PMGファクタリングとは？口コミ・評判と使い方を徹底解説

ファクタリングは企業の資金調達方法の一つです。

自社が持っている売上金などの売掛債権を手数料を支払うことと引き換えにファクタリング会社に売却し、現金を得ます。

PMGファクタリング（以下、PMG）もそうしたサービスを提供している事業者です。

今回は、PMGの概要とメリット・デメリット、PMGファクタリングの始め方、口コミ・評判などについてまとめます。

PMGは売掛金を買い取るファクタリングのほかに、補助金や助成金に関するサポートや金融機関との交渉をサポートする資金調達支援などの事業を行っています。

資金繰りについて不安がある経営者の方は、一度、PMGファクタリングに相談してみてはいかがでしょうか。

PMGファクタリングとは？

PMGはピーエムジー株式会社が運営するファクタリングサービスです。

ファクタリングの種類	2社間ファクタリング 3社間ファクタリング
運営会社	ピーエムジー株式会社
所在地	東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 新宿NSビル25階
設立年月	2015年6月
事業内容	ファクタリング事業 コンサルティング事業
買取上限	2億円
手数料	2%～
公式サイト	PMGファクタリング

PMGの特徴についていくつか解説します。

PMGで扱っているファクタリング

ファクタリングとは売掛金（売掛債権）を売却して現金化するサービスのことで、支払予定日よりも早く現金を受け取れます。

そのかわり、ファクタリングを申し込んだ企業はファクタリング会社に手数料を支払わなければなりません。

PMGでは3社間ファクタリングと2社間ファクタリングを扱っています。

3社間ファクタリング

3社間ファクタリングとは、ファクタリングを利用する会社と取引先、PMGファクタリングの3社が一緒に進めるファクタリングです。

ファクタリングを利用したい会社がPMGに申し込み、PMGに債権を譲渡します。

債権譲渡を受けたPMGは取引先に債権譲渡を受けたことを伝えたうえで、売掛金を買い取って申し込んだ企業に入金します。

しかし、この方法には取引先にファクタリングの使用が知られてしまう点や取引先の了承を得る必要があるため、手続きに時間がかかるというデメリットがあります。

2社間ファクタリング

取引相手に知られることなく売掛金を買い取ってもらうのが2社間ファクタリングです。

申込会社とPMGファクタリングの2社間でやり取りが済むため、取引先に売掛金の買取を知られることがないというメリットがあります。

3社間よりも早く売掛金を買い取ってもらえるので、スピードという点でもメリットがあります。

ただ、3社間ファクタリングに比べると手数料が高くなりやすいというデメリットがあります。

建設業を中心に幅広い業種の売掛金を買い取る

PMGは建設業関連の債権買取に強みを持っています。

建設業は一度の工事で数千万円、数億円の資金が動くため、当座の資金が不足していると黒字であっても倒産してしまう可能性があります。

こうした事態を防ぐ方法の一つが、売掛金の売却であるファクタリングです。

手数料を支払うため利益が目減りしてしまいますが、融資のように利子が増えて重荷になることがありません。

建設業以外の債権も50万円から買い取ってもらえます。

PMGファクタリングのメリット

PMGファクタリングを利用するメリットを解説します。

最短3日で入金される

1つ目のメリットは最短3日で入金されることです。

企業がまとまった金額を調達する際、最初に検討するのは銀行やノンバンクからの融資です。

ノンバンクとは預金や為替などの業務を行わず、融資を主な業務とする金融機関のことです。

銀行であってもノンバンクであっても、融資を受けるには担保を用意しなければならず、審査に数週間を要することもあります。

一方、PMGをはじめとするファクタリングは数日で資金を調達できます。

また、ファクタリングはお金を借り入れる融資ではないため、貸し借りについて記録している「信用情報（クレジットヒストリー）にも影響を与えません。

ファクタリングを利用したことを取引先に知られない

2社間ファクタリングを利用すると、取引先に知られることなく資金を調達できます。

PMGのファクタリング契約には秘密事項を守ることが明記されており、利用者の秘密が相手方に漏れることはありません。

また、PMGはプライバシーマークを取得しています。

プライバシーマークは個人情報保護を適切に取り扱っている企業に与えられるものであり、PMGの情報管理能力が第三者からも評価されていることの証といえます。

実績豊富なファクタリング業者であるため安心して利用できる

PMGは2021年段階で契約数が6,781件、売掛金の買取総額が315億円に達しました。

出典：PMGファクタリング

創業から10年以内の比較的若い会社ですが、実績十分といってよいでしょう。

本業支援や財務支援も受けられる

PMGはファクタリング事業だけではなく、企業の経営に関する支援も行っています。

支援内容は以下のとおりです。

• 他の企業を紹介する協業支援
• PMGのコネクションを生かした販路拡大
• 雇用維持に悩む企業と人材を必要としている企業のマッチング
• 弁護士などを紹介する士業紹介
• コストダウンなどのアドバイス

PMGは売掛金の買取にとどまらず、企業価値を支える支援も行っているのです。

顧客からの信頼が厚い

PMGは顧客から厚い信頼を寄せられているファクタリング業者です。

その理由の1つが数々のリサーチやアンケートで上位を獲得しているからです。

たとえば、大手リサーチ機関の東京商工リサーチが行った調査では、独立系ファクタリングの中で売上ナンバー1となりました。

2022年に行われたゼネラルリサーチのアンケート調査では、顧客満足度・スタッフ対応満足度・対応スピード満足度の項目で1位を獲得しています。

また、ゼネラルリサーチが実施した別のアンケートでは、経営者の78%が成長できる会社と答えたほか、財務責任者の74%が経営パートナーに選びたいと答えるなど、顧客から厚い信頼を寄せられていることがわかります。

