NFT Moonbirds(ムーンバーズ)とは?特徴や買い方・将来性を徹底解説
「Moonbirds」は、最初のミントから10日ほどで590億円以上を売り上げた今話題のNFTです。
可愛らしいフクロウをモチーフとしており、保有者はプロフィール画像として使うことができますが、メインの使い方は専用Discordへのアクセス権やNFTユーティリティのアンロックです。
「ネスト」機能を使ってNFTをロックアップすると、さらに報酬を受け取ることもできます。
この記事では、今押さえておくべきNFTプロジェクト「Moonbirds」について解説します。
- MoonbirdsはPROOF COLLECTIVEによってローンチされたプロフィール画像用のNFT
- 保有者はDiscordへのアクセス権・メタバースへの初期アクセス権などが与えられる
- ネスト機能を使ってNFTをロックアップすればエアドロップやリワードの対象となる
- NFT収益の100%がPROOF HoldingsIncに送られ新製品の開発などに利用される
- LINE BITMAXではNFTの取引に慣れることができる
MoonbirdsのNFTはOpenSeaなどで購入することができます。
ただ、高額なNFTばかりなので、まずは数百円から取引できるLINE NFTでNFTに慣れることを考えても良いでしょう。
LINEアプリがあれば、LINE BITMAXの口座開設とLINE NFTの利用が簡単にできます。
完全日本語対応で、LINEの強靭なセキュリティで守られている安心感もあるので、まだ口座を持っていない場合はぜひ利用検討してください。
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NFT Moonbirdsとは?
Moonbirdsは、PROOF COLLECTIVEがローンチしたプロフィール画像用のNFT(PFP)です。
フクロウをモチーフにしており、背景・羽毛・目・くちばしなどのジャンルごとにレアなフクロウもいます。
MoonbirdsのNFTを保有すると、Discordの専用ルームへアクセスできるようになり、イベントやエアドロップ情報が先行して発信されます。
Moonbirdsはリリースから間もないにもかかわらず、現在30ETH以上するものが多く、大きく成功したNFTプロジェクトと言えるでしょう。
NFT Moonbirdsの特徴
MoonbirdsのNFTの特徴を解説します。
ミントから超短期間で爆上がりした理由もまとめるので、ぜひ目を通してください。
10,000個のプロフィール画像用NFT(PFP)を発行
Moonbirdsは、フクロウがモチーフのプロフィール画像(PFP)として発行された10,000個のNFTです。
PFPとは、一般的に「Picture For Proof」の略であり、TiktokやTwitterなどのプロフィール写真・画像のことを言います。
Moonbirdsは、2022年4月16日にローンチ後、すぐに完売しました。
10,000個のNFTの内訳は以下の通りです。
個数 | 配布先 |
---|---|
7,875個 | 抽選で当選した許可リストメンバーへ公開販売 |
2,000個 | PROOF COLLECTIVEのNFT所有者に無料でミント(1人2点) |
125個 | PROOFのウォレット用(将来のコラボやマーケティング・アドバイザーのため) |
PROOF COLLECTIVEとは、Kevin Rose氏、Ryan Carson氏、Justin Mezzell氏などの投資家・起業家メンバーによって組織されるプライベートなコミュニティです。
このコミュニティは、1000人のNFTコレクターとアーティストで構成されており、PROOF COLLECTIVEのNFT所有者もコミュニティに参加できます。
メンバーには、プライベートDiscordのアクセスやイベントの招待、コラボレーションなどの優待があり、今回のMoonbirdsのNFT2,000個についても無料で配布されました。
トップアーティスト20名による「Grails」というNFTコレクションも発行しており、PROOFはNFT業界をリードする閉鎖的で巨大なプロジェクトと言えます。
PROOFの製品の一つ、MoonbirdsのNFTはOpenSeaで閲覧できるので、可愛らしいNFTコレクションに一度目を通してみてください。
