DeFi Kingdoms(ディファイキングダム)とは?始め方・稼ぎ方や将来性を解説!
2021年に流行したPlay to Earnのゲームは、現在も次々に新しいものがつくられています。
またその中でも一際ユニークで話題を集めているのが、DeFiの要素を組み込んだゲーム「DeFi Kingdoms」です。
この記事ではそのDeFi Kingdomsについて、特徴や稼ぎ方、今後の見通しなどをご紹介します。
- DeFi Kingdomsは、文字通りDeFiの要素を組み込んだPlay to Earnのゲーム
- Harmonyチェーンを基盤にしてつくられたが、2022年3月末からDFKチェーンでも遊べるようになった
- 一般的なDEXと同様に、イールドファーミングやステーキングで稼ぐことができる
- Harmonyチェーンで始めるなら、仮想通貨ONEが必要
- ONE入手の元手となるメジャー通貨は、国内取引所のLINE BITMAXで購入可能
DeFi KingdomsはHarmonyチェーンを基盤にしたブロックチェーンゲームであり、遊ぶには同チェーンの基軸通貨であるONEが必要です。
ただONEは国内取引所での取り扱いがないため、入手の際は国内取引所と海外取引所を併用することになります。
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仮想通貨/NFTゲーム DeFi Kingdoms(ディファイキングダム)とは?
ゲーム名 | DeFi Kingdoms(ディファイキングダム) |
リリース | 2021年8月 |
ゲームジャンル | MMORPG |
基盤のブロックチェーン | Harmonyチェーン DFKチェーン(アバランチチェーンのサブネット) |
基軸通貨 | Harmonyチェーン:JEWELトークン DHKチェーン:CRYSTALトークン |
公式サイト | DeFi Kingdoms公式サイト |
DeFi Kingdomsは、Harmonyチェーンとアバランチチェーンのサブネット(DFKチェーン)で展開されているブロックチェーンゲームです。
Play to EarnにカテゴライズされるRPGの一つであり、プレイヤーはヒーローNFTを使ってクエストをクリアしながら、仮想通貨を稼ぐことができます。
また他の多くのブロックチェーンゲームと違い、ゲームの中にDEX(分散型取引所)の機能が設けられています。
なお、報酬やユーティリティトークンとして用いられている基軸通貨は、Harmonyチェーン側がJEWELトークン、DFKチェーン側がCRYSTALトークンとなっています。
DeFi Kingdomsの特徴
ブロックチェーンゲームのDeFi Kingdomsには、次のような特徴があります。
- 文字通りDeFiの要素を組み込んでいる
- 複数のブロックチェーン上に構成されている
- ゲームプレイに多様性がある
文字通りDeFiの要素を組み込んでいる
Play to Earnに属するこれまでのゲームの多くは、ゲームをプレイして報酬を得られる仕組みになっていました。
もちろんDeFi Kingdomsも同様の仕組みがあるのですが、同ゲームではそれだけでなく、ゲーム名にある通りDeFi(分散型金融)の要素が組み込まれています。
具体的にはゲーム内にDEX(分散型取引所)が用意されており、ゲームの中でスワップ(通貨の交換)やイールドファーミングなどをすることができます。
複数のブロックチェーン上に構成されている
DeFi Kingdomsは、Harmonyチェーンを基盤にしてつくられたゲームです。
しかし2022年3月末に、アバランチチェーンのサブネットで専用のブロックチェーンである「DFKチェーン(DeFi Kingdomsチェーン)」を立ち上げたことで、2つのブロックチェーン上で遊べることになりました。
次の画像のようにHarmonyチェーンには「Serendale」、DFKチェーンには「Crystalvale」というマップがそれぞれ用意されています。
なおSerendaleの場合は、ユーティリティトークンがJEWELトークン、ガス代で用いられるのはHarmonyチェーンの基軸通貨であるONEとなっています。
一方、ゲーム専用につくられたDFKチェーンのCrystalvaleでは、ユーティリティトークンがCRYSTALトークン、ガス代はJEWELトークンで支払うことができます。
また両者にはブリッジ機能があり、トークンやヒーローNFTなどを双方向で変換することも可能です。
ゲームプレイに多様性がある
DeFi Kingdomsは、遊び方や稼ぎ方に多様性があるゲームとなっています。
基本的にはクエストなどを遊ぶためにヒーローNFTを購入する必要がありますが、例えばそのお金が不足しているならDEXのイールドファーミングを使って、差し当たってJEWELトークンを増やすこともできます。
