DMMビットコインのSTモードとは?評判・口コミとEXモードとの違いを徹底解説[DMM Bitcoin]
DMM Bitcoinは、DMM.comグループが運営母体の株式会社DMM Bitcoinが運営している暗号資産交換所です。
高度な取引ツールを提供することから、「DMM Bitcoin=上級者向け」とイメージする方も多いのではないでしょうか。
しかし2021年12月、高機能な取引ツールに初心者向けの機能が実装されました。
それが「STモード」です。
STモードでは従来のUIが一新され、暗号資産(仮想通貨)投資に慣れない方でも使いやすくなっています。
本記事ではSTモードの特徴や使い方、評判・口コミなどを徹底的にご紹介します。
- STモードとは、DMM Bitcoinに実装された初心者向けの取引ツール
- シンプルで使いやすいUIとリスクを抑制できるシステムに特徴がある
- 高度な取引ツールを使えるわけではないので、上級者には不向き
- STモードと従来のEXモードを切り替えることで、初心者から上級者まで使える
- モードの切り替え方やSTモードの使い方などを詳しく解説
STモードが気になる方は、まず「DMM Bitcoin」をチェックしましょう。
DMM Bitcoinなら申し込みから最短1時間で取引が開始でき、STモードもすぐに利用できます。
高機能なEXモードには簡単に切り替えられるため、1つの口座さえあれば初心者から上級者まで使えるのが特徴です。
ぜひこの期間にチェックをしてみてください。
DMM BitcoinのSTモードとは?
STモードとは、暗号資産交換所「DMM Bitcoin」のアプリに実装された新しい取引システムです。
これまでメイン取引システムに使用されていたEXモードに、2021年12月1日よりSTモードが加わりました。
多彩なチャート機能や注文方法があるEXモードに比べ、STモードはUIがシンプルで初心者向けとなっています。
いままで使っていたアプリから簡単にモードを切り替えられるため、面倒な設定はほとんど必要ありません。
STモードとEXモードの違い
STモードとEXモードは、システムに以下のような違いがあります。
特徴や機能 | STモード | EXモード |
---|---|---|
UI | シンプルで使いやすい | やや複雑で上級者向け |
カンタン注文画面 | 対応 | 一部のみ対応 |
シンプルチャート画面 | 対応 | 一部のみ対応 |
多機能チャート画面 | 非対応 | 対応 |
現物取引 | 対応(20種類) | 対応(20種類) |
レバレッジ取引 | 非対応 | 対応(25種類) |
金額指定注文 | 対応 | 非対応 |
注文方法 | 成行注文のみ | 多彩な注文方法に対応 |
詳しくは「メリット・デメリット」の項目で説明しますが、STモードのほうが暗号資産投資の初心者向けであることが分かります。
これなら「DMM Bitcoinを使ってみたいけどUIが複雑で難しそう」と、利用を敬遠していた方にも安心です。
STモードで取引できる暗号資産(仮想通貨)の種類
DMM Bitcoinでは現物取引とレバレッジ取引が利用でき、それぞれ扱っている暗号資産の種類が異なります。
レバレッジ取引だとビットコインやイーサリアムをはじめとする34種類で取引できますが、現物取引の場合は28種類です。
なお、STモードは現物取引にしか対応していません。
「より豊富な銘柄でポートフォリオを拡充したい」、または「レバレッジ取引を行い」という方は、DMM Bitcoinアプリ内でEXモードに切り替えましょう。
モードの切り替え方は、「STモードの使い方・操作方法」の項目で詳しく解説します。
DMM Bitcoinの基本情報
取引形式 | 販売所形式:〇 取引所形式:× |
取扱銘柄 | 現物取引:28種類 レバレッジ取引:34種類 |
最低注文数量 (ビットコインの場合) | 現物取引:0.0001BTC レバレッジ取引:0.01BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) | 現物取引:無料 レバレッジ取引:無料 ※BitMatch注文のみ取引手数料が発生 |
その他の手数料 | 入金手数料:無料 出金手数料:無料 レバレッジ手数料:建玉ごとに0.04% / 日 |
スマートフォンアプリ | 対応済み |
公式HP | DMM Bitcoinの公式サイト |
DMM Bitcoinの最大の魅力は、「BitMatch」という独自の機能があるところです。
