コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)とは?使い方や特徴・活用方法などを解説
仮想通貨の取引を手助けしてくれるコインマーケットキャップ(CoinMarketCap)というインターネットサイトはご存じでしょうか。
コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)は仮想通貨市場全体の流れを見ることのできる非常に優秀なインターネットサイトです。
今回の記事では、そんなコインマーケットキャップ(CoinMarketCap)の特徴や使い方を中心にまとめています。
- コインマーケットキャップには18,004種類もの仮想通貨の情報が掲載されている
- 掲載されている仮想通貨の時価総額や騰落率をランキング形式で見れる
- 上場したばかりの仮想通貨の情報を得ることができる
- 掲載仮想通貨の詳細ページでは仮想通貨の概要を見ることができる
- コインマーケットキャップに掲載されている仮想通貨を購入するためにはコインチェックなどからブロックチェーン上に入金する必要がある
コインマーケットキャップに記載されている仮想通貨は、基本的に海外取引所ではないと購入できないものがほとんどです。
なので、購入したい仮想通貨が見つかった場合、コインチェックなどの国内取引所から、ブロックチェーン上にお金を入れる必要があります。
コインチェックでは無料で口座開設ができるので、一度下記ボタンから公式HPをチェックして見ると良いかもしれません。
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コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)とは
コインマーケットキャップは、2013年5月にBrandon Chez氏によって設立された、世界最大級の仮想通貨まとめサイトです。
コインマーケットキャップで出来ることは膨大ですが、代表的なものでは「時価総額の確認」や「取引価格の確認」などが挙げられます。
また、時価総額や騰落率などの項目を絞り、ランキング形式で仮想通貨を表示させることもできます。
コインマーケットキャップ公式HPによると、金融機関やメディアなどもコインマーケットキャップの価格を利用することがあります。
そのため、コインマーケットキャップの情報は非常に信頼できると言えるでしょう。
このような背景から、仮想通貨取引を行う際にはコインマーケットキャップは非常に重宝されるインターネットサイトです。
コインマーケットキャップを見ることで、仮想通貨市場の動向をいち早く知ることが可能です。
コインマーケットキャップの特徴
ここでは、コインマーケットキャップの特徴についてご紹介していきます。
紹介する特徴は、全部で5つあります。
- 掲載仮想通貨数の多さ
- 白を基調としたシンプルなデザインで見やすい
- 仮想通貨をセクターごとに見れる
- 有名な仮想通貨には説明がついている
- APIを発行している
掲載仮想通貨数の多さ
コインマーケットキャップ、最大の特徴は掲載されている仮想通貨の多さです。
2022年3月現在、コインマーケットキャップによると、約18,000種類もの仮想通貨の情報が掲載されています。
取引所の掲載数も多く、460社のも取引所の情報が載っています。
そのため、日本の仮想通貨に関する情報を得られることはもちろん、海外の仮想通貨に関する情報も得ることが可能です。
特に海外の取引所は日本の金融庁からは未認可ながら、値段が大きく伸びる可能性のある仮想通貨を取り扱っている場合も多く、そのような稼げる仮想通貨を探すにあたっては必須級のサイトと言えるでしょう。
とはいえ、海外取引所で仮想通貨を購入するにはBTCやETHなどの仮想通貨が必要です。
そしてコインチェックでは海外取引所で仮想通貨を購入するのに必要なBTCやETHを3ステップで簡単に購入することができます。
興味のある方はぜひ下記のボタンから確認してみるのが良いでしょう。
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白を基調としたデザインで見やすい
コインマーケットキャップは基本的に白を基調としたデザインでHPが作られています。
そのため、仮想通貨のアイコンや価格の推移がとても見やすいです。
またUIもシンプルで、投資家にとっても初心者にとってもわかりやすいものとなっています。
ただ、白色は目が痛くて見づらいという方は、設定で黒にもできるのでデザイン変更をしてみてください。
仮想通貨をセクターごとに見れる
コインマーケットキャップでは、セクター(種類や分類)ごとに調べることが可能です。
例えば、Defiの銘柄について調べたい時は、Defiを選択すればDefiの銘柄だけが表示されます。
