PayPay証券と楽天証券を徹底比較!おすすめはどっち?

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監修者

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楽天証券とPayPay証券は、いずれも人気の証券会社です。

2社とも多くの投資家に利用されていますが、どちらを選ぶべきか分からず迷ってしまう人もいるかもしれません。

今回の記事では、様々な観点で楽天証券とPayPay証券を比較していきます。

この記事からわかること
  • 楽天証券では、国内株式の取引手数料は0円から
  • PayPay証券の国内株式取引では、取引手数料相当額のスプレッドが加減算される
  • 楽天証券ではつみたてNISA・iDeCoの利用も可能
  • 楽天証券・PayPay証券のいずれもIPO投資を提供している

厳選された銘柄に投資したい人は、PayPay証券が適しています。

一方、幅広いサービスを利用したい人や多くの銘柄に投資がしたい人は、楽天証券の利用を検討してみてください。

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目次

楽天証券とPayPay証券の比較早見表

商品楽天証券PayPay証券
手数料0円~0円
※別途スプレッドあり
提供サービス国内株式、米国株式、投資信託、債券など国内株式、米国株式、投資信託
つみたてNISAとiDeCo対応非対応
取引スペック主要ブラウザに対応主要ブラウザに対応
IPO投資対応対応
アプリ対応対応
キャンペーン実施中実施中
公式サイト楽天証券の公式サイトPayPay証券の公式サイト
2023年10月6日時点

楽天証券のほうが応サービス幅は広いものの、PayPay証券も主サービスには対応しています。

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楽天証券とPayPay証券の比較

楽天証券とPayPay証券を、項目ごとに比較していきます。

比較①手数料

商品楽天証券PayPay証券
国内株式(現物取引)0円~0円
※別途スプレッドあり
米国株式(現物取引)0円~0円
※別途スプレッドあり
2023年10月6日時点

楽天証券・PayPay証券のいずれも、取引手数料は最小0円です。

国内株式取引における手数料の詳細は以下となっています。

  • 楽天証券 国内株式取引手数料
手数料コースコース内容現物取引信用取引
ゼロコース約定代金にかかわらず無料となるコース
※RクロスとSOR利用が条件
0円0円
超割コース1回の取引金額で取引手数料が決まるコース55円~1,070円99円~385円
超割コース 大口優遇約定金額や1か月の平均残高などのいずれかの条件を達成した場合に適応される優遇コース0円0円
いちにち定額コース1日の合計取引金額(現物取引と信用取引を合算)で取引手数料が決まるコース0円~0円~
※金額はすべて税込

一日の取引回数や取引金額に応じて、適した手数料コースが異なります。

基本的には、一日の取引金額が小さい場合は「いちにち定額コース」、一回の取引金額が大きい場合は「超割コース」が適しています。

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  • PayPay証券 国内株式取引手数料

PayPay証券では「取引手数料」は発生しないものの、取引手数料相当額のスプレッドが設定されています。

取引時間スプレッド
東京証券取引所の立会時間内
※午前立会(前場)は午前9時から午前11時30分まで、午後立会(後場)は午後0時30分から午後3時
「基準価格」に
0.5%を乗じた価格
上記以外の時間帯「基準価格」に
1.0%を乗じた価格

PayPay証券の「基準価格」とは、東京証券取引所における指定の情報配信ベンダーを通じて配信される直近の気配値または市場価格を参考に(11時30分~12時30分の立会時間外取引の場合は、前場取引終了時点での気配基準値を参考に)合理的かつ適正な方法で算出した価格を指します。

買付・売付それぞれの取引価格は、以下のように算出されます。

買付の取引価格基準価格に対し0.5%もしくは1.0%のスプレッドを加算
売付の取引価格基準価格に対し0.5%もしくは1.0%のスプレッドを減算

取引のたびにスプレッドが加減算されるため、取引回数が多い人には向かない手数料形態と考えられます。

比較②提供サービス

商品楽天証券PayPay証券
国内株式(現物取引)
国内株式(信用取引)×
国内株式(単元未満株)
※1,000円単位で取引可能
米国株式(現物取引)
米国株式(信用取引)×
投資信託
国内債券×
外国債券×
2023年10月6日時点

