仮想通貨GMTとは?将来性や取引所での買い方・BSCとの違いなどを徹底解説
GMT(Green Metaverse Token)は、Move to earnゲームである「STEPN」のガバナンストークンとして、3月17日仮想通貨取引所Binanceで上場しました。
STEPNのユーザー向けにエアドロップされたこともあり、話題になった仮想通貨です。
今回は、今注目の仮想通貨GMTについて解説していきたいと思います。
GMTの保有を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
- GMTはSTEPNのガバナンストークン
- GMTはBinance上でIEOが行われた
- GMTはSTEPNで使用するスニーカーの強化に必要
- 利用用途は続々とアップデートされている
- 多くの海外取引所で上場されている
- GMTを入手するための仮想通貨はGMOコインで入手可能
現状GMTは海外の取引所でしか取り扱われていません
そのため、GMTを購入するためにはGMOコインなどの国内取引所からGMT購入用の仮想通貨を海外取引所へ送金する必要があります。
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また、仮想通貨GMTに関してはビッコレTVで非常にわかりやすく解説されていますので「GMTについて動画でサクッと学んでみたい…!」という方はぜひチェックしてみてください。
仮想通貨GMTとは?
通貨名 | Green Metaverse Token |
ティッカーシンボル | GMT |
ローンチ | 2022年3月9日 |
現在の価格(2023年10月10日現在) | ¥21.39 |
時価総額(2023年10月10日現在) | ¥27,472,511,122 |
時価総額ランキング(2023年10月10日現在) | 134位 |
取扱取引所 | 国内取引所では取扱なし |
公式サイト | https://www.stepn.com/ |
仮想通貨GMTとは、今話題のNFTゲーム「STEPN」内で使用されるガバナンストークンです。
STEPNとは、歩くだけで仮想通貨「GST」を稼ぐ事ができるMove To Earnゲームのことです。
昨年10月にSolanaが開催した「Solana Ignition Hackathon 2021」においてはゲーミング部門で4位に輝きました。
このような高い評価を受けられた要因は「人がリアルに動き回ることで、トークンを取得するMove to Earnのコンセプト」が注目を集めた結果です。
STEPNは2022年3月9日にローンチされたばかりですが、BinanceやFTXなどの大手取引所に上場を果たしています。
またSTEPNと仮想通貨GMTは、Twitter上でたびたびトレンド入りし、多方面から注目を集めており、一時は時価総額ランキングでも40位台まで急上昇しました。
そのためGMTは現在非常にホットな仮想通貨と言えるでしょう。
仮想通貨GMTの特徴
GMTはSTEPNのガバナンストークンであり、仮想通貨としても特徴的なコインです。
ここでは、GMTの具体的な特徴を3つご紹介します。
STEPNのガバナンストークン
STEPNのエコシステムには、ユーティリティトークンであるGSTと、ガバナンストークンであるGMTという2種類の仮想通貨が存在します。
・ユーティリティトークン
実際にエコシステムの中で支払いなどに使われるトークン
・ガバナンストークン
プロジェクトやアプリの方向性について発言権や投票権を得られるトークン
また供給量が無限であるGSTとは違い、GMTは最大供給量が決まっているため、インフレの懸念がなく、値段も上がりやすいと考えられています。
開始直後はGSTを稼ぐことになりますが、スニーカーのレベルが28以上になるとGMTを稼ぐ事ができます。
※2022年4月のアップデートより、GMTもレベル上げが必要となり、ユーティリティトークンとしての機能を持つようになりました。
エアドロップが行われた
GMTはSTEPNのユーザーに対してエアドロップされました。
エアドロップ
マーケティングやキャンペーンなどの一環として、自社で発行したトークン・仮想通貨を無償でユーザーに配布するイベントのこと
2021年12月20日〜2022年2月23日までに、スニーカーのNFTを所有している「Trailblazer」と呼ばれるユーザーを対象にエアドロップが行われました。
配布されるGMTの量は、2ヶ月間で使用したDAILY ENERGY量によって決まり、5,000人以上のSTEPNユーザー合計4500万GMTがエアドロップされました。