BitMatch機能を使えば、トレーダー同士の取引をミッド(仲値)価格で成立させることができます(約定時の取引相手はDMM Bitcoin)。
つまりスプレッドという実質的な費用を気にする必要がなく、ほかの暗号資産交換所よりも運用コストを抑えられるということです。
ただ、上記のような魅力的な仕組みがあるにもかかわらず、取引ツールのUIが複雑で利用しづらいと感じていた方も多いのではないでしょうか。
そんな方はSTモードに切り替え、シンプルなUIで取引を行ってみてください。
STモードのメリット
STモードのメリットは以下の通りです。
- UIがシンプルで初心者でも使いやすい
- 数量だけではなく金額を指定して注文できる
- 資金が元手を超えるマイナスにならない
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
UIがシンプルで初心者でも使いやすい
高機能なEXモードに比べると、STモードのUIはシンプルです。
たとえばEXモードのチャート画面にはローソク足や移動平均線が表示されており、投資に慣れていない方が見ると複雑に感じてしまうでしょう。
一方のSTモードは、チャート画面にシンプルなグラフが表示されているだけです。
初心者でも価格推移の動向を直感的に理解できます。
数量だけではなく金額を指定して注文できる
EXモードであれば各銘柄の数量を指定して注文を行いますが、STモードだとさらに金額を指定できます。
たとえば「0.02BTC」と数量を指定する場合、計算式は「現在のBTC価格×0.02BTC」となり、きりの悪い金額で投資しなければなりません
一方、STモードで金額を指定すれば、「10万円」ときりの良い金額で取引ができます。
投資初心者にとっては後者のほうが分かりやすく、資金管理も容易に行えるようになります。
資金が元手を超えるマイナスにならない
DMM BitcoinのSTモードは現物取引にのみ対応しているため、仮に価格が暴落して損をしたとしても、元手を超えるようなマイナスにはなりません。
これがレバレッジ取引の場合だと、マイナス分は追証(追加証拠金)として支払う必要があるため、大きな下落トレンドを迎えるほどリスクが高まります。
自分の資金の範囲内で安全に投資できるという点も、STモードが初心者に向いている理由の一つです。
ここまで初心者に優しい取引ツールは、DMM Bitcoin以外の暗号資産交換所ではあまり見られません。
これから暗号資産投資にチャレンジしてみたい方は、ぜひ「DMM Bitcoin」をチェックしSTモードを活用してみてください。
STモードのデメリット
STモードのデメリットは以下の通りです。
- 多機能チャートが使えず上級者には不向き
- レバレッジ取引ができない
- 成行注文にしか対応していない
それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。
多機能チャートが使えず上級者には不向き
STモードはUIがシンプルなだけあり、多機能チャートには対応していません。
チャート画面で設定できるのはラインチャートとローソク足チャートの切り替え、または時間軸を変更することのみです。
つまり、細かくテクニカル分析を検証し将来性を予測するのが難しいことになります。
普段からテクニカル分析をよく活用する方は、多機能チャートに対応したEXモードを使うと良いでしょう。
EXモードなら、描画ツールやマルチタイムフレームなどテクニカル分析に便利な機能が利用できます。
レバレッジ取引ができない
STモードではレバレッジ取引に対応していないため、少額の元手で多額の利益を狙うという考え方が採用しづらいと言えます。
もしレバレッジ取引をしたいなら、STモードからEXモードに切り替えましょう。
EXモードは最大2倍のレバレッジに対応しています。
成行注文にしか対応していない
成行注文にしか対応していないのもSTモードのデメリットです。
成行注文は取引が成立しやすいメリットがある反面、相場が急変動したときに予想外の価格で取引が成立してしまう危険性があります。
つまり約定価格をコントロールしづらいということです。
一方のEXモードだと成行注文はもちろん、指値・逆指値やBitMatch、OCO、レバレッジ取引ならIFDなど多彩な注文方法に対応しています。
取引に慣れ始めたらEXモードに切り替え、より有利な注文方法を選択するようにしましょう。
