ソーシャルレンディングとは?仕組みや特徴、始め方について徹底解説!
今回はソーシャルレンディングの仕組みや特徴、始め方について詳しく解説していきます。
ソーシャルレンディングは、「お金を借りたい企業や人」と「お金を貸したい企業や人」をネット上で結びつけるサービスであり、最近注目されている非常に話題性を持った投資方法です。
これからソーシャルレンディングを始めてみたいと考えている方は、是非この記事を参考にしてみてください。
- ソーシャルレンディングは融資型のクラウドファンディングである
- 価格変動がないため楽に管理できる
- 比較的高利回りが期待できる
- 1万円からの小額投資ができる
- 貸し倒れのリスクもある
ソーシャルレンディングを始めてみたいという方には、バンカーズがおすすめです。
Bankers(バンカーズ)は、2020年12月からサービスの提供を開始した融資型クラウドファンディングサービスです。
平均利回りが2.5-4.5%程度と高く、投資も1口10,000円という業界最低額から始めることができます。
ソーシャルレンディングとは
日本でも最近盛り上がりを見せ始めていているソーシャルレンディングですが、ここではその仕組みや歴史について説明していきたいと思います。
ソーシャルレンディングの仕組み
ソーシャルレンディングとはお金を融資してほしい企業や人と、お金を融資して利息でお金を増やしたい投資家をマッチングするサービスのことです。
ソーシャルレンディングサービスを運営している企業は、インターネット上でファンドを募集し、個人投資家からお金を集め、その資金を用いて企業への融資を行います。
サービスにもよりますが、1万円からできるところが多いため、元本があまりなくても始めることができる資産運用です。
例えば、個人投資家がソーシャルレンディングサービスに投資し、ソーシャルレンディングサービスはそのお金を企業に15%の金利で融資するとします。
そのうち、5%をソーシャルレンディングサービス会社が取得すると仮定すると、個人投資家は10%もの利益が得られます。
このようにソーシャルレンディングは、個人からお金を集めるという仕組みにより成り立っているため、クラウドファンディングの1つとして知られています。
ソーシャルレンディングの歴史
日本におけるソーシャルレンディングの歴史は2008年から始まり、maneo社の個人向け融資モデルが最初だとされています。
しかし、貸し倒れ率が約20%と高くなるなどして頓挫してしまいました。
その後、企業への融資に切り替えたことで、市場が成長し、日本におけるクラウドファンディングでの支援額が2017年には1,700億円に到達しました。
ただし、欧米や中国でのソーシャルレンディングの市場規模は日本よりも圧倒的に大きく、日本におけるソーシャルレンディングはまだまだ発展途上であるといえるでしょう。
例えば、アメリカでは、2014年の時点で、ソーシャルレンディングを通じて約5,500億円が投資されたと報告されています。
ソーシャルレンディングのメリット
ここでは、ソーシャルレンディングの主要なメリットとして4つほど挙げていきたいと思います。
高利回りが期待できる
普通預金 | 0.001%〜0.15% |
定期預金 | 0.001〜0.25% |
債券 | 0.05〜2% |
日経株式平均利回り | 1.46%〜1.72% |
ソーシャルレンディング | 約4% |
ソーシャルレンディングは高利回りが期待できるのが特徴で、約4%前後という高い水準となっています。
債券だと0.05%〜2%が一般的な水準のため、それと比べるとソーシャルレンディングの利回りは高いと言えます。
ただし、ソーシャルレンディングには投資した資金が返済されないという貸し倒れリスクがあります。
一方、債券は国や上場企業などの信用性の高い機関が発行しているため、貸し倒れリスクが低いです。
利回りを取るか、安定性を取るかはソーシャルレンディングを行うにあたって重要な要素となるといえるでしょう。
1万円からの少額投資が可能
投資は何十万円もかけてするイメージがありますが、1万円からできるため、気軽に資産運用ができます。
また、為替や債券などと比較して、利率も高いため、少額でも十分なリターンが期待できます。