これはSTEPNを初期から支えてくれていたプレイヤーにしっかりと報いる施策と言えるでしょう。
一般的にエアドロップというのは大きな売り圧を産む可能性がありますが、初期のユーザーに対象を絞ったのがポイントです。
初期からのプレイヤーは投機的な目的で参加するというより、ゲーム性やコンセプトに引かれて始めた人も多いため、STEPN自体を愛している人が多いと考えられます。
そのため、GMTを配布直後に叩き売るなどの行動を取ることは少ないと思われるため、価格動向の面でも悪くない戦略と言えるでしょう。
BinanceでIEOが行われた
海外取引所であるBinanceは、2022年3月にSTEPN(GMT)のIEOを実施しました。
IEO(Initial Exchange Offering)
仮想通貨プロジェクトが取引所を通してトークンを販売し、資金調達・コミュニティの形成などを取引所が支援すること。
IEOによって販売されるトークンは、仮想通貨取引所が新規発行されるトークンを厳正に審査した後に上場されるので、信頼性や市場価値の高いトークンであると考えられています。
中でも、Binanceのような有名取引所の手がけるIEOは非常に期待度が高く将来性を期待されている仮想通貨も多く存在します。
また、GMTは、BinanceにおけるIEO後、すぐにバイナンスイノベーションゾーンへ上場を果たしています。
上場後はすぐに価格が上昇しており、注目度の高さが伺える結果になりました。
GMT購入用の仮想通貨はGMOコインなどで入手することが可能です。
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仮想通貨GMTの使用用途
仮想通貨GMTの使用用途を具体的に紹介していきます。
GSTとの違いも含めて見ていきましょう。
スニーカーのレベル上げ
これまでは、スニーカーのレベルを28以上にあげるためだけにGMTが必要でしたが、2022年4月に行われたアップデートで、レベル28以下のスニーカーのレベル上げにもGMTが必要となりました。
レベル | 必要なトークン |
---|---|
レベル5 | 10GST+10GMT |
レベル10 | 30GST+30GMT |
レベル20 | 60GST+60GMT |
レベル29 | 29GST+29GMT |
レベル30 | 90GST+90GMT |
レベル28からのレベルアップには、従来通りGMTが必要となる事から、レベル29のGSTとGMTは少なくて済む仕様となっているようです。
GMT価格の動向や供給の状況によって、このようなルール改定は多くなってくることが予想されます。
今回のアップデートをきっかけにGMTトークンは急騰しているので、このような機会に備えてGMTを保有しておくのも1つの手と言えるでしょう。
ジェムのレベルアップ
STEPNでは、スニーカーの強化を目的としたジェムというアイテムがあります。
購入したスニーカーにジェムを装着すると、自身の保有するスニーカー属性を変えることが可能です。
- 黄色ジェム→EFFICIENCY:ソロモード時に獲得できるGSTがアップする
- 青色のジェム→LUCK:ミステリーボックスにドロップ率がアップする
- 赤色ジェム→COMFORT:ソロモード時に獲得できるGMTがアップする
- 紫色ジェム→RESILIENCE:耐久値の減少率がダウンする
このようなジェムにはそれぞれレベルが設けられており、ジェムのレベルを上げる事で、得られる効果の量も増えていきます。
レベル4までは、同じ色のジェムを3つ揃えるのとGSTの消費が必要ですが、レベル4以上にあげる場合はGMTの消費が必要です。
また、ジェムアップグレードの成功率を上昇させるためにも、GMTの保有が条件となっています。
Mint(ミント)のコストに利用
STEPNでは、2つのスニーカーを掛け合わせて新しいスニーカーを生み出すことが可能です。
これをSTEPN上ではMint(ミント)と言い、実施するにはGMTが必要となります。
Mintをする条件は以下の通りです。
- 120GST+80GMTの消費
- レベル5以上のスニーカーを2足用意する
- スニーカーのDurability(耐久値)が100
- ミント回数が上限の7回に達していない
厳密に言うと、Mint後に作られるのはスニーカーではなくシューボックスです。
そのままスニーカーとして使う事もできるほか、マーケットプレイスで売る事もできます。
STEPNの方向性について発言・投票する事ができる
GMTを保有していると、今後のSTEPNの方向性について発言・投票をする権利を得ることができます。
