【特集】投資信託の始め方を解説!メリットや初心者におすすめな銘柄も紹介
投資信託は、「多数の投資家から集めたお金を、運用会社が様々な投資対象に投資していく」という仕組みの投資方法です。
投資信託はおすすめ資産運用という記事でも紹介されている通り、初心者におすすめできる資産運用になります。
今回は、そんな投資信託のメリットや始め方について詳しく解説していきます。
これから投資信託を始めてみよう考えている方は、是非この記事を参考にしてみてください。
- 投資信託は「多数の投資家から集めたお金をまとめて、運用会社が色々な投資対象に投資していく」投資方法
- 投資信託は大きく分けてインデックスファンド、アクティブファンドの2種類がある
- 投資のプロに任せられるので投資初心者でも安心して利用することができる
- 元本保証がされているわけではないので、リスクはゼロではない
- 投資信託を始めるなら、100円から始められるSBI証券が最適
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投資信託とは?
投資信託と言っても、様々な種類があります
ここでは投資信託の運用方法や種類について解説していきたいと思います。
運用方法
投資信託の運用方法は、多数の投資家から集めたお金をまとめて、運用会社が色々な投資対象に投資していくというものです。
詳しくは後述しますが、投資信託の種類によってその投資対象は変わってきます。
たとえば日経平均株価を構成する225の企業を対象とした投資信託があったとします。
投資信託は、投資家たちから集めたお金を、この225の企業へ投資して運用するのです。
そして、その225の企業の株価が上がったり、配当金が入ったりすれば、その利益を基準価格の上昇という形で投資家たちに還元します。
以下が投資信託の基本的な仕組みです。
投資信託の種類
投資信託の基本的な仕組みを説明したところで、次に投資信託はどんな種類があるのかを説明します。
まず投資信託には大きく分けてインデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。
項目 | インデックスファンド | アクティブファンド |
---|---|---|
収益目標 | 市場平均に連動 | 市場平均超え |
運用方針 | 指数に連動 | 優良な銘柄に投資 |
コスト | 低い | 高い |
インデックスファンドはある特定の株価指数(日経平均株価やS&P500など)の推移と同じ値動きを目指すものです。
それに対してアクティブファンドは、投資信託を運用するプロの投資家が選んだ銘柄へ投資することで、市場平均を超える利回りを目指すものです。
わかりやすく言うと、市場平均を目指すのがインデックスファンド、市場平均超えを目指すのがアクティブファンドということですね。
株式に投資するものの他にも、債券、不動産、コモディティ(商品)などを対象とした投資信託もあり、これらを組み合わせたバランスファンドも存在します。
債券は国の発行する国債や各社の発行する社債、不動産はホテルやオフィスビルなどを投資対象としており、仕組みは株式の投資信託と違いはそれほどありません。
コモディティファンドはトウモロコシなどの農作物や原油を投資対象とした投資信託です。
バランスファンドとは、ここまで紹介した株式、債券、不動産、コモディティに現金といった複数の資産を一定の割合で保有することで運用のバランスをとる形の運用をする投資信託のことです。
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投資信託のメリット
投資信託には、主に以下の3つのメリットがあります。
- 100円からの少額投資で経済的・精神的負担を軽減
- 様々な資産・銘柄に投資することでリスクを分散することができる
- 投資のプロに運用を任せることで投資の時間を他のことにあてられる
少額から投資できる
投資信託のメリットの一つ目が少額から投資できることです。
たとえば、あなたがどこかの企業に投資しようとした場合、その購入単位は100株からになることが多いです。
国内株式の最低購入単位は100株なので、
100株×1,000円=10万円が最低でも必要になります。
さらに、ある程度有名な企業になると株価が数千円~数万円ということもあり、そうなると必要な最低額は数十万~数百万円ということになります。
これは、これから投資をはじめる方にとっては経済的にも心理的にも大きな負担になってしまうと言えるでしょう。
それに対して、投資信託の最低投資額は100円です。
この金額ならば、仮に損失をだしても生活にはあまり影響が出ないと思われますし、比較的気軽に投資を行うことができるでしょう。
もしはじめての投資に不安を感じているのならば、無理をせずに100円から投資をはじめて、まずは慣れるようにするのがいいと言われています。
また投資額を上げたい、あるいは下げたいということであれば、種類にもよりますが1円単位で金額の調整が可能です。
