年収500万円の生活レベルは?手取りや収入の増やし方も徹底解説
国税庁のデータによると、日本全体の平均年収は461万円だと発表されています。
年収500万円は日本の全体平均よりも少し上回っており、「割合はどれくらい?」「どんな生活ができる?」と実態が気になる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、年収500万円の人の割合や生活レベルについて解説していきます。
年収500万円の人におすすめのお金の増やし方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 年収500万円は日本全体の平均年収を上回っている
- 年収500万円の手取り金額は390万円前後
- 実家暮らしや配偶者のみの場合なら貯金に回せる金額も確保できる
- 結婚やマイホーム購入も十分可能
- 年収500万円の人がお金を増やすなら、SBI証券での投資が最適
年収500万円は日本全体の平均年収を上回っていますが、さらに収入を増やしたいと思っている方も多いでしょう。
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年収500万円の人の割合とは
国税庁が発表したデータ*によると、令和元年の給与所得者のうち年収500万円台の人は全体の10.2%です。*民間給与実態統計調査
ちなみに年収300万円台の人は全体の17.4%なので、年収500万円台の人は比較的多くはないでしょう。
それでは、年収500万円台の男女別・年齢別の割合の割合を見ていきましょう。
男女別・年齢別の割合
年収500万円台の男女別・年齢別の割合の割合は、以下のとおりです。
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20〜24歳 | 0.1% | 0.0% |
25〜29歳 | 0.4% | 0.2% |
30~34歳 | 1.5% | 0.5% |
35~39歳 | 4.1% | 1.1% |
40~44歳 | 6.6% | 1.8% |
45~49歳 | 9.8% | 2.2% |
50~54歳 | 11.8% | 2.9% |
55~59歳 | 11.9% | 2.6% |
60~64歳 | 4.2% | 1.5% |
65~69歳 | 2.1% | 1.0% |
70歳〜 | 1.3% | 2.1% |
男性の場合だと20代で年収500万円の人はほとんどいません。
割合を見ると30代後半〜50代が多いので、職種や企業によっても異なりますが、年収500万円台はある程度キャリアを積むことで達成できる年収だと言えるでしょう。
また女性で年収500万円台の方は男性に比べると非常に少ないですが、家事に専念している主婦の方がいるためだと考えられます。
年収500万円の生活レベルとは
ここからは、年収500万円の生活レベルについて解説していきます。
今回は社会保険料・住民税・所得税などの税金を差し引き、月々の手取りを30万円として計算しています。
実家暮らしの場合
実家暮らしの場合、年収500万円あれば余裕がある生活を送れるはずです。
仮に実家に数万円お金を入れていたとしても別途住居費などを支払う必要がないため、自由に使えるお金はしっかりと確保できるでしょう。
ギャンブルや趣味などにお金を使いすぎなければ、将来のために毎月10万円以上の貯金をすることも十分可能です。
支出名 | 支出額 |
---|---|
家賃(住宅ローン) | 50,000円(※実家へ入れるお金) |
食費 | 10,000円 |
教育費 | – |
雑費 | 20,000円 |
水道光熱費 | – |
通信費 | 10,000円 |
交際費・娯楽費 | 30,000円 |
貯金 | 180,000円 |
配偶者がいる場合(子どもなし)
配偶者がいて子どもがいない場合、配偶者の収入が0でも十分家計はまかなえるでしょう。
また配偶者がパートなどで月に5〜10万円程度の収入を得ている場合は、その分を貯金に回して老後の資金を蓄えることもできます。
しかし、住むエリアや物件によっては貯金に回せる金額がグッと下がってしまう可能性があります。
支出名 | 支出額 |
---|---|
家賃(住宅ローン) | 90,000円 |
食費 | 50,000円 |
教育費 | – |
雑費 | 30,000円 |
水道光熱費 | 15,000円 |
通信費 | 15,000円 |
交際費・娯楽費 | 30,000円 |
貯金 | 70,000円 |
ファミリー世帯の場合
配偶者がいて子どもがいるファミリー世帯の場合、総務省のデータによると1世帯ごとの毎月の支出は281,996円*だと言われています。*総務省統計局家計調査報告 ―月・四半期・年―のデータ
そのため年収500万円で毎月の手取りが30万円であれば、配偶者の収入が0でもなんとかやっていけるでしょう。
ただし、子どものケガや病気などの急な出費も考えられるので、節約を意識しないと赤字になってしまうこともあります。
ただ、配偶者がパートなどで収入を得ていれば貯金に回せる金額が増えるので、少し余裕のある生活が送れる可能性が高いです。
支出名 | 支出額 |
---|---|
家賃(住宅ローン) | 100,000円 |
食費 | 60,000円 |
教育費 | 25,000円 |
雑費 | 30,000円 |
水道光熱費 | 15,000円 |
通信費 | 15,000円 |
交際費・娯楽費 | 10,000円 |
医療費・保険 | 12,000円 |
自動車維持費 | 8,000円 |
貯金 | 25,000円 |
年収500万円の手取りは?
