仮想通貨/ビットコイン寄付とは?メリット・デメリットとやり方を詳しく解説

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仮想通貨の寄付は数年前から一般的になりつつありますが、2022年2月にロシアからの侵攻を受けたウクライナ政府がTwitter上で仮想通貨の寄付を募ったことで、世界中で認知が拡大しました。

法定通貨ではなく、ブロックチェーンを利用した仮想通貨で寄付することには、「寄付する側」にも「寄付される側」にも多くのメリットがあります。

仮想通貨の寄付が一般的になれば、現状の寄付が抱える問題を次々と解決できるかもしれません。

この記事では、「仮想通貨寄付の現状や事例」、「メリットやデメリット」、「ウクライナ政府への寄付を例にした仮想通貨寄付の方法」などを解説しています。

仮想通貨を保有していない方や、今まで寄付をしたことがない方が、仮想通貨で寄付するための情報や方法をお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

この記事からわかること
  • 仮想通貨の寄付には、従来の寄付にはないメリットがいくつもある
  • 2022年2月にウクライナ政府が仮想通貨の寄付を呼び掛けたことで世界的に認知が拡大している
  • 仮想通貨を保有している方なら、誰でも簡単に寄付できる
  • 仮想通貨を保有していない方でも、コインチェックを利用すれば簡単に仮想通貨の購入・寄付ができる

多くの場合、仮想通貨の寄付ではビットコインが対象にされています。

ビットコインを購入し寄付したいなら、コインチェックを利用すると初心者でも簡単に実行できます。

もちろん、ビットコイン以外のさまざまな仮想通貨も購入可能です。

詳しくは、コインチェック公式サイトをご確認ください。

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目次

仮想通貨/ビットコインの寄付とは?

仮想通貨/ビットコインの寄付とは?
引用:https://bitcoindonations.bitflyer.com/

「仮想通貨/ビットコインの寄付」とは、文字どおり仮想通貨やビットコインで寄付することを意味します。

世界中で仮想通貨が浸透してきているため、仮想通貨での寄付が一般的になりつつあります。

2022年2月には、ロシアによる侵攻を受けたウクライナ政府が仮想通貨での寄付を呼び掛けたことで、「仮想通貨/ビットコインの寄付」の認知が拡大しました。

お金を送るという意味では、従来の寄付と共通している「仮想通貨/ビットコインの寄付」ですが、異なるメリットをいくつも持ち合わせています。

従来の寄付での課題が仮想通貨の寄付なら解決する場合が多く、今後ますます広まっていく可能性が大いにあります。

仮想通貨/ビットコインの寄付のメリット

仮想通貨/ビットコインの寄付のメリット
引用:https://coincheck.com/ja/donations

仮想通貨/ビットコインの寄付のメリットを4つお伝えします。

仮想通貨/ビットコインの寄付のメリット
  • エアドロップを受けられる
  • 仲介なしで寄付できる
  • すぐにお金が届く
  • ハードルが低い

エアドロップを受けられる

仮想通貨やビットコインを寄付した場合、エアドロップを受けられる場合があります。

2022年2月にウクライナがロシアからの侵攻を受けたことで、世界中からウクライナへの仮想通貨の寄付が相次ぎました。

2022年3月2日には、寄付してくれた人々に対してエアドロップを行うことが発表されています。

その後の3月4日には、不審な動きが頻発したためエアドロップは中止になりましたが、今後は仮想通貨を寄付した人に対するエアドロップの実施が一般的になるかもしれません。

ちなみに、ウクライナが予定していたエアドロップはトークンかNFTの無料配布でした。

ただ、具体的などのようなものかは明らかにされないままエアドロップは中止になったため、実態はわかりません。

そもそも寄付は対価を求めないものであるため、エアドロップでリターンを求めることは難しいかもしれませんが、寄付した記念として何らかのトークンやNFTを受けられることは魅力です。

仲介なしで寄付できる

仮想通貨の寄付は、ウォレットからウォレットに直接送金できるため、組織や団体を仲介する必要がありません。

仲介なしでの寄付のメリットは主に4つです。

仲介なしで仮想通貨を寄付するメリット
  • 手数料がかからない
  • お金が届いたかをトランザクションで確認できる
  • 仲介者の信頼性を判断する必要がない
  • 寄付が無駄になりにくい

