仮想通貨NOT A HOTEL COIN(NAC)とは?IEOの概要と参加方法を解説
宿泊権利をNFTで販売し、約20分で3億円もの売上を達成して話題となった「NOT A HOTEL」。
そんなNOT A HOTELが2023年11月、新たに「NOT A HOTEL COIN(NAC)」の発行を発表しました。
トークンは今後「GMOコイン」でのIEOが検討されており、クリプト投資家を中心に注目を集めています。
この記事では、NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEO情報や今後の将来性について解説します。
なお、今後開催されるIEOでトークンを購入するためにも、GMOコインの口座開設が必要です。
GMOコインは各種手数料無料で利用できるほか、高度なセキュリティ体制が好評を得ている国内取引所です。
興味のある方は、ぜひGMOコイン公式サイトから詳細情報をチェックしてみてください。
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GMOコインでNOT A HOTEL COIN(NAC)のIEO検討へ
国内のスタートアップ企業「NOT A HOTEL」は2023年11月、独自トークンのIEO実施検討を発表しました。
NOT A HOTELは国内取引所である「GMOコイン」と覚書を締結し、同取引所が提供するIEOサービスにてNOT A HOTEL COIN(NAC)の限定販売を予定しています。
また同社はIEO実施にあわせて、自社が保有・運営する施設や土地を管理する「NOT A HOTEL DAO」を設立。
IEOで調達された資金は、同プロジェクトでの物件の取得や新規開発用の土地購入費用などに充てられるとのことです。
詳細なIEO情報や販売されるトークン量などは、2024年3月執筆時点で未公開です。
最新情報については、NOT A HOTEL DAO公式サイトやGMOコインからチェックするようにしてください。
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NOT A HOTEL COIN(NAC)とは
ここでは、今回のIEOによって販売されるNOT A HOTEL COIN(NAC)について深掘りしていきます。
発行母体となるNOT A HOTELやDAOについても解説するので、ぜひチェックしてみてください。
そもそもNOT A HOTELとは?
NOT A HOTELとは、新しい暮らしをつくることをビジョンに掲げた不動産シェアサービスです。
主に別荘を中心とした不動産を扱っており、ユーザーは別荘を利用したい分だけ購入して滞在できるのが特徴。
10日単位という短い期間からの購入に対応しており、もちろん別荘を丸々一棟購入することも可能です。
また別荘のオーナーは専用アプリを活用して、別荘を自動的にホテルとして貸し出せるのも魅力のひとつ。
ホテルとして貸し出した際は稼働状況に限らず、貸し出した日数分の収益を固定で受け取ることもできます。
物件の管理や清掃などの面倒な作業は、すべてNOT A HOTEL公式のスタッフに任せることも可能です。
オーナーは自分の物件の利用日数を使い、NOT A HOTELが管理する別の物件に滞在できます。
また30日以上所有するオーナーには、海外の優れたホテルで滞在できる仕組みも今後対応予定です。
子会社「NOT A HOTEL DAO」の立ち上げ
NOT A HOTELはトークンのIEOに先駆けて、子会社となる「NOT A HOTEL DAO」を設立しました。
同社は「NOT A HOTELをみんなで保有して、みんなで利用できる仕組み」をコンセプトに、これまでよりもより低コストにNOT A HOTELの利用機会を得られるチャンスを提供します。
また土地提供者やクリエイターなどを巻き込み、活用機会の失われた物件や購入した土地などの開発を進めることで、既存の企業ではなし得なかった新たなユーザー体験の提供を目指しています。
国内ではまだDAOの法整備が進んでいないことから、まずは株式会社として運営をスタート。
将来的に法整備が進めば、運営とユーザーが一体になってプロジェクトを盛り上げるDAO形式に移行する予定です。
NOT A HOTEL COIN(NAC)の基本情報
NOT A HOTEL COIN(NAC)は、NOT A HOTEL DAOが発行・管理予定の仮想通貨です。
トークン規格はERC-20を採用しており、イーサリアムチェーン上でのトークン発行が予定されています。
仮想通貨としての機能性はもちろん、NOT A HOTEL上でのユーティリティも持ち合わせているのが特徴。
トークンの消費・ステーキング等より、ユーザーはNOT A HOTELの宿泊権を得られる特典が用意されています。
トークンの総発行枚数や具体的なトークノミクスは、今後順次公開されていく予定です。
最新情報については、NOT A HOTEL DAO公式サイトからチェックしてください。
