仮想通貨のVenus(XVS)とは?特徴や価格動向について徹底解説!
この記事では、Venus(Venus Protocol)について詳しく解説していきます。
DeFiの代表格の1つであり、仮想通貨の銀行のようなサービスとして知られているVenusについて、気になっているものの「難しくて分かりにくい」と感じている方も少なくないはずです。
Venusの概要から、VAIやXVS等の独自トークン・価格推移まで、Venusについて把握しておきたいポイントを分かりやすくまとめています。
Venus(Venus Protocol)について興味があるという方は、是非本記事を参考にしてみてください。
- VenusとはVenus Protocolの事
- XVSはVenusのガバナンストークン
- Venusでは仮想通貨の貸し借りが出来る
- BSC全体で価格上昇が起きている
- XVSの購入は海外取引所で可能
- アルトコインへの取引は国内最大級の仮想通貨取引所である「コインチェック」が最適
まだ、国内取引所を持っていないという方は、コインチェックでが最適です。
初心者であっても取引がしやすいように工夫された画面で、仮想通貨の購入・売却を行う事が可能です。
まだコインチェックの口座をお持ちでないという方は、是非この機会にコインチェック公式サイトをチェックしてみてください。
\ 国内最大級の暗号資産取引所/
Venusは、金融庁からの認可が下りていません。
Venusを利用することによる投資は、金融庁の規制や高い投資リスクが存在していますので、十分に気をつけて投資を行うようにしてください。
Venus(XVS)の概要
通貨名 | Venus(Venus Protocol) |
シンボル | XVS |
価格(2023年9月現在) | ¥535.99 |
時価総額(2023年9月現在) | ¥8,307,261,626 |
時価総額ランキング(2023年9月現在) | 324位 |
取扱取引所 | Binance VCC Exchange DigiFinex 等の海外取引所 |
公式サイト | Venusの公式サイト |
「Venus(Venus Protocol、以下Venus)」は、BSC上に構築されているDeFiの1つです。
Venusについて簡単にまとめると「仮想通貨の貸し借り」を扱っている銀行のようなものです。
混合されがちですが、BSC上で動くPancakeSwapなどのDEX(分散型取引所)は、仮想通貨のSwap(交換)機能を提供しています。
一方で、Venusは貸し借りサービスを中心的に提供している事から「銀行」と例えられる事が多いです。
また、Venusの代名詞的存在である「XVS」は、Venus内での一連のアクション(貸し借り)等で獲得することが出来ます。
XVSは、ガバナンストークンとしての機能を持っており、Venus全体で非常に重要な役割を持っています。
ガバナンストークンとは、DeFi等で議決権を持ったトークン(仮想通貨)の事です。
ガバナンストークンの保有者は、なにかを提案したり、投票したりする事が出来る権限を持てます。
このようにコミュニティに決定権を持たせて、自律的に周る仕組みを「DAO(自律分散型組織)」と言います。
これにより、XVSを持っているとVenusにおける通貨の追加やアップデート等、何らかの変更を加える時に投票を行う事が出来ます。
Venus Protocolの特徴は?
