【お得】吉野家ホールディングスの株主優待ってどう?株価情報も徹底解説
新型コロナウイルスによって外食産業は大きな痛手を被っています。
吉野家ホールディングスもそのうちの一つですが、2021年4月に京樽事業を売却したり、10月にはウエルシア薬局と提携してドラッグストアで牛丼を販売したりと注目を集めています。
コロナショックで株価は低調ぎみですが、今後の展開次第では現在の株価を割安だと判断できるかもしれません。
そこで今回は、過去や現在のチャートから見る吉野家ホールディングスの株価分析や株主優待情報などを解説します。
- 吉野家ホールディングスは、吉野家やはなまる、京樽など飲食事業を展開する企業
- コロナショックの強い影響を受ける外食産業のなかでは意外にも踏ん張っている
- 過去に金融危機や大震災の影響で株価が暴落した経験から、コロナへの対応も早かった
- 直近2019年には過去10年間で初めて2,900円の大台を突破しており、アフターコロナの株価回復が期待できる
- 株主優待では全国の吉野家やはなまるうどんで使えるサービス券が受け取れる
- 吉野家ホールディングスの株を購入するならSBI証券が最適
ここで重要なのは、コロナショックが収束した後のことを考えて現在の吉野家ホールディングスの業績や戦略を検証しておくことです。
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吉野家ホールディングスとは
吉野家ホールディングスは、主に飲食事業を展開する企業です。
安くて美味しい牛丼でお馴染みの「吉野家」のほか、うどん専門店の「はなまる」や寿司のテイクアウト・回転寿司レストランの「京樽」などを運営しています。
さらに吉野家に至っては、日本だけではなく台湾やマレーシア、中国、シンガポールなど海外にも積極的に店舗展開をはかっています。
なお、2021年2月期の決算短信(連結)を確認したところ、事業セグメントそれぞれの業績は以下のようになっていました。
事業セグメント | 売上高(単位:億円) | 売上高比率(%) | 対前年同期比 |
---|---|---|---|
吉野家 | 1,056 | 62.0 | ‐5.4% |
はなまる | 203 | 11.9 | ‐34.1% |
京樽 | 188 | 11.0 | ‐33.8% |
海外 | 195 | 11.5 | ‐11.0% |
その他の事業 | 61 | 3.6 | ⁺+61.0% |
事業セグメントの業績の通り、吉野家の売上高は全体の約6割を占めます。
新型コロナウイルスの影響で一時的に業績が下がったとはいえ、吉野家の事業運営が同社の主力事業だと言えるでしょう。
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吉野家ホールディングスの株価チャート
吉野家ホールディングスの株価チャートを見てみましょう。
社名 | 吉野家ホールディングス |
証券コード(銘柄コード) | 9861 |
上場市場 | 東証1部 |
株価 | 2,898.0円 |
上場年月日 | 1990年1月31日 |
単元株数 | 100株 |
配当 | 0.42% |
1990年に上場してからすでに20年以上の歳月が経ち、古参の上場企業だと言えます。
2023年8月時点における吉野家ホールディングスの株価は「2,898.0円」です。
単元株数(最小購入単位)は100株なので、現在2,898.0円の吉野家ホールディングスを買おうと思えば約29万円の購入資金が要ります。
ただし、初心者のうちにいきなり20万円以上もの金額を投じると、それだけリスクも高まります。
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吉野家ホールディングスのこれまでの株価推移
吉野家ホールディングスの株価は、この20年来2,000円前後の株価をキープし、安定した株価推移を見せてきました。
コロナショックによって業績と株価に悪影響を受けたものの、厳しい外食産業のなかでは比較的株価の下落幅が小さく、いまでは徐々に持ち直しつつあります。
ただ、過去のチャートを振り返ってみると、2008年に起きた1,500円近くの株価大暴落や2019年にかけての急激な回復などを経験しています。
その株価推移は、大きく分けて3つの時期に分類できるでしょう。
- 2007年から2008年にかけた業績悪化による株価大暴落
- 東日本大震災を乗り越えて2018年の株価は11年ぶりの水準に復調
- 2019年5月に株価急騰、コロナで影響を受けるも軽微
それぞれの時期の株価変動要因と合わせて分析します。
2007年から2008年にかけた業績悪化による株価大暴落
吉野家ホールディングスは、2007年から2008年にかけて株価の大暴落を経験しています。
この時期に起きたことと言えば、食品の偽装問題が国内全体に波及し外食やスーパーの業績に大きな影響を与えたこと、原油や穀物価格の高騰などです。
さらに2008年には、リーマンショックを起点とした金融市場の混乱と消費活動の低迷も印象的でした。