他にもヒーローNFTはマーケットで買うだけでなく自分で召喚することができたり、ゲーム内で土地を手に入れられたりと、様々なやり込み要素が用意されています。
DeFi Kingdomsの始め方
それでは、DeFi Kingdomsの始め方を確認しておきましょう。
なお、DeFi KingdomsではHarmonyチェーンとDFKチェーンそれぞれで遊ぶことができますが、ここではHarmonyチェーンのマップ「Serendale」での始め方を中心に解説していきます。
- 仮想通貨ONEを用意する
- ウォレットを接続する
- ONEをJEWELトークンにスワップする
- ヒーローNFTを購入する
仮想通貨ONEを用意する
DeFi Kingdoms(Serendale)を遊ぶには、ガス代等に用いられるHarmonyチェーンの基軸通貨ONEが必要です。
そこでまずは以下のように、国内取引所と海外取引所を併用してONEを調達しましょう。
- 国内取引所で、ビットコインやイーサリアムなどのメジャー通貨を購入する
- 海外取引所で、元手のメジャー通貨をONEに換金する
バイナンス、Huobi Global、CoinEXなど
なお元手となるビットコインやイーサリアムは、国内取引所のLINE BITMAXで購入できます。
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ウォレットを接続する
DeFi Kingdomsは、ウォレットを接続するだけで遊べる状態になります。
そこでONEを用意できたら、DeFi Kingdomsにアクセスして、ONEを入れた状態のウォレットを接続しましょう。
なお使用するウォレットは、複数のブロックチェーンに対応しているMetaMaskがおすすめです。
MetaMaskであればHarmonyチェーンだけでなく、DFKチェーンにも接続が可能です。
MetaMaskの入手方法や基本的な使い方については、以下の記事で解説していますので、まだお持ちでない方はそちらをご参照ください。
ONEをJEWELトークンにスワップする
ウォレットを接続してゲームを遊べる状態になったら、次はONEをゲーム内通貨であるJEWELトークンにスワップ(交換)しましょう。
Serendaleマップ中央の「Marketplace」をクリックして、NPCの「Trader(トレーダー)」に話しかけることで、スワップを利用することができます。
① マップ中央の「Marketplace」を選択する
② Traderに話しかける(クリックする)
③ 対象通貨(ONE⇒JEWEL)と数量を決めて、スワップする
ちなみにDFKチェーンのCrystalvaleは、Serendeale側で入手したJEWELトークンをブリッジ機能で変換すれば遊べるようになります。
ヒーローNFTを購入する
クエストをプレイするには、最低でもヒーローのNFTが1体は必要です。
そこで最後にJEWELトークンを使って、ヒーローNFTを購入してみましょう。
ヒーローのNFTは、マップの「Tavern(酒場)」にいるNPC「Agent(エージェント)」から購入することができます。
ヒーローNFTにはレアリティやステータスがあり、当然ステータスが高いものほどゲームを有利に進められますが、価格も割高になっています。
ちなみに2022年5月末時点で売られているヒーローNFTの最安値は39.5JEWELであり、同時点でのレートで日本円換算すると約2,400円で購入できます。
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DeFi Kingdomsでの稼ぎ方
続いて、DeFi Kingdomsでの主な稼ぎ方をご紹介します。
- クエストで手に入れたアイテム等を換金する
- イールドファーミングをおこなう
- JEWELトークンをステーキングする
- ヒーローNFTを売却する
クエストで手に入れたアイテム等を換金する
DeFi Kingdomsではヒーローを連れてクエストをプレイすることで、様々なアイテムを獲得することができます。
また獲得したアイテムは「marketplace」にいる「Trader」を通して、JEWLトークンやONEに換金できます。
イールドファーミングをおこなう
DeFi Kingdomsでは一般的なDEXと同様に、イールドファーミングをすることができます。
イールドファーミングとは、DEXにスワップ等で用いられる資産を貸し出すことで、金利や手数料収入を得られる仕組みのことです。
「marketplace」にいる「Druid(ドルイド)」に話しかけることで、イールドファーミングが使えます。
なおイールドファーミングでは、同価値となる通貨が2種類必要になります。
