JA共済(農協)の評判/口コミは?保険との違いやメリット・デメリットを解説!
JA共済は、「ひと・いえ・くるま」に関わる各種共済による総合保障事業をおこなっています。
TVCMでもおなじみで名前はよく親しまれていますが、保険との違いなど意外にその仕組みや特徴をご存知ない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、JA共済の基本情報やメリット・デメリット、評判/口コミなどを紹介していきます。
- JA共済は、各種共済による総合保障事業を手がけているJA(農協)の保険機構
- 農家だけでなく一般の方も、JAの准組合員になることでJA共済に加入できる
- JA共済は「ひと・いえ・くるま」に関わる共済が揃っている
- 掛け金は割安だが、保険と違ってバリエーションが少なく保障もやや手薄な点がデメリット
- JA共済に加入すべきか迷ったら、保険相談サービス「マネードクター」の利用がおすすめ
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JA共済(農協)とは?
運営団体 | JA共済連(全国共済農業協同組合連合会) |
設立 | 1951年 |
活動内容 | 共済契約の引受・資産運用 |
総資産 | 58兆363億円 |
ソルベンシー・マージン比率 | 1,276.9% |
共済の加入状況 | 生命総合共済:2,192万件 建物更生共済:966万件 自動車共済:826万件 |
JA共済(全国共済農業協同組合連合会)は、JAグループにおいて共済事業を手がけている保険機構です。
共済とは、組合員同士で掛け金を貯めておいて万が一の事態が起きた際にはそのお金から共済金を受け取れる制度のことで、根拠法令は異なりますが基本的な仕組みは保険に類似しています。
JA共済に加入する際はもちろんJA(農業協同組合)に所属しておく必要がありますが、最寄りのJAに出資金を支払って准組合員になることによって、農家ではない一般の方でも加入が可能です。
なお准組合員になるために必要な出資金は、全国各地のJAごとで異なります。
ちなみに共済はJA共済以外にも、国民共済や県民共済、コープ共済などがあります。
JA共済(農協)のメリット
さて、JA共済には次のようなメリットがあります。
- 掛け金(保険料)が割安で割戻金もある
- 生活に関わる一通りの保障が揃っている
- 窓口を利用しやすい
掛け金(保険料)が割安で割戻金もある
民間の保険会社は当然ながら営利目的で運営されています。
一方でJA共済は利益追求を目的としていないため、一般的には民間保険よりも掛け金(保険でいうところの保険料)が安く抑えられています。
またJA共済には割戻金があり、毎年の決算で余った掛け金は加入者に再分配されるようになっているため、年によってはトータルのコストがさらに少なくて済むこともあります。
生活に関わる一通りの保障が揃っている
民間の保険会社は基本的に生命保険会社と損害保険会社に分かれており、取り扱う保険商品もそれぞれすみ分けがなされています。
それに対してJA共済は生損兼営であり、「ひと・いえ・くるま」の総合保障を手がけています。
つまりJA共済だけで、暮らしの中で必要な保障に一通り加入することも可能だということです。
具体的には各カテゴリーで次のような共済が用意されており、特に「ひと」に関する保障が充実しています。
「ひと」に関する保障(万一のこと):
終身共済、引受緩和型終身共済、一時払終身共済、生存給付特則付一時払終身共済、養老生命共済、定期生命共済
「ひと」に関する保障(医療・がんのこと):
医療共済-メディフル、引受緩和型医療共済、がん共済
「ひと」に関する保障(特定疾病のこと):
特定重度疾病共済-身近なリスクにそなエール
「ひと」に関する保障(就労不能のこと):
生活障害共済-働くわたしのささエール
「ひと」に関する保障(介護・認知症のこと):
介護共済、認知症共済、一時払介護共済
「ひと」に関する保障(老後のこと):
予定利率変動型年金共済 ライフロード
「ひと」に関する保障(その他):
傷害共済、ボランティア共済、賠償責任共済、ファーマスト(農業に関わる賠償リスクへの保障)
「いえ」に関する保障:
建物更生共済-むてきプラス(建物・家財)、火災共済
「くるま」に関する保障:
自動車共済クルマスター、自賠責共済
窓口を利用しやすい
JA共済は全国各地のJAを通じて地域密着型のサービスを展開しており、その窓口の数は約7,600カ所にのぼります。
