仮想通貨WIF(Dogwifhat)とは?特徴と価格推移・将来性を解説
ソラナブロックチェーン上の新しいミームコイン銘柄である、仮想通貨Dogwifhat(ドッグ・ウィフ・ハット / WIF)。
ドージコイン(DOGE)やシバイヌコイン(SHIB)と同様に犬をモチーフとして採用しており、Dogwifhat(=Dog with hat)の名称が表すように、ピンクの帽子をかぶった犬がモチーフのコインです。
仮想通貨としての目立った機能性などは備わっていないものの、ミームコイン(ジョークのコイン)として高い人気を誇ります。
価格のボラティリティが大きいため、どちらかというと投機的な取引を好むトレーダーに向いている銘柄です。
今回の記事では、仮想通貨WIF(Dogwifhat)について解説します。
- 仮想通貨WIFは、ピンクのニット帽をかぶった柴犬がモチーフのミームコイン
- 仮想通貨WIFには、通貨としての目立った機能性は備わっていない
- Dogwifhatプロジェクトにおいて、ガバナンス機能のほとんどをコミュニティに委ねている
- ソラナブロックチェーンの仮想通貨WIFのほかに、イーサリアムブロックチェーンの仮想通貨WIFも発行されている
仮想通貨WIFは既に複数の海外仮想通貨取引所に上場しており、世界中のトレーダーに注目されています。
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仮想通貨WIF(Dogwifhat)とは?
仮想通貨名称 | Dogwifhat(ドッグ・ウィフ・ハット) |
ティッカーシンボル | WIF |
リリース年月日 | 2023年11月20日 |
基盤のブロックチェーン | Solana(ソラナ) |
最大供給量 | 998,926,392枚 |
価格 | ¥397.26 |
時価総額 | ¥400,326,984,618 |
時価総額ランキング | 43位 |
詳細 | Dogwifcoin公式サイト Dogwifcoin公式X |
ドージコイン(DOGE)やシバイヌコイン(SHIB)などに続く「犬系ミームコイン」のニューフェイス、仮想通貨「Dogwifhat(ドグ・ウィフ・ハット / WIF)」。
Dogwifhat、つまりDog With Hatは、日本語で「帽子をかぶった犬」を意味しています。
※「wif」は「with」と同じ意味で使われる英単語です。
ソラナブロックチェーンを基盤とするミームコインで、2023年11月にリリースされた比較的新しいコインです。
ピンク色のニット帽をかぶった柴犬がモチーフの独特なマスコットは、仮想通貨コミュニティ市場における認知度の上昇に貢献しています。
ミームコインであるDogwifhatプロジェクトには現時点では目立ったユーティリティはありませんが、ミームコインとしては最大級の規模となるコミュニティ基盤が魅力です。
仮想通貨WIFの特徴
ミームコインの一種である仮想通貨WIFには、トークンの書き込みやステーキング、ユーティリティ機能などを追加する計画などは無く、通貨としての本質的な有用性は備わっていません。
仮想通貨WIFの価値は、その機能性よりも、活気に満ちたコミュニティや投機的な性質などに見出されています。
強固なコミュニティ
Dogwifhatプロジェクトは分散化した運営に注力しており、ガバナンス権限のほとんどをコミュニティに与えています。
Dogwifhatはその活動的なコミュニティが特徴的であり、最近では「Wif on sphere(ウィフ・オン・スフィア)」のクラウドファンディングプロジェクトが話題となっています。
「sphere」とは2023年に完成したばかりの、アメリカのラスベガスにある複合施設です。
18,600人収容の座席を持つ球体型の形状が特徴的なアリーナ施設であり、これまでにはロックバンドU2のライブ公演を始め、様々なイベントが開催されています。
このsphereの球体に、DogwifhatコミュニティはWIFトークンのイメージ画像を映し出すプロジェクトを計画しました。
高さ約112メートル、幅約157メートル、外側を約53,884平方メートルの巨大施設に3D形式で上映するための費用は、1日あたり45万ドル、1週間あたり65万ドルとなっています。
Dogwifhatコミュニティはクラウドファンディングにて65万ドルを目標に資金の調達を進めたところ、わずか4日間で69万ドル以上に相当するUSDCステーブルコインを調達することに成功し、目標金額を大幅に上回る結果を収めました。
さらに、このキャンペーンが影響し、時価総額でfloki (FLOKI)を破って第4位(26億ドル)の時価総額を誇るミームコインとなり、多くのトレーダーから注目を集めました。
世界中のギャンブル愛好家が集まるラスベガスでDogwifhatのイメージが掲げられることには、一夜にして巨額の利益を手にすることができる可能性があるDogwifhatが認知されることを意味しており、仮想通貨トレーダーにとって大きな意義があります。
Dogwifhatコミュニティは、今後も様々な活動を通してプロジェクトの運営に貢献します。
WIFの原画NFTは430万ドルで取引成立
Dogwifhatのモチーフとなっている犬の原画は、NFT画像として取引されました。
モチーフとなった帽子をかぶった柴犬は現実世界に実在しており、「Achi(アチ)」と名付けられています。
このNFTは、Achiの飼い主である2名の韓国人により撮影され、販売されました。
3月18日(月)、オリジナルのDogwifhat NFTはthe digital art platform Foundation(デジタルアートプラットフォーム財団)のオークションにて約1,200ETH(約430万ドル相当)で落札され、ドルベースでは過去最高価格となるミームNFTとして記録を残しました。