それぞれ解説します。

手数料がかからない

ビットコインなどの仮想通貨での寄付は、仲介がいないため手数料が取られません。

一般的な寄付では、組織が日本円を集めて送金するまでに多くの工程が必要になるため、高額な手数料や仲介料が発生します。

また、寄付先が海外ならば通貨を交換する際にも料金が発生します。

せっかく寄付しても届くまでには、金額が激減しているケースも珍しくありません。

一方で仮想通貨での寄付ならば、ダイレクトにお金を届けられます。

お金が届いたかをトランザクションで確認できる

仮想通貨での寄付は仲介を挟まないため、ブロックチェーンを通じて直接送金できます。

ビットコインやイーサリアムなど、多くのブロックチェーンは透明性が確保されており、自分の仮想通貨が問題なく送金できたかをトランザクションで確認できます。

仲介者の信頼性を判断する必要がない

一般的な募金では、多くの組織がさまざまな寄付先へのお金を募っています。

ただ、全ての寄付がしっかりと送り届けられているとは限らず、詐欺目的の募金活動も少なくないのが現状です。

寄付したお金が困っている人に届かなくては募金は機能しませんし、健全な組織にも悪影響が及びます。

仮想通貨の寄付ならそういった詐欺などの課題をクリアできるので、より寄付をしやすい環境実現に期待できます。

仲介者の信頼性を判断する必要がなくなれば、寄付によるお金の動きは活発化するでしょう。

寄付が無駄になりにくい

一般的な寄付では、多くの人からお金を募りまとめて送られています。

仮に健全な組織が仲介している募金だとしても、寄付先の検討が曖昧になるケースが少なからず存在します。

一方で仮想通貨の寄付では、個人が特定の組織や人にダイレクトに送金できます。

どこの誰にお金を届けるのかを個人が決定できるので、寄付が無駄になりにくいです。

また、「自分の寄付が困っている人に届いている」という実感を持てるので、寄付する価値を感じられます。

すぐにお金が届く

仮想通貨での寄付のメリットは、すぐにお金が届くことです。

寄付先が遠く離れた地だとしても、違う国だとしても、扱われる仮想通貨は共通しています。

仮想通貨の送金スピードは銘柄やブロックチェーンにより異なりますが、法定通貨よりも早く送金が完了します。

データ上でのみ送金が完了するため、実際の距離や法律、通貨の違いなどの問題を容易にクリア可能です。

また、場合によっては寄付は早ければ早いほど効果が高まる場合があります。

今すぐ資金が必要な人々にとって、寄付されたお金がすぐに手元に届くことは重要です。

そもそも寄付は困っている人を助けるための行為だと考えると、仮想通貨による寄付は非常に有意義です。

ハードルが低い

すでに仮想通貨を保有している人にとって、仮想通貨での寄付のハードルは低いと言えます。

街頭での募金などは、その場でお金を渡すだけで完了するシンプルな方法ですが、オンラインでの寄付となると複雑な手順に高いハードルを感じる人は多いでしょう。

今までオンラインで寄付した経験がない人なら、仮に寄付したいという気持ちを持っていたとしても、腰が重いと感じてしまうかもしれません。

仮想通貨での寄付ならば送金先のアドレスを入手して仮想通貨を送るだけなので、慣れた操作だけで寄付が完結します。

簡単に寄付を実施できるので、ハードルを高く感じることはないでしょう。

寄付する人にとっても、寄付を受ける人にとっても、ハードルが低いことは大きなメリットです。

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仮想通貨/ビットコインの寄付のデメリット

仮想通貨/ビットコインの寄付のデメリットを2つお伝えします。

仮想通貨/ビットコインの寄付のデメリット
  • 仮想通貨に精通していない人にとって難しい
  • 寄付先が少ない

仮想通貨に精通していない人にとって難しい

仮想通貨での寄付は、仮想通貨に詳しい人にとってはシンプルですが、仮想通貨に精通していない人にとっては難しく感じるかもしれません。

そもそも仮想通貨を購入する必要があるので、「口座開設」、「入金」、「仮想通貨の購入」、「仮想通貨の送金」など、必要な手順が増えてしまいます。

一度でも仮想通貨の送金を経験すれば、仮想通貨の寄付を難しく感じることはありませんが、最初の一歩のハードルは高いでしょう。

寄付先が少ない

メリットが豊富な仮想通貨での寄付ですが、まだまだ仮想通貨に対応している寄付先は少ないです。

ただ、年々対応している組織が増加しているのも事実であり、個人でも仮想通貨の寄付を募るケースも増えています。

また、2022年3月にロシアから侵攻を受けたウクライナ政府が仮想通貨での寄付を募ったため、多くの人々が仮想通貨で寄付できることを知りました。

今後は仮想通貨で寄付できる機会が増えていくでしょう。

仮想通貨/ビットコインの寄付の事例

仮想通貨/ビットコインの寄付の事例を3つお伝えします。

仮想通貨/ビットコインの寄付の事例
  • ウクライナへ25億円相当の寄付
  • ビットフライヤーから日本赤十字社への寄付
  • 西日本豪雨被災地への寄付

ウクライナへ25億円相当の寄付

2022年2月にロシアがウクライナへの侵攻を始めたことをきっかけに、ウクライナ政府は仮想通貨での寄付を呼びかけました。

寄付先のアドレスはTwitterで世界中に公開され、2022年3月時点で2万件以上の寄付が寄せられており、25億円相当の仮想通貨が寄付されています。

対象銘柄は「ビットコイン」、「イーサリアム」、「テザー」、「ポルカドット」の4種であり、中にはNFTを寄付したとの報告もあります。

これらはウクライナ政府による募金活動ですが、他にも慈善団体による募金が実施されるなど、募金活動は活発です。

この記事では、「ウクライナへの仮想通貨寄付の方法」も解説しているので、寄付の方法がわからない方はご参考にしてください。

ビットフライヤーから日本赤十字社への寄付

ビットコイン取引量国内No1(※)のビットフライヤーは、日本赤十字社への仮想通貨寄付を募っています。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)