また全国のJAには、共済に関する高度な知識を持ったライフアドバイザーや、窓口担当のライフサポーターなどが在籍しています。
そのため全国どこにお住いの場合でも、最寄りのJAで保障プランの提案から加入手続きなど、各種サービスを利用することが可能です。
JA共済(農協)のデメリット
一方でJA共済にも、次のようにデメリットがあります。
- 低コストだけれど保障も薄い
- 保障の自由度が低め
- 保険契約者保護機構に加入していない
低コストだけれど保障も薄い
先ほど述べた通り、JA共済は掛け金が安いことが魅力になっています。
ただコストが抑えられる分、民間保険と比べると保障もやや手薄になっています。
例えば(公財)生命保険文化センターの「2021年度 生命保険に関する全国実態調査」において世帯の普通死亡保険金額を見比べてみると、民間保険の平均値は1,927万円となっていますが、JA共済では1,304万円と民間保険よりも大幅に少なくなっています。
保障の自由度が低め
JA共済は生損兼営で様々な保障が揃っていますが、一つ一つを見ていくとバリエーションがやや乏しく、保障設定の自由度も低くなっています。
例えばがんの保障を見てみると、民間の保険会社では一概にがん保険と言っても商品の種類が豊富で、女性特有のがんの保障が手厚くなっていたり、一度がんに罹ったことがあっても加入できたりするものもあります。
一方でJA共済の場合は「がん共済」の一択であり、その中で選べるプランの種類も限られています。
保険契約者保護機構に加入していない
保険契約者保護機構は、いわゆる民間保険会社のセーフティネットです。
少額短期保険業者を除いて民間の保険会社は加入が義務付けられており、万が一保険会社が破綻しても、顧客が保護される仕組みになっています。
対してJA共済では、このような顧客保護の仕組みがありません。
以下の通りJA共済の事業規模は、現時点では安泰と言える水準ですが、万が一経営破綻を起こすと払い込んだ掛け金や共済金に対する保証はありません。
- 総資産:58兆363億円
- 保有契約高:238兆7,559億円
- 年間共済掛金:4兆6,203億円
- ソルベンシー・マージン比率:1,276.9%
JA共済(農協)と保険の違い
ここで、JA共済と保険(民間保険)の違いをあらためて確認しておきましょう。
基盤となる法律などの違い
まず仕組みの違いとして、以下のように基盤となっている法律や所管している官公庁が異なります。
また、保障事業を「保険」ではなく「共済」と呼ぶ点など、類似した内容でも用語が異なります。
比較項目 | JA共済 | 民間保険 |
---|---|---|
運営元 | JA共済連 (全国共済農業協同組合連合会) | 生命保険会社 損害保険会社 |
基盤の法律 | 農業協同組合法 | 保険法 保険業法 |
所管の官公庁 | 農林水産省 | 金融庁 |
運営の目的 | 組合員への最大奉仕 | 営利目的 |
用語 | ① 契約を結ぶ人:加入者 ② 保障の対象となる人:被共済者 ③ 払い込むお金:掛け金 ④ 受取るお金:共済金 | ① 契約者 ② 被保険者 ③ 保険料 ④ 保険金 |
その他 | 保険契約者保護機構なし | 保険契約者保護機構あり |
特徴の違い
JA共済も保険も、加入者(契約者)同士でお金を出しておいて、病気などの万が一の際にはそのお金で保障するという根本的な仕組みは変わりません。
ただ、次のようにそれぞれ異なった特徴を有しています。
メリット:
- 掛け金が安い
- JA共済だけで、生損の保障が一通り揃っている
- 保障内容がシンプルで分かりやすい
- お金が余れば割戻金が分配される
- 全国各地に窓口がある
デメリット:
- 保障があまり厚くない
- 保障の自由度が低い
- 保険契約者保護機構の加入対象外である
メリット:
- バリエーションが豊富で、保障設定の自由度も高い
- セーフティネットがある(保険契約者保護機構)
デメリット:
- 保険会社や商品が多すぎて、選ぶのが大変
- 保障内容、性別や年齢などによっては、保険料が割高になることがある
JA共済と民間保険のどちらに加入するべきか迷っているなら、まずはこういった基本的な違いを押さえておきましょう。
なお、違いを知っても自分にとってどちらがよいのか判断できない時は、保険のプロであるファイナンシャルプランナーに疑問を直接投げかけてみるとよいでしょう。
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JA共済(農協)だけで十分?
