コインチェックと株式会社FanplaがIEOの契約を締結!IEO内容を徹底解説
株式会社Fanplaとコインチェック株式会社がIEO(Initial Exchange Offering、以下、IEO)に向けた契約を締結したことが発表されました。
この発表を受けて「Fanpla社ってどんな会社?」「今回のIEOの目的は?」と疑問に感じた人もいるのではないでしょうか。
この記事では、IEOの概要や、コインチェックで実施されたIEO事例、株式会社Fanpla社がどのようなサービスを計画しているかについて解説します。
- Fanpla社とコインチェック社がIEOに向けた契約を締結
- Fanpla社は暗号資産により、web3技術でアーティストとファンを繋ぐ、新しい「推し活」を展望している
- コインチェック社のIEO実績は、国内初IEOのパレットトークン(PLT)があり、取引開始時価格「4.05円」が一時的に「90円台」まで上昇した
- IEOに参加したい方はコインチェックのアカウントを用意しておこう
CoincheckはIEOプラットフォーム「Coincheck IEO」を提供しています。IEOは投資家にとって、高い信頼性と収益性が特徴でメリットの多いサービスです。
今回のIEOは、暗号資産の投資に興味がある人に限らず、アーティストの「推し活」をしている人や、web3業界やNFT投資など幅広い人が興味を示す話題でしょう。
今回のIEOに参加できるよう、興味がある人はぜひトークン取引開始前にCoincheck公式サイトをチェックしてみましょう。
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【2024/3/4発表】コインチェックが株式会社FanplaとIEOに向けた契約を締結
東証プライムの上場企業である株式会社エムアップホールディングスの100%子会社である、株式会社Fanplusは、株式会社Fanplaに新しい暗号資産の発行と販売を業務委託しました。
新しい暗号資産は、株式会社Fanplusが運営するアーティストのファンクラブおよびファンサイト内で流通させることを目指しています。
そして、この暗号資産の発行に際し、株式会社Fanplaとコインチェック株式会社はIEOに向けた契約の締結を発表しました。
本契約の発行体のチームとして、Emoote Pte. Ltd.(エムート)の参画が決定しています。エムートはweb3領域に特化したファンド運営を得意とし、web3の事業創造をグローバルに牽引し続けているシンガポールの企業です。
本IEOの関係5社は新しい暗号資産を発行することで、株式会社Fanplaが運営する300を超えるファンクラブの有料会員250万人に対して「コンテンツを創る側」と「楽しむ側」の双方が参加する新しい「推し活」の場の創出を目指しています。
さらに、Web3のデジタルテクノロジーを用いて新しい経済圏を創出することを計画しています。
本IEOの関係会社5社の概要は以下の通りです。
関連会社 | 概要 |
---|---|
コインチェック株式会社 | 暗号資産取引サービス「Coincheck」を運営。 本IEOはコインチェックにて実施される予定。 |
株式会社Fanpla | ブロックチェーンを用いたサービスの企画、開発、運営、WEBサイトの制作、運用及び保守 Fanplus社より、ファンサイト運営、製作を受託 |
株式会社Fanplus | 株式会社エムアップホールディングスの100%子会社、「あいみょん、TWICE、Saucy Dog、JO1」など、300を超えるアーティストのファンクラブやファンサイトを運営、その他、企画やチケット、グッズ販売などアーティストを幅広くサポート |
株式会社エムアップホールディングス | 東証プライムの上場企業で、ファンサイト事業、韓流ファンサイト事業、VR事業、プラットフォーム事業、電子チケット事業、アプリ事業、アパレルなど幅広く事業を展開 |
Emoote Pte. Ltd. | Web3.0領域に特化したファンドを投資運用 日本らしい文化や価値観を活かしたweb3技術の活用や、トークノミクス設計、マーケティング、サービス企画などを支援している |
今回の株式会社FanplaのIEOの概要
IEOとは、コインチェックなどの暗号資産交換業者がトークン発行の企業やプロジェクトの信頼性や正当性を精査し、トークン発行により、プロジェクトの資金調達を支援します。
また、IEOに当選した投資家は新規発行されたトークンを上場前に募集価格で購入することができ、値上がりを期待する方も多いでしょう。
Fanpla社は今回のIEOの契約締結により、以下のサービスや展望を発表しています。
- トークンはファン体験の媒介手段に用いられる
- アーティストの魅力的なイベントの開催
- アーティストとファンを直接つなぐ「Direct to Fan」
順に解説していきます。
トークンはファン体験の媒介手段に用いられる
新規暗号資産はファン体験の媒介手段に用いられる予定です。しかし「どんなファン体験ができるのか」「対象のアーティスト」などは現時点で未発表となっています。
Fanpla社はあいみょんやTWICE、JO1などの有名アーティストの300以上のファンクラブ、ファンサイトを運営しているため、今後の展開が期待できます。
アーティストの魅力的なイベントの開催
株式会社Fanplus代表取締役 佐藤元氏は「IEOで調達した資金について」のインタビューでこのように語っています。