なお、他のプロジェクトに関してはNFTアートの記事を併せてご参照ください。
10日足らずで約590億円もの売上高を誇る
NFTデータの分析サイト「CRYPTO SLAM」によると、Moonbirdsはローンチされてから11日程度で約4億6,000万ドル(約590億円)の売り上げとなりました。
他のNFTプロジェクトと比べても飛び抜けた売上額です。
もちろんOpenSeaのTOP NFTsを見てもランキング1位です。
2022年第二四半期に入り、NFTブームがやや減速したかと思えば、Moonbirdsの登場で市場は盛り上がりを取り戻しました。
NFTコレクターで有名なインフルエンターのnydooeman.eth氏のtwitterでは、「MoonbirdsはDoodleの生涯の販売量をひっくり返した。1週間で。」と述べています。
DoodleもNFT売り上げで18位を誇るNFTプロジェクトですが、その一生分の売上高を上げたと評価されるほどです。
短期間でここまで売上を伸ばしたのは、MoonbirdsのNFTに備え付けられた特徴やユーティリティによるものですが、開発者によるレアNFTの買い集めの疑惑も上がっているので今後の動向には注目です。
さらに売上に貢献したのが、ブロックチェーンメタバースゲーム「The Sandbox」です。
上記TwitterにあるMoonbirdsのNFTを350ETH(約1億3000万円)で購入しました。
350ETHは2022年4月の時点ではトップの購入金額でした。
NFT文化を成長させるためのパートナーシップとなるのか、The Sandboxでの追加ユーティリティとなるのかも見どころです。
PROOFのDiscordプライベートルームへのアクセス権など特権がもらえる
MoonbirdsのNFT購入者には様々な特権が与えられます。
特に大きいメリットは、Discordのプライベートルームへアクセスできる点です。
アクセスすると、コミュニティイベントやエアドロップ、ネストなどの情報が発信されるチャンネルに参加できます。
PROOF COLLECTIVEのメンバーもアクセス可能なので、多くの利用者と情報を共有できることになります。
Discordのアクセス権以外には、IPFS(NFTを守る分散型ストレージ)の所有、NFTのユーティリティのアンロック、PROOFのメタバースへのアクセス(後述)なども付与される予定です。
MoonbirdsのNFTを保有すると、今後のユーティリティに期待できるため注目されたと言えます。
「ネスト」すると追加の報酬が発生
MoonbirdのNFTの特別な機能として「ネスト(巣)」があります。
ネストとは、NFTをロックアップして長期間保有することで、追加のメリット・報酬が与えられることです。
ネストされた合計時間によりティアレベルが上がり、アップグレードされるとエアドロップやリワードを受け取ることができます。
2022年4月23日にネストの機能が開始されました。
NFT保有者は次々とネストしており、上記の公式Youtubeの情報によるとMoonbirdsのNFTの91.8%がネストされているようです。
ネストの期間は30日(ブロンズの巣)・90日(シルバーの巣)・150日(ゴールドの巣)・210日(ダイヤモンドの巣)と設定可能で、期間を過ぎると「巣」をOpenSeaで販売できるようになります。
その他のメリットはまだ発表されておらず、ネストしたNFT保有者のみの特権があるのか今後に期待しましょう。
仮想通貨やNFTに慣れるなら国内取引所のLINE BITMAXを使うと便利です。
LINEのアプリだけで、LINE BITMAXのウォレットや仮想通貨取引、LINENFTマーケットも利用することができます。
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NFT Moonbirdsの買い方
MoonbirdsのNFTは、OpenSeaで購入することができます。
高額ですが、ウォレットを接続すれば誰でも購入できるので、興味があれば挑戦してみてください。
LINE BITMAXでETHを購入する
まず、LINE BITMAXなどの国内取引所から日本円を仮想通貨に交換すると良いでしょう。
LINEアプリ内のLINE BITMAXからすぐに口座開設の手続きを始められます。