対象の銘柄はビットコインであり、ビットフライヤーは一切の手数料を受け取らないため、送金されたビットコインはすべて日本赤十字社へ寄付されます。

個人が直接送金するのではなく、ビットフライヤーが3カ月に1回の頻度で日本赤十字社へ寄付される仕組みです。

寄付の方法は、「ビットフライヤーで寄付する」、「ビットコインウォレットから寄付する」の2パターンです。

なお、寄付に使ったお金は基本的に税金控除の対象とされますが、当ビットコイン寄付では一度ビットフライヤーに送金する流れであるため、税金控除の対象にはなりません。

西日本豪雨被災地への寄付

2018年7月に西日本で発生した豪雨により、各地で土砂崩れなどの被害が出ました。

被災地のインフラは崩壊したため支援が必要な状況に陥ってしまったことを受け、大手仮想通貨取引所のBinanceが仮想通貨の寄付を募りました。

西日本の被害を知った世界中の人々がBinanceへ仮想通貨を寄付し、豪雨が発生した7月中に合計で当時の1.6億円相当の仮想通貨が集まっています。

集まった仮想通貨はBinanceが日本円に換金し、被災地へ寄付されました。

ビットコイン寄付は送金手順がスムーズな取引所で行うと良いです。

DMM Bitcoinの取引ツールは操作性が高く、初心者の方でも簡単に操作ができます。

詳しくは、DMM Bitcoin公式サイトをチェックしてみてください。

仮想通貨/ビットコインの寄付のやり方

仮想通貨/ビットコインの寄付のやり方をお伝えします。

ここでは、コインチェックでウクライナへ寄付する方法を解説するので、寄付のやり方がわからない方は参考にしてください。

コインチェックの口座開設から、寄付を実施するまでの手順を紹介します。

コインチェックの口座開設

仮想通貨を寄付するには、もちろん自分が仮想通貨を保有している必要があります。

どの国内取引所でも仮想通貨を購入できますが、ここでは使いやすいコインチェックでの手順をお伝えします。

手順としては、まずコインチェック公式サイトにアクセスし、「口座開設(無料)はこちら」をクリックしてください。

携帯電話番号やメールアドレスなどの個人情報を入力し、手順を進めましょう。

情報の入力が完了すると、本人確認申請のステップに移ります。

本人確認申請で必要になるものは、写真付きの身分証の画像です。

画像をアップロードし、自分の顔をカメラで撮影すると本人確認申請は完了です。

数時間~1日ほどで審査は完了し、コインチェックの口座を開設できます。

また、コインチェックは便利なスマホ用アプリケーションを提供しています。

今回お伝えする手順でもアプリを利用するので、ダウンロード・ログインをお済ませください。

コインチェックのアプリは、国内仮想通貨アプリの中でダウンロード数No.1ということもあり非常に便利です。

仮想通貨の寄付以外にも、さまざまなシチュエーションで利用できます。

コインチェックに日本円を入金

コインチェックの口座開設、アプリのログインが完了したら日本円を入金しましょう。

手順としては、コインチェックのアプリを起動し「ウォレット」をタップします。

続いて「日本円」⇒「入金」の順番に選択してください。

左のような「入金方法」選択画面に移ります。

コインチェックで選べる入金方法は、「銀行入金」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3つです。