各種調査の結果について詳しく知りたい方は、PMGファクタリングの公式サイトをご確認ください。

PMGファクタリングのデメリット

PMGファクタリングを利用するメリットを解説します。

最低手数料が若干高い

PMGの最低手数料は2%です。

他のファクタリング業者と比べて決して高いわけではありませんが、最近は手数料1%の業者もあることから考えると、少し割高であることは否めません。

必ず、即日買取してくれるとは限らない

PMGの買取期間は数日以内です。

銀行融資やノンバンクの融資に比べるとはるかに速く資金を調達できるサービスですが、他のファクタリング業者が短い期間で買い取る事例があります。

また、全ての売掛金を買い取ってもらえるわけでもありません。

状況によって、対応が変わる可能性があるという点については留意しておきましょう。

PMGファクタリングの始め方・利用手順

PMGファクタリングを利用するにはどうすればよいのでしょうか。

スタートするための手順について解説します。

「お問合せ」をクリックし、必要事項を入力

最初に公式サイトのトップページの上部にある「お問合せ」をクリックするか、フリーダイヤルの番号にかけて問い合わせをします。

問合わせをクリックすると、問い合わせフォームに移行しますので「お客様情報」を入力しましょう。

問い合わせフォームのうち、「必須」とされているのは以下の項目です。

• 会社名
• 代表者名
• 郵便番号
• 会社電話番号
• メールアドレス
• 業種
• 年商
• 希望金額

ここまで入力したら、誤りがないかチェックしておきましょう。

審査に必要な書類を添付

次に、審査に必要な書類を添付します。

必要な書類は直近2期分の決算書と、直近の入金が確認できる入金通帳や当座通帳照合表、契約書や発注書、請求種などの書類で、それぞれを添付します。

添付ファイルの大きさは5MBまでですので注意しましょう。

個人情報関連の規約に同意して送信

入力の最後は「個人情報関連の規約」への同意です。

規約に「同意する」を選択して送信を押すと、申込作業は終了となります。

書類提出後、PMGから電話やメールで資金繰り状況・売掛先に関するヒアリングが行われます。

審査後、PMGファクタリングから連絡

書類提出後、審査に通るとPMGから連絡が来て契約書が送られてきます。

書類の内容を確認し、誤りがなければ正式にファクタリング契約を結ぶことになります。

契約同意後、買取金額が入金される

契約後、PMGから手数料を差し引いた買取金額が入金されます。

その後、取引先から請求書の内容通りに入金されたら、PMGにそのお金を振り込みましょう。

以上で、ファクタリングサービスが完全に終了となります。

PMGファクタリングの口コミ・評判

PMGファクタリングの良い評判と悪い評判についてまとめます。

良い評判

スピード感をもって対応してくれたことや、ファクタリング以外のアドバイスが役立ったとの声がありました。

悪い評判

複数の口コミサイトをみると、「実績を評価されず、買取価格が低かった」といった意見や手数料が他社よりも高いといった内容の口コミが見られました。

事業内容や事業の現状により、売掛金の買取価格が伸びない可能性があることがわかります。

ただ、どのようなケースでも丁寧に対応してもらえるようですので、迷っているのであれば、一度PMGファクタリングの公式サイトから相談したほうが良いかもしれません。

PMGファクタリングがおすすめな方

PMGファクタリングのサービスをすすめられるのは以下のような企業です。

できるだけ早く資金を調達したい企業

利用が向いている企業タイプの1つは、できるだけ早く資金調達をしなければならない企業です。

売掛金があるのに、当座の資金がないせいで支払い不能になってしまえば元も子もありません。

ビジネスチャンスが目の前にあり、一定の資金があればチャンスをつかめる可能性がある場合も、PMGで資金調達したほうがよいでしょう。

銀行やノンバンクよりも早く資金を調達できるので、企業のフットワークを軽くできるからです。

ファクタリングの利用を取引相手に知られたくない企業

ファクタリングの利用を取引先に知られたくない企業もPMGの利用が向いています。

PMGは取引相手を巻き込まずに売掛を買い取る2社間ファクタリングをしています。

これを利用すると、相手に知られて関係が悪化するようなことなく必要な資金を調達できます。

プライバシーマークを取得しているので、ファクタリングの利用を秘密にできるというメリットもあります。

身近にファクタリング業者がいない地方の企業

ファクタリング会社が存在しない地域で事業を営んでいる企業にとってもPMGの利用が向いています。

PMGは必要書類を問い合わせフォームやFAXで送り、電話やメールでやり取りするだけで買い取りの段取りを進められます。

この方法であれば全国どこからでもPMGを利用可能です。

PMGの対応エリアは三つに分かれていますので、参考までに掲載します。

東京本社	北海道、東北、関東、甲信越、北陸、東海
大阪支店	東海、関西、中国、四国
福岡支店	中国、九州、沖縄

PMGファクタリングまとめ

今回はファクタリング事業やコンサルティング業務を営むPMGファクタリングについて紹介しました。

手数料と引き換えに売掛金を現金化するファクタリングサービスは、経営スピードを上げたり、資金繰りをうまくいかせるために便利な仕組みです。

今回取り上げたPMGは資金力・実績において他の業者に全く引けを取らないファクタリング業者でした。

銀行やノンバンクの融資に比べるとはるかに速く資金を調達できるファクタリングは、今後の企業経営においても重要な役割を果たすことでしょう。

PMGファクタリングは6,000件以上、315億円の買取実績があるためスピーディに審査してくれます。

本業や資金繰りで困っている会社に対するコンサルティングサービスも提供しています。

事業が伸び悩んでいたり急に資金が必要になったりしたのであれば、一度、PMGファクタリングの公式サイトに相談してみてはいかがでしょうか。