DMM BitcoinのSTモードが向いている人の特徴
ここまで解説したメリットとデメリットを踏まえると、STモードに向いている人の特徴が浮かび上がります。
どのような人がSTモードを使うべきなのか、以下で詳しく解説します。
暗号資産(仮想通貨)投資を始めて間もない人
初心者向けのUIや機能が整っているSTモードは、暗号資産投資を始めて間もない初心者の方に向いています。
高度なテクニカル分析こそできないものの、簡易的なチャートを見て徐々に投資環境に慣れていけます。
多額のリターン獲得よりもリスク回避を重視する人
先述のようにSTモードは現物取引のみ行え、元手以上に損失が膨らむことがありません。
また金額指定で注文できるため、資金管理を行いやすいのも特徴です。
こうしたメリットを踏まえると、STモードはリスクを最小限に抑えたい人に向いています。
とはいえ暗号資産投資の利益効率を高めるためには、テクニカル分析や多彩な注文方法を駆使することが求められます。
STモードで十分に投資環境に慣れた後は、投資効率を高められるよう、必要に応じてEXモードへと切り替えて運用することをおすすめします。
このように「DMM Bitcoin」なら、柔軟に取引ツールを切り替えて暗号資産投資を楽しめます。
初心者から上級者まで使えるので、チェックしておいて損はありません。
STモードの使い方・操作方法
ここでは実際に使用している様子も合わせて、「使い方や操作方法」について解説していきたいと思います。
STモードの利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
DMM BitcoinのSTモードを使う方法は以下の通りです。
- DMM Bitcoinの口座開設・入金
- DMM Bitcoinのアプリをインストール
- メニュー画面からモードを切り替える
- 目的の銘柄を注文する
それぞれの手順ごとに解説していきます。
1.DMM Bitcoinの口座開設・入金
DMM Bitcoinのアプリを使用する場合、あらかじめ口座を開設したうえで資金を入金しておきましょう。
口座開設と入金方法については、「DMMビットコインの評判・口コミは?」という記事で詳しく解説しています。
DMM Bitcoinの口座開設は基本情報を入力し本人確認をするだけなので、最短1時間で取引を始められます。
2.DMM Bitcoinのアプリをインストール
アプリストアからDMM Bitcoinの公式アプリをインストールしましょう。
また、今回はiOS版の画面を用いて解説していきますが、Android版も同様の手順で利用できますので、ぜひ参考にしてください。
まずは、App Storeの検索画面で「dmmビットコイン」などと検索すると、DMM Bitcoinのアプリが出てきますのでダウンロードしていきましょう。
また、それぞれアプリは以下のリンクからも簡単にダウンロードできます。
- iOS版:App Storeダウンロードページ
- Android版:Google Playダウンロードページ
インストールが完了したら、実際にアプリを立ち上げてみましょう。
3.メニュー画面からモードを切り替える
アプリを立ち上げると、このような「EXモード」の画面がデフォルトで表示されるかと思います。
数字がたくさん並んでいて、少し難しい印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
では、早速STモードに切り替えていきましょう。
「EXモード」から「STモード」への切り替えは驚くほど簡単にできます。
画面左上に表示されている、「三本線のマーク」をタッチすると以下のような画面が出てくると思います。
この画面が出てきたら、後は画面上部の「STモード~シンプルな取引~」をタップするだけです。
すると、以下のような画面に切り替わると思います。
こちらが「STモード」での画面になります。
それぞれの暗号資産(仮想通貨)の直近のチャートや、現在価格が一目見ただけでわかりますね。
先ほどの数字がたくさん並んでいた「EXモード」よりもだいぶ視認性が上がり、よりわかりやすくなっているなと感じました。(InvestNavi編集部メンバー独自の感想です。)
このように、「EXモード」から「STモード」への切り替えはすぐに行うことができるのでぜひ皆さんも試してみてください。
4.目的の銘柄を注文する
では、実際に「STモード」で暗号資産(仮想通貨)を購入する際はどうすればよいのでしょうか?
