【厳選7選】初心者におすすめの投資の種類を徹底比較!リスクや選び方も解説
投資を始める前に投資先の種類ごとのメリットや仕組みを理解することは重要です。
種類が違うと運用方法や必要な資金量も変わってくるため、それぞれのメリットや仕組みを理解しておくと自分に最適な投資先を選べます。
そこで今回は、7種類の投資先について、メリットやデメリットを踏まえて解説していきたいと思います。
「自分に最適な投資方法で資産運用をしてみたい」という方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
- 投資とは、将来的な利益を獲得するために自分の資金を投じること
- 投資先を選ぶときは、期待リターンやリスク、運用コストなどの基準を参考にする
- 投資先はメジャー・マイナー含め、株式投資やFX、投資信託など7種類がある
- 投資の種類ごとの特徴やメリットを理解し、自分に最適な投資先を見つけよう
- 少額から投資を始める、余剰資金を活用するなどのポイントを押さえよう
今回ご紹介する投資の種類は計7つです。
メジャーな投資先からマイナーな投資先まで紹介しているので、本記事を読むことで自分に合うものを見つけられるはずです。
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投資とは
投資の種類を知る前に、まず投資の基本知識を理解していきましょう。
投資とは?
投資とは、将来的な利益を獲得するために自分の資金を投じることです。
たとえば100万円の資金を投じて特定の株式(銘柄)を購入したとしましょう。
その後、仮に保有する銘柄の株価が上昇すれば、値上がりした分の金額が利益として還ってきます。
ただし、投資は銀行の預貯金のように元本が保証されていません。
上記の株式投資の例でも、万が一保有する銘柄の株価が値下がりすれば損失を被るリスクもあります。
投資の収益タイプ
投資の収益タイプは、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」に分かれます。
ここでは、それぞれの違いについて解説していきます。
インカムゲイン
インカムゲインとは、金融商品を保有することで発生する収益です。
たとえば、株式投資であれば株式を保有する投資家には企業から配当金が支払われます。
この配当金は株式を保有するだけで決算時期の2~3ヶ月後に支払われ、投資家は保有する銘柄を手放す必要はありません。
配当金のほかにも、債券なら利子、投資信託なら分配金といったインカムゲインが存在します。
しかし、インカムゲインを獲得できる条件は、原則として企業の業績や運用成果が良好なときのみなので、事前にしっかりと銘柄を選定する必要があるでしょう。
キャピタルゲイン
キャピタルゲインとは、保有する金融商品を売買することで発生する収益です。
投資で扱う商品は日によって値段が変動するものが多いため、安く買って高く売ることで利益が発生します。
インカムゲインとは異なり買い時と売り時のタイミングを見極める必要があり、手間とリスクが増す分、獲得できる利益も大きくなります。
株式投資やFX、仮想通貨といった投資では、主にキャピタルゲインを狙うのが一般的です。
投資先を選ぶときのポイント
投資先を選ぶポイントは次の5つに分類できます。
- 期待リターン
- リスク
- 投資にかけられる時間
- 運用コスト
- 自分で行うかプロに委ねるか
投資の種類は時代の変化によって増え続けており、現在では数多くの投資先を活用できます。
種類が異なると運用方法や仕組みがまったく異なるため、自分に最適なものを選びましょう。
期待リターン
期待リターンとは、運用期間中にどの程度の利益が見込めるかという指標です。
リターンは「%」で表記され、数値が高いほど多くの利益を見込めるチャンスがあります。
たとえば、100万円を投資して1万円の利益を得ることができれば、リターンは1%(1万円÷100万円)となります。
一方、同じ100万円でも10万円の利益を得られるようであれば、リターンは10%にまで高まるのです。
リスク
リターンと表裏一体の関係のあるのがリスクです。
リスクは、リターンの変動幅が大きくなるほどリスクも増します。
一方でリターンの変動幅が小さくなるとリスクも低くなる仕組みです。
投資でよく耳にする「ハイリスクハイリターン」や「ローリスクローリターン」は上記のような仕組みを表しています。
よって投資では、ある程度高いリターンを得るにはそれなりのリスクを負う必要があります。
反対にリスクを最小限に抑え、長期的にコツコツと利幅を増やしていく方法も存在します。
