株式銘柄の選び方とは?将来性のある投資先を選ぶポイントを徹底解説

当サイトの運営ポリシー
コンテンツ作成体制や運営方針に関しては、当サイトのInvestNavi(インヴェストナビ)の運営ポリシーをご参考ください。なお、InvestNaviでは、金融庁HPを参照し、金融庁の暗号資産交換業者登録一覧を紹介しております。また、ページにはプロモーションが含まれているものがあります。
監修者

InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

「株式投資を始めてみたものの、どうやって銘柄を選べば良いか分からない」と悩む人は多いでしょう。

人それぞれ株式を購入する目的が異なるため、購入する銘柄の選び方に正解はありません。

とはいえ、銘柄の選び方のコツや注意点などは存在します。

今回の記事では、株式の銘柄の選び方について解説します。

銘柄の選び方について悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事から分かること
  • 株式の銘柄の選び方には正解は無い
  • 目的に応じて、最適な銘柄の選び方は異なる
  • 「お得に投資したい」なら割安銘柄を選ぼう
  • 事前に充分な情報収集をしておくべき
  • SBI証券を活用し、少額で取引を始めてみよう

CLUB FISCOでは、株式会社フィスコが培ってきた豊富な知識をもとに、株式投資に役立つ有益な情報が発信されています。

会員登録は無料ですので、ぜひCLUB FISCO公式サイトを確認してみてください。

目次

株の銘柄の選び方

株式の銘柄の選び方について、目的に応じて説明します。

ここでは、以下の指標を紹介しています。

・PER(株価収益率)
・PBR(株価純資産倍率)
・配当利回り
・配当性向

これらの指標は、証券会社のウェブ上にある、各銘柄の詳細ページにて確認が可能です。

割安銘柄で選ぶ

まず、割安銘柄で選ぶ方法を説明します。

割安銘柄とは、理論上はもう少し株価が高くなりそうにもかかわらず、実際の株価はそれよりも安くなっている銘柄を指します。

割安銘柄を選ぶことにより、実質的な価値よりも低い株価(少ない資金)で投資をすることができます。

割安銘柄を探す際に参考になる指標としては、「PER(株価収益率)」と「PBR(株価純資産倍率)」が挙げられます。

簡単に言えば、「お得に投資ができるかどうか」の目安になる指標です。

興味のある銘柄が見つかった際にはこれらの数値を確認し、同じ業界の会社との比較などを試してみてください。

  • PER(株価収益率)

PERとは、株価について、1株あたりの利益(EPS)に対し、何倍まで買われているかを表した数値です。

つまり、「純利益」に対する株価の妥当性を表しています。

一般的に、PERの数値が低いほど割安銘柄(お得)と判断ができます。

  • PBR(株価純資産倍率)

PBRとは、株価について、会社の1株あたりの純資産(BPS)に対し、何倍まで買われているかを表した数値です。

つまり、「純資産」に対する株価の妥当性を表しています。

一般的に、PBRの数値が低いほど割安銘柄(お得)と判断されます。

配当金で選ぶ

次に、配当金で選ぶ方法を説明します。

株式は、売却益(購入価額と売却価額との差による利益)を受け取ることができるほか、保有期間中に配当金を受け取ることも可能です。

中には配当金を出さない企業もありますが、配当金を出さないことで企業の内部で利用できる資金が確保できるため、「配当を出さない=投資価値が無い」とは一概には判断できません。