Achiの飼い主2名は、収益全体のうちプラットフォーム利用手数料として5%を差し引かれた、約410万ドルを獲得したそうです。
落札者は、NFTベンチャーグループのMemeland(ソーシャルメディア「9GAG」の開発・運営企業)との入札争いに勝利した、仮想通貨トレーダーのGCR氏です。
ミームNFTとしては、2021年6月11日(金)に約1,700ETH(当時のレートにおける約423万ドル)で落札された、オリジナルのDoge NFTがこれまでの最高額(ドルベース)でした。
Dogwifhat NFTは、Doge NFTの記録を超え、ミームNFTとして最高額での落札という快挙を成し遂げました。
イーサリアム版WIFも発行されている
仮想通貨WIFはソラナブロックチェーンを基盤とするミームコインですが、イーサリアムブロックチェーン版の仮想通貨WIFも発行されています。
この2つのチェーンにおける仮想通貨WIFは独立した異なるトークンであり、リンクしていません。
イーサリアム版WIFは、X上にて「@issa」のアカウント名のユーザーによって発行されたと言われています。
当該アカウントは現在凍結されているため詳細の確認ができませんが、2024年2月6日に公開されたCoinDeskJAPANの記事によれば、issa氏は、2024年2月3日、イーサリアムチェーン版WIFを作成しただけでなく、ソラナブロックチェーン版WIFも作成したことを示唆する内容のポストを投稿したそうです。
As many of you know, I originally created the meme you all know as “dogwifhat”. It recently gained a ton of traction within the crypto space, most notably through a coin named $WIF that launched on Solana, currently trading at $270M~ market cap.
With so many of you reaching out…(Google翻訳)
ご存知の方も多いと思いますが、私はもともと皆さんが知っている「dogwifhat」というミームを作成しました。最近、暗号通貨分野で大きな注目を集めました。特に注目すべきは、Solana でローンチされた $WIF という名前のコインで、現在時価総額 2 億 7,000 万ドルで取引されています。こんなにたくさんの皆さんが手を差し伸べてくれるので…
issa氏公式X (CoinDeskJAPANより引用)
issa氏の主張によれば、イーサリアムベースのWIFを作成する以前、2019年時点で既にピンクの帽子をかぶった犬をモチーフとした、オリジナル版のミームを最初に作成しています。
ソラナブロックチェーンベースの仮想通貨WIFはもともとissa氏により作成されていたものの、WIFプロジェクトチームがissa氏をオリジナルの作成者として認めなかったため、自身をオリジナルの作成者ということを明確に主張したいという意図があったようです。
また、issa氏とWIFプロジェクトチームの間では配分の所有や受け取りなどは行われておらず、何の関係も無いとのことです。
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仮想通貨WIFの価格動向
仮想通貨WIFのこれまでの価格の動向をチェックしてみましょう。
2024年2月末から急騰しています。
2023年12月下旬から2024年2月中旬頃の価格動向
2024年1月18日(木)、海外の大手仮想通貨取引所バイナンスは、同社が提供する先物取引サービス「Binance Futures(バイナンスフューチャーズ)」にて仮想通貨WIFの取り扱いを開始しました。
同サービスにおいて、レバレッジ最大倍率50倍にて、仮想通貨WIFの無期限先物取引ができるようになりました。
なお、仮想通貨WIFは、Binanceだけでなく、Gate.io(ゲート)やMEXC Global(MEXCグローバル)、KuCoin(クーコイン)といった取引所にも上場を果たしています。
1月8日(月)時点では0.1262USDTほどでしたが、18日(木)にBinanceでの仮想通貨WIFの取り扱いが開始されると、約3倍となる約0.3633USDTを記録しました。
その後、一旦0.2343USDTほどまで下落したものの、1月24日(水)の仮想通貨取引所Bitgetのイノベーションゾーンおよびミームゾーン上場に向けて再び回復しました。
Bitgetイノベーションゾーンは新しいトークンの取引用に設計されており、主にトレンドのトークンの(新規)上場が行われます。
新規上場した通貨ペアは、60日間の評価期間(※)が設けられます。
※当該期間において流動性などの審査基準にもとづいて取引ペアの評価が行われ、審査基準を満たさない場合は上場廃止となります。
Bitgetの上場以降は失速し、2月3日(土)、仮想通貨取引所CoinW(コインダブル)の上場日を迎えます。
仮想通貨取引所CoinWではミームエリアにdogwifhat/USDT取引ペアが上場し、さらにCoinWはdogwifhat 4倍ETF製品である「dogwifhat4L/USDT」および「dogwifhat4S/USDT」の取り扱いも開始しました。
さらに、同日はissa氏によりイーサリアム版WIFがリリースされることとなり、翌日2月4日(日)より仮想通貨取引所MEXC Globalの審査ゾーン(※)にdogwifhat on Ethereum/USDT取引ペアが上場しました。