その結果、2009年2月期の中間決算短信では、営業利益が前年同期比53.7%減、経常利益は47.3%減と業績は低迷を示しています。
同年通期の決算短信においても、売上高が前年同期比92.7%という大打撃を受けています。
それまで1株2,200円前後を順調に推移していた株価は、2007年7月から2008年9月のわずか1年間で約780円にまで暴落しました。
東日本大震災を乗り越えて2018年の株価は11年ぶりの水準に復調
その後、2009年から2018年頃までの株価推移は以下のようになりました。
業績不振と株価低落を受けた直後の2010年2月期の決算短信では、売上高が前年同期比3.1%増と復調しました。
しかし回復の予兆が見えたかと思った途端、2011年には東日本大震災が発生し、店舗の営業休止や流通ルートの遮断などの影響で業績は再び下方修正を迫られています。
2012年2月期の決算短信では、前年同期比ベースで売上高3.2%減、営業利益6.2%減、翌年だと売上高0.8%減、営業利益60.9%減という結果です。
その間の株価も1,000円前後の低水準を推移していましたが、2014年頃から業績が復調しました。
2014年から2018年までの間には、売上高が年間平均1~3%で推移したことにより、2018年5月の株価は約2200円を記録しています。
2019年5月に株価急騰、コロナで影響を受けるも軽微
その後、吉野家ホールディングスの株価は堅調に推移し、2019年5月に急騰しました。
最終的に2019年12月には、直近10年間で初となる2,900円の大台を突破しています。
しかし、その直後にコロナショックが巻き起こり、株価は一時1,800円近辺まで下落しました。
新型コロナウイルスの影響を直に受けると言われる外食産業ですが、吉野家ホールディングスもグループ各社で店舗の休業や営業時間の短縮を行い、一時的に業績が悪化しています。
ただし、早期に原価や販売管理費などのコストを削減したことや助成金等収入を計上した結果、2021年2月期第1四半期に前年比24.8%減だった売上高を8.1%減にまで回復、経常利益の黒字化を果たしました。
一時的に下落した株価も影響は軽微で、2021年10月頃には2,200円近辺まで持ち直しています。
こうした株価の分析も、SBI証券なら豊富な情報量から簡単に行えます。
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吉野家ホールディングスの業績内容
次に、吉野家ホールディングスの株価指標について分析します。
特に重要な株価指標となるのは以下の通りです。
- 売上高
- 売上高営業利益率
- 自己資本当期純利益率
それぞれの指標について、決算短信や決算説明会プレゼン資料などを参考に解説します。
売上高
売上高は、一定期間において全事業で売り上げた金額の総額を表します。
2017年2月期以降の売上高推移は以下の通りです。
決算時期 | 売上高(単位:百万円) |
---|---|
2017年2月 | 188,623 |
2018年2月 | 198,503 |
2019年2月 | 202,385 |
2020年2月 | 216,201 |
2021年2月 | 170,348 |
吉野家ホールディングスの売上高は、2020年2月期まで順調に拡大していました。
しかし2020年にコロナショックが起きて大きな影響を受け、2021年2月期の売上高は2017年以前の水準にまで落ち込んでいます。
ただ、外出自粛の影響を受けやすい外食やレジャー産業は売上が前期の半分以下になるケースも多く、そのなかで吉野家ホールディングスは大いに健闘していると言えるでしょう。
売上高営業利益率
売上高営業利益率は、売上高に占める営業利益の割合を示します。
この比率が高いほど業績に対する本業が占める割合が高いということで、本業の健全性を見極められます。
2017年2月期以降の売上高営業利益率は以下の通りです。
決算時期 | 売上高営業利益率(単位:%) |
---|---|
2017年2月 | 1.0 |
2018年2月 | 2.0 |
2019年2月 | 0.1 |
2020年2月 | 1.8 |
2021年2月 | ‐3.1 |
やや水準が低いようにも思えますが、外食産業は売上高に占める人件費や食材費の割合が高いため、他産業に比べて売上高営業利益率は低い傾向にあります。
社団法人日本フードサービス協会によると、外食産業の売上高営業利益率は全体平均で4.2%だということです。
ただ、それにしても吉野家ホールディングスの水準は業界平均よりも低く、なおかつ2021年2月期の決算ではコロナショックによって数値が大きく落ち込みました。
自己資本当期純利益率
自己資本当期純利益率(ROE)は、当期純利益に占める自己資本の割合を表します。
簡単に言えば、「融資による借入金や買掛金などの他人資本ではなく、○○%の自己資本を元手に当期純利益を計上したよ」ということです。
つまり数値が高いほど自己資本を生かした健全な経営が行われていると言えます。
2017年2月期以降の自己資本当期純利益率は以下の通りです。