どの入金方法でも問題はありませんが、ここでは手数料が無料な「銀行入金」での手順をお伝えします。

「GMOあおぞらネット銀行」、「住信SBIネット銀行」のどちらかをタップしてください。

銀行を選択すると、振込人名義などの口座情報が表示されます。

情報に沿って、コインチェックで利用したい分の日本円を入金してください。

入金の際は、振込人名義などに間違いがないか十分に確認しましょう。

なお、入金してからコインチェックに反映されるまでにはタイムラグがあります。

数時間かかるケースも一般的なので、ある程度の時間差があることを理解しておきましょう。

コインチェックで仮想通貨を購入

続いて、コインチェックに入金した日本円で仮想通貨を入金しましょう。

ウクライナの寄付に対応している銘柄は、「ビットコイン」、「イーサリアム」、「テザー」、「ポルカドット」の4種類です。

その内、コインチェックで購入できるのは「ビットコイン」と「イーサリアム」の2種類なので、どちらかを購入しましょう。

ここでは、イーサリアムを購入する手順をお伝えします。

コインチェックアプリを起動し、「販売所」をタップしてください。

続いて「販売所」を選択すると、左のような「販売所」メニューが表示されます。

一覧で表示される仮想通貨はどれでも購入可能ですが、ここでは、「イーサリアム(ETH)」をお選びください。

「イーサリアム(ETH)」をタップし、「購入」を選択すると購入画面に移ります。

イーサリアム購入に使いたい日本円の金額を入力し、「日本円でイーサリアムを購入」をタップすれば完了です。

購入の際は、金額に間違いがないか確認しておきましょう。

仮想通貨を送金

仮想通貨の購入が完了したら、ウクライナへ寄付・送金しましょう。

ウクライナ公式Twitterをが寄付先のアドレスを公開しているので、コインチェックからアドレス宛に送金する流れになります。

送金するには、まずコインチェックのアプリを起動し、「送金と受け取り」をタップしてください。

今回はイーサリアムを送金するので、「BTC以外の送金はこちら」⇒「Ethereumを送る」の順番に選択してください。

「送金先リスト」という項目に、「0x165CD37b4C644C2921454429E7F9358d18A45e14」と入力し、リストに追加します。

送金したいイーサリアムの金額を入力後、「送金する」をタップすれば、イーサリアムがウクライナへ送金されます。

以上で、ウクライナへの仮想通貨の寄付は完了です。

ウクライナ公式Twitterをフォローしておけば、今後のウクライナへの仮想通貨の寄付に関する情報をすぐに確認できるかもしれません。

なお、ウクライナへの仮想通貨の寄付に対応している銘柄は、他にも「ビットコイン」、「テザー」、「ポルカドット」が対応しています。

仮想通貨を寄付する際は、下記のアドレス宛に送金すれば、ウクライナへの寄付が完了します。

銘柄アドレス
ビットコイン357a3So9CbsNfBBgFYACGvxxS6tMaDoa1P
イーサリアム0x165CD37b4C644C2921454429E7F9358d18A45e14
テザー0x165CD37b4C644C2921454429E7F9358d18A45e14
ポルカドット1x8aa2N2Ar9SQweJv9vsuZn3WYDHu7gMQu1RePjZuBe33Hv