今までのゲームと違い、ただただゲームをプレイするだけでなく、今後の方針や方向性に寄与できるというのが大きなポイントでしょう。
GMT保有者の投票によって、今後のSTEPN運営が決められる仕組みで、投票機能については現在開発中とされています。
株式の保有者が株主として会社の経営権を持つ制度に類似しており、新たな時代の仮想通貨を使ったサービスになり得ると期待されています。
イールドファーミングの報酬を受け取る
仮想通貨最大手のバイナンスにて、GMTとBUSD(バイナンスの発行するステーブルコイン)を流動性プールに預けると、イールドファーミングでの報酬が受け取れます。
イールドファイミングでの報酬はGMTで配布され、ただ預けるだけで良いという点から、不労所得のようなシステムとも呼ばれています。
ただし、イールドファーミング報酬を受け取る事は全くのリスクがないわけではありません。
バイナンスチームでも、以下のような注意事項の発表をしています。
流動性プールに資金を追加することは、一定のリスクを伴います。撤収時に返却されるトークン分配は、最初に入力したものと異なる場合があります。流動性プールへの資金の追加、または流動性プールからの資金の削除を行う場合、取引手数料が発生する場合があります。
引用:バイナンス
スニーカー属性のポイントを割り振る
スニーカーの属性のポイントを割り振るのにGMTが必要となる予定とされています。
既に割り振ってしまったスニーカーの属性ポイントは、GMTを利用してリセットする事もできます。
リセット後は、再び属性ポイントを振り分けることができるようになります。
仮想通貨GMTの価格動向
上記画像はBinance上場後のGMT/Tetherの日足チャートです。
2月24日にはロシアのウクライナ侵攻が始まり、2月末から3月上旬にかけて、仮想通貨を含むほとんどの金融商品のは大きく値下がりしました。
そのような地合いの悪い中での上場にもかかわらず、GMTの価格は1ヶ月弱で10倍以上と大きく上昇しています。
これは、STEPNユーザーの多くが日本・中国・インドなどアジア圏に集中しており、ロシアによるウクライナ侵攻の直接的な影響を受けづらかった事が要因の一つです。
また、多くの有名なベンチャーキャピタルがSTEPNに対して出資を行ったことも、GMTの価格が上昇した要因の一つです。
ベンチャーキャピタル
ベンチャー企業やスタートアップ企業など、今後の成長が予想される未上場企業に出資を行う投資会社です。
資金投下と同時に経営支援を行い、企業の価値向上を図り、上場した際の利益がより高まるように支援を行います。
特にベンチャーキャピタルの中でもSequoiaが投資を行っているということはSTEPN自体に大きな信用を与えていると言えるでしょう。
Sequoiaは世界的に有名なベンチャーキャピタルであり、過去の投資先としてはAppleやGoogle、Yahoo!、Instagramなどの世界的に大成功した企業が名前を連ねています。
STEPNはすでに仮想通貨の世界だけでなく、古典的な投資家たちからも大きく評価されているのです。
ただし、2022年5月には仮想通貨市場全体での下落によりGMTも連動して下落しています。
さらに、6月には中国でのSTEPNサービス提供中止報道を受け、2023年5月現在は約36円ほどの価格です。
仮想通貨GMTの買い方
GMTを購入するためには、海外の仮想通貨取引所で購入する必要があります。
以下手順をご紹介します。
・国内のGMOコインなどの取引所で仮想通貨の口座を開設する
・国内の仮想通貨取引所でETH(イーサリアム)を購入する
・購入したETHを海外取引所に送金して、GMTを購入する
多くの海外取引所は、日本円の入金に対応していません。
名称 | GMOコイン |
取扱銘柄(販売所) | 26銘柄 |
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
最低取引額 | 0.0001BTC |
提供サービス | 取引所 販売所 レバレッジ取引所 暗号資産FX 貸仮想通貨 つみたて暗号資産 ステーキング |
公式サイト | GMOコインの公式サイト |
まずは、GMOコインのような国内取引所のアカウントを開設をしておきましょう。
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GMOコインでイーサリアムを入手
GMTを購入するためには、GMT購入用の仮想通貨としてイーサリアムやビットコインが必要です。
流れとしては国内取引所で仮想通貨を購入、海外取引所に送金・売却しGMTを購入という流れとなります。
GMOコインの口座が作成できて、入金が完了したら送金用通貨としてETH(イーサリアム)を購入しておきましょう。
