仮想通貨・ビットコインは冬の時代に突入した?いつ終わる?立ち回りやマインドセットを紹介
2020年末から長らく好調だった仮想通貨市場ですが、2021年末からは一転して現在まで、急激な下落が続いています。
またその様子から、”仮想通貨市場に冬の時代が来たのではないか”という見方も散見されるようになってきました。
そこでこの記事では、仮想通貨市場の現況や今後の見通し、冬の時代になった場合の立ち回り方などをご紹介していきます。
- 仮想通貨の冬の時代とは、一般的にバブル崩壊後の2018~2019年頃を指す
- 2021年末から多くの銘柄が暴落しており、再び冬の時代となるのではないかと警戒されている
- 暴落の終わりは予知できないが、金融引き締めの終息などがそれに寄与する可能性がある
- 考え様によっては、冬の時代を安く投資できるチャンスと捉えることもできる
- 短期的な値動きの影響を受けない長期投資は、冬の時代に適した戦略の一つと言える
暴落や長期的な下落トレンドをネガティブに捉える方は多いかもしれませんが、見方を変えればそれらを安く投資できるチャンスと捉えることもできます。
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仮想通貨(暗号資産)は冬の時代に突入した?
一般的に仮想通貨市場における冬の時代とは、以下のビットコインチャートに示すように、2018~2019年にかけてひたすら緩やかな下落基調が続いた時期のことを指します。
当時はビットコインバブルの崩壊があり、そこから1年以上の長きに渡って冬の時代が訪れました。
一方で現在の状況をビットコインのチャートで見てみると、まず2020年末から2021年末にかけて、コロナ下の金融緩和による金余りの影響などで、2017年のビットコインバブルの高値を大幅に更新するほどの高騰を見せていました。
ところが、新型コロナの感染が収束して経済が正常化し始めると急速にインフレが進み、それを抑えるためにアメリカなど各国で金融引き締めがおこなわれるようになると、今度は一転して暴落が発生しました。
例えばビットコインでは2022年9月時点で、2021年11月につけた史上最高値から見て-64%近くまで暴落しています。
なお現状は中期的な暴落の真最中なので、まだ明確に冬の時代に突入したとは言い切れないでしょう。
しかし、2020年末から2021年末までの値上がりがバブルの様相を呈していたことも鑑みて、「2018年のバブル崩壊後に起きたような冬の時代に逆戻りするのではないか」との悲観論が上がるようになってきています。
仮想通貨(暗号資産)の冬の時代での立ち回り
さて、もしもこれから仮想通貨市場が本格的に冬の時代となった場合、個人投資家はどのように立ち回ればよいのでしょうか。
その方策としては、以下のようなものが挙げられます。
- 長期目線でコツコツと積み立てる
- リスクを取り過ぎないこと
- 銘柄選定を怠らないこと
長期目線でコツコツと積み立てる
最も一般的な方策は、発想の転換で「冬の時代を安く買えるチャンス」だと捉え、長期目線での投資をおこなうというものです。
短期的に大きな利益を狙うのではなく、例えば長期積立投資で資産形成を目指すのであれば、冬の時代はむしろ平均購入単価を安く抑えられるチャンスであり、また春が巡ってくれば大きなリターンを得られるでしょう。
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リスクを取り過ぎないこと
2018年のビットコインバブル崩壊後に起きた冬の時代は、1年以上に渡って下落トレンドが続きました。
今回も同じように長い下落トレンドとなるのか、それとも停滞してレンジとなるのか、はたまた底をつくって短期的に復調していくのか、それは誰にもわかりません。
そのため現状が安く買えるチャンスに見えたとしても、さらに下落が続くかもしれない最悪のパターンを想定しながら、リスクコントロールをおこないましょう。
銘柄選定を怠らないこと
もしもこれから仮想通貨市場が冬の時代に突入したとしても、その間も仮想通貨の開発は変わらずおこなわれ、次々と新しい銘柄が生まれてくることでしょう。
またその中に有望株があった場合、冬の時代はそういった将来大きく成長しそうな銘柄に対して、割安で先行投資しておけるチャンスにもなり得ます。
なお、成長を期待できる銘柄の選定が難しいという方は、冬の時代の中でも自然淘汰されないであろうメジャーな銘柄に絞って投資するというのもよいでしょう。
冬の時代となったとしても、このように立ち回り方やものの見方次第で、大きなリターンを得られるチャンスは十分にあります。
またそのチャンスを狙う際に国内取引所の「DMM Bitcoin」ならば、高性能な取引ツールによる快適な環境で、銘柄選定や投資をおこなうことができます。
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仮想通貨(暗号資産)の冬の時代はいつ終わる?