このように、セクターごとに銘柄の確認ができるので、情報収集を効率良くおこなえます。
特に競合調査をしたい時には大いに役立つでしょう。
有名な仮想通貨には説明がついている
有名な仮想通貨には、細かな説明が記載されています。
その通貨の創設者をはじめ、その通貨の特徴なども閲覧することが可能です。
たとえば、ビットコインの説明だと、10,000文字を超える膨大な情報が載っています。
このように、仮想通貨ごとに説明がついているので、初めて聞く仮想通貨でも概要を把握することができます。
APIを発行している
コインマーケットキャップはAPIを発行しています。
そのため、コインマーケットキャップの情報は誰でも使用することができます。
特に自動化した取引botやプログラムを組みたい人にはうってつけと言えるでしょう。
APIとはアプリケーションやソフトウェアの情報を外部へ公開すること
コインマーケットキャップのコンテンツ
続いて、コインマーケットキャップが提供する主要なコンテンツについてご紹介します。
ご紹介するコンテンツは全部で4つです。
コンテンツを理解して、取引に活かせるようにしましょう。
- メイン画面(時価総額一覧)
- 仮想通貨詳細ページ
- デイリーニュース
- 用語集
メイン画面(時価総額一覧)
上記画像はコインマーケットキャップのメイン画面です。
コインマーケットキャップのデフォルト画面では、仮想通貨市場の時価総額順に見ることができます。
ただ、赤く囲っている部分をクリックすることで、時価総額順だけでなく、「7日間の上昇率」や「今日1日の上昇率」などの他の項目も見ることができます。
また、NFTやDeFiなどのセクターをクリックすれば、セクターごとに表示されます。
そのため、競合を探しやすいです。
仮想通貨詳細ページ
仮想通貨の詳細ページには「現在の価格」や「取引量」「チャート」などのさまざまな情報が記載されています。
そして、有名な通貨には通貨の詳しい情報も記載されているので、知らない通貨を発見した時は情報収集する手間を省くことができます。
また、仮想通貨詳細ページには、取り扱っている取引所が記載されています。
なので、名前は知っているけど、販売している取引所がわからない仮想通貨を、コインマーケットキャップで調べて購入することもできます。
ここで、実際の使い方の一例をあげてみます。
上記の画像は、イーサリアムの詳細ページです。
詳細ページのニュースをクリックすると、イーサリアムに関するニュースがリアルタイムで更新されています。
なので、他のプレイヤーよりもいち早く情報を知ることができます。
デイリーニュース
コインマーケットキャップでは、仮想通貨に関連するニュースや記事が毎日発行されています。
発行されているニュース記事は、無料で読むことができます。
リアルタイムのニュースや記事なので、日本へ入ってくるよりも前に仮想通貨の動向を知ることができます。
ニュースもセクターごとに分けられているので、必要な情報をピックアップして読むことが可能です。
ただし、全て英語なので英語が苦手な方は翻訳して読む必要があります。
用語集
コインマーケットキャップには、仮想通貨に関する用語集を見ることが可能です。
もし、聞いたことのない言葉や意味のわからない言葉が出てきたら、コインマーケットキャップで調べることができます。
ただし、用語集も全て英語となっています
しかし、Google翻訳で十分対応可能な程度ですので、英語に不安のある人は翻訳の拡張機能を入れておきましょう。
コインマーケットキャップの使い方
次に、コインマーケットキャップの使い方をご紹介します。
コインマーケットキャップの使い方には主に4つの使い方があります。
- ランキングを確認して概要を理解する
- 個別通貨の値動きやチャート、取扱取引所を理解する
- 騰落率を理解する
- 新しく掲載された仮想通貨を理解する
ランキングを確認して概要を理解する
コインマーケットキャップでは、ランキングを確認して仮想通貨市場の概要を理解できます。
「今はどの仮想通貨が1番取引されているのか」や「今はどのNFTが熱いのか」など、気になる銘柄を市場全体と見比べることもできます。
また、騰落率の観点から、市場全体の景気が良いのか悪いのかといった見方も可能です。
ランキングの使用方法の一例をあげてみます。
仮想通貨の取引高ランキング上位にある通貨が全て下落相場だと、仮想通貨市場が下落相場になっている場合が多いです。
下落相場中はリスクが高いので取引をしないといったリスク回避を行えます。
例のように、市場全体の流れを把握することができれば、仮想通貨で稼ぎやすくなるでしょう。
個別通貨の値動きやチャート、取扱取引所を理解する
コインマーケットキャップは通貨ごとに「チャート」や「現在の価格」の詳細を確認できます。