NOT A HOTEL COIN(NAC)の特徴
NOT A HOTEL COIN(NAC)の特徴は、以下の3つです。
- ステーキングで宿泊権を得られる
- 現実資産を裏付けとするトークン
- インセンティブとしても機能する
ステーキングで宿泊権を得られる
NOT A HOTEL COIN(NAC)は、ステーキングからNOT A HOTELの宿泊権を得られるのが特徴です。
一定量のトークンをステーキングすれば宮崎や北軽井沢など、NOT A HOTELが所有する施設での宿泊を進められます。
ユーザーはNOT A HOTEL DAOが提供する専用アプリ上を使い、手軽にステーキングを進められます。
またトークンは宿泊権の獲得のみならず、宿泊中の食事といったサービス料金の決済にも対応する予定です。
ステーキング報酬は宿泊権だけでなく、NOT A HOTEL COIN(NAC)での受取も可能です。
受け取れるトークン量や宿泊期間は、ユーザーがステーキングした量に応じて変動します。
現実資産を裏付けとするトークン
NOT A HOTEL COIN(NAC)は、RWA(現実資産)を裏付けとしたトークンである点も特徴です。
今後のIEOでの調達資金で購入する、新たな物件や開発用の土地が資産の裏付けとして機能します。
現実資産が裏付けであることから、他の仮想通貨よりも仮想通貨相場の影響を受けにくい点がメリットでしょう。
BTCやETHといった価格変動の激しい仮想通貨に比べれば、購入の心理的負担が低いのが魅力といえます。
インセンティブとしても機能する
物件取得や土地開発といったプロセスは、地元の住民や協力的なクリエイターの参加なしには成り立ちません。
NOT A HOTEL COIN(NAC)は、活動に協力するクリエイターや土地提供者に対する魅力的なインセンティブとしての活用も進められる予定です。
たとえばNOT A HOTELのPR活動からのトークン獲得のほか、従来の土地の提供代金やプロジェクト支援の報酬が、法定通貨からNOT A HOTEL COIN(NAC)に置き換わるといった可能性があるでしょう。
NOT A HOTEL DAOはあえて仮想通貨をインセンティブにすることで、自社のビジョンのひとつでもある「新たなクリプトユーザーの創出」の実現を目指しています。
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NOT A HOTEL COIN(NAC)の将来性・今後の見通し
NOT A HOTEL COIN(NAC)の将来性を見極めるためには、以下の4つのポイントに注目しておきましょう。
- NOT A HOTEL自体のサービス普及
- 仮想通貨の一般的な普及
- ガス代が高騰する懸念がある
- 上場先である取引所の拡大
NOT A HOTEL自体のサービス普及
NOT A HOTEL COIN(NAC)が認知されていくためには、NOT A HOTELのサービス普及が必須です。
仮にNOT A HOTELが利用人口を増やせないようであれば、いくら現実資産を裏付けとするトークンであっても市場価値や利用価値が損なわれる可能性が考えられます。
しかし、NOT A HOTELはこれまでの不動産取得と異なり、少額の資金からでも不動産の所有権を持てる特徴があります。
今後不動産の購入に足踏みしていたユーザーを獲得できれば、トークンホルダーの増加につながり、NOT A HOTEL COIN(NAC)の市場価値上昇にも影響してくるかもしれません。
仮想通貨の一般的な普及
NOT A HOTEL COIN(NAC)だけでなく、仮想通貨自体の一般的な普及も将来性を判断する上では重要です。
NOT A HOTEL DAOが昨年販売した「メンバーシップNFT」の販売では、仮想通貨による購入代金の決済が全体のわずか2割程度にとどまりました。
上記からも分かるように、「法定通貨の方が利便性が高い」と判断するユーザーも今だに多いのが現状です。
確かに仮想通貨は、法定通貨と比べても手間やコストがかかるとして仮想通貨は敬遠されがちですが、「そもそも仮想通貨をよく知らない」という理由で法定通貨での決済を優先しているユーザーも少なくないはずです。
今後仮想通貨がより一般層の理解を得られれば、NOT A HOTEL COIN(NAC)の利用価値が高まるかもしれません。
ガス代が高騰する懸念がある
イーサリアムチェーンは現在、ETHの価格高騰やユーザー数増加による「スケーラビリティ問題」を抱えています。
仮想通貨の送金や支払いといったトランザクション処理に高額なガス代がかかることから、イーサリアムチェーン基盤のNOT A HOTEL COIN(NAC)も同様にガス代の高騰で気軽に扱えなくなるという懸念も…
NOT A HOTEL COIN(NAC)が今後、高速処理・低コストを実現するレイヤー2上での展開やガス代の運営負担などが実現すれば、ユーザー負担緩和による利用が進むかもしれません。