商品の種類および各商品の取扱銘柄数は、圧倒的に楽天証券がPayPay証券を上回っています。

  • 国内株式
証券会社国内株式取り扱い銘柄数
楽天証券4,735銘柄
PayPay証券179銘柄
2023年10月6日時点

より具体的には、楽天証券では以下の国内株式を取り扱っています。

楽天証券の取り扱い国内株式
  • 東京証券取引所上場株式(プライム、スタンダード、グロース)
  • 名古屋証券取引所上場株式(プレミア、メイン、ネクストの各単独上場銘柄)

※一部例外あり

  • 国内株式 単元未満株取引
証券会社注文単位
楽天証券1株
PayPay証券1,000円
2023年10月6日時点

通常、国内株式は100株を1単元の売買単位として取引されていますが、証券会社によっては1株から取引可能なサービス(単元未満株)を提供している場合があります。

楽天証券やPayPay証券でも単元未満の取引に対応しています。

楽天証券の単元未満株取引サービス「かぶミニ®」では、1株から取引可能です。

一方、PayPay証券では取引所の注文単位に縛られず、1,000円単位での注文が可能です。

株式取引は取引所が定めた単位で取引されることが一般的ですが、PayPay証券ではPayPay証券を相手方とする取引(相対取引)にて株式を取引する方式が採用されているため、1株未満の取引もできます。

1株単位での注文ではなく1,000円単位での注文を行うため、たとえば0.5株分のみ株式を保有するといったことが可能になります。

  • 米国株式
証券会社米国株式取り扱い銘柄数
楽天証券4,814銘柄
PayPay証券160銘柄
2023年10月6日時点

米国株式の取り扱い銘柄数を比較してみると、楽天証券はPayPay証券の約30倍の銘柄数を取り扱っています。

  • 投資信託
証券会社投資信託取り扱い銘柄数
楽天証券2,606銘柄
PayPay証券24銘柄
2023年10月6日時点

投資信託の取り扱い銘柄数を比較すると、楽天証券ではPayPay証券の100倍以上の銘柄を取り扱っています。

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比較③つみたてNISAとiDeCo

商品楽天証券PayPay証券
つみたてNISA×
iDeCo×
2023年10月6日時点

つみたてNISA、iDeCoのいずれも楽天証券では取り扱われていますが、PayPay証券では取り扱われていません。

NISA制度は2024年より変更となりますが、PayPay証券では2024年1月より参入することが発表されています。

楽天証券、PayPay証券のいずれの証券会社でも新NISAを利用できるようになります。

PayPay証券の新NISAで取り扱う具体的な銘柄については公表されていませんが、楽天証券では199銘柄のつみたてNISA対象商品と、32銘柄のiDeCo対象商品を提供しています。

比較④取引スペック

項目楽天証券PayPay証券
Google Chrome
Microsoft Edge
Mozilla FireFox
Apple Safari
2023年10月6日時点

楽天証券、PayPay証券のいずれも、主要ブラウザからのアクセスに対応しています。

楽天証券ではPC用サイト・スマホアプリのいずれもテクニカルチャートが利用できますが、PayPay証券の場合はPC用サイト・スマホアプリのいずれもテクニカルチャートは提供されていません。

チャートを見ながら本格的なトレードがしたい人には楽天証券が向いています。

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比較⑤IPO投資

項目楽天証券PayPay証券
IPO投資
2023年10月6日時点

人気のIPO投資は、楽天証券、PayPay証券のいずれの証券会社でも提供されています。

各証券会社のIPO実績を見てみましょう。

証券会社現在取扱中の件数過去に実施した件数
楽天証券3件585件
※うち7件のPO含む
PayPay証券0件1件
2023年10月6日時点

楽天証券は、2000年から現在まで600件近い件数のIPO・PO実施実績があり、現在も実施されています。

一方、PayPay証券のIPOサービス「誰でもIPO!」におけるIPO実施実績は、公式サイトによれば2018年の「ソフトバンク株式会社」の1件のみとなっています。

楽天証券のほうが多くのIPOが実施されているため、積極的にIPO投資がしたい人には楽天証券が適していると考えられます。

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比較⑥アプリ

項目楽天証券PayPay証券
スマホアプリ(iOS用)
スマホアプリ(Android用)
2023年10月6日時点

楽天証券・PayPay証券のいずれもスマホアプリに対応しています。

アプリ名称評価(App Store)評価(Google Play Store)
【楽天証券】
iSPEED – 楽天証券の株アプリ
4.54.3
【PayPay証券】
PayPay証券 1,000円から大企業の株取引を
3.83.3
2023年10月6日時点

