからの手続きにより、指定の金融機関口座へ手数料無料で振込が可能です。
※18,19歳の方は収入証明書の提出が必須です。
おすすめ⑥三井住友銀行カードローン
名称 | 三井住友銀行カードローン |
カードローン種別 | 銀行系カードローン |
金利 | 1.5~14.5% |
審査時間 | 最短翌日 |
融資スピード | 最短翌日 |
融資上限額 | 800万円 |
無利息期間 | なし |
詳細 | 公式ページ |
- 金利が低い
銀行系カードローン大手の三井住友銀行カードローンは、金利の低さが魅力のサービスです。
年1.5~14.5%の金利ですので、金利の低いカードローンを探している人におすすめです。
- 提携コンビニATMも手数料無料で返済できる
コンビニATMでは手数料がかかるカードローンも多いですが、三井住友銀行カードローンなら手数料無料です。
三井住友銀行ATMのほか、提携コンビニATMでも手数料が無料ですので、気軽に返済ができます。
おすすめ⑦三菱UFJ銀行カードローン
名称 | 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 |
カードローン種別 | 銀行系カードローン |
金利 | 1.8~14.6% |
審査時間 | 最短翌日 |
融資スピード | 最短翌日 |
融資上限額 | 500万円 |
無利息期間 | なし |
詳細 | 公式ページ |
- 三菱UFJ銀行の口座を持っている人におすすめ
三菱UFJ銀行の普通預金口座を持っていれば、提携ATMに行かなくても、借り入れ金を直接口座に振り込んでもらうことができます。
- 返済シミュレーションができる
カードローンを利用するうえで、あらかじめ返済計画を立てておくことが重要です。
バンクイックでは、指定した条件で「返済シミュレーション」を行うことができます。
たとえば、「10万円を年14.6%で3か月借りた場合、毎月の返済額はいくらになるのか」といった内容のシミュレーションです。
具体的なシミュレーションをすることで、返済計画が立てやすくなります。
おすすめ⑧SMBCモビット
名称 | SMBCモビット |
カードローン種別 | 消費者金融カードローン |
金利 | 3.0~18.0% |
審査時間 | 最短15分※ |
融資スピード | 最短即日 |
融資上限額 | 800万円 |
無利息期間 | なし |
詳細 | 公式ページ |
- 審査スピードが早い
公式ウェブサイトでは、簡易審査の申し込みが可能で、最短10秒で簡易審査結果を確認することができます。
本審査も最短15分で完了し、即日融資も可能です。
(申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱いとなる場合があります)
さらに、ネットでの申し込み後にコールセンターに電話をすることで、最短3分で出金が可能です。
(申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱いとなる場合があります)
急いでいる場合は利用を検討したいサービスのひとつです。
- Vポイントが貯まる、使える
返済でVポイントが貯まり、また貯まったVポイントを返済に充当することもできます。
おすすめ⑨オリックス銀行カードローン
名称 | オリックス銀行カードローン |
カードローン種別 | 銀行系カードローン |
金利 | 1.7~14.8% |
審査時間 | 数日 |
融資スピード | 数日 |
融資上限額 | 800万円 |
無利息期間 | なし |
詳細 | 公式ページ |
- ガン保障特約付きプラン「Bright」も選べる
ガン保障特約付きプラン「Bright」を選択することで、「死亡・高度障害」または「ガンと診断確定された」ときの借り入れ残高がゼロになる、保険料の自己負担分がゼロになる、カードローン金利の上乗せ無しといった内容の保障が付帯されます。
特に、保険料の自己負担分が無い点には注目です。
カードローンのサービスを超えた、ガン保険のサービスです。
日本人の2人に1人がガンになると言われている現代ですので、ぜひ検討しておきたいプランです。
- 100,000台以上のATMにて利用可能
全国に設置されている100,000台以上のATMが利用できます。
以下のATMに対応しています。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- 西日本シティ銀行
- ゆうちょ銀行
- セブン銀行
- E-net
- ローソン銀行
- イオン銀行
コンビニにあるATMはもちろん、その他多くのATMでも利用できるため便利です。
おすすめ⑩みずほ銀行カードローン
名称 | みずほ銀行カードローン |
カードローン種別 | 銀行系カードローン |
借入金利(年) | 2.0~14.0% |
審査時間 | 最短3営業日 |
融資スピード | 最短1週間前後 |
利用限度額 | 10万円〜800万円※ |
無利息期間 | なし |
申込基準 | 満20歳以上66歳未満 収入が安定している方 保証会社の保証を受けれる方 |
詳細 | 公式ページ |
- 「うれしい特典」の最高ステージが適用される
カードローンを利用することで、みずほマイレージクラブの「うれしい特典」において最高ステージが適用されます。
みずほ銀行ATM時間外手数料や振込手数料(みずほ銀行本支店宛)が無料になったり、イーネットATM時間外手数料・利用手数料や他行宛振込手数料が月3回まで無料になったりといった各種特典を利用できます。
- 住宅ローンの利用でお得
みずほ銀行カードローンの利用店で住宅ローンを利用することで、みずほ銀行カードローンの基準金利から金利を年0.5%引き下げられます。
※みずほ銀行カードローンは計画的にご利用ください。
カードローンとは?