日本円の入金は、銀行振込のほかにLINE Payからの直接入金にも対応しているので、LINEユーザーにとって便利です。
入金後、ETHなどの仮想通貨を購入しましょう。
OpenSeaではイーサリアムを使うので、この時点で準備しておけばあとは送るだけです。
MetaMaskへ送金する
OpenSeaでNFTを購入するためにウォレットアプリが必要です。
一番メジャーなMetaMaskを準備しておきましょう。
ChromeウェブストアでMetaMaskを拡張機能に追加してセットアップします。
Accountの部分をクリックするとウォレットアドレスがコピーされますが、LINE BITMAXはスマホアプリなのでコードを読み込んだ方が確実です。
MetaMaskのアカウント右側の3点マークをクリックし、「アカウントの詳細」を開くと上の画像のようにコードが表示されます。
これを、LINE BITMAXの出金画面で読み込ませて、ETHをMetaMaskに送金しましょう。
OpenSeaでNFTを購入する
OpenSeaでMetaMaskのウォレットを接続します。
あとは欲しいMoonbirdsのNFTを選んで購入するだけです。
また、超高額なNFTをいきなりOpenSeaで購入する前に、LINE NFTでNFT売買に慣れておくと良いかもしれません。
LINE公認のNFTのみ販売されており、1,000円以下のNFTも多く、初心者でも扱いやすいです。
LINE NFTは、LINE BITMAXの口座があればすぐ利用できるので、興味のある方はぜひ公式サイトを確認してみて下さい。
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超高額なNFT Moonbirds
上図は、Dappsの分析サイト「DappRadar」による2022年4月18~24日のNFT売り上げランキングTOP10です。
MoonbirdsのNFTが7点も入っています。
そのうち、TOP4の超高額なNFTについて紹介していきます。
1位 #2642
最終売買価格 | 350ETH(約1億3400万円) |
プロパティ | 背景:翡翠グリーン 体:翡翠 羽毛:伝説の賢者 |
取引履歴 | ミント→100ETH→350ETH |
The Sandboxが350ETHで購入したMoonbirdsです。
もともと100ETHで売買され、Sandboxが3倍以上の価格で購入しました。
翡翠は宝石の種類としても知られており、エメラルドグリーンに近く、高級感のあるNFTです。
The Sandboxは「レアなMoonbirdsのNFTを入手した」とTwitterで公表しています。
背景とボディが翡翠グリーンのMoonbirdsは6体しかいないので、確かにレアNFTといえます。
2位 #3904
最終売買価格 | 305ETH(約1億1600万円) |
プロパティ | 背景:エンライテンドパープル 体:エンライテンド 羽毛:伝説の三日月 |
取引履歴 | ミント→305ETH |
こちらのMoonbirdsは、ミントから8日後に305ETHで購入されました。
保有者の0x79d4…のアドレスは、3位の#5602も保有しており、トータルでは4体のMoonbirdsを持っています。
このエンライテンド(悟りを開いた)がモチーフのNFTも全体で6体しか存在しないのでレアです。
紫と水色のコントラストがやはり高級感のあるNFTといえます。
3位 #5602
最終売買価格 | 299ETH(約1億1400万円) |
プロパティ | 背景:紫 体:ゴールデン 羽毛:伝説の三日月 くちばし:小さい 目:怒り 帽子:女王の王冠 |
取引履歴 | ミント→15ETH→299ETH |
3位のMoonbirdsも0x79d4…のアドレスが保有しています。
レア度はそんなに高くないですが、羽毛の「伝説の三日月」は14体なのでレアではあります。
一度15ETHで購入されてから、0x79のアドレスが一気に299ETHで購入しました。
4位 #7789
最終売買価格 | 205ETH(約7800万円) |
プロパティ | 背景:青 体:ゴールデン 羽毛:伝説の賢者 くちばし:小さい 目:開いている |
取引履歴 | ミント→65ETH→205ETH |
4位のMoonbirdsは、65ETHで売買されたあと205ETHで購入されました。