毎月1万円ずつ少額投資をするなどしていけば、計画的に資産運用ができるのも嬉しい点であるといえるでしょう。
バンカーズでは、1万円からの小額投資を行うことが可能です。
他の事業者の中には最低10万円からの投資を設定している場合もあるため、金額的に非常に良心的なサービスと言えるでしょう。
保全性が高い
ソーシャルレンディングは2018年時点において、過去3年間の貸し倒れ率が1.5%弱と低く、投資案件として保全性が高いものとなっています。
ただし、融資という特性がある以上、今後貸し倒れが起きる可能性は十分に考えられます。
貸し倒れが起きた時の損失を最小限にできるように分散投資を行うことが得策であると言えるでしょう。
しかし、中には保証付きの募集案件もあります。
担保がある案件の場合、貸し倒れが発生した際、ソーシャルレンディングサービスの運営会社が担保を売却して、投資資金を返済してくれるため、損失を抑えることができます。
しかし、元本が保証されているわけではないので全額回収はできない可能性がある点には注意が必要です。
出資後の手間がかからない
一般的に投資というと、「価格変動があり、チャートを見ながら売買を行うため手間がかかる」というイメージがあると思います。
しかし、ソーシャルレンディングは価格変動がないため、手間がかからないと言えるでしょう。
ソーシャルレンディングサービスは募集中の案件に投資し、企業がそのお金を借りて返済を行い、その利息を投資家に分配するという仕組みで成り立っています。
例えば、1年後に元本及び利息がまとめて返済される案件の場合、投資後は運用期間が終わって、利息が分配されるまで、じっと待つのみで大丈夫なので手間がかからないといえるでしょう。
ソーシャルレンディングのデメリット
前述した通り、多くの魅力的な利点があるソーシャルレンディングですが、その一方で、デメリットもいくつかみられます。
貸し倒れのリスクがある
ソーシャルレンディングサービスに投資するというイメージですが、投資したお金を融資するというものであるため、融資先の企業が返済不能になった場合、貸し倒れ(デフォルト)になってしまう危険性があります。
貸し倒れとは、融資を受けた企業が、業績不振などの理由により返済不能な状態に陥ってしまうことです。
貸し倒れになると、投資した金額の一部、最悪全額が返済されないため、損失となってしまうリスクがあります。
実際に貸し倒れになり、投資家がレンディングサービスの運営会社に対して損害賠償を求めた裁判が行われる事例もあるため、注意が必要だと言えるでしょう。
ソーシャルレンディングには投資した資金を失ってしまう恐れもあるため、投資案件を選ぶときには注意しましょう。
バンカーズは、2020年に新しくできたこともあり、まだ貸し倒れが発生していません。
バンカーズの前身である泰平物産株式会社は、45年以上貸金業を営んできた企業であるため、ノウハウがサービスにこれからも活かされるでしょう。
流動性が低い
ソーシャルレンディングでは一度資金を投資すると、満期になるまで引き出すことができません。
これは返済不能となったり、返済遅延になったときも同様です。
返済遅延になることなく、満期まできちんと返済されれば心配いらないのですが、貸し倒れリスクが存在する以上、流動性の低さはデメリットといえるでしょう。
そのため、生活資金から投資するのではなく余剰資金で投資するようにすると安心できるでしょう。
運用中の資金がロックされる
一度資金運用してしまうと、その資金はロックされてしまい、別の事業者に投資するなどができません。
そのため、満期になるまで資金を動かすことができないため、注意が必要です。
もし投資したい事業者がいくつかある場合は、それぞれに投資するために口座開設をする必要があり、口座管理が大変になってしまいます。
資金がロックされることや、複数の案件に投資する際は、口座管理が大変になる点は抑えておきましょう。
初心者におすすめのソーシャルレンディング会社
ここでは、おすすめのソーシャルレンディング会社について、それぞれの会社の特徴や魅力的なポイントと共に紹介していきたいと思います。
バンカーズ
バンカーズの魅力
