ファンディーノ (FUNDINNO)の評判・口コミを紹介 | メリット・デメリットは?

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今回はベンチャー企業に投資できる株式投資型クラウドファンディング、ファンディーノ(FUNDINNO)について、評判や口コミ、メリットやデメリットなどを詳しく紹介していきます。

この記事でわかることは以下の通りです。

この記事からわかること
  • ファンディーノはベンチャー企業に投資できる株式投資型クラウドファンディング
  • ファンディーノでは少額から投資が可能
  • ファンディーノは投資家登録料・取引手数料が無料
  • ファンディーノでは税制面の優遇措置を受けられる制度がある
  • ファンディーノは投資家登録に条件がある中級者以上向けの投資サービス
目次

ファンディーノ(FUNDINNO)の概要

ファンディーノ(FUNDINNO)の概要

ファンディーノ(FUNDINNO)とは

ファンディーノ(FUNDINNO)は、将来性のあるベンチャー企業に投資することができる、日本初の「株式投資型クラウドファンディング」です。

株式投資型クラウドファンディングとは、インターネットを通して個人が少額からでも、ベンチャー企業(非上場企業)の株式に投資できる仕組みのことです。

一般的なクラウドファンディングでは、リターンとしてモノやサービス、金利などを得ることができます。

一方で株式投資型クラウディングの場合は、リターンとして投資した店頭有価証券(非上場の株式)、または新株予約権を保有することができます。

店頭有価証券とは、取引所に上場していない有価証券のことです。

上場株式とは違い、株式市場で日々取引されるわけではないので、価値の流動性がほぼありません。

しかし投資したベンチャー企業が成長を遂げて、新規上場などを果たしたあかつきには、それに見合った大きなリターンを得ることができます。

サイト名・サービス名ファンディーノ(FUNDINNO)
サービス開始年月2017年4月
累計成約額102億 622万円 ※2023年9月時点
累計成約件数約336件 ※2023年9月時点
ユーザー数約126,452人 ※2023年9月時点
運営元株式会社FUNDINNO
本社東京都品川区東五反田5丁目25番18号
登録番号第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第2957号
会社設立2015年11月26日
資本金18億5747万9340円 ※2021年1月末時点
代表者代表取締役CEO 柴原 祐喜
代表取締役COO 大浦 学

ファンディーノ(FUNDINNO)の手数料

ファンディーノでは投資を始める前に投資家として登録する必要がありますが、こちらは無料で登録できます。

また投資する際も、ファンディーノでは驚くことに手数料が発生しません。

個人投資家にとってはかなり優しいシステムになっています。

必要なのは、投資金を入金する際の指定口座への振込手数料のみです。

これは運営元である株式会社FUNDINNOが、投資家からでなく、ファンディーノで資金を調達するために登録しているベンチャー企業側から手数料を得ることで利益を上げているためです。