また、ウクライナへの寄付以外にも、仮想通貨を寄付する場合は、公開されているアドレス宛に送金する方法が一般的です。

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仮想通貨/ビットコインの寄付の注意点

仮想通貨/ビットコインの寄付の注意点を3つお伝えします。

仮想通貨/ビットコインの寄付の注意点
  • 対象の銘柄が限定されている
  • 詐欺が横行している
  • 送金先を間違えると取り戻せない

対象の銘柄が限定されている

仮想通貨の寄付が募られるとしても、対象の銘柄は限定されています。

当然、自分が保有している銘柄が対象でなければ寄付はできません。

現状では、ビットコインやイーサリアムを募る募金が目立っており、場合によっては他の仮想通貨も対象にされています。

ただ、仮想通貨は他の仮想通貨に交換できるので、保有する銘柄が対象外の場合は一度対象の銘柄に交換すれば問題なく寄付できます。

詐欺が横行している

仮想通貨での寄付は、詐欺を阻止できる要素を多く持ち合わせていますが、完全に詐欺を回避できるわけではありません。

仮想通貨の寄付のステップは、公開されているアドレス宛に仮想通貨を送金する流れです。

そもそも公開されているアドレスが信頼できなければ詐欺の可能性はあります。

また、直接募金を求めている組織や個人に送金するのではなく、何らかの組織や団体を仲介する場合は、詐欺の可能性を完全には否定できません。

現状で仮想通貨寄付の際に仲介が存在する理由の1つは、募金を求める組織や個人が仮想通貨を受け付けていないことです。

そのため仲介者が仮想通貨を法定通貨に換金してから寄付する仕組みがあります。

今後仮想通貨での寄付が広まれば、直接仮想通貨を送金できる機会は増えていくでしょう。

送金先を間違えると取り戻せない

仮想通貨の特性上、一度送金した情報を取り消すことは基本的にできません。

これは寄付だけにかかわらず、送金全般にも言えることです。

仮想通貨を送金する場合は、アドレスを間違えないように手入力ではなくコピー&ペーストをすれば送金ミスのリスクを軽減できます。

また、「送金したい仮想通貨の銘柄」、「送金する金額」、「ネットワーク」に間違いがないか確認することも重要です。

仮想通貨/ビットコインの寄付のまとめ

今回は、仮想通貨/ビットコインの寄付についてお伝えしました。

この記事の要点
  • 仮想通貨の寄付には、従来の寄付にはないメリットがいくつもある
  • 2022年2月にウクライナ政府が仮想通貨の寄付を呼び掛けたことで世界的に認知が拡大している
  • 仮想通貨を保有している方なら、誰でも簡単に寄付できる
  • 仮想通貨を保有していない方でも、コインチェックを利用すれば簡単に仮想通貨の購入・寄付ができる

仮想通貨による寄付は、従来の法定通貨にはないメリットを多く持ち合わせています。

これまで課題とされていたことも、仮想通貨の寄付が一般化すれば次々と解決していくかもしれません。

仮想通貨の寄付ならば、直接すぐに困っている人へお金を届けられます。

寄付する人からしても、必要な手順が少なかったり、透明性が高かったりとメリットが豊富です。

2022年2月より、ロシアの侵攻を受けたウクライナ政府が仮想通貨による寄付を呼び掛けたことで、世界中の人が仮想通貨の寄付を認知するようになりました。

誰でも簡単に寄付できるので、まだ仮想通貨を保有していない方ならコインチェックを利用すれば簡単に寄付できます。

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InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

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