まずは、カードローンとはどのようなサービスなのか、概要を説明していきます。
カードローンとは
カードローンとは、貸金業者や金融機関(カード会社など)による、個人向けの融資サービスを指します。
カードローンには、以下のような特徴があります。
- 担保なし・保証人なしで借り入れできる
- 利用目的が自由
- 返済タイミングが自由
多くのカードローンサービスでは、借り入れの際に担保や保証人が不要です。
また、基本的には借りた資金の利用目的が定められておらず、自由に使うことができます。
多くの会社では24時間返済が可能であり、返済タイミングが自由という点も特徴的です。
カードローンの利用目的
カードローンなどの貸金業者からの借り入れは、一般的にどのような目的で利用されるのでしょうか。
2019年9月30日に日本貸金業協会が発表した調査結果をもとに、貸金業者からの借り入れの一般的な利用目的を分析します。
直近3年間に借り入れ申込を行った際の資金使途(複数回答 n=587)について、以下の回答結果が得られました。
※回答数の多い順に、上位10項目のみ抜粋
ランキング | 資金利用使途 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 趣味/娯楽(レジャー、旅行を含む)費 | 41.7% |
2位 | 食費 | 17.0% |
3位 | 外食等の遊興費 | 14.5% |
4位 | 家賃の支払い(住宅ローンの返済を除く) | 11.8% |
5位 | 衣料費 | 10.4% |
6位 | 自動車の購入費(車検整備費等を含む) | 10.1% |
7位 | 住宅ローン等の返済資金不足の補填 | 8.5% |
8位 | 納税・納付などの支払 | 8.2% |
9位 | 医療費 | 7.3% |
10位 | 住宅のリフォーム費 | 7.0% |
意外なことに、上位3項目の中に「趣味/娯楽(レジャー、旅行を含む)費」「外食等の遊興費」が含まれています。
特に、ランキング1位の「趣味/娯楽(レジャー、旅行を含む)費」は、回答割合も群を抜いて多いことが分かります。
「趣味/娯楽(レジャー、旅行を含む)費」「外食等の遊興費」以外は、基本的に「必要支出」、すなわち「どうしても避けられない出費」という側面が見受けられます。
しかし、「趣味/娯楽(レジャー、旅行を含む)費」「外食等の遊興費」については多くの場合は必要支出ではなく、娯楽や贅沢のための支出と考えられます。
この結果より、「生活のためにどうしても必要だから、お金を借りなければならない」という人だけでなく、「楽しむためにお金を借りる」という人も一定数いるということが推測されます。
さらに、同調査ではカードローンなどの利用意向に関する調査結果も公表しており、貸金業者からの借り入れ経験のある23歳以上の個人(n=2,000)のうち、53.8%が「預金取扱金融機関が行っているカードローン等の利用を考えたことがある」と回答しています。
同調査では、さらに所得別の利用意向についても聴取しました。
この調査結果の興味深いところは、低所得者よりも高所得者のほうが利用意向があるという点です。
具体的な調査結果は以下の通りです。
所得分類 | 利用を考えたことがある | 利用を考えたことはない | 合計 |
---|---|---|---|
低所得者 年収300万円以下 (n=1136) | 52.1% | 47.9% | 100% |
中所得者 年収300万円超 (n=732) | 56.2% | 43.8% | 100% |
高所得者 年収800万円超 (n=132) | 55.3% | 44.7% | 100% |
所得が高い人ほどカードローンなどの利用を考えたことがあるというのは、意外に思われる人も多いのではないでしょうか。
基本的に高所得者であれば、お金に困っていない場合が多いことが予想されます。
それにもかかわらず、低所得者に比べて高所得者のほうが、カードローンなどの利用意向があるということが分かります。
したがって、生活費のためだけでなく、趣味や娯楽など必要支出ではない使途ためにカードローンなどを利用したいと考えている人も多いことが推測されます。