「貸し借りを行う」といっても、具体的にどういうものか理解しにくいという方も少なくないはずです。
Venusを理解する上で押さえておきたい大切なポイントは以下の4つです。
- Venus Protocolとは「Binance Smart Chain上で利用されるDeFiベースのプロトコル」
- レンディングが可能
- 資産担保による利回り
- ステーブルコインの発行
Venus Protocolとは
Venus Protocolとは、「Binance Smart Chain上で利用されるDeFiベースのプロトコル」の事を指しています。
ただ、「Venus Protocol」は「Venus」と略される事が多いです。
Venusでは前述の通り、お金の貸し借りを行う事が可能で、具体的には以下のような機能があります。
- 仮想通貨を貸す
- 仮想通貨を借りる
- 様々な方法で利回りを獲得出来る
- ステーブルコインの発行が出来る
また、BSC上に構築されているため、PancakeSwapといったBSC上のDeFiと相性がよく、様々な方法で仮想通貨を運用することが可能です。
PancakeSwapについて詳しく解説した記事もありますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
レンディングができる
Venusの基礎となっている機能が「レンディング」関連の機能です。
具体的には、Venus内で何らかの仮想通貨を貸す(レンディング)事によって、リターンを受け取ることができます。
別の言い方をすると、Venusの「プロトコル」に対して、仮想通貨を貸すとも言えます。
ただ、これだけでは一般的な仮想通貨のレンディングとそれほど大差ありません。
Venusが他のレンディングと異なるのは「XVS」というVenusのガバナンストークンも、同時に受け取る事が出来る点です。
リターン | Venus | 一般的なレンディング |
---|---|---|
貸した仮想通貨に対するリターン | あり | あり |
ガバナンストークンのリターン | あり | なし |
つまり、Venusでは「仮想通貨の利回り」に加えて、「ガバナンストークン(XVS)」というおまけが付いてくると言えます。
「VenusやDeFiのレンディングは難しく感じる」という方は、国内取引所のコインチェックによる「貸仮想通貨」の利用を検討してみると良いでしょう。
安心な国内取引所で、レンディングと同じようなサービスを受ける事が可能です。
利回りも他の一般的な金融商品と比較すると高い数値となっており、「最大年間5%」のリターンが期待できます。
詳しくは、コインチェック公式サイトをチェックしてみてください。
\ 国内最大級の暗号資産取引所/
資産担保による利回りの獲得ができる
Venusのもう1つ重要な機能は「預けた資産」を担保に、仮想通貨を借りて、運用する事が可能だと言う点です。
この借りた仮想通貨も、保有している仮想通貨と同じように、運用する事が可能です。
利息を支払う必要があるものの、「借りる側」であっても「XVS」のリターンが貰うことができます。
つまりVenusでは、Venus内の借りる・貸すどちらのアクションでも、XVSの獲得が期待出来るという事です。
ステーブルコインの発行ができる
Venusの最後の特徴は「ステーブルコイン」の発行が可能な点です。
何らかの方法で、価格が安定するように調整された仮想通貨の事です。
米ドル・円といった法定通貨を担保にし、価格が同期がしているものや、仮想通貨を担保に価格を安定しているもの等が挙げられます。
Venusでは「VAI」という独自のステーブルコインが、米ドルと価格が同期するように調整されています。
Venus内でVAIを利用してXVSを獲得する事も可能だったり、色々と利便性が高いためVenus内で利用される事が多いです。
BSCは、イーサリアム上で既に存在しているDeFiを模倣したものが、沢山ローンチされています。
Venusも例外ではなく、イーサリアム上にある類似のDeFiに「Compound」が挙げられます。
しかし、CompoundにはVenusのように独自のステーブルコインを発行出来るような機能はありません。
類似DeFiと比較してもVenusの特徴的なポイントになっていると言えるでしょう。
XVSの現在の価格動向
ガバナンストークンはガバナンス機能を持ったトークン(仮想通貨)のため、一般的にその発行主体と一蓮托生であると言われています。
つまり、XVSの価格が下落していればVenusへの期待・熱は下がっており、逆に、XVSの価格が上昇していればVenusへの期待・熱は高まっているといえます。
ここでは、XVSの価格動向を3つの期間に分けて解説していきます。
2020年
2020年の当初は特に大きな値動きもありませんでした。
2021年に入ってすぐ、海外取引所などでの上場を受け90ドル以上の高値更新をしています。
2021年