分散投資ができる
投資信託の2つ目のメリットは、分散投資ができるという点です。
株式投資の場合、1つの銘柄で投資できる企業は1つです。
もしその投資した企業が業績を伸ばし、株価を上げてくれればいいですが、事業の失敗や景気の落ち込みで株価を下げてしまうというリスクもあります。
株価が回復すればよいですが、回復しなかった場合それは損失となってしまいます。
そのリスクを避けるためには多くの企業に投資することですが、上記のように1つの企業ですら大金を投資しなければならないのに、分散投資を行おうとすれば、必要な資金は莫大なものとなってしまいます。
しかし、投資信託の場合は違います。
投資信託は投資対象がパッケージとなっており、たとえば日経225を投資対象とするインデックスファンドに投資した場合、それだけであなたは225の企業に分散投資したことになるのです。
日経225は日経平均株価を構成する225の企業が組み込まれているもので、そこには色々な業界の大手企業が入っています。
さらに、この分散にも様々な種類があり、全世界の企業を対象としたものや、株式以外にも債券や不動産、金といった商品に分散投資をできるものもあります。
このように、こうした多数の銘柄や商品に分散投資することで、損失のリスクをおさえられるのが投資信託の大きなメリットです。
投資のプロに運用を任せられる
投資信託に投資する3つ目のメリットは、投資のプロに運用を任せられる点です。
投資信託は投資家たちから集めたお金をプロが運用しています。
これは今後、成長が見込める企業などを常にリサーチしているプロがあなたの投資しているお金を、よりよい投資先へ自動的に切り替えてくれるということです。
もしこれを自分でやろうとすれば、多くの時間がかかります。
今後伸びる業界の分析や、その業界の中で成長するであろう企業の予想など、その作業には膨大な時間がかかり、また確実なものではありません。
この時間をプロに行ってもらうことによって、日々の生活や仕事のなかで投資に費やす時間を省くことができるのです。
投資信託での投資を始めてみたいという方には、100円からの少額投資も可能であるSBI証券が最適です。
取扱銘柄数、最低積立金額、サービスすべてにおい申し分のない、非常にバランスの取れた証券会社であると言われています。
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投資信託のデメリット
ここでは投資信託によるデメリットについて解説していきます。
投資信託のデメリットは主に以下の2つです。
- 購入手数料、信託報酬、財産留保額などの手数料が発生する。
- 元本保証がされていないため、損失を出してしまう可能性がある
手数料がかかる
投資信託のデメリットの一つ目は、手数料がかかるということです。
投資信託を購入することで発生する主な手数料に購入手数料と信託報酬、そして信託財産留保額があげられます。
- 購入手数料…投資信託の購入時に発生する手数料
- 信託報酬…投資信託の運用や管理に対する手数料。1年に1度支払われる
- 信託財産留保額…投資信託の解約(売却)時に発生する手数料
最近は購入手数料や信託財産留保額がゼロという投資信託も多いですが、信託報酬は毎年発生します。
投資信託を選ぶときには、こういった手数料の安い投資信託を選ぶことが重要となります。
その点、SBI証券は手数料の安さを徹底追及しており、他社と比べても手数料の面も優れていると言われているのでおすすめです。
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元本保証されていない
投資信託の2つ目のデメリットは、元本保証がされていないという点です。
例えば、銀行の定期預金の場合は元本保証がされており、預けたお金が元の金額未満になることはありません。
しかし、投資信託にそういった保証はありません。
そのため、コロナショックやリーマンショックのような大きな不況が発生した時に、大きな損失を出してしまうケースがあります。
投資信託は分散投資を自動的にプロが行ってくれていますので、そうしたリスクは自分で個別株に投資するよりは小さいと言えますが、それでも元本を下回る可能性はゼロではないと言われています。
ですが、これは債券、不動産などほかの商品にとっても共通のリスクなので、分散投資を行っている投資信託のほうがリスクは小さいといえるでしょう。
初心者の方におすすめの投資信託
ここでは、投資信託初心者の方におすすめの投資信託について詳しく説明していきたいと思います。
利回りや安定性など、目的に合わせた投資信託を紹介していきますので是非参考にしてみてください。
利回りを重視したい方…「iFree NEXT NASDAQ100インデックス」で勢いのあるハイテク業界に投資
安定性を重視したい方…「SBI・全世界株式・インデックスファンド」で全世界の企業に分散投資
バランスを重視したい方…「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」で複数の資産にバランスよく投資