投資にかけられる時間
投資に専念できる時間を見極めて投資先を選ぶことも大切です。
たとえば、株式投資やFXなどで、1日に何度も取引を行うデイトレードを行いたいとしましょう。
デイトレードの場合は売り時を瞬時に見極める必要があるため、画面の前に張り付いて常に値動きをチェックしなければなりません。
よって運用にはある程度の時間を確保しなければならず、忙しい会社勤めの人には不向きです。
しかし、同じ株式投資でも長期運用に切り替えたり、運用のほとんどの作業を一任できる投資信託を活用したりすると忙しい人でも難なく投資ができます。
運用コスト
投資の種類によって大きな変動が見られるのが、運用コストです。
たとえば、投資信託では、金融商品の購入時に購入時手数料を支払うほか、運用の際には信託報酬を支払わなければなりません。
また、株式投資でも1回あるいは1日ごとの取引に手数料が設定されています。
ほかの投資商品でも同様、投資では基本的に運用コストが必要です。
よってリスクやリターンのバランスだけではなく、コストの低さも投資先選びの基準となります。
自分で行うかプロに委ねるか
投資初心者の方であれば、資産運用をプロに任せられる投資信託やロボットアドバイザーを選ぶのも方法の一つです。
しかし、上記のような運用一任型の投資先は数多くの投資家から資金を募るため、ローリスクローリターンの運用手法をとることも珍しくありません。
そのため、よりハイリターンを狙いたい場合や、銘柄を自由に組み合わせて投資したい人は自分の判断で投資を行うのが最適と言えます。
株式投資
ここから先は投資の種類についてメリットやデメリットを踏まえつつ、詳しく解説していきます。
まずは株式投資から理解していきましょう。
株式投資とは
株式投資とは、企業が発行する株式を購入して利益を獲得する方法です。
自分の身近な企業を応援・支援できることから、数ある種類のなかでも特に人気を集めています。
購入した銘柄は日々価格が変動することから、売買を繰り返して値上がり益を狙えます。
また、企業が得た利益の一部を投資家に還元する配当金や、保有株数に応じてサービスや商品券などを得られる株主優待を得られるのも特徴です。
メリット
ここでは、株式投資のメリットを3つのポイントに分けて解説していきます。
利益が生まれるチャンスが多い
先述した通り、株式投資の利益獲得手段には売買益と配当金、株主優待の3つがあります。
ほかの投資の種類と比較しても利益獲得手段が多いため、より効率的に資産を積み上げていくことが可能です。
投資に役立つ情報を手に入れやすい
株式投資は数ある投資先のなかでもっともポピュラーで、それだけ情報も取得しやすくなっています。
株の取引ができる証券会社でも、投資家に役立つ情報を提供するケースも珍しくありません。
取得した情報は売買の判断に大きく影響するため、役立つ情報を取得しやすいのは大きなメリットです。
企業の経営や意思決定に関われる
たとえ銘柄の購入数が少なくとも、すべての株主には議決権が与えられます。
議決権があると株主総会の決議に参加できる、すなわち企業の経営や意思決定にかかわれるということです。
株主総会では企業代表者の話を聞けるため、株式を保有するかどうかの判断に役立ちます。
株式投資を始めてみたいという方には、国内株式個人取引シェアNo.1のSBI証券がおすすめです。
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デメリット
次に、株式投資のデメリットについて2つのポイントに沿って解説していきたいと思います。
初期投資額が高額になりやすい
株式投資では、原則として単元ごとに銘柄を購入しなければなりません。
単元とは最低購入単位のことで、株式投資の場合は1単元が100株に設定されています。
たとえばトヨタ自動車の株を最小単位で購入しようとすれば、2021年7月18日時点の株価が9,866円なので、最低でも98万6,600円もの資金を用意する必要があるのです。
しかし、最近では小額から投資できるミニ株(単元未満株)を扱う証券会社も増えてきました。
中には、1,000円や1万円単位から投資にチャレンジできる会社もありますので、まずは少額から投資してみたいという方におすすめです。
銘柄選びが難しい
株式投資で選べる銘柄は多岐に及び、それだけに選定が難しいデメリットがあります。
東証一部に上場している企業だけでも2,191社(2021年4月時点)に及び、さらに東証二部やマザーズなどの銘柄を合わせれば膨大な数となります。
当然、銘柄によっては期待リターンの高いものもあれば、反対に業績の悪いものも存在するため、適正な投資先を選ぶにはある程度の知識が必要です。