またイールドファーミングの報酬は一部がロックされますが、マイニングクエストをこなすことで、そのロックを解除していくことができます。
JEWELトークンをステーキングする
DeFi Kingdomsではイールドファーミングだけでなく、ステーキングで稼ぐこともできます。
「Jeweler(宝石商)」にいるNPC「Jeweler」に話しかけると、JEWELトークンを預け入れることができ、変動金利での報酬を受け取ることができます。
なおステーキングでは、いつでも入出金が可能です。
ヒーローNFTを売却する
ヒーローNFTは、「Tavern(酒場)」の「Agent」を通して売却も可能です。
買ったNFTや召喚で入手したNFTを、かかったコスト以上の価格で売却することが出来れば差益を得られます。
JEWELトークンの価格推移
ここで、DeFi Kingdoms( Serendale)のJEWELトークンの価格推移を確認しておきましょう。
次のチャートは、2021年末から2022年11月現在までのJEWEL/USDチャートです。
JEWELトークンは2021年9月に約1.2ドルでローンチされた後、2022年1月には一時22ドルを超えるところまで高騰していました。
しかしそこからは一転して現在まで下落基調が続いており、ローンチ時の価格も割り込んで0.27ドル付近で推移しています。
またこれまでの最高値と見比べると、その価値は約50分の1にまで落ち込んでいます。
なお、この急激な下落はDeFi Kingdomsそのものの問題よりも、アメリカでの景気後退やウクライナ情勢を受けて、仮想通貨市場全体が慎重な姿勢を示していることに起因しています。
その証拠にビットコインやイーサリアムなどの主要通貨も軒並み価格を下げているのですが、まだマイナーな存在であるJEWELトークンは、その煽りをより強く受けている状況です。
ちなみにCrystalvaleのユーティリティトークンであるCRYSTALトークンも状況に大差はなく、2022年4月上場にローンチされた直後から大きく値下がりしています。
DeFi Kingdomsは稼げるの?報酬は?
先ほど示した通り、DeFi Kingdomsには様々な稼ぎ方があります。
また、初期投資やプレイ時間によって得られるリターンも変わってくるため、一概にどれくらい稼げるかを明言することはできません。
ただ先ほど示した通り、DeFi KingdomsのユーティリティトークンであるJEWELトークン・CRYSTALトークンは大きくその価値を下げています。
つまり現状を、少ないコストで参入できるチャンスだと取ることもできます。
また、価格下落の主要因がゲームの外にあるため、その状況が改善されれば復調していく可能性は高いです。
そのため低コストで始められる今の内に参入しておけば、もしもゲームをそれほどやりこまなかったとしても、トークンの価値が復調することによって大きく稼げるパターンも十分に考えられるでしょう。
興味を持った方は、まずはLINE BITMAXでメジャー通貨を用意して、それをHarmonyチェーンのONEに換金するところから始めてみてください。
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高額なDeFi Kingdoms NFT
続いて、DeFi Kingdomsの「Tavern(酒場)」で販売されている高額なヒーローNFTを3体ご紹介します。
- #33904 : Lubom Stoutspell
- #1893:Chanelle Bouldertree
- #108:Drennymion Cratermind
#33904:Lubom Stoutspell
Lubom Stoutspellは、最もレアリティの高い「Mythic(神話)」のヒーローです。
また、召喚で生まれたGen4(第4世代)のヒーローであり、高いステータスを有しています。
希少価値があり、現在では8万5,000JEWEL(約518万円)で出品されています。
#1893 : Chanelle Bouldertree
Chanelle Bouldertreeは、レアリティで言えば上から2番目の「Legendary(伝説)」であるアーチャー(サブクラスはナイト)のヒーローであり、2万5,000JEWELで出品されています。
#108:Drennymion Cratermind
Drennymion Cratermind は、レアリティで3番目になる「Rare」の預言者(サブクラスは海賊)のヒーローです。
現在での価格は、2万JEWEL(約122万円)がつけられています。
販売価格は出品者が自由に設定するため一概には言えませんが、ここで示した3体のNFTのようにレアリティやステータスが高いヒーロー、つまり入手難易度や希少価値が高いものほど、より高値で売買される傾向があります。