2021年の5月には、最高値となる140ドルまで高騰を見せました。
DeFi市場の過熱や仮想通貨全体での急騰が、Venusの高騰を後押ししたと言えるでしょう。
2022年~現在
Venusは2021年5月の高値以来、下落トレンドの過程にあります。
2022年に入ってからは、ロシア・ウクライナ情勢の悪化や米金利上昇に伴う金融市場の不安定さで、仮想通貨市場全体が冷え切っている状況です。
Venusも例外ではなく、現在は4ドルほどまで価格を下げています。
Venus単体でのネガティブニュースがあるわけではないので、今後の価格上昇に期待する投資家は多いです。
Venusは海外取引所でのみ扱っているので、まずは送金用の取引所としてコインチェック公式サイトをチェックしてみてください。
\ 国内最大級の暗号資産取引所/
XVSを購入できる取引所
XVSは、国内取引所で購入する事が出来ません。
XVSを購入出来るのは海外取引所のみで、以下の様な取引所が挙げられます。
- Binance
- VCC Exchange
- DigiFinex など
海外取引所では、「日本円から仮想通貨を購入」というペアで取引する事は出来ません。
この事から、海外取引所で取引する場合は「国内取引所」で、仮想通貨を購入してから、海外取引所へ送金する必要があります。
そこから、海外取引所で取引を行うという形になります。
もしも「まだ国内取引所を持っていない」「一連の手順が難しい」と感じる方は、国内取引所のコインチェックが最適です。
国内取引所のため日本円から仮想通貨への入手はもちろん可能で、取引方法が分かりやすく、初心者でも気軽に仮想通貨取引を始める事が可能です。
また、Venusと接続するMetamaskとの連携にも対応しており、利便性が高いです。
まだコインチェックの口座をお持ちでないという方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
\ 国内最大級の暗号資産取引所/
アルトコイン取引はコインチェック
名称 | Coincheck(コインチェック) |
取扱通貨数 | 24通貨 |
最低取引金額 | 500円 |
取引手数料 | 取引所なら0円 |
提供サービス | 仮想通貨販売所 仮想通貨取引所 Coincheckつみたて 大口OTC取引 貸仮想通貨 |
公式サイト | コインチェックの公式サイト |
「XVSへの投資は見送ろう」「他のアルトコインへの投資を検討しよう」と考えている方には、国内でアルトコインの取扱数が最も多い「コインチェック」をチェックしてみてください。
アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)への投資は、選択肢の多さが非常に重要なので、アルトコインの取扱数が多いというのは取引をする上で、大きなアドバンテージになると言えるでしょう。
また、この記事ではVenusについて扱いましたが、Venusの代表的な機能であるレンディングに関しては、コインチェックの「貸仮想通貨」で似たようなサービスを受ける事が出来ます。
厳密に解説すると「消費賃借契約」をコインチェックと締結し、その「利用料・預けた仮想通貨」が満了後に支払われます。
Venusとは違い、安心の国内取引所で利用出来るのが大きな利点です。
「仮想通貨取引は難しそう」といった方も大丈夫です。
コインチェックは、スマホアプリのダウンロード数が1位の国内取引所で、スマホアプリの使いやすさには定評があります。
「気軽にスマホから仮想通貨に触れてみたい」といった方にも最適です。
\ 国内最大級の暗号資産取引所/
Venus(XVS)のまとめ
この記事では「Venus」について、解説してきました。
2021年に入ってから、BSC上に構築されたDeFiの勢いが止まりません。
ただ、要因の1つと見られるイーサリアムのガス代高騰問題は、技術的に解決出来る課題という意見もあり、改善の動きも見られます。
規模や時価総額を考えると、まだまだイーサリアムというのは非常に強い仮想通貨なので、イーサリアム・BSCどちらも注視したい所です。
- Venusは仮想通貨の貸し借りが出来るDeFiの1つ
- XVSはVenusのガバナンストークン
- 独自のステーブルコインを発行出来るのが大きな特徴
- Venusは2021年2月~5月に掛けて大きな価格上昇をしている
- 国内のレンディングやアルトコイン投資にはコインチェックがおすすめ
イーサリアム・BSC上に構築されているVenusのようなDeFiは、慣れていないと難しい手順をいくつか踏む必要があります。
そのため、仮想通貨の購入・取引をあまり経験していない方にとっては、少しハードルが高い運用方法です。
仮想通貨を始めていない、もしくはビギナーといった方には、安心の国内取引所で「アルトコイン」等を入手して、まず仮想通貨に慣れるのがおすすめです。
アルトコインへの取引は、アルトコイン取扱数の多いコインチェックが最適です。
\ 国内最大級の暗号資産取引所/