とはいえ、配当金は株取引における楽しみのひとつになり得ます。

配当金が得られる銘柄を探す際には、「配当利回り」「配当性向」の指標が参考になります。

  • 配当利回り

配当利回りとは、配当金について、株価に対してどの程度の割合かを表した数値です。

つまり、「株価」に対する配当金の割合を表しています。

一般的に、配当利回りが高いほど、金額に対して高い配当が受け取れる(お得)と判断されます。

  • 配当性向

配当性向とは、配当金について、純利益に対してどの程度の割合かを表した数値です。

つまり、「利益」に対する配当金の割合を表しています。

一般的に、配当性向が高いほど、利益に対して高い配当が受け取れる(お得)と判断されます。

株主優待で選ぶ

最後に、株主優待で選ぶ方法を説明します。

日本の株式投資では、保有期間中に受け取る配当金のほかに、株式投資制度があります。
※株主優待を出さない企業もあります。

株主優待は投資先の企業によって内容が異なり、例としては以下のようなものが挙げられます。

株主優待の例
  • 自社グループ商品
    例:日本たばこ産業(2914)、ダイドーグループホールディングス(2590)
  • QUOカード
    例:全国保証(7164)、日本取引所グループ(8627)
  • ギフトカード、商品券
    例:ビックカメラ(3048)、イオンモール(8905)
  • クーポン券、割引券
    例:日本マクドナルドホールディングス(2702)、ヤマダホールディングス(9831)

各社さまざまな商品が用意されているので、好きなもの・欲しいものを選ぶのも株主優待の醍醐味のひとつです。

また、「お得なもの」かどうかを基準に選びたい人は、「優待利回り」を計算してみましょう。

  • 優待利回り

優待利回りとは、株主優待の価値について、取引金額に対してどの程度の割合かを表した数値です。

分かりやすく言えば、「どのくらいお得な株主優待か」を表しています。

以下の計算式で、優待利回りを算出しましょう。

優待利回りの算出方法

優待利回り(%) = 優待の価値(円換算価額) ÷ 投資金額

優待利回りが高いほど、投資金額に対して、相対的に価値の高い株主優待(お得)と判断できます。

株式をどのように選ぶべきかを考える上で、情報収集は非常に重要です。

CLUB FISCOを活用し、有益な情報をチェックしてみてください。

株の銘柄を選ぶ際のコツ

株式の銘柄を選ぶ際のコツを紹介します。

身近な銘柄を選ぶ

まずは、よく知っている業界や有名な企業の株式を選んでみてください。

逆に言うと、よく知らない業界や聞いたことのない企業は、なるべく選ばないようにしてください。

たとえば、好きなブランドの新商品の発表や、有名メーカーの新事業の情報などがあると、株価が変動する可能性が高いです。

株価に影響を及ぼしうる情報については普段から注目しておく必要がありますが、馴染みのある業界であれば情報が得やすく、また情報の分析もしやすいでしょう。

まずは自分にとって身近な銘柄に注目してみてください。

よく知らない投資先で取引をする場合は、充分に情報収集を行い、内容を理解した上で行いましょう。

選ぶポイントを決める

ポイントを絞って選ぶことも重要です。

たとえば、「割安銘柄」「配当利回りが高い」「株主優待がギフトカード」「食品業界」「株価推移が安定している」「100万円以内で購入できる」といった条件で投資先の銘柄を探しているとします。