DeFi Kingdomsのロードマップ
それではDeFi Kingdomsのロードマップも確認しておきましょう。
DeFi Kingdomsでは2022年3月末にDFKチェーンの新マップ「Crystalvale」が遊べるようになり、ロードマップではQ2・Q3に突入しています。
公式サイトでも右の画像の内容がすべて詳細に解説されているわけではないのですが、一見してまだまだ多くの要素が追加されることを期待できます。
またDeFi Kingdomsは現状、ほぼ一人でクエストをこなして遊ぶゲームとなっていますが、将来的にはギルドやPVPなど、他のプレイヤーと協力したり競い合ったりする仕組みが追加されるようです。
他にはヒーローに装備できるNFTも実装され、能力の追加やステータス向上ができるようになる見込みです。
DeFi Kingdomsの見通し
最後に、DeFi Kingdomsの今後を考察してみましょう。
- 市場全体が拡大傾向にある
- Harmonyチェーンをけん引している
- ゲームのユーザー数は減少傾向にある
市場全体が拡大傾向にある
Nonfungible.comによると、2021年におけるブロックチェーンゲームにおける売上は51億7,000万ドルに達しています。
ゲームに限定しないNFT全体での2021年の売上は176億ドルを超えており、またゲーム・NFTともに市場規模はまだまだ拡大の途上にあります。
こういった強い支持地盤があり、DeFi Kingdomsも引き続きそれに支えられていくものと見られています。
Harmonyチェーンをけん引している
HarmonyチェーンではDeFi Kingdoms以外にもいくつかのゲームがつくられています。
ただ、DappRadarによるとDeFi Kingdomsはそれらのゲームの中で、取引高やアクティブユーザー数で圧倒的なトップに立っています。
トップに立っていると新規ユーザーにも注目されやすく、Harmonyチェーンの中で長期政権を築ける可能性が高いと言えるでしょう。
ゲームのユーザー数は減少傾向にある
2つのポジティブな要素をご紹介しましたが、一方で懸念材料もあります。
それは、DeFi Kingdomsのアクティブユーザー数が減少傾向にあることです。
DappRadarではHarmonyチェーンとアバランチチェーンを合わせたDeFi Kingdoms全体のアクティブユーザー数を確認できるのですが、それを見ると2021年12月にピークを迎えた後、徐々にユーザー数が減っていることが分かります。
DeFi KingdomsはHarmonyチェーンにおいてはユーザー数トップなのですが、他のブロックチェーンでも続々と新たなゲームがつくられており、それらにユーザーを奪われていることも考えられます。
このようにDeFi Kingdomsの今後に関わってくる要素には、ポジティブとネガティブなもの両方が存在します。
ブロックチェーンゲームは競争が激しく、流行の移り変わりも早い世界であり、今は稼げる人気のゲームであっても気づいたら過疎化して稼げないといったことは往々にして起こり得ます。
そこでDeFi Kingdomsに限らず、稼ぐことを目的としてブロックチェーンゲームにチャレンジするなら、市場全体の流れをよく見極めて、始めるタイミングと止めるタイミングを逃さないようにしましょう。
DeFi Kingdomsのまとめ
今回はブロックチェーンゲームの一つ「DeFi Kingdoms」をご紹介しました。
- DeFi Kingdomsは、文字通りDeFiの要素を組み込んだPlay to Earnのゲーム
- Harmonyチェーンを基盤にしてつくられたが、2022年3月末からDFKチェーンでも遊べるようになった
- 一般的なDEXと同様に、イールドファーミングやステーキングで稼ぐことができる
- Harmonyチェーンで始めるなら、仮想通貨ONEが必要
- ONE入手の元手となるメジャー通貨は、国内取引所のLINE BITMAXで購入可能
DeFi Kingdomsは、名前の通りDeFiを組み込んだユニークなゲームであり、ゲーム内に一つの経済圏ができているといっても過言ではないでしょう。
これからさらにPVPの実装などがされる見込みで、今から始めておくとまだまだ先行者利益を取れることも期待できるので、この記事を通して興味を持った方はぜひチャレンジしてみてください。
なおゲームを始めるために仮想通貨ONEを調達する際は、国内取引所のLINE BITMAXなどで、元手となるビットコインやイーサリアムを購入しておきましょう。
口座開設は無料でできるので、ぜひこの機会にLINE BITMAX公式サイトもチェックしてみてください。
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