仮想通貨HT(フォビトークン)とは?今後の見通しや予想、購入できる取引所を解説!
「フォビトークン(HT)」は、中国の大手仮想通貨取引所Huobi Globalによって発行されている仮想通貨です。
日本国内で購入できる数少ない「取引所トークン」として、今多くの投資家たちから注目を集めています。
しかし、「ファビトークンの特徴や将来生は?」「ファビトークンが購入できる取引所が知りたい」と疑問を持っている方も少なくないはず。
そこで本記事では、仮想通貨ファビトークンについて詳しく解説していきます。
仮想通貨取引に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
- フォビトークンは中国の大手仮想通貨取引所Huobi Globalによって発行されている仮想通貨
- フォビトークンは焼却プログラムにより需要が増加すると言われている
- 保有量に応じて取引所での取引手数料が安くなるのがメリット
フォビトークンは、2018年1月に発行されて以来、世界中約30社の取引所で取り扱われている人気の仮想通貨です。
フォビトークンとは
通貨名 | Huobi Token(フォビトークン) |
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シンボル | HT |
現在の価格(7月現在) | ¥90.62 |
時価総額(7月現在) | ¥14,671,663,976 |
フォビトークン(HT)は、中国の大手仮想通貨取引所「Huobi Global」によって発行されている仮想通貨(暗号資産)です。
2024年7月現在のフォビトークンの時価総額は¥14,671,663,976で、ランキングは391位となっています。
取引所が発行しているため、「取引所トークン」というジャンルに分類されることがあります。
取引所であるHuobi Globalが、毎月市場からフォビトークンを買い付けて焼却する「焼却プログラム」を実施するため、フォビトークンの供給が減少し、需要が増加するというのが特徴です。
フォビトークンの特徴
ここからは、フォビトークンの特徴を解説していきます。
- フォビトークンの発行枚数と割り当て
- フォビトークンの機能
- フォビトークンの運用
フォビトークンの発行枚数と割り当て
フォビトークンの発行上限枚数は5億枚です。
この5億枚はすでに発行済みで、この先永久に追加発行は行われません。
5億枚のフォビトークンの割り当ては以下の通りです。
Huobi Globalのポイントカードを購入したユーザーにセットプレゼント配布が60%、運営チームへの報酬が20%、ユーザーへの奨励とプラットフォームの運用費用が20%となっています。
割り当てが明確になっているため、非常に透明性のある通貨だと言えます。
フォビトークンの機能
フォビトークンには、以下の5つの機能があります。
- 送金:フォビトークンを利用して送金する
- 決済:フォビトークンを使った決済
- 取引:フォビトークンと他の暗号資産の取引
- 取引手数料の割引:フォビトークンの保有量に合わせて、取引手数料の割引
- ガバナンス:運用の方向性に関する投票権が付与
5つの機能のうち最も注目されているのが「取引手数料の割引」で、フォビトークンの保有量に応じて取引所(板取引)での取引手数料が安くなるというメリットを持っています。
フォビトークンによる取引手数料の割引ランクはLV.1~LV.8まであり、フォビトークンの保有量と直近30日間の累積取引量(BTC換算)で決まります。
フォビトークンの運用
フォビトークンは、以下の図のように運用されています。
フォビトークンには独自のコミュニティがあり、このコミュニティからHuobi Globalに対してフォビトークンの運用について意見を出し、フォビトークン保有者の投票によって運用方針を決定するという仕組みがあります。
コミュニティの投票ルールは、最終支持率が50%を超えると可決されます。
実際にフォビトークンの「焼却プログラム」も、フォビトークンの保有者が行った投票の結果で決まりました。
フォビトークンを保有していることで、運用自体にも関われるのは非常に魅力的です。
フォビトークンの現在の値動き
フォビトークンの現在の値動きについて解説していきます。
2024年7月現在、¥87前後で推移しています。
一時的に上昇する場面も見られましたが、現在にかけて下降トレンドを形成していると言えるでしょう。
2024年にはビットコインが大きく上昇し仮想通貨全体での上昇が見られましたが、フォビトークンは安値圏で停滞中です。
フォビトークンの今後の予想
ここからは、フォビトークンの今後について予想をしていきます。
結論から言うと、フォビトークンの将来は多いに期待できるでしょう。
その理由について、詳しく解説していきます。
焼却プログラムにより需要が高まる
フォビトークンは「焼却プログラム」を実施しているため、年々需要はタイトになっていくと言われています。
焼却プログラムを行うことで市場に流通するフォビトークンの全体量が減少するので、1枚当たりの価格は上昇していくでしょう。
以前は四半期毎に焼却されていましたが、2020年2月15日からは「毎月焼却」を実施しているため、より需要が高まっていくのではないでしょうか。
取引手数料が割引になるシステムに期待
フォビトークンは保有量に応じて手数料が割引されるという他にはないメリットがあるので、実需に期待できるとも言われています。
保有量や取引時点での割引レートによって変わってきますが、割引ランクLV.8に達すると最大で90%以上の割引が適用されます。
取引手数料は仮想通貨トレードにおいてできれば抑えたいコストなので、それを抑えられるフォビトークンはとても魅力的です。
実用化への期待
2021年10月には、フォビトークンの実需決済が可能となったことが話題となりました。
東京の六本木にある焼肉店にて、期間限定ではありますがフォビトークンでの決済が可能となったのです。
大手企業との連携に期待
フォビトークンの発行元のHuobi Globalは、銘柄数・顧客数・取引量ともに世界トップレベルの暗号資産取引所です。
そのため世界の大手企業とも連携しており、今後の運営にも安心感と期待感があります。
フォビトークンの焼却プログラムとは
ここでは、フォビトークンの「焼却プログラム」について解説していきます。
焼却プログラム:流通量調整のために現在流通しているフォビトークンを取引所が買い付けし、永久に使えなくする(焼却する)仕組みのこと。
「焼却」は英語の「Burn」を直訳したもので、既に発行したフォビトークンの枚数を減らすことを意味しています。
この「焼却」によってフォビトークンの枚数が減ったとしても、その後追加発行されることはありません。
そのため、「焼却プログラム」により供給量が減少し、フォビトークンの需給が高まる可能性があります。
また取引所が買い戻ししたフォビトークンは、個人のアカウントがハッキングにあったときなどに、補償金として支払われます。
焼却プログラムは2020年2月からは毎月焼却(前月収益の約20%焼却)を実施しているので、フォビトークンを購入したい方は早めに取引を開始しましょう。
フォビトークンの今後まとめ
今回は、フォビトークンの今後についてまとめていきました。
- フォビトークンは中国の大手仮想通貨取引所Huobi Globalによって発行されている期待の仮想通貨
- 発行元が大手取引所なので初心者の方でも安心して取引ができる
- フォビトークンは保有量に合わせて取引手数料が割引されるのがメリット
フォビトークンは、焼却プログラムや取引手数料の割引プログラムなどによって今後の需要が期待できる銘柄です。
海外取引所経由で取引する必要がありますが、興味がある方は購入を検討してみましょう。