株式投資ならSBI証券がおすすめ
株式投資におすすめの証券会社は、SBI証券です。
ネット証券おすすめ比較ランキングでも1位で紹介されており、非常におすすめの証券会社となっています。
口座数は国内ナンバーワンの603万口座(2021年7月18日時点)で、日本でもっとも利用されている証券会社となっています。
SBI証券の最大のメリットは手数料の安さです。
1日の約定金額が100万円以内であれば取引手数料が発生しません。
また、国内株のほかに外国株や単元未満株、NISA、iDeCoなども扱っており、自分の用途に合わせてさまざまな投資を楽しめる点が魅力です。
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投資信託
次に、投資信託の特徴やメリット、おすすめ証券会社などをご紹介します。
投資信託とは
投資信託は、数多くの投資家から資金を募って大規模な資産運用を行います。
運用はすべてプロのファンドマネージャーが担当し、成果が出ればその一部を投資家に還元する仕組みです。
投資信託の運用商品には株式以外にもさまざまな種類があり、債券や不動産、デリバティブなど多様な目的で出資を行うことができます。
投資信託のメリット
ここでは、投資信託のメリットについて3つのポイントをもとに解説していきます。
少ない元手で投資を始められる
投資信託の最大のメリットは少額投資が可能なことです。
一般的に投資信託の最低出資額は1万円に設定されており、証券会社によっては100円から投資できるケースもあります。
少額投資であればたとえ損失が出た場合でもマイナス額を最小限に抑えられるため、投資に馴染みの薄い方におすすめです。
また、少額ずつ複数の投資先に出資することでリスクを抑えることもできます。
資産運用を金融のプロフェッショナルに一任できる
投資信託は、投資の知識や経験が乏しい人にとっても安心して利用できます。
資産の運用はすべてファンドマネージャーと呼ばれるプロにお任せできるからです。
運用結果についてはパソコンやスマートフォンの画面で確認できるため、投資をする時間が限られている人も手軽に運用を行えます。
投資家としての実績集めになる
ときに莫大な損失を発生させてしまう投資では、勝率を高めるための知識やテクニックが必須です。
しかし、投資に必要なノウハウを学ぼうにも時間は限られており、さらに負けが続いてしまうとモチベーションにも悪影響を与えてしまいます。
その点、投資信託であれば高い成果が期待できる運用を行いつつ、自分の経験や実績も積み重ねることができます。
ここで得た経験や実績は本や動画などでは得られない貴重な実践知識です。
今後投資家として独り立ちする際には、大いに役立つと言えるでしょう。
投資信託のデメリット
続けて投資信託のデメリットについて、2つのポイントをもとに解説していきます。
運用コストがかさばりやすい
投資信託はほかの投資の種類に比べ、手数料がやや割高です。
一般的に投資信託の手数料は購入金額の1~3%となっています。
よって最終的に受け取るリターンの利率によっては、手数料だけでマイナスになることもあります。
たとえば手数料とリターンが共に1%であればプラスマイナスはゼロです。
上記のような事情があることから、証券会社を選ぶ際は手数料の項目をしっかり確認しておきましょう。
自分の判断で取引ができない
投資信託は受益者間の公平性を担保するため、「ブラインド方式」を採用しています。
ブラインド方式とは、投資家に基準価格を伏せた状態で売買注文を行うことです。
つまり、投資家は自分の判断で取引を行うことはできません。
自分の意思を投資判断に反映させたい場合には、株式投資やFXが適します。
投資信託を始めるならSBI証券がおすすめ
株式投資と同様、投資信託もSBI証券がもっとも最適な選択肢と言えます。
数ある証券会社のなかでもサービス内容のバランスに優れる点が特徴です。
取り扱っている投資信託は2,500本を超え、買付手数料が無料になるノーロード投資信託銘柄を1,300本以上取り揃えています。
さらに、100円から投資可能な積立投資や口座開設時のTポイントプレゼントなど、サービス面も充実しています。
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ソーシャルレンディング
近年はソーシャルレンディングという投資方法も注目を集めています。
ここでは、ソーシャルレンディングの仕組みやメリットなどを解説していきます。
ソーシャルレンディングとは
ソーシャルレンディングとは、資金の貸し手である個人投資家と借り手である企業をインターネットで結び付けるサービスです。