①前身会社が老舗企業
Bankersの前身企業は泰平物産株式会社で、45年以上貸金業を営んでいた老舗企業になります。これまでの貸金業ノウハウを活かし、効率的かつ低リスクなレンディングが期待できます。
②1口10,000円から投資可能
ソーシャルレンディング業界最低水準の1口1万円から投資が可能です。初心者の方でも少額から始められるため、敷居が低くなっています。
③平均利回りは2.5-4.5%
現在運用中のファンドの予定分配率は2.5-4.5%程度に設定されています。前身企業のノウハウを活かし、堅実な運用が期待できます。
サービス名 | Bankers |
運営会社名 | 株式会社バンカーズ |
サービス開始年 | 2020年 |
期待利回り | 2.5-4.5% |
口コミ | バンカーズの評判・口コミ |
公式サイト | バンカーズの公式サイト |
バンカーズはソーシャルレンディングおすすめランキングでも1位として掲載されている人気の融資型クラウドファンディングサービスになります。
サービスは2020年12月より始まった新しいサービスですが、前身企業は貸金業社として知名度の高い泰平物産株式会社となっています。
これまでの貸金業で培ってきた高いレベルのノウハウを活かし、厳しい基準で投資対象を決めています。
バンカーズでは、業界最低水準の1万円から投資が可能となっており、ソーシャルレンディング初心者の方でも気軽に始めることができます。
2020年にできた新サービスのため、実績自体は少ないものの、平均期待利回りも2.5-4.5%程度など堅実な運用が見込まれています。
今業界から注目されているバンカーズは、先着順で投資を行うことができるため、できるだけ早く投資対象のファンドに目を付けることが大事です。
これからますます人気が高まっていくことが予想されますので、今のうちに口座を開設しておきましょう。
クラウドバンク
サービス名 | クラウドバンク |
運営会社名 | 日本クラウド証券株式会社 |
サービス開始年 | 2013年 |
累積募集額 | 約1,990億円 |
期待利回り | 約7% |
公式サイト | クラウドバンクの公式サイト |
クラウドバンクは「第一種金融商品取引業」に登録している日本クラウド証券株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービスです。
一般的なソーシャルレンディングサービスは「第二種金融商品取引業」に登録しており、それよりも厳しいのが「第一種金融商品取引業」です。
2022年9月現在、1,990億円もの資金が動いており、さらに2022年9月時点で、融資元本回収率は100%であり、貸し倒れが一切ありません。
※これは将来の回収率を保証するものではありません。
また、平均利回りは7%とかなり高い水準になっています。
2019年7月からは、スマートフォンアプリの配信が開始されさらに手軽に投資しやすくなり、12月にはみずほ銀行やゆうちょ銀行、三井住友銀行などの大手銀行を含む金融機関での即時入金サービスが開始され、より快適に投資ができるようになりました。
また、『Newsモーニングサテライト』や『未来世紀ジパング』のスポンサーを務めています。
クラウドバンクについて評判や口コミについても詳しく説明している記事がありますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
Funds
サービス名 | Funds |
運営会社名 | ファンズ株式会社 |
サービス開始年 | 2019年 |
累積募集額 | 約30億円 |
期待利回り | 1.9%〜6% ※ |
公式サイト | Fundsの公式サイト |
Fundsは1円から投資ができるため、投資のハードルが非常に低いソーシャルレンディングサービスです。
ファンド組成には「アイフル株式会社」や「株式会社インテリックス」、「株式会社フィル・カンパニー」などの大手上場企業に限定しています。
また、Fundsの募集案件は融資を受けた企業の全財産が返済資源になるリーコースローン方式を採用しているため、貸し倒れになるリスクを抑えています。
最低投資額が1円からと非常に低いため、投資初心者の方にもおすすめです。