この時、すべてのポイントに注目せずに、ポイントの優先順位を決めるようにしましょう。

たとえば、「長期保有」が前提で、「配当金による利益」を重要視している人であれば、まずは「配当」に注目して銘柄を選びます。

一方、「短期保有」が前提で、「売却益」を重要視している人であれば、「配当」に注目する必要はあまり無いでしょう。

このように、取引する目的によって注目するポイントは異なり、結果として選ぶべき銘柄も変わってきます

注目すべきポイントは、なるべく絞るようにしましょう。

株の銘柄を選ぶ際の注意点

株式の銘柄を選ぶ際に、いくつか注意すべきことがあります。

これから紹介することに注意して、株の銘柄を上手に選んでみてください。

事前の情報収集が重要

投資先候補の銘柄を見つけ次第すぐに投資をすることもできますが、まずは綿密に投資先の情報収集をすることが重要です。

情報収集を行うことにより、その銘柄に投資することで自分の投資の目的が本当に達成できるのか、より的確に判断ができるようになります。

情報収集とは、端的に言えば、売却益を目的に投資する人なら「値上がりすると考えられる根拠」を集めていく作業です。

情報収集をすればするほど予測の確実性は高まるため、情報収集は投資先の銘柄を選ぶうえで非常に重要なプロセスです。

予想が外れたら都度対処

もしも自分の予想が外れてしまったら、都度対処しましょう。

どんなに情報収集を緻密に行ったとしても、100%確実な予測をすることは、残念ながら不可能です。

売却益を見込んで購入したものの、保有してみると思うように値上がりしないどころか、かえって値下がりしてしまうこともあります。

このように、予想が外れてしまった場合は、適切に対処しましょう。

値上がりを予想して購入した結果、大幅に値下がりしてしまったのなら、損切りを検討することも必要です。

損切りとは…
損失を抱えている状態(含み損の状態)で、保有している株式等を売却すること。
売却することで、損失が確定します。

すぐに適切な対処ができるよう、あらかじめ「○円代に突入したら損切り」というように損切りラインを決めておくと良いでしょう。

株式の銘柄選びで困ったら、CLUB FISCOで発信される情報を参考にしてみてください。

銘柄の選び方に役立つ情報サービス

銘柄を選ぶ際、情報収集は非常に重要です。

これから紹介する情報サービスをうまく活用して、銘柄を選んでみてください。

CLUB FISCO

clubfisco
  • 信頼できる情報元

CLUB FISCOとは、株式会社フィスコによる会員サービスで、投資や資産形成に役立つ情報の提供や販売を目的に運営されています。

これまでFISCOは、高品質のマーケット情報を幅広く発信してきました。

そんなFISCOが蓄積してきた知識とノウハウ・独自の観点による相場分析が得られるプラットフォームがCLUB FISCOです。

  • メルマガサービスもある

CLUB FISCOでは、無料のメルマガサービスも利用が可能で、現在は「株式メールマガジン」と「為替メールマガジン」の2種類が配信されています。

「株式メールマガジン」の場合は、平日の朝・夕方の2回配信されます。

毎朝の通勤時間や、帰宅途中などにサクッと読むことで、株式に関する情報収集が日課になります。

Yahoo!ファイナンス

  • 親しみやすいサービス

Yahoo! JAPANが運営する「Yahoo!ファイナンス」は、初心者か上級者かに関わらず、多くの投資家に利用されている認知度の高いサービスです。

会員登録をしなくとも、無料で株価情報などを閲覧することができます。

また、それだけでなく、ヘッドラインニュースでは速報記事が公開されており、世界で起きている重要ニュースがリアルタイムで入手できます。

  • Yahoo!ファイナンス VIP倶楽部もおすすめ

Yahoo!ファイナンス VIP倶楽部なら、月額2,178円(税込)で利用できる、投資家向け有料サービスです。

有料サービスに申し込むと、以下のようなコンテンツが利用可能になります。

Yahoo!ファイナンス VIP倶楽部の主な内容
  • リアルタイム株価(実際のリアルタイム情報から約1分ごとに株価データを作成)
  • 板気配
  • 時系列データダウンロード(PC版のみ)
  • プロ向けニュース

購入月(初月)は無料ですので、無料版のサービスでは物足りないと感じた場合はVIP倶楽部への申し込みも検討してみてください。

日本経済新聞

  • 日経電子版を活用して、リアルタイムで情報収集

一般的に「日経新聞」と呼ばれる「日本経済新聞」は、一般の投資家だけでなく、金融業界に勤めている人にも愛用されている新聞です。

日本経済新聞社が発行する新聞で、紙媒体での購読はもちろん、ウェブ版「日経電子版」も配信されています。

新聞の配達を待たずとも、リアルタイムで情報を得られるウェブ版がおすすめです。

  • 有料会員なら、「紙面ビューアー」がおすすめ

有料会員になると、スマートフォン・タブレット等で「紙面ビューアー」が利用可能です。

紙面ビューアーとは、紙面のレイアウトをそのままに、使用デバイスのディスプレイに表示させる機能です。

レイアウト等を理由に、「ネットニュースは読みにくい」「紙の新聞が一番」と考えている人は、ぜひ紙面ビューアーを利用して、紙面版・ウェブ両方の「良いとこ取り」を体験してみてください。