この調査結果より、カードローンなどのお金の借り入れサービスは、生活に困っている場合だけでなく、趣味や娯楽のために気軽に利用することができるということが明らかになりました。
カードローンの種類
カードローンは、大まかに以下の3種類に分類されます。
- 銀行カードローン
- 消費者金融カードローン
- 信販会社カードローン
カードローンを取り扱う事業者が異なるため、それぞれ、独自の特徴があります。
どのような違いがあるのか、詳しく説明します。
- 銀行系カードローン
銀行などの金融機関が発行しているカードローンを指します。
都市銀行や地方銀行、ネット銀行など様々な金融機関によるサービスが展開されています。
主な特徴としては、総量規制の対象にならないことが挙げられます。
総量規制とは…
貸金業法によって定められた、貸金業者から借り入れが可能な金額の上限のことを指します。
原則的に、個人が借りられるのは本人の年収の3分の1までになるよう規制されています。
そのため、すでに上限近くまでお金を借りている人や、収入が無い専業主婦などでも利用が可能です。
- 消費者金融カードローン
消費者金融が発行しているカードローンを指します。
消費者金融は、一般的にキャッシングなどローンサービスのみを取り扱っている事業者で、企業ではなく個人(消費者)に対して融資を行います。
信販会社カードローンに比べて、無利息期間が長い場合が多いといった特徴があります。
- 信販会社カードローン
信販会社やクレジットカード会社によるカードローンを指します。
信販会社やクレジットカード会社により異なりますが、一般的に、消費者金融カードローンに比べると金利が低い点が特徴です。
それぞれ異なる特徴があり、さらに事業者によっても異なりますので、利用するサービスは慎重に選ぶ必要があります。
いくら借りるのか・いつ頃返せるのかなどの計画を事前に立てておき、その計画に対して最適なサービスを選ぶようにしましょう。
カードローンの比較ポイント
ここからは、カードローンの比較ポイントを紹介します。
カードローンを選ぶ際は、以下の点で比較しましょう。
- 金利の低さ
- 審査時間と通りやすさ
- 融資上限額
- 融資スピード
- 提携ATM
- 各種手数料
それぞれの比較ポイントについて、おすすめのカードローンの種類と合わせて解説します。
比較①金利の低さ
まずは、金利の低さで比較します。
カードローンには、金利があります。
金利とは…
元金(借り入れた元本)に対する借り入れ利息(=お金のレンタル料)の割合を指します。
金利が高いと、当然ながら返済する金額が割高になってしまうため、金利は低いほうが望ましいです。
借り入れ額が大きい場合や、借り入れ期間が長い場合は特に、金利の低さは重要なポイントです。
「銀行カードローン」は、他のカードローンに比べて金利が低い傾向があるため、おすすめです。
- 銀行系カードローン
比較②審査時間と通りやすさ
次に、審査時間と審査の通りやすさで比較します。
カードローンを申し込む際には、審査があります。
カードローンの審査とは…
融資をするにあたって、返済能力・返済意思はあるのかが審査されます。
各社により審査基準は異なりますが、一般的に「信用情報」「他社からの借り入れ」「本人の属性」などが審査されると言われています。
審査時間が長いカードローンや、審査がスムーズに進まないカードローンも多いため、急いで融資を受けたい場合は注意が必要です。
緊急でお金が必要になってしまったためにカードローンを利用したい場合は、即日融資ができるかどうかは重要なポイントです。
消費者金融カードローンのアイフルなら、簡単な情報入力だけで融資可能かどうか無料診断することができます。
- 消費者金融カードローン
比較③融資上限額
次に、融資上限額での比較も必要となります。
融資限度額とは…
借り入れ可能な最大金額を指します。
カードローン会社によっては、融資限度額が低く必要金額が借りられない場合もあります。
いくらの借り入れが必要なのかを事前に把握しておき、その金額が借りられるサービスを選ぶようにしましょう。
