楽天VTI(楽天・全米株式インデックスファンド)とは?買い方や配当利回り・評判を徹底解説!
「楽天VTIってどんなファンド?」
「自分も楽天VTIを買ったほうがいい?他のファンドとの違いがわからない……」
こんな悩みはないでしょうか?
楽天VTIは安定性の高いインデックスファンドですが、似たようなファンドも多いので、どれを取引すればいいかわからなくなってしまいますよね。
そこで、この記事では楽天VTIの特徴と、よく比較される「SBI・VTI」との違いについてまとめました。
この記事を読めば、投資初心者の人でも楽天VTIに投資したほうがいいのかわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、楽天VTIを入手するならSBI証券か楽天証券が最適です。
SBI証券の取引手数料は、業界最安値。
長く買い続けるインデックスファンドだからこそ、少しでも手数料を抑えて取引しましょう。
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なお、VTIに関してはビッコレTVでわかりやすく解説されていますので気になる方はぜひチェックしてみてください。
楽天VTIとは
楽天VTIは、いわゆる全世界株インデックスファンドです。
正式には「楽天・全米株式インデックスファンド」の略で、楽天投信投資顧問によって運用されています。
詳しい情報は下記の通りです。
商品名 | 楽天・全米株式インデックスファンド |
基準価格 | 24,921円(2023/12/29) |
純資産額 | 12141.96億円(2023/12/29) |
商品分類 | 追加型投信/海外/株式/インデックス型 |
管理費用 | 0.162% |
決算日 | 年1回:7/15(休業日の場合は翌営業日) |
つみたてNISA | 可 |
iDeCo | 可 |
楽天VTIは「インデックスファンド」の一種です。
インデックスファンドについて知らない人向けに解説すると、日経平均やダウ平均株価など、指数との連動を目指す投資信託のことを指します。
楽天VTIが連動する指数は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」です。
手数料は「0.162%」と非常に低く、費用を気にする必要はほぼありません。
つみたてNISAやiDecoといった、お得な節税制度に対応しているのも魅力です。
楽天VTIの投資対象銘柄
楽天VTIは、バンガード社のVTIというETFに連動しています。
VTIは「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」という指数に連動しており、簡潔に表すと、米国の上場企業全体に投資をするETFです。
世界最大級のファンド「バンガード社」が運営するETFしており、楽天VTIを保有するだけで、米国の上場企業4,000社の取引をすることができます。
次は、バンガード社の信頼性の高さについて詳しく解説していきます。
バンガード社とは
バンガードという名前を知らない人も多いと思います。
しかし、バンガードは「世界3大ファンド」とも呼ばれる資産運用会社で、世界的に有名です(ちなみに、残りの2大ファンドはブラックロック、ステートストリート)。
一般的に、投資信託の運用会社は規模が大きいほど手数料が安くなります。
なぜなら、有名な資産運用会社にはそれだけ多額の資金が集まるため、手数料を下げて運営することができるのです。
バンガード社は世界中のインデックスファンドのうち、4割のシェアを占めていることから、信頼性については絶対的だと言っても過言ではありません。
なお、楽天VTIを入手するならSBI証券が最適です。
SBI証券では、楽天VTIのようなインデックスファンドだけでなく、ETF(上場投資信託)や貴金属など、幅広い金融商品に積立投資できます。
積立投資なら取引の手間がかからず、手動で買うより圧倒的に楽です。
特に、幅広く分散投資したいという人には、SBI証券を選べば間違いないでしょう。
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楽天VTIの特徴
楽天VTIの特徴についてまとめると、次の通りです。
- 幅広い米国株に投資できる
- 信託報酬が格安
- 設定以来100%以上のパフォーマンスを誇る
- つみたてNISA・iDeCoに対応している
それぞれ順番に解説していきます。
幅広い米国株に投資できる
楽天VTIの特徴1つ目は、幅広い米国株に投資できる点です。
繰り返しになりますが、楽天VTIはバンガード社のVITに連動する投資信託です。VTIはアメリカの上場株式のほとんどにまとめて投資することができます。