各アプリの評価を比較してみると、楽天証券は4以上、PayPay証券は4未満となっており、楽天証券のほうが高い評価を得られていることが分かります。

各アプリの特徴を詳しく見てみましょう。

  • 【楽天証券】iSPEED – 楽天証券の株アプリ
【楽天証券】iSPEED - 楽天証券の株アプリ
iSPEED – 機能・仕様

自由にカスタマイズ可能なMy Pageでは、株価・市況、ニュース、チャート、注文紹介など30種類以上のパーツを組み合わせることができます。

Market Todayタブでは動画ニュースや楽天証券経済研究所が厳選したニュースなど、「トウシル」タブでは楽天証券の投資情報メディア「トウシル」の記事や動画を閲覧できるため、投資に関する様々な情報を収集できます。

各株式銘柄の詳細ページでは、銘柄ニュース・板情報・四季報・株主優待情報など様々な角度からの情報の確認が可能です。

テクニカルチャートの表示も可能ですので、様々な指標を参考に本格的なトレードがしたい人でも使いやすいアプリです。

  • 【PayPay証券】PayPay証券 1,000円から大企業の株取引を
PayPay証券_スマホアプリ_top-473x1024
PayPay証券_スマホアプリ_銘柄検索-473x1024
PayPay証券_スマホアプリ_銘柄検索-473x1024

機能や情報を最小限に絞り、シンプルな画面構成が特徴的なアプリです。

投資の経験がない人でも、3ステップで簡単に取引が完了します。

たとえば、株式を買う場合は、①「買う」タブを選択→②1,000円単位で買付金額を入力→③「買う」をタップするだけで買い注文が完了です。

合計400銘柄以上の商品(米国株、米国ETF、日本株、日本ETF、投資信託)の取引が可能です。

東京証券取引所の休憩時間(11時30分~12時30分の間)も国内株式の取引が可能ですので、昼休み時間に取引がしたい人に適しています。

比較⑦キャンペーン

商品楽天証券PayPay証券
新規口座開設キャンペーン×
国内株式信用取引口座新規口座開設キャンペーン×
iDeCo申し込みキャンペーン×
2023年11月6日時点

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  • PayPay証券 口座開設キャンペーン
paypay証券キャンペーン
PayPay証券 – 新規口座開設プログラム

PayPay証券では、最大で1,000ポイントがもらえる口座開設キャンペーンが実施されています。

クイズに正解してPayPay証券口座を開設した場合は500ポイント、NISA口座を開設した場合はさらに500ポイントが獲得できます。

獲得したポイントは1ポイント=1円相当で普段のお買い物に活用できます。

楽天証券のほうがもらえるポイントが多く、また、NISA口座開設が条件に入っていないため、キャンペーン内容で比較すると楽天証券のほうが優れていると考えられます。

楽天証券の特徴

楽天証券TOP
証券会社の名称楽天証券
購入できる金融商品国内株式、外国株式、投資信託、海外ETF、債券、先物・オプション、FX、CFD など
手数料いちにち定額コースなら1日の取引金額100万円まで手数料無料
非課税制度NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA、iDeCoに対応
サービスブラウザ、スマートフォンアプリ
楽天ポイント投資
楽天カード積立投資
24時間チャットサービスなど
公式サイト楽天証券の公式サイト
関連記事楽天証券の評判・口コミ

多くのユーザーを抱える楽天証券の総合口座は、900万口座(※)を突破しました。
※2023年4月時点

ユーザーの78%は投資経験未経験者(※)で占められており、初心者でも使いやすい証券会社です。
※2022年12月時点

投資信託・国内株式(現物)・米国株式(円貨決済)・バイナリーオプションでは、購入代金に楽天ポイントも充当できるため、「なるべく現金を使いたくない」という人も安心して投資を始められます。