ファンディーノ(FUNDINNO)での税金面

ファンディーノでは、税制面においてもユニークな仕組みがあります。

ファンディーノでベンチャー企業に投資した場合に得られるリターンは、非上場株式(店頭有価証券)です。

その非上場株式を売却(譲渡)して利益が出た場合、基本的には通常取引される株式(上場企業の株式)と同じく、その利益に対して一律で約20%の税金がかかります。

しかし、ファンディーノで投資できる企業の中には、エンジェル税制という税制面の優遇措置を受けられる企業もあります。

FUNDINNO1エンジェル税制

エンジェル税制とは、ベンチャー企業に投資を促進するため、その対象企業に投資した個人投資家に対して税制上の優遇措置をおこなう制度です。

そのエンジェル税制によって投資対象や投資金額に応じて、所得からの控除、株式譲渡益からの控除といった優遇を受けることができます。

ファンディーノ(FUNDINNO)のメリット

ファンディーノには、次のようなメリットがあります。

ファンディーノ(FUNDINNO)のメリット
  • ベンチャー投資ができる
  • 大きなリターンを狙える
  • 税金面で有利
  • 少額から投資できる

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

ベンチャー投資ができる

ファンディーノを使えば、個人でベンチャー企業に投資できます。

なお、単にベンチャー企業といっても、ありとあらゆるベンチャー企業に投資できるわけではありません。

投資対象となるのは、運営元である 株式会社FUNDINNOによる厳正な審査をクリアしたベンチャー企業のみです。

厳選されて投資を受けるに足る企業だと判断されているからこそ、その将来性に十分な期待ができます。

大きなリターンを狙える

ベンチャー投資の最も魅力的なメリットは、投資した企業がうまく成長してくれれば大きなリターンを得られる点です。

投資先の企業がイグジット、つまりはIPO(上場して新規株式公開)やバイアウト(資本のある第三者による企業買収)を実施した場合に、大きなリターンを期待できます。

税金面で有利

ファンディーノで扱われている案件の中には、エンジェル税制という税制面の優遇措置を受けられる案件もあります。

エンジェル税制とは、ベンチャー企業に投資を促進するため、その対象企業に投資した個人投資家に対して税制上の優遇措置をおこなう制度です。

FUNDINNOエンジェル税制
クリックで画像を拡大できます

投資対象や投資金額によっては、その年の株式譲渡益に対する課税をまるまる控除できる場合もある、たいへん魅力的な制度です。

ファンディーノではシミュレーターを使って、エンジェル税制が適用される場合にどれだけ税負担が軽減されるのか試算できるので、興味のある人は下のリンクからぜひ試してみてください。

少額から投資できる

ベンチャー企業への投資というと、数百万単位での投資をイメージする人もいるかもしれません。

しかしファンディーノでは、1案件あたり10万円程度から投資することができます。

また複数の魅力的な案件に対して、少額ずつ分散させて投資することも可能です。

ファンディーノ(FUNDINNO)のデメリット

ファンディーノには次のようなデメリットがあります。

ファンディーノ(FUNDINNO)のデメリット
  • イグジット(Exit)まで待つ必要がある
  • イグジット(Exit)が実施されない可能性もある
  • 投資上限額が決まっている
  • すべての個人投資家が投資できるわけではない

それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

イグジット(Exit)まで待つ必要がある

ファンディーノで投資することによって得られる株式は、店頭有価証券です。

店頭有価証券とは、取引所に上場していない有価証券のことです。

上場株式とは違い、株式市場で日々取引されるわけではないので、価値の流動性がほぼありません。

つまり投資後にリターンを得るためには、基本的に投資先の企業がイグジット(IPOやバイアウト)するまで、その成長を気長に待つ必要があります。

なおファンディーノでは、企業に株主コミュニティへの参加を促しています。

保有している店頭有価証券の発行企業が株主コミュニティに参加すれば、発行企業の承認の元、株主同士で店頭有価証券を売買し合うことができ、それにより利益を上げられる場合もあります。

しかし、それはあくまでそういう場合もあるというだけで、リターンを得るためにはひたすらイグジットを待つのが基本です。

イグジット(Exit)が実施されない可能性もある

先ほど述べた通り、リターンを得るためには基本的に投資先のベンチャー企業がイグジットを実施する必要があります。

しかし、いくらファンディーノによる厳正な審査をクリアしたベンチャー企業に投資しているといっても、それらの企業が100%成長を果たしてイグジットまでたどり着くとは限りません。