具体的にはソーシャルレンディングサービスと呼ばれるプラットフォームがあり、そのサイトには数多くのファンドが掲載されています。
個人投資家が気になるファンドに申し込むと、その出資金から手数料が引かれ各企業に貸し付けが行われる仕組みです。
株式投資とよく似ていますが、ソーシャルレンディングでは企業が支払った利息(分配金)が投資家の利益となります。
ソーシャルレンディングのメリット
ソーシャルレンディングのメリットを理解すると、ほかの投資の種類との違いがより分かりやすくなります。
高いリターンが期待できる
ソーシャルレンディングの最大のメリットは、期待リターンが高いことです。
各サービスによって違いはあるものの、平均利回りは7~8%前後と言われています。
上記の水準は定期預金や債券などと比較しても高く、非常に有望な投資先と言えるでしょう。
元本減少のリスクが小さい
ソーシャルレンディングによって融資を行う企業は、貸し倒れなどが発生しない限り返済が困難になることはありません。
ソーシャルレンディングでは、サービス会社が投資家の元本をできる限り保証するため、事前に厳しい審査を行って融資先を決定しています。
そのため、投資家にとっては元本が減少する危険性が少ないということです。
放置しているだけで運用を行える
ソーシャルレンディングにおいて投資家がすべきことは、最初にファンドを選ぶことのみです。
その後の手続きはすべてサービス会社が担ってくれるため、投資信託よりもさらに手間がかかりません。
もちろん株式投資やFXのように、日々の値動きをチェックする必要もありません。
ただし、ファンドによって運用成果に大きく差が出るため、ファンド選びには時間を割くようにしましょう。
ソーシャルレンディングのデメリット
ソーシャルレンディングのデメリットは以下の2点です。
運用期間が終了するまで資金を引き出せない
ソーシャルレンディングでは分配金こそ毎月支払われますが、最初に出資した元本についてはいつでも引き出せるわけではありません。
ファンドに投資した資金は運用期間中にロックされてしまうからです。
よって急にお金が必要になった場合でも対処ができないため、なるべく余裕のある資金を投じるようにしましょう。
知識やテクニックが成果に大きく反映されない
ソーシャルレンディングは基本的にサービス会社と企業間でのやり取りとなるため、投資家には特別な知識やテクニックが求められません。
これは投資ノウハウが不足する初心者にとってはメリットですが、中級者から上級者にとってはデメリットにもなり得ます。
たとえば自分のノウハウを頼りに資金を株式投資などに投じていれば、もしかするとソーシャルレンディングで得るリターン以上の利益を稼げたかもしれません。
上記のケースは投資における機会ロスとも言えるため、自分の能力をしっかりと見極めたうえで投資先を検討してください。
ソーシャルレンディングにはクラウドバンクがおすすめ
ソーシャルレンディングを活用する場合には、安心して利用できるクラウドバンクがおすすめです。
クラウドバンクでは融資先に担保を設定しており、企業が債務不履行に陥った場合でも担保を現金化して投資家に返済を行ってくれます。
上記の仕組みがあることで、融資元本回収率100%を達成しました。
さらに融資先は審査と与信調査によって厳選され、投資家が安心できる仕組みが整っています。
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ロボットアドバイザー
次にご紹介するのは、ITの技術進化によって生まれたロボットアドバイザーです。
ロボットアドバイザーとは
ロボットアドバイザーとは、ITがさまざまな形で投資家のサポートを行うサービスです。
たとえば各投資家に即した助言からポートフォリオの提案、運用代行などの種類があります。
ロボットアドバイザーはサービスの種類によって2つのタイプに分かれています。
簡単な質問から助言のみを行うものを「アドバイス型」、助言から資産運用まで担ってくれるものを「投資一任型」と呼びます。
ロボットアドバイザーのメリット
ここでは、ロボットアドバイザーのメリットを3つのポイントに分けて解説します。
人件費を抑えて運用コストを最小限にできる
ロボットアドバイザーの最大の特徴は人件費の安さです。
主要な業務のほとんどをITに任せられるため、人手を要するサービス会社よりもコストを抑えられます。
人件費の安さはサービスにも影響するため、投資家にとっては手数料が安くなる点がメリットです。
ほとんど手間がかからない
ロボットアドバイザーで投資家がすべきことは、最初に簡単な質問に答え、後はリスク許容度や運用方針を設定するだけです。