これから冬の時代に突入した場合、その終わりはいつになるのでしょうか。
そもそも現状はまだ冬の時代に突入したとも明確に言えない状態であり、当然ながらその出口も予想することはできません。
しかし長期的にみると、以下のような要因がこれからの仮想通貨市場の復調につながるのではないかと見られています。
- FRBが金融引き締めを終える
- ウクライナでの戦争が終結する
- アメリカでビットコインETFが増える
- ビットコインの半減期が到来する
FRBが金融引き締めを終える
現在の仮想通貨暴落の主な要因は、アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)をはじめとして、世界各国がインフレ抑制のための急速な金融引き締めをおこなっていることにあります。
FRBで言えば今のところ、金融引き締め(利上げ)を2023年以降も続ける見込みであり、終息の目途が見えません。
そのこともあって冬の時代に再突入するのではないかとの声が上がっているのですが、時間はかかっても将来的にインフレと利上げが収まれば、再び春が来て市場に資金が流入してくることでしょう。
ウクライナでの戦争が終結する
高インフレが続いている要因の一つとして、ロシアによるウクライナ侵攻が挙げられます。
ウクライナ侵攻がおこったことによって、世界規模の食料・エネルギー価格の高騰につながりました。
2022年2月末に突然勃発したウクライナ侵攻は長期化の様相を見せており、いつどのような結末を迎えるのか未だ予想がつきません。
しかし戦争が終結した際には、そこからさらに時間を要するかもしれませんがインフレ圧力が収まり、金融引き締めの終息にもつながっていく可能性があります。
アメリカでビットコインETFが増える
アメリカでは2021年にニューヨーク市場で初めて、ビットコインのETFが承認されました。
また2022年6月現在、アメリカ・カナダ・バミューダの3か国でビットコインETFが認められています。
証券市場も金融引き締めの影響で冬の時代に突入しかねないという懸念はありますが、もしも今後アメリカでのビットコインETFが増えたり、現在承認されている3か国以外でビットコインETFが取り扱われたりするようになれば、仮想通貨市場を盛り上げる好材料になってくれることでしょう。
ビットコインの半減期が来る
半減期とは通貨の新規発行量が半減する時期のことで、ビットコインの場合は約4年に一度、半減期が来るように設計されています。
過去の2012年、2016年、2020年の半減期は、いずれもビットコインの価格を大きく押し上げる要因となりました。
そのため2024年に予定されている半減期についても、同様に上昇要因になるのではないかと期待されています。
また仮想通貨の中で最も時価総額が高いビットコインは市場をけん引しているため、ビットコインが復調すれば、他の銘柄もそれに追随して値上がりしていく可能性があります。
仮想通貨(暗号資産)の冬の時代で大事なマインドセット
これから仮想通貨市場には冬の時代が訪れるのかもしれませんが、それをチャンスにするかピンチにするかは投資家の取り組み次第で変わってきます。
そこで、これから冬の時代に立ち向かうのであれば、次のようなマインドを持つようにするとよいでしょう。
- 相場の流れは予知できない
- 下落トレンドは安く買えるチャンスでもある
- 含み損の段階では損失ではない
相場の流れは予知できない
繰り返し述べているように、仮想通貨市場は冬の時代に入るかもしれないという悲観論が囁かれるようになっていますが、本当にそうなるかどうかは誰にも正確に予知することはできず、短期的に底を付けて急反発する可能性ももちろんあります。
また冬の時代となった場合はそれがいつまで続くのか、底の価格はいくらになるのか、これから多くのメディアや専門家が予想を立てると思いますが、それらが当たるとは限りません。
専門家ですら予知することは不可能なのですから、個人投資家であればなおのこと「相場の流れは予知できない」ということを念頭に置いて、投資戦略を組み立てていく必要があるでしょう。
下落トレンドは安く買えるチャンスでもある
市場が低迷していくと不安を感じるかもしれませんが、見方を変えると冬の時代は、安く買い付けられる絶好のチャンスだとも言えます。
もちろん下落相場の底を完璧に読むことはできないので、「落ちるナイフは掴むな」という格言がある通り、安く買ったつもりが含み損を抱えることもあるかもしれません。
しかし、落ちるナイフを掴んで後悔することになるかどうかはマインドと戦略次第であり、先ほど立ち回り方の一つとして取り上げた通り例えば長期積立投資をおこなうのであれば、完璧な底値で買えなくても平均購入単価を引き下げていくことで、長期的に見ればリターンにつなげることができるでしょう。
含み損の段階では損失ではない
例えば長期積立投資をおこなった場合、下落相場によってその道中では何度買い増しても、含み損を抱え続けることになるかもしれません。
しかし含み損は文字通り損失が確定したわけではないので、リスク管理さえ間違っていなければ、過度にネガティブに捉える必要はまったくありません。
また含み損を抱えることが恐くなって途中で損切りすると、何のために長期投資の戦略を取ったのか、本末転倒になってしまいます。
もちろん短期投資やレバレッジ取引の考え方はまた別ですが、長期投資の場合は含み損に一喜一憂せずに、落ち着いて投資を続けていきましょう。
おすすめの仮想通貨取引所
最後に、これから仮想通貨取引をおこなっていく上でおすすめの取引所を3社、ピックアップしてご紹介します。
- DMM Bitcoin
- Coincheck
- bitFlyer
DMM Bitcoin