佐藤:我々が運営している300以上のアーティストのファンクラブの有料会員は合計すると250万人ぐらいになります。我々が関わるアーティストにスペシャルなサービスを用意していただき、それをユーティリティとして提供することや「今年最も活躍したアーティスト」を選ぶミュージックアワードを実現したい。またファンにリアルに集まってもらい、ライブもやっていきたい。まだこれからいろいろなアイデアが出てくるでしょう。2年前からNFTマーケットプレイス「FanplaOwner」も運営しているので、そうした仕組みもうまく活用しながら開発を進めたいと考えています。
https://www.coindeskjapan.com/221470/
インタビューの中で、アーティストのスペシャルなサービスの提供や、ミュージックアワードの開催など魅力的なイベントの開催を期待できる発言をしているため、アーティストを応援する「推し活」が活発になることが予想されます。
アーティストとファンを直接つなぐ「Direct to Fan」
コインチェック株式会社副社長執行役員 井坂友之氏のコメント
アーティストのファンクラブ運営において豊富な実績と経験を持つFanplus社をはじめとするプロジェクトチームとIEOをご一緒できることを大変嬉しく思います。
https://www.monexgroup.jp/jp/news_release/irnews/auto_20240304547552/pdfFile.pdf
本プロジェクトではトークンの力学も活用し、アーティストとファンを直接つなぐ「Direct to Fan」経済圏の創出を目指していきます。
例えば、オーディション時代から応援していたアーティストと共にステージを駆け上がるようにファンとアーティストの共創の熱量を高めていければと思います。
Coincheckは国内IEO実績No.1のリーディングカンパニーとして、あらゆる経済圏をつなげcrypto/web3業界の健全な発展に貢献していきます。
井坂氏のコメントによると、「アーティストと共にステージを駆け上がるように熱量を高めていく」とあり、アーティストのファンにとって具体的にどのようなサービスになるのか、今後の展開が期待できます。
また、今後、アーティストと協力して様々なサービスや体験を企画・開発し、「コンテンツを創る側」と「楽しむ側」双方が参加できる新しい「推し活」の場を提供予定となっています。
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過去のコインチェックのIEO実績
国内IEOは5事例あり、そのうち2事例がコインチェックのIEO実績です。簡単に紹介します。
【パレットトークン(PLT)】
2021年7月に申込が開始され、日本国内初めてとなるIEO事例として話題となりました。
パレットトークンはNFTに特化したブロックチェーン「パレット」内でガス手数料の支払いなどに活用されています。
販売価格 | 4.05円 |
---|---|
高値実績 | 約90円 |
2024年5月現在の相場 | 6.5円程度 |
過去1年間の最高値は11.8円です。そして、現在は6.5円程度で推移しています。
パレットトークンのIEOに参加した場合のシミュレーションをしてみましょう。
PLTを5万円分購入。
50,000÷4.05=12,350PLT≒115,000円
となり、約65,000円の収益ということになります。
【フィナンシェトークン(FNCT)】
コインチェックのIEO2事例目は、フィナンシェトークン(FNCT)です。2023年2月に申込が開始されました。
「FiNANCiE」というプラットフォーム内でのコミュニティ運営などの報酬として支払われます。
また、その報酬は保有数により「FiNANCiE」で特典を受けることができるなど、幅広く活用されています。
販売価格 | 0.41円 |
---|---|
高値実績 | 1.00 円台 |
2024年5月現在の相場 | 0.52円程度 |
過去1年間の最高値は1.00円です。そして、現在は0.67円程度で推移しています。
フィナンシェトークンのIEOに参加した場合のシミュレーションをしてみましょう。
FNCTを5万円分購入。
50,000÷0.41=122,000FNCT≒122,000円
となり、約72,000円の収益ということになります。
どちらのIEOでも、IEO時の公募価格でトークンの保有ができた場合、利益が出る結果となりました。
仮想通貨投資をするならコインチェック
名称 | Coincheck(コインチェック) |
取り扱い銘柄数 | 30銘柄 |
最低取引額 | 500円 |
提供サービス | 仮想通貨販売所 仮想通貨取引所 Coincheckつみたて 貸仮想通貨サービス |
公式サイト | Coincheck(コインチェック)の公式サイト |
コインチェック株式会社は、2019年から5年連続で年間ダウンロード数「国内No.1」を獲得している「コインチェックアプリ」を提供しています。
コインチェックの特徴は以下の通りです。
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コインチェックのIEOまとめ
今回は株式会社Fanplaとコインチェック株式会社がIEO契約を締結したことについて解説しました。
- Fanpla社がIEOにより、新規暗号資産を発行予定
- IEOで得た資金は、web3技術でアーティストとファンを繋ぐ、新しい「推し活」の場の提供をする
Fanpla社がサポートするアーティストに「推し」がいたら、ぜひコインチェックでIEOに参加してみると良いでしょう。
ぜひ早めにコインチェックの公式サイトで無料登録をして、IEO参加の準備をしましょう。
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