それ以外の銘柄の選別や売買の判断などはすべてITが行ってくれます。
よって手間がかからず、なおかつ特別な知識やテクニックも不要です。
ただし、アドバイス型の場合は運用代行までは行ってくれないので注意してください。
少額から投資が可能
少ない資金で投資を始められるのもロボットアドバイザーのメリットです。
サービス会社によっては最低投資額が1,000円あるいは1万円に設定されていることも多く、慣れないうちはお試し感覚でスタートすることもできます。
WealthNaviはおすすめのロボットアドバイザーサービスです。
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ロボットアドバイザーのデメリット
続けてロボットアドバイザーのデメリットについても解説していきます。
短期でのハイリターンは望めない
ロボットアドバイザーは、毎月コツコツと資金を積み立てる投資家向けのサービスです。
よって長期間において資産形成をするのには便利ですが、短期間で多くの利益を望む人には向きません。
ロボットアドバイザーは途中で解約することもできます。
しかし、上記のような事情から、短期間で解約するとかえって損失が発生しやすい点には注意が必要です。
場合によっては運用コストが高くなることも
ロボットアドバイザーはITによって人件費を削減できることから、人が投資のアドバイスや代行を行うファンドラップよりも手数料が安くなります。
しかし、ロボットアドバイザーでも投資一任型では代行手数料などが高くつくため、自分で資産運用を行うほうが運用コストが安くなるケースもあります。
ロボットアドバイザーを活用する場合は、各サービス会社の手数料だけではなく、株式投資や投資信託など別の投資先とも比較をするようにしましょう。
ロボアドにはWealthNaviがおすすめ
ロボットアドバイザーのサービスでは、WealthNaviがおすすめです。
当社が作成するロボアドバイザーおすすめ比較ランキングでも1位で紹介されており、おすすめのサービスとなっています。
数あるロボットアドバイザーのなかでも特に運用成果が高く、ものによっては30%以上のリターンを記録したこともあります。
また、投資手法が長期投資と国際投資、分散投資の3パターンに分かれている点も特徴です。
上記のような投資手法で運用リスクを時間的・地理的に分散しています。
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仮想通貨(暗号資産)
年初来ビットコインの値動きは堅調に推移しています。
大きなリターンを狙う人は、仮想通貨投資についても理解しておくことが大切でしょう。
仮想通貨投資とは
仮想通貨は、ビットコインとビットコイン以外の銘柄であるアルトコインを総称したデジタル通貨です。
仮想通貨の価値は日によって変動するため、投資によって利益を上げることができます。
株式投資と同じように気に入った銘柄を購入し、価格が高いときに売却して利益をあげる仕組みです。
また、仮想通貨にはマイニングという仕組みが用意されています。
マイニングを使えば自分のコンピュータの電力を提供したり、特定の通貨を保有したりすることでマイニング報酬が受け取れるため、売却益以外の利益となります。
仮想通貨投資のメリット
では、仮想通貨投資のメリットについて詳しく解説していきましょう。
短期間で莫大な利益を獲得できるチャンスがある
仮想通貨はほかの金融商品に比べ、値動きの激しさが特徴です。
たとえば2020年10月1日のビットコインの価格は100万円程度でしたが、2021年4月には600万円のボーダーを簡単に突破しました。
つまり2020年10月にビットコインを購入し翌年4月に売却していれば、わずか半年で資産が6倍になっていたということです。
ビットコイン以外のアルトコインも、激しく価格が上下する場合が少なくありません。
ただし、ハイリターンにはハイリスクが付きものなので、元本割れのリスクにも注意してください。
24時間・365日の取引が可能
株式投資などでは市場が開かれている間しか取引ができませんが、仮想通貨投資は24時間・365日の取引が可能です。
早朝や深夜でも問題なく取引を行え、さらに金融機関の営業時間を気にする必要もありません。
決済用通貨としても利用できる
仮想通貨とほかの金融商品との違いは、決済用通貨として利用できるかどうかです。
仮想通貨は銀行が発行した円通貨のように、ショッピングなどの決済にも利用できます。
もっともポピュラーなビットコインでも利用できる店舗は344件(2021年5月時点)と少ないものの、電子決済がより普及することで導入店舗が増える可能性があります。
