カイカコイン(CICC)の特徴は?今後の見通し・将来性を徹底解説
2021年2月19日には海外の暗号資産交換所に上場を果たしたカイカコイン(CICC)ですが、今後の見通しはどうなのでしょうか。
CICCの特徴やおすすめの取引所なども紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- カイカコイン(CICC)は、株式会社CAICA DIGITALが発行しているトークン
- 国内の取引所でCICCを取り扱っているのはZaifのみ
- CICCが発行された目的は、自社によるブロックチェーン開発への挑戦・株主にフィンテック戦略を理解してもらうため
カイカコイン(CICC)を購入できるのは国内では「Zaif」のみです。
CICCをはじめ、ザイフ(ZAIF)・フィスココイン(FSCC)など、他の取引所では扱っていない珍しいトークンを扱っています。
カイカコイン(CICC)の概要
通貨名 | カイカコイン |
シンボル | CICC |
発行年月 | 2016年10月 |
発行総数 | 300,000,000CICC |
価格(2023年10月) | 約6.2円 |
時価総額(2023年10月) | 不明 |
主な国内取引所 | Zaif |
CICCは、株式会社CAICA DIGITALによって発行されている仮想通貨です。
独自トークンを発行し、自社によるブロックチェーン開発への挑戦・株主にフィンテック戦略を理解してもらうために発行されました。
1回目の配布は2016年10月31日で、配布対象となったのは株主でCICCの受け取りを希望した方です。
直近では、2021年2月に希望者を対象に配布されていますが、現在は取引所を通して売買することも可能です。
国内の取引所でCICCを取り扱っているのは現在Zaifのみとなっています。
詳しくは、Zaif公式サイトをチェックしてみてください。
カイカコイン(CICC)の特徴
カイカコイン(CICC)の特徴は以下の通りです。
- ホワイトリストに登録されている
- 株主優待で無料配布
- 商品・サービスの購入に使用可能
それでは詳しく見ていきましょう。
ホワイトリストに登録されている
CICCは、ホワイトリストに登録されています。
このホワイトリストとは、改正資金決済法に従い、金融庁の登録を受けた暗号資産交換業者(国内取引所)で取り扱っている仮想通貨のことです。
国内取引所が登録されるためには、資本金の額が1,000万円以上・利用者保護措置がなされているなどの条件を満たす必要があります。
また、実質面を重視して厳しい審査が行われた上で国内取引所として登録されるため、安全性・信頼性が担保されているといえます。
株主優待で無料配布
CICCは、株主優待によって無料で入手することが可能です。
対象となるのは、下記画像の通りです。
CICCを獲得するためには、株主名義と同一のZaif口座が必要となりますので、事前に口座開設しておきましょう。
商品・サービスの購入に使用可能
CICCは、株式会社CAICA DIGITAL・関連企業が提供している商品・サービスの購入に使用可能です。
具体的な商品・サービスには、書籍・セミナー・野菜などがあります。
NFTのプラットフォーム販売も開始しているため、将来的にはCICCを使ってNFTを購入できるようになる可能性も考えられます。
カイカコイン(CICC)の現在の価格動向
カイカコイン(CICC)の現在の価格動向を紹介します。
下記は、2021年11月下旬から2023年9月上旬までのチャートです。
CICCの価格は、2023年9月現在6.9円前後となっています。
2021年10月下旬には36円を超えるほど価格が急騰。
しかし、その後急激に下落し、2021年11月下旬から現在(2023年2月)まで9円前後で推移しています。
この価格変動はビットコイン(BTC)の価格変動と似ており、新型コロナウイルスの変異種の影響を受けて下落が続いています。
CICCもBTCと同様に価格が下がり続けていることから、CICCの価格はBTC・仮想通貨市場全体の影響を受けやすいことが分かります。
今後、CICCの売買する際は、BTCの動きもチェックしてみると良いでしょう。
カイカコイン(CICCビットコイン)の今後の見通し・予想
カイカコイン(CICC)の今後の見通し・予想は以下の通りです。
- 過去に高騰している
- FinexBoxに上場
- サービス追加の可能性がある
過去に高騰している
CICCは、2017年4月の仮想通貨ブームに乗って、ほんの数日で20円から120円を超える驚異的な値上がり率を叩き出しました。
暴騰の理由としては、以下のようなことが考えられます。
- 初めて証券商品化を行ったビットコイン(BTC)の成功を受けた
- 自社で仮想通貨を発行しているので注目を浴びた
このように、CICCの価格は仮想通貨市場の影響を大きく受けています。
現状では市場の期待値が低いため、CICCの価格も下落している状況です。
FinexBoxに上場
CICCは、暗号資産交換所「FinexBox(フィネックスボックス)」に上場され、2021年2月19日からCICC/BTCもしくはCICC/USDで取引可能となっています。
そもそもFinexBoxはシンガポールに本社を構え、セイシェル共和国の法人であるFINEXBOX LIMITEDの小会社が運営している暗号資産交換所です。
株式会社CAICA DIGITALは、この上場に際してCICCの利用範囲拡大・革新的な金融サービスを創出する意向を示しています。
サービス追加の可能性がある
株式会社CAICA DIGITALは「今後CICCを使用するサービスを増やす」と示しています。