利回りを重視したい方
利回りを重視したい方におすすめの投資信託は「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」です。
これはアメリカの新興企業向けの株式市場であるナスダックのなかでも特に代表的な100の企業に投資するというものです。
このナスダック100にはグーグル、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフトのような超有名ハイテク企業も投資先に組み込まれています。
またハイテク株は近年の成長が著しく、今後も成長が期待されます。
たとえば、2019年8月から2020年8月までの1年間の基準価格の騰落率は約54%にものぼります。
コロナショック時に一時的に基準価格が下落しましたが、その後は順調に推移していたのでこれだけの数字がでています。
投資対象がハイテク産業に偏っている点は注意しなければなりませんが、高い成長を見込める業界でもあるので、利回りを重視したい方に人気です。
安定性を重視したい方
安定性を重視したい方におすすめなのが「SBI・全世界株式・インデックスファンド」です。
この投資信託はアメリカ・日本を含む、全世界の株式に投資をしています。
投資では分散を行うことにより、大きな値動きのリスクを減らすことができますから損失の幅を小さくしつつ、どの国の企業が成長しても運用益をあげることができます。
また手数料の合計が約0.1%と業界最低水準であることも特長の一つです。
バランスを重視したい方
バランスを重視したい方におすすめなのが「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」です。
この投資信託は株式だけではなく債券や不動産も投資対象としています。
そのため、もし株式市場全体が不景気におちいったとしてもほかの資産が基準価格の下落を下支えしてくれるのです。
また債券や不動産も株式ほどではありませんが、運用益をあげることが期待できるものです。
この投資信託を買うだけで値動きのリスクを抑えつつ、さまざまな資産にバランスよく投資しながら運用益をあげることができます。
次は、実際に投資信託の始め方について解説していきたいと思います。
まだ口座をお持ちでないという方は、是非SBI証券をチェックしてみてください。
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投資信託の始め方
ここでは大手で手続きも簡単なSBI証券を例にとって証券口座の開設について説明します。
初心者の方でもわかりやすいように丁寧に説明していきますので、是非参考にしてみてください。
STEP1:証券口座を開設する
ここからは証券口座の開設方法について紹介します。
口座開設は、SBI証券の公式サイトから申込できます。
口座の開設というと手続きに時間がかかるイメージがありますが、SBI証券ではスマホ・PC等から申込をして、メールを受け取り、送られてきた認証コードから手続きをすすめるだけです。
本人確認書類もスマホの写真から提出できるので自宅で簡単に口座開設ができるのです。
STEP2:税制優遇制度を利用する
次に税制優遇について紹介します。
株や投資信託など、投資によって得た利益には所得税15%、住民税5%、復興特別所得税が所得税分の2.1%(15%×2.1%=0.315%)がかかってしまいます。
これらを合計すると運用益に対して20.315%の税金がかかるということになります。
せっかく得た利益が税金に2割もとられてしまうのはもったいないですよね。
そこでこうした税金を免除する方法としてNISA、つみたてNISA、iDeCoがあげられます。
これらの制度を活用して投資をおこなうことで税負担を免除、軽減することができるのです。
NISA、つみたてNISAは毎年一定の金額までの枠があり、その枠内の投資額によって得た利益を全額免除するというものです。
NISAは毎年120万円を上限に5年間、つみたてNISAは毎年40万円を上限に20年間投資することができます。
期間が過ぎてしまうと課税対象となってしまうので注意が必要ですが、この期間に投資し、発生した運用益は全額免除となります。
NISA・つみたてNISAについて詳しく解説している記事もありますので興味がある方は是非ご一読してみてください。
iDeCoは個人型確定拠出年金ともいい、60歳になるまで毎月積立をした投資商品から得た利益が60歳以降に老齢給付金として支払われるというものです。
iDeCoでは投資した掛金が全額所得控除、さらに受け取る給付金も非課税となります。
iDeCoは60歳まで自由に引き出しができないものですが、掛金の所得控除や給付金が非課税で受け取れるという大きなメリットがあります。
制度 | 非課税枠 | 税制優遇 |
---|---|---|
NISA | 120万円×5年間 | 運用益全額が非課税 |
つみたてNISA | 40万円×20年間 | 運用益全額が非課税 |
