NFT CLONE X(クローンエックス)とは?特徴や価格・買い方を徹底解説!
今話題のNFTプロジェクト「CLONE X」をご存知でしょうか。
独特な作風の3DCDキャラクターが、OpeaSeaのランキングトップ10にランクインしています。
今回はCLONE Xがどういったプロジェクトなのかや、CLONE XのNFTを保有しているとどういったメリットがあるのか、などについてわかりやすく解説していきます。
・CLONE Xはクローン化した人間をテーマにしたNFT作品
・他のNFTの購入優先権が手に入る
・村上隆氏とのコラボレーション
・CLONE Xを購入するためのイーサリアムはコインチェックで入手できる
CLONE Xの売買には、イーサリアムが必要になりますので「コインチェック」などの国内仮想通貨取引所で購入する必要があります。
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NFT CLONE Xとは?
CLONE Xは、クローン化した人間をテーマにしたNFTプロジェクトです。
制作したRTFKT(アーティファクト)は、実態を持たないデジタルNFTブランド(メタバース上で身に着ける靴や服のブランド)で、2020年1月に3人の若者が集まって立ち上げ、2021年12月NIKEに買収されました。
CLONE Xは、2021年10月、RTFKTと村上隆氏のコラボレーションで生まれたNFTです。
現在アイテム数は19,400点・所有者数は9,500人で、最低価格は12.5ETH(約200万円)となっています。
NFT CLONE Xの特徴
NFT ClONE Xには幾らかの特徴があります。
順に見ていきましょう。
CLONE XのDNA割合
CLONE XのDNAの分類は9個に分かれています。
・Human
・Robot
・Demon
・Angel
・Reptile
・Undead
・Alien
・Murakami
・MURAKAMI
この中で、HumanとRobotの合計が75%以上を占めています。
大文字のMURAKAMIは現在流通しておらず、小文字のMurakamiは18900点のうち数十点しかありません。
数としても経緯としてもMURAKAMI・Murakamiはどちらも価値の高い存在となっており、現在最高額(289ETH)で落札されたCLONE X #15920は、小文字のMurakamiのカテゴリーです。
CLONE Xのカスタマイズ
CLONE Xは、エアドロップしたアイテムや他に購入したRTFKTのNFTアイテムをCLONE XのNFTにカスタマイズできるようになります。
CryptoPunksとコラボレーションしたスニーカーがあったり、色々な企業とコラボレーションしたジャケット・アクセサリーがあったりとカスタマイズを楽しめます。
こういった取り組みから、NFTだけでなくメタバース全体を見据えるというRTFKTの思想が見て取れます。
CLONE Xを保有するメリット
CLONE Xを購入するとNFTがさまざまなメタバースで操作できるようになる3Dオブジェクトを作成できます。
世界に1点しかないNFTを、メタバース上で自分の分身のアバターとして活動できるようになります。
また、CLONE Xを保有する他のメリットとしてはOnsyber(NFTアートを展示するデジタル美術館)がエアドロップされるなどの、所持者にNFTを与える形の特典があることなどが挙げられます。
付与されるOnsyberは「Space Pod」と呼ばれ非常に特徴的であり、近未来・宇宙的な部屋をモデルにしています。
Murakami Flowers優先購入権
2022年3月4日にCLONE Xの所有者は、村上隆の新作NFT 「Murakami Flowers」の優先購入権が与えられると、RTFKTのTwitter上で発表されました。
Open Sea上でのCLONE Xの高騰もあり、今回の「Murakami Flowers」はコレクティブNFTですが、価格が上昇することが見込めます。
今後も村上隆氏が新作NFTをローンチする度に、CLONE XホルダーはWHITLISTに登録できる権利を得られる可能性があります。
NFTを購入するのは慣れている人にとっては難しくありませんが、初めての人には戸惑うことも多いこととなっています。
コインチェックのNFTマーケットプレイスはネットワーク手数料無料で完全日本語対応を行っているため、初心者でも簡単に取引を行うことができます。
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NFT CLONE Xと村上隆
ここで、RTFKT(アーティファクト)の歴史について軽く触れておきます。
RTFKTは、2020年1月に3人の若者が集まって立ち上げました。
彼らが作ろうとしたのは「ファッションブランド」です。
その目標通り、デジタルデータとしてのNFTを販売するだけでなく、多くの企業とコラボレーションしたり、スナップチャットのARフィルターで履く事ができる機能など、実験的な試みを多く続けてきました。
彼らが出していたNFTのクオリティは非常に高いものであり、そのセンスを買ったNIKEは2021年12月、RTFKTを買収しました。
そして、2021年10月「CLONE X × 村上隆氏」とのコラボレーションが実現しました。
村上隆氏は自身のInstagramで以下のようにコメントしています。