決算時期 | 自己資本当期純利益率(単位:%) |
---|---|
2017年2月 | 2.2 |
2018年2月 | 2.6 |
2019年2月 | ‐11.2 |
2020年2月 | 1.5 |
2021年2月 | ‐17.2 |
2019年2月期と2021年2月期に数値がマイナスに触れているのは、いずれも同時期に当期純利益が大幅に悪化したからです。
2019年2月期の場合は、2018年7月の豪雨や9月の台風および北海道大地震により、営業時間の短縮や休業を余儀なくされたことが影響しています。
2021年2月期の主な原因は言うまでもなくコロナショックです。
こうした外的要因の影響を受けやすい外食産業だけに、自己資本当期純利益率の下落は避けることが難しいでしょう。
自然災害や地震の影響を受けた2019年2月期の翌決算期には数値が改善した通り、コロナショックが落ち着けばもとの水準に戻る可能性が高いと言えます。
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同社の株価は大きなショックを受けた後に反動が起こりやすいため、現在は株価が割安に落ち着いていると言えるかもしれません。
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吉野家ホールディングスの株主優待情報
吉野家ホールディングスの株主優待は、自社店舗で利用できるサービス券です。
サービス券を保有していると、日本国内の吉野家や株式会社はなまるが運営する店舗などで割引サービスを受けられます。
なお、株主優待を受けるには最低でも100株以上を保有する必要があるため、単元未満株制度を利用する場合には注意が必要です。
優待内容 | 100株以上:300円のサービス券×10枚 1,000株以上:300円のサービス券×20枚 2,000株以上:300円のサービス券×30枚 |
利用可能店舗 | 全国の吉野家 全国のはなまるうどん など ※一部店舗では利用不可 |
発送時期 | 2月末権利確定分:5月上旬に発送 8月末権利確定分:11月中旬に発送 |
SBI証券では、吉野家だけでなく豊富な銘柄での取引が可能です。
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吉野家ホールディングスの株が購入できる証券会社
ここまでも何度かご紹介してきましたが、やはり吉野家ホールディングスの株を買うならSBI証券をおすすめします。
名称 | SBI証券 |
取り扱い銘柄数 | 3,600銘柄以上 |
最低取引額 | 100円 |
取引手数料 | 0円(1日の約定代金300万円まで)※ |
外国株 | 米国・中国・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシア |
対応サービス | NISA・つみたてNISA・iDeCo |
公式サイト | 公式ページへ |
SBI証券は、株式会社SBI証券が運営する大手ネット証券サービスです。
手数料が安いことや金融商品の豊富さなどが魅力で、初心者から上級者まで親しまれており、現在では720万人以上に利用されています。
取扱商品については、国内株はもちろん、9カ国もの外国株や投資信託、債券、さらにFXにも対応しています。
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どこの証券会社を選ぶべきか決められないという人は、SBI証券を使っておけば困ることは無いでしょう。
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吉野家ホールディングス株のまとめ
今回は、吉野家ホールディングスの株価情報をご紹介しました。
吉野家ホールディングスの現在の株価や株価推移、重要な株価指標などが理解できたかと思います。
最後に、ここまでお伝えした内容を振り返ってみましょう。
- 吉野家ホールディングスは主力事業の吉野家のほか、はなまるや京樽などの外食事業を展開
- 現在吉野家ホールディングスの株式を1単元購入するなら、20万円以上の資金が必要
- これまでにリーマンショックや東日本大震災の影響を受けて株価が大きく下落したが、反発して2019年には直近10年間で初めて2,900円を突破
- コロナショックの影響を受けるも株価の下落は軽微で、アフターコロナで大きく反発する可能性を秘めている
- 株主優待として実店舗で使える300円サービス券を受け取れる
吉野家ホールディングスは、これまで何度も大きな経済・金融ショックから立ち直っています。
この度もコロナショックから立ち直る可能性が高いため、将来を見越していまのうちに株を買っておくのは賢明かもしれません。
SBI証券はまさしく現在キャンペーンを実施中で、割安な銘柄をお得に購入するにはチャンスです。
ぜひこの機会に公式サイトをチェックし、有利に株式投資を進めていきましょう。
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