先物やオプション取引など上級者向けのサービスも充実しているため、長く使い続けられるサービスです。

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PayPay証券の特徴

PayPay証券Top
証券会社の名称PayPay証券
購入できる金融商品国内株式、外国株式、投資信託、海外ETF、CFD など
手数料手数料相当額のスプレッドあり
非課税制度なし
※2024年以降、新NISAに対応予定
サービスブラウザ、スマートフォンアプリ
PayPayポイント投資
公式サイトPayPay証券の公式サイト
PayPay証券の評判

PayPay証券では、株価が高い企業にも1,000円で投資ができる点が魅力の証券会社です。

AmazonやMicrosoft、Teslaといった有名企業でも、PayPay証券ならたったの1,000円で株主になれます。

初心者にもわかりやすいスマホアプリで、簡単な操作で株式の購入ができます。

ついにNISA制度の取り扱いも開始することが決まり、2024年から新NISAに対応予定です。

厳選された銘柄に少額で投資がしたい人は、PayPay証券の利用を検討してみてください。

楽天証券とPayPay証券どっちがおすすめ?

楽天証券が向いている人とPayPay証券が向いている人の特徴について、それぞれ解説します。

楽天証券がおすすめな人

  • 楽天ポイントを貯めている人

楽天ポイントカード加盟店(マクドナルドやツルハドラッグなど)でお買い物をする人や、楽天の各種サービス(楽天市場や楽天モバイルなど)のユーザーなど、楽天ポイントが貯まる・使えるサービスを利用している人には、楽天証券が向いています。

楽天証券での投資信託や米国株式への投資は、楽天市場のSPU(スーパーポイントアップ)の条件のひとつとなっているため、普段から楽天市場でのお買い物をしている人には特に適している証券会社です。

楽天カードなどのサービスと楽天証券を併用することで、楽天ポイントがさらに貯まりやすくなります。

  • 投資先を自分で選びたい人

楽天証券では、国内株式のほか、米国株式や投資信託、債券やFX、ロボアド、iDeCoやNISAなど、多くの金融商品を取り扱っています。

また、国内株式・米国株式はそれぞれ4,500を超える銘柄数を取り扱っており、投資信託の銘柄数は2,500を超えます

多くの選択肢の中から投資先を自分で選びたい人は使いやすい証券会社でしょう。

また、選択肢が多すぎて困ってしまうことが心配な人も、楽天証券では資産運用を自動で行ってくれる「おまかせ資産運用サービス」が提供されているため安心です。

興味がある人は、ぜひ楽天証券の公式サイトをチェックしてみてください。

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PayPay証券がおすすめな人

  • PayPayを使っている人

普段から決済サービス「PayPay」を使っている人には、PayPay証券が適しています。

PayPay証券では、入出金連携をしておけばPayPayマネーを利用して簡単に取引ができます。

入金手続き不要で自動的に決済される「おいたまま買付」の設定をしておけば、売却後の預かり金もPayPayマネーに即時チャージ可能です。

PayPayアプリとの相性が良いため、PayPayユーザーなら簡単な手続きでPayPay証券での取引を進められます。

  • 厳選された銘柄の中から投資先を選びたい人

「銘柄が多すぎると困る」という人は、あらかじめ銘柄が厳選されているPayPay証券が使いやすいでしょう。

PayPay証券では銘柄数が絞られており、有名企業や人気の企業が探しやすいでしょう。

また、1,000円単位で投資ができるため、株価が高すぎて少額で買えないような有名企業にも少額で投資を始められます。

楽天証券とPayPay証券の比較まとめ

今回の記事では、様々な角度から楽天証券とPayPay証券の比較をしました。

この記事のまとめ
  • 国内株式・米国株式・投資信託の取り扱い銘柄数は、いずれにおいても楽天証券が上回る
  • 楽天証券の単元未満株取引サービス「かぶミニ®」では1株単位で取引可能
  • PayPay証券では、有名企業にも1,000円で投資できる
  • 現在までのIPO実績で選ぶなら楽天証券

楽天証券は、国内株式・米国株式・投資信託や債券など、幅広い商品を取り扱っていますので、株式投資だけでなく様々な商品に投資をしてみたい人は楽天証券を利用してみてください。

また、各商品の銘柄数も豊富ですので、珍しい銘柄に投資がしたい人、複数銘柄に分散投資したい人にも使いやすい証券会社です。

ぜひ、楽天証券の公式サイトをチェックしてみてください。

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監修者

InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

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