上場先である取引所の拡大
NOT A HOTEL COIN(NAC)が複数の取引所へ上場するかも重要ポイントです。
流動性の不足やサービスの停止・障害など、単一の取引所に依存することで被るリスクも存在します。
複数の取引所に上場することでリスクを分散できるだけでなく、取引の柔軟性を高めることにもつながります。
また新規取引所での仮想通貨上場タイミングでは、投資家の期待感から一気に通貨価値が上昇するケースも。
今後の上場先の拡大によって、NOT A HOTEL COIN(NAC)の市場価値がさらに高まる可能性も考えられます。
NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEOの参加方法
2024年3月執筆現在、NOT A HOTEL DAO・GMOコインからのIEO詳細情報は公開されていません。
ここではこれまで開催されたIEO情報を元に、NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEO参加方法について解説します。
- GMOコインのアカウント作成
- GMOコインに日本円を入金
- IEOの募集要項確認と申込み
- 抽選後にトークンが割り当て
4ステップと簡単に参加できますが、必ずしも上記の流れでIEOが進むとは限りません。
IEOの参加方法については、NOT A HOTEL DAO公式サイトから最新情報をチェックするように心がけてください。
STEP1:GMOコインのアカウント作成
名称 | GMOコイン |
取扱通貨数 | 26通貨 |
最低取引金額 | 0.00001BTC(約60円) |
取引手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料(大口出金は400円) |
提供サービス | 販売所 取引所(現物・レバレッジ) 暗号資産FX 貸暗号資産 つみたて暗号資産 IEO |
関連記事 | GMOコインの評判 |
GMOコインは豊富な取扱通貨数や高いセキュリティを強みにしている国内取引所です。
国内でもトップクラスの26種類の仮想通貨に対応し、ASTRやXTZなど国内では採用の少ない通貨を取り揃えています。
また取引手数料や入出金手数料などほとんどの手数料が無料に設定されており、ユーザー負担が少ない点もポイント。
貸暗号資産やつみたて暗号資産サービスを利用すれば、購入した仮想通貨をそのまま運用することも可能です。
現在GMOコインでは、仮想通貨の購入で毎日10名に1,000円が当たるキャンペーンを開催中です。
興味のある方はGMOコイン公式サイトから、ぜひ詳細情報をチェックしてみてください。
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STEP2:GMOコインに日本円を入金
GMOコインの口座開設後は、「即時入金」「振込入金」のいずれかから日本円の入金を進めましょう。
特に「振込入金」であれば、表示された振込先に日本円を振り込むだけと手軽な入金が可能です。
- ホーム画面の入出金から「日本円」を選択する
- 「振込入金」タブを選択すると振込先が表示される
- 表示された振込先に日本円を入金する
振込元の金融機関にもよりますが、最短数分で日本円の入金が完了します。
入金を確認できたら、次のステップに進みましょう。
STEP3:IEOの募集要項確認と申込み
続いて、IEOの募集要項の確認と申込みを進めていきます。
GMOコインにログイン後、会員ページから「IEO」を選択してください。
募集中のIEO案件が表示されるので、銘柄や期間などの募集要項の確認を進めてください。
申込数量から購入を希望する通貨数量を入力し、「開示情報」をクリックして資料を確認しましょう。
その後、「申込内容の確認画面へ」をクリックして確認画面に移動します。
申請確認画面をチェックして、内容に誤りがなければそのまま「申込する」をクリックしてIEO申込み完了です。
STEP4:抽選後にトークンが割り当て
申込み期間が終了すると設定しておいた通貨数量分の日本円がロックされ、申込みユーザーの中で抽選が行われます。
抽選制になっているため、申込みしても必ずトークン購入ができるわけではない点に注意してください。
IEOでの抽選に当選すると、当選者には販売されるトークンの割り当てが行われ、ロックされていた日本円はGMOコイン上場前にトークンと交換されます。
購入したトークンはもちろん、GMOコインでトークン上場後に自由に売買を進められます。
NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEOに関するよくある質問
最後に、NOT A HOTEL COIN(NAC)でよくある質問について回答します。
- NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEOが実施されるのはGMOコインのみですか?