2020年10月期株主優待の実施に関するお知らせ〜CAICAコイン贈呈〜では、CAICAコインを使った様々なサービスの提供や利用範囲の追求をしていくとリリースされています。
また、株式会社CAICA DIGITALが2021年12月20日に発表した「CICCホワイトペーパーに関するお知らせ」によると、以下のようなことが発表されています。
カイカコイン(CICC)の新発表
- 新機能の追加
- DApps・Defi分野での利用
- 利用できる場所の増加
- 他の暗号資産との連携
- ステーキング可能
計画が実行されるかはまだ分かりませんが、もし何かしらの発表があった場合には価格に影響するのではないかと予想されます。
カイカコイン(CICC)の価格に影響を与えるもの
カイカコイン(CICC)の価格に影響を与えるものは以下の通りです。
- 仮想通貨市場
- 提携先のZaifがICOを行う
- 運営元の株価と値動きが連動
それでは詳しく見ていきましょう。
仮想通貨市場
「カイカコイン(CICC)の今後の見通し・予想」でも紹介したように、仮想通貨市場の影響を受けてCICCの価格が決まる可能性があります。
今後NFT・メタバースなどの盛り上がりから仮想通貨市場の期待が高まると、それに合わせてCICCの価格上昇の可能性もあるでしょう。
提携先のZaifがICOを行う
CICCを発行している株式会社CAICA DIGITALは、もともとZaifを運営していたテックビューロ株式会社(現在は株式会社カイカエクスチェンジが運営)と提携していました。
テックビューロ株式会社は2017年よりICO実施プラットフォーム「COMSA」を開始しており、このサービスとの連携も強力。
※ICOとは
ICOとは「Initial Coin Offering」の略称で、直訳すると新規仮想通貨公開。
簡単にいうと、企業が独自の新しい仮想通貨を発行し、それをそれを購入してもらうことで資金を調達する方法です。
2017年8月に提携が発表されたときには1日60%も値動きしました。
また、現在Zaifを運営している株式会社カイカエクスチェンジが2022年1月7日にIEO事業の検討を開始したとニュースに取り上げられました。
※IEOとは
IEOとは、企業・プロジェクトが取引所でユーティリティトークンの発行を通じて資金調達を行うこと。
取引所は自社での上場・販売を前提にトークンに加え、発行元企業についても入念に調査した上で上場される。
第三者の審査を通過しなければならないため、ICOよりも信用性が高まる。
この発表があったときも、前日では約13.5円だった相場が当日には約16円ほどに値上がりしています。
まだ、検討開始の段階なのでその後の値動きは横ばいとなっていますが、IEO事業を開始したときにはこれ以上の値上がりが期待できるのではないでしょうか。
運営元の株価と値動きが連動
CICCは、運営元である株式会社CAICA DIGITALの評判に影響を受けやすいです。
つまり、CICCのチャートと株価には相関関係があるといえます。
CICCのICOが行われた3月には株価は急騰。
話題性が低迷すると、それに比例して株価・CICCのチャートも低迷しています。
しかし、株式会社CAICA DIGITALの業績が良くなれば、CICCにも期待が集まって値上がりするのではないでしょうか。
カイカコイン(CICC)を購入できる仮想通貨取引所
2022年9月時点で、カイカコイン(CICC)を購入できる国内の仮想通貨取引所は「Zaif(ザイフ)」だけです。
ここでは、Zaifの特徴やメリットなどについて解説します。
Zaif
現物取引銘柄数 | 販売所形式:17銘柄 取引所形式:22銘柄 |
最低取引数量 | 0.0001 CICC |
取引手数料 | Maker:0% Taker:0.1% |
スマホ対応 | ○ |
詳細 | Zaif公式サイト |
Zaifは、CICCを売買できる唯一の国内にある仮想通貨取引所。
取り扱っている銘柄には他の取引所では扱っていない、CICCをはじめとするトークンを扱っているのが特徴です。
トークンが取引できる仮想通貨取引所は少ないため、CICCをはじめとするトークンを売買したい人に向いています。
- トークンを扱っている
取り扱っているトークンは、フィスココイン(FSCC)、ザイフトークン(ZAIF)、カウンターパーティー(XCP)、カイカコイン(CICC)、ネクスコイン(NCXC)、コムサ・ネム(CMS XEM)、コムサ・イーサリアム(CMS ETH)、ゲンソキシメタバース(MV)、ロンドコイン(ROND)、ディープコイン(DEP)、マーブレックス(MBX)の11銘柄。
- 取引手数料が安い
Zaifの取引手数料は、Maker(購入手数料)が0%、Taker(売買手数料)が0.1%です。
仮想通貨投資を行う場合、手数料分がマイナスになる可能性があるため、手数料がかなり安いのは嬉しいポイントでしょう。
- チャートが見やすい
高機能でありながらシンプルな設計の「Treading View」のチャートを使用しているため、チャート見やすいというメリットがあります。
直感的な操作で、銘柄の変更・テクニカル分析・線描などが行えます。
カイカコイン(CICC)の今後の見通し・予想
今回は、カイカコイン(CICC)の今後の見通し・予想について解説してきました。
- カイカコイン(CICC)は、株式会社CAICA DIGITALが発行しているトークン
- 国内の取引所でCICCを取り扱っているのはZaifのみ
- CICCが発行された目的は、自社によるブロックチェーン開発への挑戦・株主にフィンテック戦略を理解してもらうため
CICCを購入できる国内の仮想通貨取引所は、現在「Zaif」のみです。