仮想通貨NIDTとは?IEOや今後の見通しを徹底解説【Nippon Idol Token/日本アイドルトークン】
2022年5月31日に国内取引所のDMM Bitcoinが、株式会社オーバースおよび株式会社coinbookの3社間で、IEO(取引所が主導する仮想通貨のプレセール)に向けた基本同意書を締結したことを発表しました。
また、2023年には実際にIEOが実施されており、大きな盛り上がりを見せている通貨です。
今回の記事は、そのNippon Idol TokenやIEOの情報などをご紹介していきます。
- 2023年初めにDMM Bitcoinで、「Nippon Idol Token(NIDT)」のIEOが実施された
- Nippon Idol Tokenを用いると、アイドルの応援や支援をおこなうことができる
- NIDTエコシステムが形成され、メタバース内のアイドル活動に対してNippon Idol Tokenの利用が可能になる見込み
- 2023年4月よりDMM Bitcoinで取り扱い開始
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また、Nippon Idol Tokenは、DMM Bitcoinで取り扱いが開始されています。
スムーズにNIDTの取引をしたい方は、DMM Bitcoinを利用すると良いでしょう。
Nippon Idol Token(NIDT)とは?
Nippon Idol Token(NIDT)は、2023年初めにDMM BitcoinでのIEOで販売される予定の仮想通貨です。
発行元はブロックチェーンとエンターテイメントの融合を目指す日本企業、株式会社オーバースです。
またNippon Idol Tokenは、イーサリアムを基盤にしたユーティリティトークンとなっています。
メタバースを利用して活動の場を広げていく新しいアイドルグループの組成と活動のために発行され、ユーザーはNippon Idol Tokenを通してアイドルの応援・支援をおこなうことができます。
さらにアイドルの活動拠点となるメタバースでのコンサートやイベント、その他にはNFT(トレカやゲーム)に対して、Nippon Idol Tokenで支払いができるエコシステムが形成される見込みです。
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Nippon Idol Token(NIDT)のIEOの詳細
冒頭で述べた通り、Nippon Idol TokenはIEOによる資金調達が行われました。
IEO(Initial Exchange Offering)とは、ブロックチェーンプロジェクトが発行するトークンを仮想通貨取引所が仲介して先行販売するサービスのことです。
類似のものとしてICO(Initial Coin offering)がありますが、ICOでは取引所が仲介せずにトークンを発行する企業等が自ら販売をおこないます。
ICOは実態を伴わないトークンを売って資金を集める詐欺案件も多いのですが、IEOは取引所がプロジェクトの内容を精査しているため、より信頼性の高いサービスだとされています。
2022年5月31日に、株式会社オーバース、株式会社 DMM Bitcoin、株式会社coinbookの3社がIEOに向けた基本合意書を締結したことが発表されました。
株式会社オーバースはこのIEOで調達した資金を元に、新しいアイドルグループを創造するプロジェクトの推進を目指しています。
なおIEOを含むプロジェクトの今後のスケジュールは、以下の通りです。
IEOの実施は2023年初めに行われました。
Nippon Idol Tokenは国内IEOの4例目のIEO実施となります。
トークンの名称 (シンボル) | IEO実施時期 | 仲介した取引所 |
---|---|---|
Palette Token (PLT) | 2021年7月 | CoinCheck |
FCRコイン (FCR) | 2022年4月~5月 | GMOコイン |
フィナンシェトークン | 2022年夏実施 | CoinCheck |
Nippon Idol Token (NIDT) | 2023年初め実施 | DMM Bitcoin |
NIDTは国内取引所DMM Bitcoinで扱っているので、ぜひこの機会にDMM Bitcoinの公式サイトをチェックしておきましょう。
NIDTの価格動向
2023年に上場したばかりのNIDTですが、ここでこれまでの価格動向について見ていきましょう。
DMM Bitcoinで上場した2023年4月~10月までのチャートです。
上場直後は激しい上下を繰り返しましたが、その後は安値を切り上げながら上昇傾向にありました。
上場直後は価格が安定しませんでしたが、約5円台を推移していました。
多くの仮想通貨は上場直後に高値を付けてその後は下落する傾向にありますが、NIDTは期待値の高さが伺える結果になったと言えるでしょう。
2023年9月には、アイドルグループが本格始動したことで一時100円台まで価格上昇をしましたが、現在は20円台で推移しています。
NIDTの現在の価格動向
続いて、NIDTの直近約3ヶ月の価格動向を見ていこう。
NIDTの価格が9月に入ってから急騰していることが分かります。
当初、ホワイトペーパーしか存在していなかったNIDTのプロジェクトが具体化するにつれて上昇した形です。
2023年9月上旬には、『IDOL3.0 PROJECT Final Stage プレミアム上映会』が東京で開催され、徐々にNIDTへの購入が高まっているものと考えられます。
また、2023年10月には最終選考が行われたので、今後は本格的にアイドル活動を開始していくと考えられます。
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Nippon Idol Token(NIDT)は価格上昇する?