※審査ゾーンに入った後は60日間の評価期間が設けられ、評価に合格した場合はイノベーションに移動します。不合格だった場合は、トークンの上場は廃止されます。
それが影響してか、2月6日(火)時点では0.1906USDTほどだった価格は約2倍の0.4390USDTほどまで高騰しますが、2月14日(水)を境に下落を始めます。
2024年2月下旬以降の価格動向
2月26日(月)頃からは再び上昇を始め、3月1日(月)には仮想通貨・株に関する投資アプリの「Robinhood Europe(ロビンフッド・ヨーロッパ)」が、仮想通貨WIFの新規取り扱いを開始しました。
上昇トレンドはそのまま継続し、Binanceでは、「Binance Futures」における先物取引に続いて、WIF/BTC、WIF/USDT、WIF/FDUSD、WIF/TRYの4つの通貨ペアにて現物取引の提供を3月5日(火)より開始しました。
最近では3月10日(日)から13日(水)までの4日間において「Wif on sphere」クラウドファンディングプロジェクトが開催され、69万USDC以上もの寄付を募ることに成功しました。
クラウドファンディング期間中は価格を大幅に上昇させ、3月14日(木)には過去最高価格の3.1488USDTを記録しますが、クラウドファンディング終了後から現在にかけては徐々に価格を落ち着かせつつあります。
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仮想通貨WIFの今後の見通し・将来性
仮想通貨WIFの今後の見通しや将来性について考察します。
著名人からの支援を受けている
Dogwifhatプロジェクトは、Hsaka氏などの仮想通貨コミュニティの著名人からの支援を受けています。
gm
just checked
he still has a hat(Google翻訳)
Hsaka氏公式X
たった今確認した
彼はまだ帽子をかぶっています
その他にも、仮想通貨トレーダーのAnsem氏からも熱心な支持を受けており、クラウドファンディングの「Wif on sphere」キャンペーンを行う際にはX上に存在する23万5,000人ものフォロワーに告知を行っていました。
iight bros, it’s time, we’re putting dogwifhat on the vegas sphere
(Google翻訳)
Ansem氏公式X
さあ、兄弟、時間です、ラスベガスの球体にドッグウィフハットを置きます
著名人からの支援により仮想通貨WIFやWIFプロジェクトの認知度は向上しつつあり、仮想通貨コミュニティに新しいトレンドを生み出しています。
投機的なトレーダーに人気のミームコイン
ミームコインは、一般的にボラティリティが大きい傾向があり、どちらかというと投機的なトレードに向いています。
ミームコインのように価格の変動が激しい資産は、利益を狙うチャンスが多いことから、投機的な取引を好むトレーダーを中心に、多くの投資家によって支持されています。
仮想通貨WIFの主な魅力は、実用的な機能よりも、その話題性やエンタメ性であり、他の多くのミームコインも同様の特徴を持っています。
ミームコインの投機的な性質は、巨額の損失を発生させる可能性もある反面、大きなリターンを得られる可能性を秘めています。
仮想通貨WIFの急速な成長は、短期間で大きな利益を狙いたいトレーダーにとって非常に魅力的に見えたことでしょう。
投機的な取引を好むトレーダーの関心が集まるミームコインの中で、コミュニティの関心が高い仮想通貨WIFは、今後も注目されることが予想されます。
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サービス名 | SBI VCトレード(SBI VC Trade) |
現物取引(取り扱い銘柄数) | 販売所形式:20通貨 |
レバレッジ取引 | あり |
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公式サイト | SBI VCトレードの公式サイト |
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仮想通貨WIFは既に複数の仮想通貨取引所に上場しているものの、まだ国内の取引所では取り扱われていません。
多くの海外仮想通貨取引所では「WIF/USDT」などの通貨ペアが上場しているため、仮想通貨WIFを購入したい方は、まずは国内の仮想通貨取引所で取引に使用する仮想通貨を用意しておきましょう。
「WIF/USDT」の通貨ペアで取引する場合は、国内取引所にて入手した仮想通貨を海外の取引所に送金してからUSDTを購入し、入手したUSDTで仮想通貨WIFを購入することができます。
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仮想通貨WIFまとめ
今回は、仮想通貨WIF(Dogwifhat)について解説しました。
- 仮想通貨WIFは、ドージコインやシバイヌコインなどの「犬系」ミームコインの一種
- 活発なコミュニティが、Dogwifhatプロジェクトの魅力のひとつ
- イーサリアム版WIFの作成者であるissa氏は、ソラナ版WIFも自身が作成したことを主張している
- Dogwifhatコミュニティは、ラスベガスの巨大球体施設「sphere」にモチーフの柴犬の画像を投影するクラウドファンディングを実施した
仮想通貨WIFは、現時点では国内の仮想通貨取引所には上場していません。
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