仮想通貨投資を始めてみたいという方には、コインチェックがおすすめです。
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仮想通貨投資のデメリット
次に、仮想通貨投資のデメリットを2つのポイントに分けて解説していきます。
リスクが高くなりやすい
仮想通貨投資ではリスクが高くなりやすく、許容リスクをしっかりと見極めることが大切です。
何故なら、仮想通貨の銘柄の多くは短期間で大きな価格変動が起こりやすいからです。
仮に100万円を投じて1日に10万円の価格下落が起こると、あっという間に資金が枯渇してしまうでしょう。
また、海外取引所の場合は数百倍のレバレッジに対応していることもありますが、初心者のうちはなるべく低倍率で取引を行うようにしてください。
利益によっては税率が高くなるケースも
株式投資やFXの利益は申告分離課税にあたり、所得税率は一律約20%です。
しかし、仮想通貨の利益は雑所得扱いとなります。
雑所得は金額が高くなるごとに税率が高くなる累進課税で、利益によっては最大55%もの所得税率となるため、場合によっては高額な税金を支払わなければなりません。
仮想通貨投資にはコインチェックがおすすめ
仮想通貨投資には大手取引所であるコインチェックがおすすめです。
仮想通貨取引所おすすめ比較ランキングでも1位で紹介されており、初心者の方でも安心して投資を始めることができるでしょう。
コインチェックには、リスクが高くなりやすいデメリットを抑制できる仕組みがあります。
たとえば「毎日積立プラン」を利用すると、月々の投資額は最低1万円で済みます。
資金ロスのリスクを抑えられ、さらに長期運用における複利メリットの恩恵も受けられるため、より安全に仮想通貨投資を行いたい人におすすめです。
また、スマートフォンで本人確認を行うと最短1日で取引を開始できます。
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FX
次に、FXの仕組みやメリット、おすすめFX会社などをご紹介します。
FXとは
FXとは、日本円や米ドル、ユーロといった外国為替を扱う投資手法です。
通貨は「1米ドル=100円」といったように通貨ペアによって価値が決まり、価格は常に変動しています。
よって株式投資や仮想通貨投資と同じく、安く買って高く売ることで売却益を獲得できます。
また、2国間の金利差で利益(あるいは損失)が発生するスワップポイントも特徴的です。
スワップポイントは外貨を保有しているだけで毎日発生するため、売却益と共に活用すると大きなリターンが期待できます。
FXのメリット
FXのメリットは以下3つのポイントに分けることができます。
レバレッジを活用できる
レバレッジとは、少ない元手で多額の取引額を動かせる仕組みです。
たとえばレバレッジ3倍であれば、100万円の元手で300万円もの資金を動かせます。
仮に1ドル=100円のレートが105円に上昇すると、3倍の利益である15万円(300万円×(105円-100円))を獲得でき、リターンの金額が一気に上昇します。
外貨預金よりも手数料を抑えられる
FXと同じく外貨を扱う投資手法に外貨預金があります。
外貨預金とは、日本円ではなく金利の高い外貨を預金して高額な利息を得る方法です。
同じく外貨を扱う手法であることから両者はよく比較されがちですが、FXは外貨預金よりも圧倒的に運用コストが安くつきます。
為替レートが下がったときでも利益が出せる
売買益を狙う投資では一般的に、銘柄を安く買って高く売ることが基本です。
そのため、その銘柄の価格が購入したときよりも安くなると損失が発生してしまいます。
一方、FXではレートが上昇したとき以外に下落した場合でも利益を出すことが可能です。
仮にレートが下落しそうなときは、先に通貨を売り、値下がりした時点で買い直すことで利益を得ることができます。
FXを始めてみたいという方には、GMOクリック証券がおすすめです。
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FXのデメリット
次に、FXのデメリットについて解説していきます。
レバレッジ効果で多額の損失が発生する場合も
短期間で多額のリターンを得る場合に便利なレバレッジですが、取り扱いには注意が必要です。
レバレッジは基本的に設定した倍率がそのまま利益額に反映されます。
しかしそれは損失が出た場合も同様で、仮にレバレッジが5倍だと被る損失額も5倍になる仕組みです。