-
現在のところ、NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEOを予定しているのはGMOコインのみです。
アカウントをまだ持っていない方は、今のうちにGMOコインの口座開設を検討してみてください。
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- NOT A HOTEL COIN(NAC)は何枚IEOで発行されますか?
-
IEOでの販売枚数については、現在公式からの情報はありません。
情報は今後公開されていくので、NOT A HOTEL DAO公式サイトをチェックしておきましょう。
- NOT A HOTEL COIN(NAC)のステーキングにはロック期間がありますか?
-
ステーキングされたNOT A HOTEL COIN(NAC)は、1年間ロックされる仕組みです。
ロックされたNOT A HOTEL COIN(NAC)は、出金や支払いに利用できません。
しかしステーキングから1年経過すれば、ステーキング開始時と同じ枚数が返還されます。
- NOT A HOTEL COIN(NAC)で物件を取得することは可能ですか?
-
NOT A HOTEL COIN(NAC)は物件購入に対応していません。
トークンのステーキング・消費からは、NOT A HOTELの利用権を得られるのみです。
決済通貨としてのユーティリティもあるため、今後物件取得に対応する可能性があるかもしれません。
- NOT A HOTEL COIN(NAC)をIEO以外で入手する方法はありますか?
-
仮想通貨取引所での購入のほか、以下の方法でNOT A HOTEL COIN(NAC)の入手が可能です。
NOT A HOTEL COIN(NAC)の入手方法- NOT A HOTE DAOに土地を提供する
- 施設の設計・プロジェクトに必要な業務を行う
現状、最速でNOT A HOTEL COIN(NAC)を入手するならIEO一択です。
上記のトークン入手方法は、NOT A HOTE DAOが本格的に動き出してからになるでしょう。
NOT A HOTEL COIN(NAC)まとめ
あらためて、NOT A HOTEL COIN(NAC)の特徴やIEO情報についてまとめます。
- NOT A HOTEL COIN(NAC)は現在、GMOコインでのIEOを検討中
- NOT A HOTEL COIN(NAC)はステーキングによって宿泊権を得られるトークン
- 施設や土地などの現物資産を裏付けにしており、比較的安全性に優れている
- 土地の提供やプロジェクトへのコミットのインセンティブとしても活用
- NOT A HOTELのサービス普及や仮想通貨の一般利用が今後のポイントになる
- NOT A HOTEL COIN(NAC)のIEO参加には、GMOコインの口座開設が必要
NOT A HOTEL COIN(NAC)はステーキングにより、NOT A HOTELの宿泊権を得られる画期的なトークンでした。
今後は施設内でのサービスの決済に活用されていくなど、仮想通貨としての機能面も充実していく予定です。
NOT A HOTEL COIN(NAC)は今後GMOコインでのIEOを検討中ですが、詳しい情報はまだわかっていません。
しかし、GMOコインで無料口座開設を進めておくことが、IEO参加に向けて今できる行動のひとつです。
IEOに興味を持った方は、ぜひGMOコイン公式サイトから詳細情報をチェックしてみてください。
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