非常にシンプルなステップで購入することができるので、見ていきましょう。
先ほどの、「暗号資産一覧」のページからお目当ての銘柄を探しましょう。
今回は、ステラ・ルーメン(XLM)を選択してみます。
すると、以下のような画面が出てくると思います。
ステラ・ルーメンが直近1時間でどのような値動きをしているのか、最高値や最安値といった情報が一目で分かるようになっていますね。
「1時間だけじゃなくて、他の期間も気になるな….」という方も安心してください。
画面上部のボタンをクリックするだけで、1時間から1年まで自由自在に期間を選択することができるようになっています。
試しに「1年」を選択してみると、このように直近1年のステラ・ルーメンの値動きがすぐに表示されます。
さらに、この画面から少し下にスライドしてみると、その銘柄に関する情報やコラムが出てきます。
「暗号資産(仮想通貨)を購入してみたいけど、一体どんな銘柄なのかな…?」という疑問をお持ちの方や、暗号資産(仮想通貨)取引初心者であるという方にとっても、わかりやすく解説されています。
気になる銘柄が一体どんな暗号資産なのか、簡単に理解することができるでしょう。
チャートやその銘柄に関する説明などを読んで、「よし、この暗号資産(仮想通貨)を購入してみよう!」となったら「購入」ボタンをタップしましょう。
すると注文画面に移行するので、取引画面では金額または数量を指定しましょう。
その後、注文確認画面が出てくるので、内容が正しければ画面下部をスワイプします。
これで注文手続きは完了です。
このように、DMM Bitcoinの「STモード」であれば暗号資産(仮想通貨)取引初心者である、という方でも簡単に取引することができるでしょう。
まだDMM Bitcoinの口座をお持ちでないという方は、ぜひこの機会に口座開設をしてこの「STモード」を利用して暗号資産ライフを始めてみてください。
「DMM Bitcoin」では新規入会キャンペーンを行っており、いまなら口座を開設すると1,000円が受け取れます。
非常にお得ですので、是非この機会に申込してみてください。
STモードの評判・口コミ
DMM BitcoinのSTモードについては、以下のような評判や口コミが確認できました。
(2021/11/30)取引システムアプリの新機能『STモード』実装についてのお知らせ – DMMビットコイン
Twitter
おー、この機能は凄いんじゃないか?!とにかくやってみようの精神で実行するかな
dmm bitcoin stモード追加されてめっちゃ見やすくなった
Twitter
上記のように新機能を肯定する意見が目立ちました。
ただしSTモードは2021年12月にリリースされたばかりなので、いまのところ評判や口コミの数は多くありません。
本記事は定期的に更新しておりますので、新たな意見が現れたときにご紹介します。
とはいえ肯定的な意見があることは事実で、その意見を取り入れさっそく「DMM Bitcoin」を始めてみてはいかがでしょうか。
STモードに関するよくある質問
最後に、STモードに関するよくある質問をご紹介します。
パソコンでもSTモードを使用できる?
STモードはDMM Bitcoinのアプリにのみ実装された機能です。
パソコンではSTモードを使用できないため、スマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードして利用してください。
古いスマホでもSTモードを使えますか?
使用することはできますが、システムが古いとうまく動作しない可能性があります。
DMM Bitcoinの公式サイトでは以下の通り、STモードの推奨環境を提示しています。
iOS | 推奨機種:iPhone 7以上 推奨OS:iOS 12.0以上 推奨解像度:1,334×750以上2,778×1,284以下 推奨画面サイズ:4.7inch以上6.7inch以下 |
Android | 推奨OS:Android 7.0以上 推奨解像度:1,280×720以上2,560×1,440以下 推奨画面サイズ:4inch以上7inch以下 |
できるだけ推奨環境を満たす端末で利用することをおすすめします。
STモードのまとめ
今回はDMM BitcoinのSTモードについて解説してきました。
STモードの仕組みやEXモードとの違い、使い方などが理解できたかと思います。
最後にここまでの流れを振り返ってみましょう。
- STモードとは、DMM Bitcoinに実装された初心者向けの取引ツール
- シンプルなUIを採用しており、投資に不慣れな方でも扱いやすい
- 現物取引のみに対応しているため、損失額が元手以上に膨らむリスクがない
- レバレッジ取引ができない、成行注文にしか対応していないなどのデメリットもある
- 従来型の取引ツールEXモードといつでも切り替えが可能
DMM Bitcoinに最初から導入されていたEXモードは、UIが複雑で高機能な点が特徴です。
そのため、これまでのDMM Bitcoinは、中級者から上級者向けの暗号資産交換所というイメージでした。
しかしSTモードが追加されたことで初心者でも気軽に暗号資産投資を楽しめるようになり、過去のイメージを完全に払しょくしています。
初心者から上級者まで長らく愛用できる「DMM Bitcoin」を、ぜひこの機会に活用してみてください。