融資限度額は各社異なりますが、「銀行系カードローン」や「消費者金融カードローン」は比較的融資限度額が高い傾向にあります。
- 銀行系カードローン
- 消費者金融カードローン
比較④融資スピード
融資スピードについても比較しておきましょう。
カードローンの審査が通っても、その後、必ずしもすぐに融資が実行されるといったわけではありません。
カードローン会社によっては、「審査終了後1週間後から」「審査終了後3日後から」など、すぐに融資を受けられない場合もあります。
また、店舗でのカード受け取りに対応しておらず郵送にて受け取る場合は、郵送にかかる日数も考慮する必要があります。
なお、物理カードが不要なサービス(スマホアプリでの借り入れに対応しているサービスなど)では、審査後すぐに融資を受けることも可能です。
たとえばアイフルでは、スマホアプリがあれば物理カードが不要です。
アイフルを含め、「消費者金融カードローン」なら融資スピードが早い傾向があります。
- 消費者金融カードローン
比較⑤提携ATM
提携ATMでも、比較をしておきましょう。
カードローンを利用して借り入れたお金は、ATMから引き出すことができます。
また、返済時も同様で、ATMから返済が可能です。
そのため、なるべく生活圏内に提携ATMがあるサービスを使うことをおすすめします。
提携ATMの観点においてはカードローンの種類における優劣は特に無く、多くのサービスがコンビニのATMなどで利用できるようになっています。
- 銀行カードローン
- 消費者金融カードローン
- 信販会社カードローン
比較⑥各種手数料
各種手数料での比較も必要です。
一般的に、カードローンの借り入れや返済を行う際に手数料がかかります。
普段の生活において、ATMを使って銀行口座に預けたお金を引き出すとき、手数料がかかった経験がある人も多いのではないでしょうか。
カードローンでもそれと同じで、0円~数百円程度の手数料がかかります。
ただし、口座振替での返済に対応しているサービスの場合は、口座振替での返済に手数料がかからないことが多いです。
また、ATMでの返済も、提携ATM(コンビニのATMなど)では手数料がかかっても、自社ATMでは手数料が無料になることが多いです。
口座振替や自社ATMでの返済をうまく使うことで、手数料を抑えることができます。
各種手数料の観点においても、カードローンの種類における優劣は特にありません。
- 銀行カードローン
- 消費者金融カードローン
- 信販会社カードローン
カードローンのメリット
カードローンには、以下のようなメリットがあります。
・24時間いつでも借り入れと返済が可能
・資金使途が自由
・年会費・入会費が無料
それぞれのメリットについて詳しく見てみましょう。
24時間いつでも借り入れと返済が可能
カードローンの主なメリットは、24時間いつでも借り入れと返済が可能な点です。
多くのカードローンサービスではコンビニのATMに対応しているため、空いた時間に気軽に借り入れ・返済ができます。
たとえば、三井住友銀行のカードローンでは、基本的には以下のATMを利用する場合はATM手数料、時間外手数料がそれぞれ無料になっています。
※ATMによっては、サービス内容が異なる・利用ができないなどの場合があります。
- 三井住友銀行ATM
- イーネットATM
- ローソン銀行ATM
- セブン銀行ATM
- ゆうちょATM
多くのコンビニでは、イーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATMのいずれかが設置されています。
借り入れ時も返済時も、近くのコンビニから気軽に手続きが可能です。
資金使途が自由
借り入れた資金の利用使途が限定されていないことも、カードローンの大きなメリットです。
銀行で契約ができる住宅ローン・マイカーローンなど、資金の利用目的が限定されているローンも多く存在します。
このようなローンは、原則的に目的以外の利用使途は認められていません。
カードローンでは、基本的に資金使途は自由となっています。
借り入れた金額を生活費に充てることも可能ですし、旅行・レジャーの費用に充てることも可能です。