うまくイグジットを達成すればその利益は大きいですが、そうならない場合のリスクもあることを十分に理解しておく必要があります。

投資上限額が決まっている

ファンディーノでは、案件ごとにそれぞれ1年間の投資上限額が設定されています。

案件ごとに上限額は異なりますが、最大でも1案件あたり年間50万円までしか投資できません。

見込みのありそうな良い案件を見つけても最大50万円以上を投資することはできないので、中にはその点に不満を覚える方もおられるかもしれません。

すべての個人投資家が投資できるわけではない

ファンディーノは個人投資家であればだれでも投資できるのではなく、ある程度の経験と資金力がないと投資家登録をすることができません。

基本的には次の要件が求められており、投資中級者以上に向けたサービスだといえます。

  • 1年以上の、有価証券の売買等の投資経験があること
  • 300万円以上の金融資産があること
  • 投資資金の性格が生活費・借入金・使途確定金でないこと

ファンディーノ(FUNDINNO)の評判・口コミ

ファンディーノの評判や口コミをご紹介します。

良い評判・口コミ

本当に夢があり、共に育っていく感じがして本当に楽しいです。

ファンディーノですと定期的に案件がノミネートされ、色々選べてつい投資したくなります。

今後も魅力的な案件を待ちます。

twitter

ファンディーノって、少しやってます。

CMも最近やってますね。

ベンチャーへの投資で利益を上げるのは難しいですが夢があります。

これ、損切りも何もない。

twitter

最近のFUNDINNOってほぼ全て目標達成してる気がする。

少し前やったら半分の案件も成立してなかったような、、

投資家が多くなったからなのか、魅力的な案件が増えたのかどっちだろう

twitter

良い評判・口コミを見ると、

  • 魅力的な案件がたくさんある
  • いろいろな案件の中から選ぶのが楽しい
  • 投資への夢がある

こういったベンチャー企業への投資に対してのポジティブな意見が多くみられます。

悪い評判・口コミ

ファンディーノの本人確認、やけに厳重…

twitter

先ほどデメリットの部分でも示した通り、ファンディーノでは個人投資家側にも登録条件があるので、その点を厳しくチェックされるようです。

しかしこれは裏を返せば、個人投資家や企業の身を守るために重要なことでもあります。

最近のFUNDINNOの募集は一瞬で目標達成したりしてるので一年後、二年後は投資したい企業にすんなり投資できなさそうですね。

twitter

悪い評判・口コミとして取り上げましたが、ファンディーノの人気のほどがうかがえる口コミですね。

良い案件には投資の申し込みが殺到してすぐに募集が締め切られてしまうので、必ずしも気に入った案件に投資できるとは限らないようです。

ファンディーノでECFを始めて約3年となりました。

数えたら24社に出資(+今月2社出資)となってました

自分が今までどんな業種にどの位出資をしていたのか等グラフとかで分かるようなサイトを作ってもらえたら嬉しいなーと思いました(笑)

ファンディーノさんよろしくお願いします

twitter

すでに多数の案件に出資している投資家さんの口コミです。

こちらも悪い評判・口コミといえるほどではないかもしれませんが、投資内容そのものでなく、投資後の案件管理やシステムのユーザビリティにやや不満を感じておられるようです。

ただ、ファンディーノ自体が2017年からスタートした比較的新しい投資サービスなので、ユーザビリティ等に関しては今後改善されていく見込みは十分にあります。

以上、悪い口コミに関してはそれほど見当たりませんでした。

これはファンディーノ、ついては株式投資型クラウドファンディングの性質によるものが大きいと思われます。

くり返しになりますが、ファンディーノでは基本的にイグジットがおこなわれないとリターンが発生しません。

一方で投資したベンチャー企業が倒産でもしない限りは、投資したことがすぐにムダになることもない、つまり損失もすぐには発生しないのです。

  • 現状は損失を出している人が少ない
  • 投資後はリターンが出るまで、企業の成長を楽しみにしながら気長に待つ投資スタイル

ファンディーノにはこういった性質があるため、現時点では悪い評判・口コミはあまり上がってこないようです。

ファンディーノ(FUNDINNO)に投資家登録しよう

ファンディーノへの投資家登録は、下のリンク先からできます。

登録までの流れは、下の図のとおりです。

FUNDINNO手続き

ファンディーノの登録は審査があり、登録までの期間は3営業日~5営業日かかります。

審査内容は主に次の2つです。

登録時の主な審査内容2つ
  • 投資家適合性審査(収入・資産状況、投資経験、投資目的の確認など
  • 本人確認手続き

これらの審査ののち、適正であると判断されれば投資家登録されます。

デメリットの部分でもお示しした通り、投資家登録をクリアするためには下の条件を満たしておく必要があります。

  • 1年以上の、有価証券の売買等の投資経験があること
  • 300万円以上の金融資産があること
  • 投資資金の性格が生活費・借入金・使途確定金でないこと

投資初心者は審査に通らないので、投資経験のない方は株式、FX、投資信託などのいずれかにトライして、まずは実績を積みましょう。

ファンディーノ(FUNDINNO)まとめ

FUNDINNO 公式

今回は、ベンチャー企業に個人でも投資できるファンディーノ(FUNDINNO)についてご紹介しました。

株式投資型クラウドファンディングは投資方法としての歴史が浅く、ファンディーノにおいても投資するには個人投資家側にも条件があるため、まだまだ一般的な投資方法であるとは言えません。

しかし、実際にファンディーノで投資されている方々の評判・口コミを見ると、状況は今のところ上々なようです。

魅力あるベンチャー企業の中から、自分で好きな相手を選んで投資できるということを、その将来への期待に胸をふくらませながら楽しんでいる投資家さんがたいへん多いように感じます。

この記事を通して、自分もベンチャー企業への投資にチャレンジしてみたい!と思った方は、ぜひファンディーノで投資家登録してみてください。

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InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

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