先ほどデメリットで述べた通り、JA共済は民間保険と比べると、保障が薄い傾向があります。
だからといってJA共済が粗悪なわけではなく、一概にJA共済だけでは保障として不十分なわけでもありません。
なぜなら求める保障は、世帯ごとの状況や考え方などによって異なるからです。
例えばある程度貯蓄があって、病気や事故に対する費用を貯蓄からも捻出できる方であれば、JA共済の保障で事足りる場合もあるでしょう。
他には独身の方の中にも、いざという時に家族を支える必要がないのでJA共済でコストを抑えつつ、最低限の保障があればよいという方は多くおられることでしょう。
まずは自身の置かれている状況を正しく把握して、そもそも共済や保険が自分に必要なのか、また必要な場合は共済と保険のどちらがよいのか、さらにはそれらを組み合わせた方がよいのかといったことを一つずつ検討していくことが肝要です。
まずはファイナンシャルプランナーに相談してみよう
先ほど述べた通り、共済や保険の要否は人によって異なります。
そのためまずは自身の状況をよく知った上で、必要な保障を得られる共済や保険を探すことになります。
もしもその作業をひとりでおこなうことが難しい場合は、「マネードクター」のような保険相談サービスを通して、保険のプロであるファイナンシャルプランナーの力を借りるとよいでしょう。
運営元 | 株式会社FPパートナー |
取扱保険会社 | 31社 |
相談手数料 | 無料 |
相談方法 | 店舗、訪問、オンライン |
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関連記事 | マネードクターの評判/口コミ |
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JA共済(農協)の評判/口コミ
最後に、JA共済を実際に利用している方々からの評判/口コミをSNSからピックアップしてご紹介します。
そろそろバイク保険切り替え時期な朝、お早うございます。
チューリッヒで継続の場合3,000円程値上がりしてしまうので今期はJA共済に切り替える事にしました。
だって窓口契約で今より5,000円程安くなりますもん!
私は事故った時の対応云々より事故らないアドバンテージをとるようにしています。
twitter
JA共済から小型自動二輪原付二種の任意保険更新書類来た。
対人対物無制限で二年で15,390円。
共済は最強に安い。
twitter
あらゆるネット保険の見積もりして 吟味した結果 一番安いのはJA共済っていう(笑)
ネットの最安値よりも 1万円近く安かったし。
値段でいうと JA共済最強説。
twitter
医療・火災・傷害保険は加入しておきましょう。
都民共済やJA共済なら、掛け金は安いですし、割戻し金も出ます。
転ばぬ先の杖は必要です。
twitter
SNS上の評判/口コミを見てみると、やはりJA共済に対しては掛け金の安さを評価する声が数多く上がっています。
もちろんデメリットで述べた通り、民間の保険と比べると保障の面では劣る部分もありますが、保障の充実度よりもコストを重視するならJA共済は選択肢の一つになり得るでしょう。
なお、複数の選択肢を並べてそこから自分に合った共済や保険を探したい場合は、マネードクターに相談してみるのも一つの手です。
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JA共済保険(農協)の評判/口コミまとめ
今回はJA共済について、メリット・デメリットや評判/口コミなどをご紹介しました。
- JA共済は、各種共済による総合保障事業を手がけているJA(農協)の保険機構
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- JA共済に加入すべきか迷ったら、保険相談サービス「マネードクター」の利用がおすすめ
JA共済は非営利目的の組織であり、「ひと・いえ・くるま」への保障を低コストで利用できる点が大きな魅力となっています。
一方で民間の保険のような商品バリエーションはなく、保障の自由度も低いといったデメリットもあります。
このようにJA共済と民間保険にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、それらを良く理解した上で、望みに近いコスト・保障の商品を探してみましょう。
また一人で探すことが困難なときには、保険のプロであるファイナンシャルプランナーに相談してみるとよいでしょう。
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