もちろん、アップルやマイクロソフト、Amazonなどの有名企業にも投資できます。
米国の有望な株式に分散投資したい、という人は楽天VTIを積み立てをすると良いでしょう。
信託報酬が格安
楽天VTIの特徴2つ目は、格安な信託報酬です。
銀行の窓口等で売られている所謂「ぼったくりファンド」は、管理費用だけで1〜3%ほど取られてしまいます。
1〜3%の手数料と聞いても、ピンとこないかも知れません。
しかし、投資の期待リターンが年3〜5%程度であることを考えると、1〜3%というのは非常に大きな手数料です。
楽天VTIなら、信託報酬(管理費用)は0.162%と格安。
手数料だけで何パーセントも取られるファンドと比べれば、圧倒的にお得だと言えるでしょう。
設定以来100%以上のパフォーマンスを誇る
楽天VTIは2017年に設定された銘柄です。
2023年現在は設定以来100%の高いパフォーマンスを維持しています。
設定年には1万円ほどであった基準価格も現在は2万円ほどまで上昇しており、コロナショックや米金利上昇などの影響を受けても強さを見せていると言えるでしょう。
直近1年の純資産額で見ても50%以上上昇しており、高い人気を誇る銘柄であると考えられます。
つみたてNISA・iDeCoに対応している
楽天VTIの特徴3つ目は、つみたてNISAやiDeCoに対応している点です。
つみたてNISAは、積立を始めてから20年間非課税になります。
また、iDecoは60歳になるまで引き出せないデメリットがあるものの、全て非課税になります。
どちらも節税効果としては非常に大きいため、少しでも着実に資産形成したい人は、これらの制度を活用して楽天VTIを取引きするのが賢明な選択肢です。
なお、つみたてNISAやiDeCoを使って楽天VTIに投資するなら、SBI証券が最適です。
SBI証券なら豊富な株式や投資信託、ETFを取り扱っているため、楽天VTI以外にも様々な銘柄に投資でき、分散投資もしやすいでしょう。
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楽天VTIの評価・評判(口コミ)
次に、楽天VTIの評価・評判(口コミ)を紹介します。
以下は、楽天VTIに関する良い評価です。
つみたてNISAに対応している銘柄のため、即購入しました。コロナ後の購入だったため、順調に利益が出ています。
40台男性
信託報酬が安いので、コストをかけたくなかった私のような人には最適な銘柄ではないかと思います。他ファンドと比較しても0.162%は格安です。
50代女性
楽天という名前なので国内の銘柄で構成されていると勘違いしていました。成長の期待できる米国株へ幅広く投資できるのは大きなメリットに感じます。
30代女性
楽天VTIは、つみたてNISAやIDeCoに対応しているので、税制面で優遇された銘柄です。
また、国内ではなく幅広い米国株への投資ができる点や、信託報酬が格安な点に高評価が多くありました。
以下は、楽天VTIに関する悪い口コミです。
設定からすぐ投資しましたが、2020年のコロナショックで大きく下落してしまいました。長期で見ることが重要と分かっていますが、買付したタイミングがあまり良くなかったです。
30代男性
楽天積み立て投資をしている方にとってはお得だろうと思います。ただし私の場合は、楽天VTIよりも信託報酬の安いSBI・VTIの方が魅力に感じました。
40代男性
利回りが高いのはとても魅力的ですが、設定年が2017年と浅いので、過去データがあまりないのが懸念です。成長している米国株投資なので問題はないと思いますが、他のインデックスファンドに比べて実績がないのは不安要素になります。
30代女性
楽天VTIは2017年に設定されて以来、順調に上昇をしてきました。
ただし、コロナショックのような予期せぬ出来事で下落する可能性もあるので、短期ではなく長期での運用が最適です。
また、楽天積み立てをすればポイント還元がされますが、信託報酬自体はSBI VTIの方が安いとの口コミもありました。
国内大手証券会社であるSBI証券では、楽天VTI・SBI VTIの両方とも扱っています。
興味がある方は、ぜひこの機会にSBI証券公式サイトをチェックしてみてください。
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楽天VTIの利回り
楽天VTIの設定来リターンは、以下のグラフの通りです。
楽天VTIは、2017年9月29日に設定されました。