どんな目的にも対応できる点が、カードローンの魅力のひとつです。
年会費・入会費が無料
年会費や入会費が基本的に無料という点も、カードローンのメリットのひとつです。
クレジットカードでは年会費がかかることも多く、そのような場合は利用の有無にかかわらず保有しているだけでコストがかかってしまいます。
カードローンなら、基本的にはカード発行・保有に対するコストがかからず、この点において優れています。
なお、カードローンの申し込み後には審査があるため、すぐに借り入れができるわけではありません。
緊急でお金が必要になった場合に備えて、早めに契約のみを済ませておくといった使い方も可能です。
カードローンのデメリット
カードローンは便利なサービスですが、以下のようなデメリットもあります。
・他のローンに比べて金利が高い
・他のローンの審査に影響する
・借りすぎてしまう可能性がある
それぞれのデメリットについて説明します。
他のローンに比べて金利が高い
カードローンは、他の一般的なローンと比較すると金利が高い場合が多いです。
ここまで見てきたように、カードローンの最大金利はおおよそ14%~18%程度となっています。
一方、住宅ローンは、住宅金融支援機構の公式ウェブサイトによるとおおよそ2~3%です。
また、マイカーローンは、JAバンクのウェブサイトの試算によると東京都新宿区の場合は最大12%ほどです。
カードローンは便利ですが、金利の面では他のローンよりも不利な傾向があります。
他のローンの審査に影響する
カードローンは借金ですので、他のローンの審査に影響が出る可能性があります。
たとえば住宅ローンを組む際の審査において、「カードローンを利用しているということは、お金に困っているのでは?」と疑われてしまう可能性があります。
ローンの審査では、「返済能力が無いかもしれない」と思われてしまうとローンを組めなくなってしまう場合があります。
今後、住宅や自動車など、ローンを組むような大きな買い物の予定がある場合は注意しましょう。
借りすぎてしまう可能性がある
カードローンは、他のローンに比べると、必要額以上に借りてしまう可能性があります。
他のローンでは一回のみの貸し付けの場合が多いため、借り入れた金額の中で利用をする意識を持ちやすいでしょう。
一方、カードローンでは、利用限度額の範囲を超えない限りは、24時間、何度でも借り入れることができます。
さらに、利用使途が自由という利便性が仇となり、本来必要ではないものまで購入することができてしまいます。
もちろん、普段から責任を持ってお金の管理ができているような人であれば問題ありません。
ただし、つい不要なものを買ってしまったり、あらかじめ決めていた予算を超えても浪費を続けてしまったりといった傾向がある人は注意が必要です。
カードローンを利用する際は、返済が可能な金額のみを借り入れるように意識しましょう。
カードローンの審査基準
カードローンの審査基準について説明します。
カードローンを契約する際、返済能力・返済意思はあるのか、お金を貸しても問題ないかについて審査されます。
審査の結果、残念ながらお金を貸すに値しないと判断された場合は、お金を借りることができません。
カードローンの審査基準は各社異なりますが、主に以下の3項目に基づいて行われています。
・信用情報
・他社からの借り入れ
・本人の属性
それぞれの審査基準について、順番に見ていきましょう。
信用情報
まずは、信用情報に問題が無いかどうかについて審査されます。
信用情報とは、これまでに利用したことのあるローンまたはクレジットカードに関する取引履歴についての情報を指します。
個人の信用情報は、CIC、JICC、KSCといった個人信用情報機関において管理されています。
個人信用情報機関では、過去に支払いを延滞させた履歴があるかどうかなどを知ることができるのです。
※必ずしも、延滞履歴があるとカードローンを利用できないというわけではありません。
カードローン会社は、申し込み者に関する信用情報を調べることで、お金を貸しても問題ない相手かどうかを審査しています。
他社からの借り入れ