よって高倍率のレバレッジを設定している場合、わずかな値下がりで大きな損失を出してしまうリスクがあります。
気づかないうちに損失を出すこともある
FXは平日であれば24時間取引が可能です。
これ自体は大きなメリットではあるものの、24時間常にチャートを確認することはできません。
よって寝ている間などに為替レートが悪い方向へ流れ、取引のタイミングを逃してしまう恐れがあります。
FXならGMOクリック証券がおすすめ
FXを行うなら、GMOクリック証券がおすすめです。
GMOクリック証券は、FX会社おすすめ比較ランキングでも1位で紹介されており、非常におすすめのFX会社です。
また、FXの手数料にあたるスプレッドは業界最小水準で、運用コストの安さも特徴です。
扱っている通貨ペアは20種類あり、さらに株やCFD、先物取引などの金融商品も充実しています。
数ある証券会社のなかでもバランスに優れるため、初心者から上級者まで半永久的に利用できるでしょう。
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CFD
投資の種類として、最後にCFDについて解説していきます。
FXとよく似た商品特性を持っているため、先にFX投資の項目を確認しておくと理解しやすくなります。
CFDとは
CFDとは「Contract For Difference」の略で、「差金決済取引」と呼ばれています。
一般的な株式投資の現物取引では、現金で銘柄を購入した後、売却して利益を得ますが、CFDでは現物の取引を行うことはありません。
CFD取引ではまず証拠金を預け、反対売買によって発生した利益や損失を差金として決済する仕組みです。
CFDには「取引所CFD」と「店頭CFD」の2種類があり、それぞれ取引価格の決定方法が異なります。
CFDのメリット
次に、CFDのメリットについて3つのポイントをもとに解説していきます。
レバレッジを活用して取引ができる
FXの項目で説明したレバレッジはCFDでも活用できます。
レバレッジ倍率の上限は投資対象によって異なり、株式は5倍、株価指数は10倍、債券は50倍です。
倍率が高くなるほど利幅も大きくなるため、特に短期投資家に向いています。
上昇相場と下落相場のどちらにも対応できる
FXの項目でお伝えしたように、CFDでも銘柄を先に売り、値下がりした時点で買い直して利益を獲得できます。
これを「売り注文(ショート)」と言います。
もちろん買い注文から入ることもできるため、上昇相場と下落相場のいずれの状況にも対応できる点がメリットです。
豊富な投資対象から最適な選択肢がとれる
CFDは、取引する銘柄によって「証券CFD」と「商品CFD」の2種類に分かれます。
証券CFDには株式や株価指数、株価指数先物といった銘柄があり、商品CFDは金や銀、原油などが代表的です。
株式投資やFXに比べると選択できる金融商品が1種類に限定されず、豊富な対象から最適解を探せます。
CFD取引を始めるなら、IG証券がおすすめです。
業界No.1の取扱銘柄数を誇り、様々な選択肢から最適なものに選んで投資することができます。
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CFDのデメリット
続いてCFDのデメリットについて2つのポイントから解説していきます。
高額な損失で追証のリスクも
高倍率のレバレッジを設定することで、リターンと共にリスクも高くなることはFXの項目でお伝えした通りです。
なお、あまりにも損失が大きくなった場合、追証が発生する可能性があります。
追証とは追加証拠金のことで、損失によって元手が不足した分を補てんするために追加で証拠金を入金しなければなりません。
期日までに入金できなければ強制決済されるため、十分なリスク管理が必要です。
株式投資における損益通算ができない
株式投資では、複数の口座で発生した利益と損失を損益通算することができます。
これにより利益額を抑え、年間の納税額を少なくすることが可能です。
しかし、CFDで扱う株銘柄では損益通算は適用できません。
CFDにはIG証券がおすすめ
CFD取引を行うなら、業界大手のIG証券がおすすめです。
CFDおすすめ証券会社ランキングでも1位で紹介されており、安心して取引を始めることができるでしょう。
銘柄数は17,000件を超え、業界ナンバーワンの取り扱い点数となっています。
さらに手数料にあたるスプレッドが低く抑えられており、感覚的に使えるツールが充実しているなど、全体的なバランスに優れる点も魅力です。
最近ではCFDを扱う証券会社の種類も増えてきたため、選択に迷っている人はIG証券を選んでおいて間違いはありません。