設定されて以降、常に安定した値動きを見せています。2020年3月のコロナショックでの値下がりが目立つものの、それ以降は極めて順調な回復を見せていることから、ファンドの信頼性の高さが伺えます。
楽天VTIは米国企業全体への投資に近いため、将来的にもコツコツ伸び続ける可能性はあるのではないかと言えます。
これから積立投資を始める人は、SBI証券をチェックすると良いでしょう。
大切な資産を長期間預けるなら、信頼性も重要です。
SBI証券はネット証券の中でも最大手で、信頼性・安全性ともに非常に高いため、安心して取引できます。
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楽天VTIとSBI・VTIの比較
次は、楽天VTIと良く比較されるSBI・VTIと比較してみましょう。
それぞれの違いをまとめると、以下の通りです。
楽天VTIとSBI・VTIの主な違いは、手数料とポイント還元率です。
信託報酬率は、楽天VTIが0.1620%なのに対し、SBI・VTIは0.0938%とやや優位です。
一方で、楽天VTIは楽天クレジットカードで積立投資をすることで、ポイント還元率が1.0%になります。
つまり、トータルで見れば楽天VTIを楽天カードで積み立てるのが最もお得ということになります。
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SBI証券なら楽天VTIとSBI・VTIのどちらにも投資できるため、もし楽天カードを使わなくなっても、SBI・VTIにすぐに乗り換えることができます。
状況に合わせ、2つのファンドを使い分けると良いでしょう。
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楽天VTIを購入できるおすすめの証券会社
楽天VTIは、次の2社から取引することができます。
それぞれの特長やおすすめな人について、詳しく解説していきます。
SBI証券
これから楽天VTIの積立投資を始める人は、SBI証券が最適です。
SBI証券をおすすめするのには、以下2つの理由があります。
- 取扱銘柄数の多さ
- 積立投資の対象商品の多さ
SBI証券は、業界トップの取扱銘柄数を誇ります。
特に株式や投資信託の取り扱いが豊富で、外国株式だけでも4,000銘柄を超えるほど豊富です。
さらに、積立投資の幅が広がるのも非常に大きなメリットです。
SBI証券では、投資信託だけでなく外国ETFや金、プラチナ等の貴金属など、幅広い商品に積立投資できます。
特に、外国ETFは楽天証券を含め、多くの証券会社で積立投資に対応していないため、幅広い銘柄を積立投資したいならSBI証券一択だと言えるでしょう。
これから楽天VTIの取引をする人は、SBI証券公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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楽天証券
楽天サービスを愛用する人は、楽天証券も良いでしょう。
楽天証券では「マネーブリッジ」というサービスにより、楽天銀行との資金移動に手数料がかかりません。
さらに楽天ポイントもコツコツ貯めることができるため、楽天カードや楽天銀行と組み合わせて使えば非常に便利です。
楽天サービスが好きな人なら、楽天証券公式サイトをチェックしてみてください。
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楽天VTIの買い方
次に、楽天VTIの買い方を解説していきます。
ここでは、SBI証券での買い方を例に紹介していくので、現在投資を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
SBI証券のアカウント作成方法は、下記事にて詳しく解説しています。
SBI証券にログインする
まずは、SBI証券公式サイトにアクセスしてログインを行います。
画面右側のログイン項目で、ユーザーネームとパスワードを入力してログインをしましょう。
購入に必要な資金を入金する
次に、楽天VTIを購入するのに必要な資金を入金していきます。
※すでに入金済みの方はスキップしてください。
ログイン後に表示される「入出金・振替」をクリックしましょう。
金融機関の指定画面に移るので、自身で選択したのちに上のような画面に切り替わります。
振込金額とSBI証券のパスワードを入力して「振込指示確認」をクリックしましょう。
次に確認画面が表示されるので、「振込指示」をクリックすると入金完了です。
楽天VTIを検索する
入金が完了したら、楽天VTIの購入に移っていきます。