また、他社からの借り入れ状況についても審査されます。
貸金業法では、総量規制により「原則的に、個人が借りられるのは本人の年収の3分の1まで」と定められています。
他社からの借り入れがあるからといって、必ずしもカードローンを利用することができなくなってしまうわけではありません。
しかし、すでに他社からの借り入れがある場合は、総量規制による上限に到達してしまわないかについて審査されます。
なお、銀行系カードローンなど、総量規制の対象にならないローンも存在します。
本人の属性
最後に、本人の属性について審査されます。
本人の属性の審査とは、すなわち、返済能力があると判断しうる属性かどうかについての審査です。
多くのカードローン会社では、申し込み条件として以下を定めています。
- 利用者本人の申し込みであること
- 20歳以上であること
- 継続した安定収入があること
- 学生ではないこと
※申し込み条件の詳細は、各社の公式ウェブサイトなどでご確認ください。
上記のような申し込み条件のほか、年収や勤続年数・雇用形態などが審査されます。
カードローン会社によって審査基準は異なりますので、たとえば「年収300万円以上の正社員ならOK」などといった共通の基準はありません。
各社の基準に照らし合わせて、「この属性なら、おそらく返済してくれるだろう」と判断されたら審査は合格となります。
カードローンに関するよくある質問
カードローンに関するよくある質問を紹介します。
カードローンを利用する前に、疑問点を解決しておきましょう。
- クレジットカードのキャッシング機能との違いは?
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クレジットカードのキャッシング機能は、基本的にはカードローンよりも金利が高く、また返済日も予め決められています。
そのため、クレジットカードのキャッシング機能では、高い金利を支払わなければならないうえに、所定の返済日が来るまで無駄に利子が発生してしまう可能性が高いと考えられます。
要するに、お金を借りる機能に限っていえば、クレジットカードのキャッシング機能よりもカードローンのほうが優れています。
クレジットカードのキャッシング機能は、メインの機能であるクレジットカードに付帯している「おまけサービス」に過ぎないと考えたほうが良いかもしれません。
- 審査に落ちてしまったらどうしたら良い?
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万が一審査に落ちてしまっても、何度でも再審査を受けることができます。
ただし、一度審査に落ちてしまった場合は、再審査には慎重に臨むようにしてください。
考えられる対策をしても審査に通過できなければ、カードローン会社の変更なども検討しましょう。
カードローン会社により審査基準が異なるため、カードローン会社を変更することで解決する可能性もあります。
カードローンのおすすめランキングまとめ
今回は、カードローンのおすすめランキングについて紹介しました。
- 個人向けの融資サービス「カードローン」は、比較的自由度の高い利用ができる
- 娯楽やレジャー目的などでも問題無く、気軽に利用できる
- 利用するなら消費者金融カードローンの「アイフル」「J.Score」
- 銀行系なら「三井住友銀行カードローン」がおすすめ
- 自由度の高さは魅力的だが、無計画に借りてしまわないように注意しよう
- 返済できない人・返済する意思のない人は利用不可
カードローンは、担保や保証人が不要で、かつ、24時間いつでも借り入れおよび返済が可能といった特長があります。
そのため、いわゆる「借金」のサービスとしては比較的気軽に利用ができるというメリットがあります。
「借金」と聞くと手が出しにくい印象がありますが、「カードローンなら利用しやすい」という印象がある人も多いのではないでしょうか。
もちろん、借り入れた額は返済する必要があるため、借り入れる場合はしっかりと返済計画を立てておく必要があります。
返済が可能な範囲でカードローンを利用し、生活の質や人生の充実度を向上させてみましょう。