そのため、興味のある通貨を分析する効率が上がります。
また、仮想通貨ごとに取り扱っている取引所の情報もあるので、取り扱っている取引所を探す手間も省くことも可能です。
例えば、仮想通貨界で高トランザクション数を誇るKDAという仮想通貨を購入したいとします。
しかし、日本ではKDAの詳しい情報を得ることができません。
そんな時コインマーケットキャップでKDAを検索すれば、KDAの現在の価格やチャートをすぐに見れます。
取り扱っている取引所も記載されているため、KDAの購入準備もすることが可能です。
騰落率を理解する
コインマーケットキャップの騰落率を理解すれば、仮想通貨で利益を上げやすくなるでしょう。
時価総額順に並んでいるランキングを騰落率順に並べ替えます。
すると、値上がり幅の大きな仮想通貨がランキング上位に並びます。
このランキングを使うと、今後値上がりする可能性の比較的高い仮想通貨を絞ることができます。
仮想通貨市場が全体的に下落相場である場合を考えてみましょう。
下落相場中に騰落率ランキング上位に並ぶ仮想通貨には、上昇するだけの何か強い理由があります。
そのため、下落相場中に騰落率上位にくる仮想通貨はチェックしておきましょう。
今後、大きく値上がりする可能性を秘めています。
また逆に全体的に相場が上がっているにも関わらず、暴落している通貨があれば、何か特定の問題が起きているということですので要注意です。
新しく掲載された仮想通貨を理解する
ランキングページのRecently Addedでは、コインマーケットキャップに新しく掲載された仮想通貨のランキングを確認できます。
新しくコインマーケットキャップに掲載されているので、ほとんどが取引所に上場したばかりの仮想通貨です。
まだ注目されていない仮想通貨が多数あるので、もしかしたらお宝銘柄を掴み一攫千金できる可能性もあります。
しかし、コインマーケットキャップは中身のない通貨であろうと簡単に掲載されることも多いので、投資を行う際はしっかりと自分でリサーチを行いましょう。
コインマーケットキャップの評判・口コミ
ここでは、コインマーケットキャップの良い口コミと悪い口コミについてご紹介します。
まず、良い口コミからです。
良い口コミは使いやすいとの声が多かったです。
仮想通貨取引のでマーケットキャップは必需品となりつつあります。
続いて、悪い口コミです。
悪い口コミは、アプリ版コインマーケットキャップへの不満が多くありました。
少しバグがあるようで使いづらいという意見が見受けられました。
コインマーケットキャップを使って仮想通貨に投資をするには?
コインマーケットキャップを利用して、仮想通貨を購入するには注意点が1つあります。
良い通貨を発見しても国内取引所に上場していない場合、国内の取引所から購入することができません。
その場合は、以下の手順で仮想通貨を購入しましょう。
- 手順1 コインマーケットキャップでリサーチをする
- 手順2 国内取引所でビットコインを購入する
- 手順3 購入したビットコインを海外取引所へ送金する
- 手順4 送金したビットコインで手に入れたい仮想通貨を購入する
海外取引所へ送金するビットコインは、国内取引所のコインチェックからも購入可能です。
コインチェックは取引手数料が無料でビットコインを入手できます。
国内口座を持っていない方は一度、コインチェック公式HPをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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コインマーケットキャップのまとめ
今回の記事では、コインマーケットキャップの特徴や使用方法などをまとめました。
仮想通貨を取引する上で、コインマーケットキャップは必要不可欠なほど重要なツールです。
この記事の要点をまとめて終わりにします。
- コインマーケットキャップは2022年3月現在で18,004種類もの仮想通貨の情報が掲載されている。
- 仮想通貨市場のランキングを見ることができる。
- コインマーケットキャップは使いやすく白基調で見やすい
- 仮想通貨ごとの「価格」や「チャート」を見れる
- コインマーケットキャップに掲載されてる仮想通貨を購入するには、国内取引所からブロックチェーン上にお金を入れる必要がある
コインマーケットキャップに掲載されている仮想通貨を入手するには、コインチェックなどの国内取引所からブロックチェーン上に見つけた通貨を購入するための仮想通貨を入れる必要があります。
まだ、国内取引所の口座を持っていないという方は一度、コインチェック公式HPからチェックしてみてはいかがでしょうか。
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