年収500万円から税金や保険料を差し引いた手取りの年収額は、約385~400万円だと言われています。
年収から引かれる税金や社会保険料は、以下のとおりです。
- 所得税
- 住民税
- 健康保険
- 雇用保険
- 年金
勤務先や地域などによって社会保険料は変動する可能性がありますが、今回は73万円として計算していきます。
以下の金額で計算すると、手取り年収は388万円です。
年収 | 500万円 |
所得税 | -14万円 |
住民税 | -25万円 |
社会保険料 | -73万円 |
手取り | 388万円 |
額面上の年収は500万円でもリアルな手取り額は400万円を切る場合が多いので、ライフプランを立てる際はしっかり手取り額を考慮することをおすすめします。
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年収500万円の人におすすめのお金の増やし方
ここからは、年収500万円の人におすすめのお金の増やし方をご紹介します。
うまくいけば大きな収入アップが見込めるので、ぜひ参考にしてみてください。
投資をする
年収500万円の人に最もおすすめなお金の増やし方は、投資です。
投資な方法としては、主に以下の種類があります。
- 株式投資
- 仮想通貨投資
- 不動産投資
- 投資信託
- FX
- ロボアドバイザー など
投資の種類によって得られるリターンやリスクは異なるため、自分のスタイルに合った投資方法を選びましょう。
ちなみに「株式投資」ならキャピタルゲインとインカムゲインが狙えるため、短期的・長期的にも稼ぎやすいのでおすすめです。
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転職をする
今よりも収入を増やしたいなら、転職をするのもおすすめです。
昇進することでも収入は上がる可能性がありますが、自分のタイミングで昇進することは非常に難しいので、すぐにでも収入を上げたいなら転職をする方が確実です。
特に平均年収が高いと言われている業種は、「IT・通信」「不動産」「コンサルタント」「金融」「生命保険・損害保険」と言われています。
年収を上げたい方は、転職エージェントなどを活用してぜひ転職を検討してみてください。
副業をする
今よりもお金を増やすなら、副業をするのもおすすめです。
副業にはさまざまな種類がありますが、代表的なものは以下のとおりです。
- ポイントサイトの活用
- 在宅ビジネス
- フリマアプリ
- アルバイト
例えばポイントサイトなどはスマホ1台あれば始められるので、本業の隙間時間などを利用して稼ぐことができます。
本業の会社によっては副業を禁止している場合もあるので、副業を始める際は事前によく確認しておきましょう。
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年収500万円で出来ること・出来ないこと
続いて、年収500万円で出来ることと出来ないことをご紹介します。
結論から言うと、年収500万円であれば大抵のことは実現可能です。
それでは一つずつ確認していきましょう。
貯金:十分可能
年収が500万円であれば、もちろん貯金は可能です。
実家暮らしの場合だけでなく、配偶者がいる場合でも生活費を差し引いた上で手元にお金が残る可能性があります。
また配偶者の収入が0で子どもがいるというケースでも、浪費をせず節約を心がければ一定額貯蓄に回すことは十分可能です。
結婚:可能
年収が500万円で結婚することは可能です。
配偶者に収入がなくても、浪費をしなければある程度余裕のある結婚生活が送れるはずです。
子どもがいる場合でも十分生活は可能ですが、貯蓄に回せる金額が少なくなる可能性があるので、投資などで資産運用をしておくことをおすすめします。
賃貸:十分可能
年収500万円で賃貸はできます。
一般的に家賃は「手取り金額の3分の1」までが適切だと言われているので、手取り30万円であれば8~10万円程度の部屋には住めるでしょう。
よほど都心部や高級マンションなどでなければ、基本的に住む部屋は見つかりやすいのではないでしょうか。
マイホームの購入:可能
年収500万円でマイホームは購入可能です。
返済期間20~35年で2,500万~5,000万円程度の住宅ローンを組むことができます。
ただし、あまり高額な借り入れをするとローン返済のために生活を切り詰めなくてはいけないこともあるので、無理のない範囲でローンを組むようにしてください。
年収500万円の人におすすめの節約方法
年収500万円の人におすすめの節約方法は、以下のとおりです。
- 家計簿をつける
- 自炊をする
- 積み立て投資をする
家計簿をつける
節約をしたいなら、まずは家計簿をつけてみましょう。
家計簿をつけることで毎月の「固定費」や「流動費」がはっきりとわかるようになり、ムダな支出をチェックすることができます。
そして支出の中でも大きな割合を占めているものを見直すことで、大幅に支出を減らせる場合があります。
一般的に見直しやすいのは通信費や保険などの固定費で、安いプランに変更するだけで節約効果が継続するので非常におすすめです。
また、お金の相談をしたいと言った人には「マネードクター」が最適です。
マネードクターなら保険の相談や結婚・教育費、就職など様々な問題を専門家が解決してくれます。
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自炊をする
節約したいなら、できるだけ自炊をするのもおすすめです。
仕事が忙しいとつい外食をしてしまいがちですが、外食が多いとその分食費がかさんでしまいます。
食事は生活費の中でも大きな割合を占めているため、自炊をすることで大幅に支出を減らせるでしょう。
まずは無理のない範囲で1ヶ月の食費の目安を決め、その範囲内で収まるように自炊を始めてみてください。
積み立て投資をする
「給料が入ったらその分だけ使ってしまう」という方は、積み立て投資をするのも節約方法としておすすめです。
先取り貯金のように一定額を先に投資に回すことで、初めから無かったお金として残った金額でやりくりすることができます。
ムダ遣いを減らせる上に着実に資産を増やすことができるので、なかなか節約できない方に最適です。
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年収500万円のまとめ
今回は、年収500万円の生活レベルやお金の増やし方についてまとめていきました。
- 年収500万円は日本全体の平均年収を上回っている
- 年収500万円の手取り金額は390万円前後
- 実家暮らしや配偶者のみの場合なら貯金に回せる金額も確保できる
- 結婚やマイホーム購入も十分可能
- 年収500万円の人がお金を増やすなら、SBI証券での投資が最適
年収500万円であれば、賃貸・結婚・マイホーム購入など人生においてあらゆることが実現可能です。
しかし住む地域や家族構成などによっては毎月十分に貯蓄することができないケースもあるので、収入を増やしたいと思っている方も多いでしょう。
効率良く資産を増やしたいなら、SBI証券で投資を始めるのが最適です。
SBI証券では少額から国内株式や投資信託に投資ができるため、投資自体が初めての方でも気軽にチャレンジできるでしょう。
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