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投資をする際のポイント
運用方法によっては高い成果を得られる投資ですが、元本割れといったリスクが存在するのも事実です。
よって投資をしたからといって必ずしも成功するわけではないため、事前に投資をする際のポイントをつかんでおくことをおすすめします。
今回お伝えするポイントは以下の3つです。
最初は少額から行う
投資に慣れないうちは、できるだけ小額投資からスタートするようにしましょう。
先述した通り投資には元本割れのリスクがあるため、最初から高額な資金を投じてしまうと大きな損失を生む可能性があります。
一方で少額投資であれば、たとえ損失を出しても軽微に抑えられます。
少額で投資を行うには、最小投資金額の低い投資信託やロボットアドバイザー、ソーシャルレンディングがおすすめです。
また、毎月コツコツと元手を増やせる積立投資も初心者の方に向いています。
余剰資金で行う
次に投資で行う際に注意したいポイントは、できるだけ余剰資金を活用することです。
仮に生活に必要な資金まで投資に回してしまうと、必要なときに資金を引き出せずに困ることになります。
また、損失が出た場合は貴重な生活資金が減ってしまうことになるでしょう。
そのため、まずは「日々の生活に必要なお金」と「将来的に使うであろうお金」を分けておき、最後に余った資金を投資に回すことが大切です。
目標を立てる
投資において意外に忘れがちなポイントが、あらかじめ目標を立てておくことです。
ここまでお伝えした通り、投資の種類によって特徴や仕組みが異なります。
そのため、目標がなければ自分に最適な投資先を見つけるのが困難になるのです。
目標の立て方としては、たとえば「これくらいの老後資金がほしい」「10年の間で資産を○○倍にしたい」など、まずは自分の希望を明確にしていきます。
そして将来必要な資金を目安に1年の目標運用利回りを決めていくとよいでしょう。
投資に関してよくある質問
最後に投資に関してよくある質問をご紹介します。
投資をするのにおすすめの制度などはありますか?
NISAやつみたてNISA、iDeCoなどがおすすめです。
NISAは「小額投資非課税制度」と呼ばれ、現在は最長5年間、投資で得た利益を非課税にすることができます。
たとえば株式投資であれば約20%の税金が発生しますが、NISA口座を開設すると上記の期間は利益に対する税金を納める必要はありません。
iDeCoは「個人型確定拠出年金」と呼ばれ、老後のための資金を確保するために役立ちます。
一般的な企業型の確定拠出年金とは異なり、自分自身で運用方法や投資先を選べる点がメリットです。
ハイリターンの投資には何がありますか?
価格変動の大きい投資先、またはレバレッジを利用できる投資先が挙げられます。
なかでも特に仮想通貨は価格変動が大きく、なおかつレバレッジも利用できるため、短期間で大きなリターンを狙えるのが特徴です。
ただし、リターンが大きいほどリスクも大きくなるので、取り扱いには厳重な注意が必要です。
ほかにもFXやCFDもハイリスクハイリターンの投資先と言えるでしょう。
上記のような投資先では、積立投資やレバレッジ倍率を低く抑えることでリスクを軽減できます。
メジャー投資とマイナー投資の違いはなんですか?
主に投資の仕組みが分かりやすいこと、手軽に始められることが挙げられます。
たとえばメジャー投資の代表格である株式投資は、企業の株を安く買い、高く売るという非常にシンプルなシステムです。
また、運用はプロにお任せでき、手軽に始められる投資信託もメジャーな投資先と言えます。
投資の種類のまとめ
今回は、計7種類の投資手法についてご紹介しました。
種類が異なると投資の仕組みや運用方法、メリットなどが大きく異なることがお分かりいただけたかと思います。
最後にここまでの内容を以下5つのポイントにまとめてみました。
- 投資とは、将来的な利益を獲得するために自分の資金を投じること
- 投資は種類によって仕組みや運用方法が異なるため、リスク・リターンや投資にかけられる時間などを参考に選び分けることが重要
- 初めて投資を行うなら、低資金で始められる投資信託やロボットアドバイザー、ソーシャルレンディングがおすすめ
- ある程度投資に慣れてきたら、株式投資やFXなどで高いリターンを狙おう
- 損失を出しても慌てないように投資は余剰資金で行うこと
ここまでお伝えした投資の種類は、一つひとつで活用するよりも、複数を組み合わせるほうが運用効果も高まります。
それぞれのメリットを生かせるよう、自分なりのポートフォリオを設計していきましょう。