iDeCo | 64歳まで | 投資額が所得控除、運用益や給付金が非課税 |
これらの制度を活用することでより効率的に運用益をあげることができるのです。
STEP3:投資信託の種類を選択する
・手数料が安いものを選ぶ
・できるだけ分配金がない投資信託を選ぶ
手数料面
投資信託を選ぶときの注意点としてまず挙げられるのが手数料です。
投資信託には手数料があるという話をデメリットとしてしましたが、この手数料は投資信託によってちがいます。
特に注意しなければならないのが、投資対象が同じである場合です。
例えば日経平均株価と同じ値動きを目指すインデックスファンドが2つあったとして、1つが購入手数料3%、もう1つが1%だったとします。
同じ投資対象なのですから、得られる運用益も同じになるので手数料は安いほうが得られる運用益は大きくなります。
このように投資信託を選ぶときには手数料が安いものを選ぶべきであると言えるでしょう。
分配金面
次に注意しなければならないのが分配金です。
分配金は株式投資でいうところの配当金のようなもので、毎年一定の月に投資家の口座に振り込まれるものです。
これだけ聞くと配当金と同じようにお金がもらえるということになりますが、これもまた注意が必要な点です。
投資信託が運用益をあげていて、その枠内で分配金を出している場合はいいのですが、もし運用益をあげられなかった場合でも分配金は支払われてしまいます。
その場合、足りなかった部分は投資家から集めた資金の元本があてられます。
こうした元本から支払われた分配金は特別分配金と呼ばれ、これを受け取った分だけ投資家の運用資金は減少してしまうのです。
また長期的に大きな運用益を期待できる投資対象の場合、分配金を再投資したほうが効率的なケースもあります。
STEP4:口座に入金する
証券口座への入金方法は自身の銀行口座から証券口座へ入金をおこなうだけで完了します。
特にネット証券の場合は、登録している銀行口座から証券口座へ即時入金することができます。
また、入金の際の手数料は無料のケースも多いのでその点も安心です。
STEP5:運用を始める
証券口座への入金が完了すれば、いよいよ投資信託を購入して運用をはじめることができます。
これが個別株であれば、毎日のように株価の値動きをチェックして、売買を検討しなければならないこともあるでしょう。
しかし投資信託であれば、一度購入するとあとは投資のプロが運用を代行してくれます。
時には含み損をかかえることもありますが、優良な投資先であれば長期的には大きなリターンが期待されます。
ですので日々の生活の時間を奪われることなく、初心者でも手軽に運用をはじめられます。
投資信託を始めてみたいという方は、是非SBI証券をチェックしてみてください。
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投資信託を始めるならSBI証券がおすすめ
ここまで投資をはじめるまでの手順を見てきましたが、証券会社はたくさんあります。
ネット証券だけでなく、名の知れた大手の証券会社は窓口の取引も行っており、長い実績があります。
ではどの証券会社がいいのか? 初心者に人気が高いのはSBI証券です。
SBI証券は最大手のネット証券であり、また購入にかかる手数料も業界で最低水準にあるのが特長です。
また個別株を購入したいと思ったときに、他の証券会社では100株単位でしか購入できないところを、SBI証券では1株単位で購入することもでき、個別株投資の資金の問題もケアしてくれています。
さらにIPO(新規上場株)の購入など、さまざまな投資の方法をできるので、将来的に投資信託以外の投資をためしてみたくなったときにもすぐに実行できることも魅力の1つです。
初心者から上級者まで幅広く投資できる環境が整えられているSBI証券はこれらの点から人気です。
また、SBI証券の口コミやメリットについて詳しく解説している記事もありますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
投資信託の始め方まとめ
この記事では、投資信託の始め方やメリットについて解説していきました。
投資信託は、投資経験がない方にとってもおすすめの投資方法です。
・投資信託は投資経験がない方にもおすすめの投資方法
・投資信託では株式、債券、不動産投資信託など様々な金融商品に投資できる
・投資のプロが分散投資を行っているのでリスクを抑えて投資することができる
・手数料面や、元本保証がされていないなどのデメリットも存在する
・投資信託を始めてみたいという方には、100円からの少額取引も可能なSBI証券が最適
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手続きもオンライン上で簡単にできますので、興味をもたれた方は是非SBI証券をチェックしてをして始めてみてください。
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