取引形式 | 現物取引(販売所・BitMatch注文) レバレッジ(販売所・BitMatch注文) |
取扱銘柄数 | 38種類(レバレッジ取引を含む) |
最低取引数量(BTCの場合) | 現物取引:0.0001BTC レバレッジ取引:0.01BTC ※BitMatch注文を除く |
取引コスト(BTCの場合) | 取引手数料無料、スプレッドあり ※BitMatch注文を除く |
公式サイト | DMM Bitcoin公式サイト |
関連記事 | DMM Bitcoinの評判・口コミ |
- 現物取引とレバレッジ取引の両方を取り扱っている
- BitMatch注文によって取引コストを抑えられる
- 取引ツールが高性能で使いやすい
DMM Bitcoinは、現物取引とレバレッジ取引の両方を利用できる取引所です。
レバレッジ取引ができる取引所の中には、サービスとしての力の入れ具合が偏っていて、現物取引とレバレッジ取引どちらかの取扱銘柄が乏しいところもあります。
しかしDMM Bitcoinの場合は現物取引28種類・レバレッジ取引34種類と、どちらも豊富な銘柄が揃っています。
またDMM Bitcoinでは取引所形式(ユーザー同士で取引する形式)はありませんが、オリジナルの注文方式である「BitMatch注文」が用意されており、それをうまく活用すれば取引コストを安く抑えられる仕組みになっています。
Coincheck
取引形式 | 現物取引(販売所形式・取引所形式) |
取扱銘柄数 | 29種類 |
最低取引数量(BTCの場合) | 販売所形式:500円相当額 取引所形式:0.005BTC以上 かつ 500円(相当額)以上 |
取引コスト(BTCの場合) | 販売所形式:取引手数料無料、スプレッドあり 取引所形式:無料 |
その他のサービス | Coincheckつみたて Coincheck IEO Coincheck NFT(β版) Coincheckでんき Coincheckガス 貸暗号資産サービス ステーキングサービス OTC取引サービス |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判・口コミ |
- 取扱銘柄数が国内最多クラス
- 取引方法を取引所形式と販売所形式から選べる
- 自動積立サービスを利用できる
Coincheckは、国内最多クラスとなる19種類の銘柄を取り扱っている取引所です。
その人気は非常に高く、アプリダウンロード数では国内取引所の中でNo.1を獲得しています。
またCoincheckは、レバレッジ取引はできないものの、現物取引では販売所(Coincheckとユーザーの間で取引する形式)と取引所(ユーザー同士で取引する形式)から選択できる仕組みになっています。
通常の取引以外のサービスも豊富でその中の「Coincheckつみたて」では、販売所で取り扱われている様々な銘柄に対して、口座引き落としによる自動積立が可能です。
\ 国内最大級の暗号資産取引所/
bitFlyer
取引形式 | 現物取引(販売所形式・取引所形式) レバレッジ取引(取引所形式) |
取扱銘柄数 | 32種類 |
最低取引数量(BTCの場合) | 現物取引(販売所形式):0.00000001 BTC 現物取引(取引所形式):0.001 BTC レバレッジ取引:0.01 BTC |
取引コスト(BTCの場合) | 現物取引(販売所形式):取引手数料無料、スプレッドあり 現物取引(取引所形式):約定数量×0.01~0.15% レバレッジ取引:無料 |
その他のサービス | かんたん積立 ビットコインをもらう bitFlyer クレカ クラウドファンディング ビットコイン寄付 |
- ビットコインの取引高が国内No.1
- 豊富な銘柄に対して1円から投資できる
- 自動積立も1円単位で利用可能
bitFlyerは、6年連続でビットコイン取引高No.1の実績を持つ取引所です。
その人気の要因の一つは少額から投資できることであり、ビットコインやイーサリアム、リップルなど32種類の銘柄を1円から売買することができます。
また、単に仮想通貨の売買ができるだけでなく便利なサービスが揃っており、例えば「かんたん積立」なら通常の取引と同様に1円から自動積立ができるので、冬の時代が到来しても無理のない範囲で将来に向けた資産形成が可能です。
仮想通貨(暗号資産)の冬の時代のまとめ
今回は、仮想通貨の冬の時代についてご紹介しました。
- 仮想通貨の冬の時代とは、一般的にバブル崩壊後の2018~2019年頃を指す
- 2021年末から多くの銘柄が暴落しており、再び冬の時代となるのではないかと警戒されている
- 暴落の終わりは予知できないが、金融引き締めの終息などがそれに寄与する可能性がある
- 考え様によっては、冬の時代を安く投資できるチャンスと捉えることもできる
- 短期的な値動きの影響を受けない長期投資は、冬の時代に適した戦略の一つと言える
仮想通貨市場は現在、ビットコインを始めとして多くの銘柄が暴落しており、市場に再び冬の時代が来たのではないかとも言われています。
しかし、この記事の中で繰り返し述べてきたように、市場全体の低迷は様々な銘柄を安く買い付けるチャンスにもなり得ます。
もちろん長期目線で見たときには投資先の銘柄が復調することが大前提なのですが、その可能性が十分にあると期待する方は、適切な銘柄選定やリスク管理をしながら投資にチャレンジしてみましょう。
なおDMM Bitcoinであれば、初心者からベテランまで使いやすい高性能なツールを使って、取引をすることができます。
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