マイページ内の「投資信託を探す」という項目から、「楽天・全米株式インデックスファンド」と検索してください。(※楽天VTIと検索しても表示されません)
銘柄の画面が表示されるので、購入方法を選択していきます。
- 金額買付→購入金額を指定して買付する方法
- 口数買付→商品の口数を指定して買付する方法
- 積立買付→積み立て式で買付をする方法
最も簡単なのは、金額を指定する金額買付ですが、ここでは自身の好きな買付方法を選択しましょう。
その後、目論見書・補完書面等が表示されるので「同意して次へ」をクリックします。
楽天VTIの発注をする
続いて、楽天VTIの発注を行っていきます。
上画像は金額買付にて表示される画面です。
購入金額や分配金の受け取り方法、取引パスワードを入力後に注文確認画面へをクリックしましょう。
その後、先ほど入力した項目が正しいかどうかを確認する画面が表示されるので、間違いがなければ「注文発注」をクリックします。
買付完了
上記の工程が完了すれば、上画像のような買付完了画面が表示されます。
これにて、楽天VTIの購入が完了です。
SBI証券では、難しい操作は一切なく、手軽に投資信託のデビューができます。
楽天VTIだけではなく、他にも豊富な銘柄を扱っているので、ぜひこの機会にSBI証券公式サイトをチェックしてみてください。
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楽天VTIがおすすめな人
楽天VTIに投資した方が良いのは、次のような人です。
- 幅広い米国株に投資したい人
- 長期的な資産形成をしたい人
- 業種をまとめたい人
幅広い米国株に投資したい人
楽天VTIは、幅広い米国株の取引きをしたい人に最適です。
バンガード社のVTIは、アメリカの上場企業4,000社に分散投資することができます。
アップルやアマゾンなどの主要企業はもちろん、マイナー銘柄にもまとめて取引できるため、個別株よりはるかに低リスクだと言えるでしょう。
長期的な資産形成をしたい人
楽天VTIは、長期的な資産形成をしたい人に最適です。
2017年の設定以来、右肩上がりで上昇を決めているので、今後の価格上昇にも期待が持てると考えていいでしょう。
2020年には新型コロナウィルスの影響で世界中の株価が急落をしました。
楽天VTIも同様で下落をしましたが、その後すぐに価格を同水準に戻したのです。
通常であればそのまま下落気味に推移してもおかしくはないですが、その後も勢いをつけて上昇しています。
2021年もコロナ禍は継続しましたが、米国株に世界中から資金が集まった事で40%以上の上昇率を決めています。
世界情勢が不安定な中でも強さを見せた投資商品と言えるでしょう。
設定以来、基準価格は2倍近くの値を付けているので、長期的な資産形成をスタートさせたい方に最適です。
※2022年からは米国経済減速の懸念より、株価も大きく下がっているので、リスクは頭に入れたうえで取引をするようにしましょう。
業種をまとめたい人
楽天VTIは、業種をまとめたい人にも最適です。
VTIの上位組入銘柄を見てみると、アップルやグーグル(IT)、テスラ(自動車)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(医療機器)など幅広い業種の取引きができます。
楽天VTIはVTIに連動している投資信託なので、幅広い業種の取引きができるということになります。
ただし、どうしても米国株に偏ってしまうのは避けられません。
SBI証券なら幅広い株式や投資信託、ETFを取り扱っているため、さらに分散投資したい人は、SBI証券公式サイトをチェックしてみると良いでしょう。
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[まとめ]楽天VTIとは
楽天VTIは、バンガード社のETF「VTI」に連動するインデックスファンドです。
VTIは米国の上場企業4,000社に投資をするファンドなので、それに連動する楽天VTIを入手することで、アップルやアマゾンを含めた4,000もの企業の取引ができます。
楽天VTIがおすすめなのは、次のような人です。
- 幅広い米国株の取引きをしたい人
- 業種をまとめたい人
楽天VTIを入手するなら、SBI証券が最も最適です。
SBIなら、取り扱い銘柄数・手数料の安さ共に業界トップで投資信託以外にも、貴金属やETFなどの幅広い商品を積立投資できるため、資産運用には最適だと言えるでしょう。
これから楽天VTIの取引きをする人は、ぜひSBI証券の公式サイトをチェックしてみてください。
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