僕はNFTという空間が、アートの世界やアーティストにとってどのような革命をもたらすのか、とても期待しています。RTFKT @rtfktstudios の作品はここInstagram上で発見し、チームの@benit0 @zaptio @clegfxと繋がりました。
お互いの仕事/作品への敬意と愛情を通して、特別なアバターのデザインを一緒に作っています。このような革新的でモチベーションの高いチームと一緒に仕事ができることはとても嬉しいことです。
僕たちはとてもユニークなキャラクターを作るために懸命に作業しています。このコラボレーションを皆さんに楽しんでいただき、NFTの新たな魅力を発見していただければ幸いです。
引用:https://www.instagram.com/takashipom/?hl=ja
このように、世界的に有名なクリエイターの村上隆氏とRTFKTのコラボレーションによって生まれたNFTブランドがCLONE Xです。
NFT CLONE Xの価格推移
発売当初は平均価格が4.3ETHでしたが、2月1日には24.7ETH、2月13日には28.9ETHをマークしています。
現在の価格は約28ETHです。
今後メタバース開発が進んでいくにつれ、その世界で活用できるアバターは必要になってくるので、CLONE XのNFTが値上がる可能性は十分に考えられます。
コインチェックでは、CLONE Xの購入に必要なイーサリアムを購入できます。
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高額なNFT CLONE X
ここでは、OpenSea上で確認できる高額なCLONE XのNFTを4点ご紹介します。必ずしもレア度合いの順に値段がつくわけではないというのが面白いところで、高額な値段がつくには華も求められることも多いです。
CLONE X#15920
289ETH(約1億4450万円)
現在確認できる最高額で落札されたCLONE Xです。
18900点のうち80点しかない小文字のmurakamiのDNAを持っているエイリアンなのと、村上隆氏の代表作である花の帽子をかぶっているのが特徴です。
希少な要素かつ、目立つ要素のふたつを兼ね備えた、典型的に値上がりするタイプのNFTです。
CLONE X#7124
250ETH(約8100万円)
全体の中でも発行数の少ないUndeadのシリーズです。
人間らしからぬ赤い目、顔にクモ、背景に悪魔とインパクト抜群のNFTです。
全体の中で発行数の少ない作品は、相対的に金額が高くなる傾向があります。
CLONE X#17660
200ETH(約6500万円)
全体の中で発行数の多いRobotですが、#15920と同じように村上隆氏の代表作である花の帽子をかぶっているので、高額な値段がつけられています。
CLONE X#5270
180ETH(約5800万円)
全体の中でも比較的発行数の少ないAngel対応のNFTです。
#15920と#17660と同じように村上隆氏の代表作である花を首飾りにしています。
他のシリーズより比較的に高額で取引されるAngelなことも相まって、高額な値段がつけられています。
NFT CLONE Xの見通し
2021年12月NIKEがRTFKTを買収したこともあり、今後はリアルなアパレルやスニーカーに展開していき、CLONE Xのアバターが着ているデジタルファッションを、現実でも着られるようになっていく展開が考えられます。
また、CLONE XがThe Sandboxとコラボレーションすることが決まりました。
The Sandboxは、ポクセル状のCLONE Xを制作し、今後CLONE XのNFTを保有しているユーザーは、The Sandboxのゲーム内のアバターとして利用できることが決まりました。
このように、CLONE Xは他のNFTゲームやリアルなファッションなどに展開していきます。
NFT CLONE Xのロードマップ
CLONE Xのロードマップを要約すると、以下のような内容になります。
・他のプラットフォームでも使用できる3Dファイルを作成する
・新しいNFTシリーズを配布したり、CLONE Xをカスタマイズできるようにする
・新しいジャケットやアイテムをMint(新しくアイテムを作る)できるようにする
・今までに無い経験を提供する
ロードマップに記入されているのは、この4点です。
他のプラットフォームでアバターとして使える。NFTをカスタマイズできる。この2点は革新的であり、CLONE Xの独自性です。
NFT CLONE Xのまとめ
今回は、CLONE Xについて解説しました。
・CLONE Xは今注目のNFT
・CLONE XはRTFKTと村上隆氏のコラボレーションで生まれたNFT
・CLONE Xは他のプラットフォームでもアバターとして使えカスタマイズできる
・CLONE XはNIKEに買収され今後リアルなファッションに展開していく
・CLONE Xを購入するためのETHはコインチェックで入手できる
現在もOpenSeaの上位にランクインし、注目されているNFTプロジェクトですが、今後メタバースの開発が進むにつれて、アバターとしての需要が増え、CLONE Xのニーズが増えていくことが期待できます。
CLONE Xの成長と今後の展開に目が離せません。
CLONE Xに興味を持った方は、OpenSeaのサイトをチェックして実際に売買を行ってください。
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