保有者の0x19fd…のアドレスを見ると、MoonbirdsのNFTを10体も保有しており、PROOF CollectiveのNFTも持っています。
PROOFコミュニティメンバーに無料配布されたMoonbirdsの他にもコレクションしているのかもしれません。
レア度としては、ボディがゴールデンのタイプが25体なので少ない方ではあります。
NFT Moonbirdsの将来性
MoonbirdsのNFTについて、今後どのように成長するのか将来性をまとめます。
NFTの新しい使い方、メタバース構想といった内容を解説しましょう。
メタバース「Project Highrise」の最初のアクセス権限やトークン発行の可能性
Moonbirdsを立ち上げたPROOFによる、次のステップはメタバース構想「Project Highrise」です。
コミュニティのつながりに期待してメタバースに焦点を当てられました。
2022年4月時点でほとんど情報がありませんが、ネストされたMoonbirdsのNFT保有者が最初にアクセスできると公表されています。
このメタバースで大きな付加価値がもたらされるかもしれません。
PROOFとMoonbirdsの創設者Kevin Rose氏のTwitterによると、トークン発行を考えている発言があります。
ガバナンストークンのアイデアやコミュニティ通貨をガス台無しで構築するような内容なので、今後トークン発行とメタバース内通貨について将来性が見込めるとわかりました。
収益の100%がPROOF HoldingsIncに送られコミュニティの付加価値に利用
MoonbirdsのNFT収益の100%は、Web3メディア企業の「PROOF HoldingsInc」に直接送られ、チームの拡大や新製品の販売のために使用されます。
最終的にはコミュニティに付加価値をもたらすと公表されています。
つまり、将来的にPROOFの製品がヒットすると、MoonbirdsのNFT保有者は大きな報酬や優待などに繋がるということです。
創設者が起業家や投資家なので、ある意味、資金調達でMoonbirdsのNFTは販売されたと言っても過言ではありません。
Moonbirdsがローンチされ、爆発的な売り上げを出した翌日のKevin Rose氏のYoutube動画です。
NFT販売は巨額な資金調達と述べており、NFTをビジネスのために販売し、利益が出た後に保有者に還元するということです。
NFTも仮想通貨も、分散型となってWeb3が実現していましたが、Moonbirdsの策略によって中央集権型のシステムでも注目を高めています。
今回の資金調達により、MoonbirdsとPROOFがもたらすメタバース、トークン発行など、新しい製品に期待できると言えます。
NFT Moon Birdsのまとめ
この記事では、MoonbirdsのNFTの特徴や購入方法、将来性、高額なNFTなどを紹介しました。
PROOF Collectiveによってローンチされ、10日ほどで590億円以上も売り上げるという偉業を足し遂げたNFTだと分かったと思います。
最後にもう一度、Moonbirdsのポイントをおさらいしましょう。
- プロフィール画像用のNFTを10,000個販売し、すぐに完売となった
- 購入者は専用Discordルームへのアクセス権やメタバースの初期アクセス権などがもらえる
- PROOF Collectiveが成功すれば将来的にさらに報酬や特権が増える予定
- NFT収益の100%がPROOF HoldingsIncに送られ、チーム拡大と新製品開発に使用される
- LINE BITMAXではNFTの取引に慣れることができる
Moonbirdsは、10日ほどで他のNFTプロジェクトを一気に追い抜きトップに君臨しています。
そしてThe Sandboxが350ETHで購入するほど業界でも注目されています。
いきなり巨額のNFT取引はハードルが高いので、数百円で取引できるLINE NFTを触っておくと安心です。
LINE NFTはLINE BITMAXの口座があればすぐに閲覧や購入が可能となります。
LINEアプリだけで利用できるので、この機会にまずはLINE BITMAXの公式サイトを確認してみて下さい。
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