仮想通貨を海外取引所に送金・売却しGMTを入手
入手した仮想通貨を海外取引所に送金後、売却しそのお金でGMTを購入しましょう。
海外の取引所はGMTのような将来性の高い銘柄を扱っていることも多いですが、日本の金融庁の認可を得ていません。
そのため万が一の際のトラブルなどは自力で解決しなければいけない可能性も高いです。
そのようなリスクが怖い方は、まずは金融庁の認可がおりているGMOコインの公式サイトしてみるのが良いでしょう。
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仮想通貨GMTの今後の見通し
GMTは、STEPNのガバナンストークンとして存在しているため、STEPNの動向によって価格が左右されていきます。
ここでは、STEPNの将来性と、GMTの今後の見通しについて解説していきます。
運営がGMTにどれだけユースケースを作るか
今の所GMTは期待だけで値段が上がっている状態と言っても過言ではないでしょう。
すでに使い道が細かくはっきりとしているGSTと比べ、GMTはアップデートによりその用途がたびたび更新されています。
従来では、レベルの高いスニーカーのレベルアップに必要でしたが、2022年4月からはレベル5からのレベルアップにもGMTが必要となりました。
そのようなことから考えると、現状GMTのシステム面の開発は途中と思われます。
・シャーデンフロイデの登録にGMTが必要となる(具体的なシステムは未発表)
・スニーカー属性のポイント割り振り
STEPN運営の発表では、今後上記のようなユースケースも実装されると発表されており、用途の増加やルールの改定は続くものと言われているのです。
招待制になったSTEPN
STEPNと同じPlay to earnゲームのアクシーインフィニティ(Axie Infinity)では、数ヶ月でトークンであるSLPが何十倍にも高騰し、その後サービスが衰退していきました。
その理由としては、基軸トークンであるSLPの高騰に伴い、初期投資が高額になりすぎ、新規ユーザーが参入しづらくなってしまったことが挙げられます。
STEPNではそのようなことが起きないようにするため、2022年4月現在では招待制となっています。
招待制になると新規参入プレーヤーが減り、エコシステムの成長には悪い影響を与えそうですが、急激なバブルを防ぐという目的があると言われています。
新規参入プレイヤーの流入を緩やかにすることで、初期投資金額の高騰も穏やかに抑えるという方法です。
短期的な価格の上昇と下落はありますが、これによりしばらくの間GSTとGMTの価格が大きく乱高下することはなくなり、安定して利用できると見られています。
STEPNの過熱がどこまで続くか
STEPNは、2022年に入って多くのユーザーに浸透していきました。
前述した新規参入が招待制になった事や、GMT価格の高騰はバブルの絶頂期を迎えているという見方も多いです。
2022年4月には、GMT価格の維持を目的としたバーン(焼却)が実施されると発表されましたが、どこまで続伸が続くかが注目されています。
STEPNユーザーの中には、「既に浸透している」という声もあれば「今から開始しても先行者利益を得られる」といった意見の対立もあるくらいです。
STEPN利用時に必要となるスニーカーや、購入時に必要となる仮想通貨SOLの価格も高騰している現状ですが、バイナンスをはじめとする大手取引所や大企業の参入が始まっているので、期待値はかなり高いプロジェクトと言えるでしょう。
仮想通貨GMTのまとめ
今回はSTEPNのガバナンストークンであるGMTについて解説しました。
- GMTはSTEPNのガバナンストークン
- GMTはBinance上でIEOが行われた
- GMTはSTEPNで使用するスニーカーの強化に必要
- 利用用途は続々とアップデートされている
- 多くの海外取引所で上場されている
- GMTを入手するための仮想通貨はGMOコインで入手可能
盛り上がりを見せるSTEPNですので、これからのイベントやコラボレーションなどの最新情報が気になるところです。
今後レンタル機能が実装されたら、新規利用者が増え、それに比例してGSTとGMTの価値が上がっていく可能性があります。
GMTに興味を持った方は、ぜひSTEPNの公式アプリをダウンロードしてみてください。
DGMOコインでは、GMTの購入過程に必要なETHを取引することができます。
ぜひこの機会にGMOコインの公式サイトをチェックしてみてください。
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