SAMURAI FUND
サービス名 | SAMURAI FUND |
運営会社名 | SAMURAI証券株式会社 |
サービス開始年 | 2002年 |
累積募集額 | 約5億円以上 |
期待利回り | 3%〜10% |
公式サイト | SAMURAI FUNDの公式サイト |
SAMURAI FUNDはジャスダック上場企業の「SAMURAI&JPARTNERS株式会社」の子会社のSAMURAI証券株式会社が運営しているソーシャルレンディングサービスです。
クラウドバンクと同様に「第一種金融商品取引業」に登録している事業者のため、安心して利用できます。
さらに株式会社日本保証の保証が付いたファンドの案件もあるなど、魅力的なファンドが多いのも人気の理由の一つです。
FUELオンラインファンド
サービス名 | FUELオンラインファンド |
運営会社名 | FUEL株式会社 |
サービス開始年 | 2020年 |
累積募集額 | 約18億円 |
期待利回り | 3% |
公式サイト | FUELオンラインファンドの公式サイト |
FUELオンラインファンドは、不動産関連の企業に投資できるソーシャルレンディングサービスです。
掲載している案件はいずれも不動産・金融のプロの厳しい目でチェックされたものばかり。
対象の不動産からの賃料収入等をリターンとして分配するため、安定した運用利回りが期待できる点が魅力といえるでしょう。
投資先の不動産情報も細かく開示されており、収益性はもちろん関連事業者の経営状況や直近の実績なども踏まえて投資する案件を決めることができます。
不動産関連の投資に興味がある方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
ソーシャルレンディングの始め方
ソーシャルレンディングの始め方について、1ステップずつ詳しく解説していきたいと思います。
ソーシャルレンディングを始めてみたいと感じた方は、是非最後までお読みください。
口座開設までの流れ
ソーシャルレンディングサービスのHP(今回はバンカーズ)にアクセスし、「無料で会員登録」をクリックします。
その後、下の写真のように仮会員登録画面に遷移しますので、必要な事項を記入してください。
仮会員登録を済ませると、登録したメールアドレスに本登録のためのURLが送信されます。
メール内にあるURLをクリックすると、以下のような本登録画面へと遷移します。
指示通りに、必要事項を記入しましょう。
必要事項を記入したら、最後は本人確認書類の提出になります。
本人確認書類をアップロードし、申し込みをしたら、審査になり、通過したら無事に口座開設となります。
提出後、2-3日程度でウェルカムレターが発送されますので、郵便物を受け取ったら全て完了です。
投資までの流れ
無事に口座を開設できたら、銀行口座からバンカーズの口座に入金します。
入金したら募集中の案件の中から、自分が投資したい案件をクリックし、投資希望金額を入力し、投資を行います。
口座の開設には審査があり、少し時間がかかりますが、口座が開設できれば、希望の案件に投資ができるようになります。
まだ口座をお持ちでない方は、是非バンカーズで口座開設をしてみてください。
ソーシャルレンディングのまとめ
ソーシャルレンディングサービスは企業にお金を貸し出して利息を得ることができるという点で、投資案件としては非常に楽な方法だと言えます。
募集案件はソーシャルレンディングサービスごとに異なり、保証付きの案件や、担保付の案件があるサービスもあるため、そういった案件に投資をすることで、ある程度保全性が担保されているといえるのです。
しかし、貸し倒れのリスクがありますので、リスク管理を行いながら、利益を最大化していくことが、ソーシャルレンディングで資産運用するための成功の近道といえるでしょう。
- ソーシャルファンディングは保全性が高い案件を選ぶこと
- ソーシャルレンディングは一定の収入がないとできない
- 貸し倒れリスクが存在する
- 利用するならバンカーズがおすすめ
ソーシャルレディングを始めるには、バンカーズがおすすめです。
まだ口座をお持ちでないという方は、是非開設してみてください。