IEOに参加するなら、購入したトークンが市場上場後に値上がりしてくれるのかどうかが気になるところでしょう。
ただ残念ながら、一般的な銘柄と同じくIEOが実施された銘柄も、値上がりするかどうかを予知することは叶いません。
なお、国内の取引所では以下の通りこれまでに二度、IEOが実施されています。
Nippon Idol Tokenの未来を予知することはできませんが、過去のIEOの銘柄が市場上場後にどうなったのか、IEOの参加者は稼ぐことができたのかを振り返って、今後の参考にしてみましょう。
- Palette Token(CoinCheckが実施)
- FCRコイン(GMOコインが実施)
なお、ここではあくまでIEOの結果のみを取り上げて、各トークンそのものの解説は省略します。
トークンの特徴等もくわしく知りたい方は、合わせて以下の記事をご覧ください。
IEOの実例1:Palette Token
トークン名/シンボル | Palette Token/PLT |
発行元 | 株式会社Hashpalette |
IEOを実施した取引所 | CoinCheck |
販売方式 | ランダム抽選 |
販売価格 | 4.05円/PLT |
申込単位 | 1,000PLT/1口 |
申込上限口数 | 2400口 |
申込期間 | 2021年7月1日~7月15日 |
抽選日 | 2021年7月20日 |
上場日 | 2021年7月29日 |
Palette Tokenは上記の内容でIEOが実施され、2021年7月29日にCoinCheckで上場を果たしました。
また上場当日から、2021年9月中旬までの値動きは以下の通りです。
Palette Tokenは上場当日から大きく高騰して、8月中旬には100円付近まで値上がりしました。
その後は一転して下落基調が続き、2023年5月現在は10円付近で推移していますが、それでもIEOで販売された価格が4.05円なのでその5倍以上の水準です。
このように国内で初めておこなわれたPalette TokenのIEOは、参加した投資家が誰も損をすることなく、大成功した事例だと言えるでしょう。
Pallette Tokenは、国内取引所のコインチェックで取り扱いが開始されています。
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IEOの実例2:FCRコイン
トークン名/シンボル | FC Ryukyu Coin /FCR |
発行元 | 琉球フットボールクラブ株式会社 |
IEOを実施した取引所 | GMOコイン |
販売枚数 | 4億5,000万枚 |
販売方式 | 抽選 |
販売価格 | 2.2円/FCR |
申込単位 | 2,500FCR/1口 |
申込上限口数 | 9,000口 |
申込期間 | 2022年4月27日~5月18日 |
抽選日 | 2022年5月18日 |
上場日時 | 2022年5月18日(水) 16時30分~17時00分頃 |
国内でのIEO事例2つ目は、2022年4月~5月にGMOコインが実施したFCRコインのIEOです。
こちらは大成功を収めたPalette TokenのIEOから一転して、ほとんどの投資家が損失を被った、投資家にとっては失敗の事例だと言えるでしょう。
まずFCRコインの上場後の値動きは、以下の通りです。
この1時間足チャートを見ると、FCRコインは約2.0円で上場したあと最初の1時間のあいだだけは2.6円まで値上がりしましたが、それ以降は0.6円付近まで急落していることがわかります。
IEOでの販売価格が2.2円なので、平日夕方の上場時点でパソコンやスマホの画面に張り付いて即座に売り抜けることができた方以外の、大半の投資家が損失を被ったことになります。
また、このIEOの問題点の本質はFCRコインが暴落したことではなく、GMOコイン側が事前告知なしで取引にいくつかの制限を掛けていたことにあります。
その制限の概要を簡単に整理すると、以下の通りです。
- 事前通知なく、FCRコインの上場後に1日100万枚しか売買できない制限をつけられた
⇒例えば1,000万枚購入できた投資家は、全部売るまで10日以上かかってしまう
⇒IEOも「買い」に含まれたため、100万枚以上購入していた投資家はそもそも売ることが許されなかった
- 上場後1時間以上たって、これまた事前通知もなく、100万枚の売買制限を解除した
- 1回の最大注文数量が10万枚に設定されていた
⇒例えば1,000万枚購入できた投資家は、100回売りを繰り返さなければ売り切れない
これらはいずれもFCRコインの販売と取扱いに関する開示情報に一切記載されていなかったため、特段リスクはないと考えてFCRコインに大金を投じていた投資家ほど、大きな損失を被ることとなりました。
事前に情報開示がないと投資家からすればリスク回避のしようもないのですが、それでもこれからIEOに参加するつもりなら、このように国内IEOで悲惨な事例もあったことをあらかじめ知っておくべきでしょう。
ちなみにこの件に関して、今のところ金融庁からGMOコインに対してのお咎めはありません。
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Nippon Idol Token(NIDT)のまとめ
今回は、2023年にIEOが実施される予定のNippon Idol Tokenをご紹介しました。
- 2023年初めにDMM Bitcoinで、「Nippon Idol Token(NIDT)」のIEOが実施
- Nippon Idol Tokenを用いると、アイドルの応援や支援をおこなうことができる
- NIDTエコシステムが形成され、メタバース内のアイドル活動に対してNippon Idol Tokenの利用が可能になる見込み
- IEOについて、実施日時や販売価格、参加方法などの詳細はまだ発表されていない
- 2023年4月よりDMM Bitcoinで取り扱い開始
- 仮想通貨取引なら豊富な通貨を扱っている「コインチェック」が最適
Nippon Idol Tokenは2023年4月よりDMM Bitcoinで取り扱いがスタートしています。
NIDTの購入をしたいという方は、ぜひこの機会に公式サイトをチェックしてみてください。
”IEOなら安く銘柄を買えて簡単に稼げる”というイメージを持つ方もおられるかもしれませんが、先ほど国内IEOの事例で示した通り参加すれば必ず儲かるわけではなく、相応のリスクを伴います。
GMOコインのIEOのように情報が隠されていた場合はリスク回避のしようがありませんが、Nippon Idol TokenのIEOに参加するなら、少なくとも事前に開示される販売ルールなどをよく読み込んで、不要な損失を被らないように努めましょう。
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