もちろん、紙面ビューアーを使わずにWEBサイト向けの横書きスタイルで読むことも可能ですので、お好みで選びましょう。

株式投資を始めるならSBI証券

株式投資を始める際は、まずは金融機関で証券口座を開きましょう。

人気の証券会社は多くありますが、SBI証券は初心者に有益な特典も多くあります。

SBI証券Top-1
名称SBI証券
サービスNISA・つみたてNISA・iDeco
最低取引株数100株
取引手数料0円(アクティブプラン)
詳細SBI証券の公式サイト

SBI証券は、株式会社SBI証券が運営する大手ネット証券サービスです。

手数料が安いことや金融商品の豊富さなどが魅力で、初心者から上級者まで親しまれており、現在では840万人以上に利用されています

取扱商品については、国内株はもちろん、9カ国もの外国株や投資信託、債券、さらにFXにも対応しています。

あらゆる金融商品への取り扱いに対応しており、他のネット証券会社と比べても段違いの幅広さを誇っています。

どこの証券会社を選ぶべきか決められないという人は、SBI証券を使っておけば困ることは無いでしょう。

\ 株式取引シェアNo.1! /

株の銘柄の選び方に関するQ&A

株式の選び方に関するよくある質問を紹介します。

特定の銘柄を薦められたら、買うべき?

インフルエンサーや知人の投資経験者により特定の銘柄をおすすめされた場合、信じて購入しても良いのでしょうか。

そのような場合は、購入してはいけないわけではありません。

正確に言えば、薦められた銘柄について自分で調べて、よく理解した上で投資するのであれば問題ありません

しかし、「どんな銘柄かよく分からないけれど、薦められたから買う(有名人・インフルエンサーが薦めているから買う)」といったことは避けましょう。

銘柄の詳細情報についても、薦めてくれた人からの情報を無条件に信じるのではなく、自分で調べて判断してください。

投資は自己責任ですので、万が一投資した金額のすべてを失っても、誰も責任を取ってくれません

薦められた内容を鵜呑みにせず、しっかりと納得できるまで自分自身で調べてから、投資をしましょう。

リスクを抑えて株式投資をするにはどうしたら良い?

株式投資をする上で、リスクは避けて通れません。

ここで言う「リスク」というのは必ずしも悪い意味ではなく、価格の変動幅のことを指します。

つまり、リスクが高い投資先を選べば、狙える利益も大きくなる反面、見込まれる損失額も大きくなります。

リスクの低い投資先を選べば、損失額を抑えられる可能性が高い反面、得られる利益も少なくなる可能性が高いです。

リスクが高いほうが良いのか、低いほうが良いのかについては、人それぞれ異なるのです。

そのうえで、「リスクを抑えたい」と考える人は、1つの銘柄に資金全額を投資するよりも、複数の株式に投資することがおすすめです。

複数の投資先に投資することで、リスクの分散ができるのです。

または、投資したい株式が組み込まれたETFや投資信託を購入するといったリスク分散の方法もあります。

リスクを抑えたい人は、分散することを検討しましょう。

株の銘柄の選び方まとめ

今回の記事では、株式の銘柄の選び方を解説しました。

この記事のまとめ
  • まずは身近な企業・身近な業界に注目してみよう
  • 保有期間中、配当金や株主優待をもらえる銘柄もある
  • 銘柄を選ぶポイントを絞って選定しよう
  • 事前に情報収集をして、可能な限り的確な相場分析をしよう
  • どんなに綿密に情報収集をしても、100%確実な予測ができるとは限らない

投資先の株式の銘柄を選ぶうえで、情報収集は欠かせません。

情報収集を行うと、その企業に投資をすることで、どれくらい値上がりしそうか、配当金がどれくらいもらえる見込みか等の投資判断ができるようになります。

株式に関する情報収集をするなら、CLUB FISCOを活用してみてください。

高品質のマーケット情報を発信し続けてきたFISCOだからこそ、これまでに培った知識・ノウハウをもとに、独自の相場観による分析情報が期待できます。

CLUB FISCOで得られる有益情報の数々を、今後の投資生活に活かしてみてください。

監修者

InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

目次