割安株の見つけ方とは?スクリーニング条件やおすすめのツールを徹底解説!

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割安株への投資は、株式投資の手法の1つとして著名です。

しかし、割安株を見つける際に用いられる各指標の概要や、スクリーニングが分からない・難しいという方も少なくありません。

この記事では、そんな割安株の見つけ方にフォーカスして、以下のようなポイントを解説しています。

この記事から分かること
  • 割安株とは、株価が妥当な評価を受けていない株のこと
  • 割安株を見つけるには各指標を用いるのが効率的
  • 各指標や数値を設定したスクリーニングを行おう
  • スクリーニングツールを活用することで効率アップ

割安株を探しているという方は、クラブフィスコが提供しているレポートをチェックするのが良いです。

クラブフィスコでは、割安株が眠っていることも少なくない中小型株に焦点を当てた「厳選中小型株レポート」などを提供しています。

詳しくは、クラブフィスコ公式サイトをチェックしてみてください。

目次

割安株とは?

割安株は、会社の利益や資産に対して、株価が低い銘柄のことを指します。

つまり、該当する会社の株価が市場に適当な評価を受けていないといえる状態の株のことです。

割安株は、利益・資産に対する評価が株価に組み込まれていないので、市場に評価されていくことで利益を上げていくことが可能です。

一概には言えませんが、以下のような特徴を持つ会社が、割安株になりがちな傾向にあります。

割安株の特徴
  • 少~中規模株
  • 世間から注目を集めていない
  • トラブルや不祥事が報じられた

また、割安株はバリュー株とも言われており、割安株へフォーカスした投資をバリュー株投資ということもあります。

割安株を見つける方法

これから、割安株を見つける方法について簡単にご紹介していきます。

以下のようなポイントを押さえて、割安株を見つけていきましょう。

予め各指標について抑えておく

割安株を見つけるために必要になるのが、株価に関する複数の指標を把握しておくことです。

以下のような株価に関する指標を押さえておくことで、割安株を見つけやすくなります。

割安株を見分ける指標
  • PER
  • PBR
  • ROE
  • PEG

各指標の詳細については詳しく後述しますが、割安株を探す際に用いられる重要な指標になるため、予め押さえておきましょう。

スクリーニングを行う

割安株を探す際には、各条件を設定した上でスクリーニングを行いましょう。

スクリーニングとは?

スクリーニングとは、各指標・条件を設定した上で該当する銘柄を探すことです。

割安株であればPER・PBR、成長株であれば売上高増加率やROEなどの指標を設定して、銘柄を選定します。

割安株のスクリーニングでは、前述したようなPER・PBRといった指標と各条件を入力し、条件に合致する銘柄を探すことになります。

非常に多数の銘柄の中からスクリーニングを行うことで、割安株を効率的に絞っていくことが可能です。

マイナスの評価を受けた銘柄

トラブルや不祥事などで、一時的にマイナスの評価を受ける銘柄も存在しています。

そのような銘柄であれば、スクリーニングをしなくとも、世間のニュースなどで発見することが可能です。

何らかの原因で、著しく利益・資産にそぐわない株価になっている銘柄があれば、割安株か?という点をチェックしてみましょう。

割安株を見つけるためのスクリーニング条件とは

これから、割安株を見つけるために必要な代表的なスクリーニングの条件についていくつかご紹介していきます。

複数のスクリーニング条件を設定しながら、ベストな割安株を探していきましょう。

PERが10倍~15倍以下

割安株を見つける際に、代表的な指標となるのがPERです。

PERが10倍〜15倍以下であればかなり理想的な割安株になります。

PERとは、利益の観点から株価を評価する指標です。

PERが高ければ高いほど割高、低ければ低いほど割安と考えらるのが、一般的です。

PERの計算式は以下の通りです。

PERの計算式

PER = 株価÷株当たりの利益(EPS)

(EPS = 当期純利益 ÷ 発行済株式総数)

PERは、割安株を見つける上で代表的な指標となっているため、必ず押さえておきましょう。

PBRが1以下

次に、チェックしたい代表的な指標が、PBRです。

割安株の場合は、PBRが1倍以下であれば理想的です。

PBRとは、資産の観点から株価を評価する指標です。

PBRの計算式

PBR = 株価 ÷ 株あたりの純資産(BPS)

(BPS = 純資産 ÷ 発行済株式総数)

PERが利益にフォーカスしたものに対して、PBRの場合は資産にフォーカスしたものになっています。

PBRでは、株価が純資産に対して何倍程度で取引されているのかをチェックできます。

PBRが高ければ高いほど割高、割安株が低ければ低いほど割安と見られるのが一般的です。

ROEが8%~10%以上

ROEは、資本がどの程度効率的に運用されているのかをチェックできる指標です。

ROE自体は直接的に割安株なのかを評価できる指標ではないものの、割安株と見られる銘柄のROEをチェックすることで優良企業なのかという点をチェック可能です。

ROEの求め方

ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

一般的に、ROEは8%~10%以上で優良企業と言われています。

気になる銘柄のROEをチェックして、優良企業か否かをチェックしていきましょう。

配当利回り3%程度

割安株を探している方の中には、配当を重要視している方も少なくないでしょう。

そういったケースでは、予め配当利回りをチェックしておきましょう。

配当利回りの求め方

配当利回り = 株あたりの配当額 ÷ 株価 × 100

3%以上を1つの指標するのがおすすめです。

クラブフィスコでは、割安株への投資に参考になるレポートを多数配信しています。

気になる人は、是非クラブフィスコ公式サイトを確認してみてください。

割安株を見つけるまでの手順

これから、割安株を見つけるまでの手順について、細かくご紹介していきます。

以下の手順を参考にして、割安株を実際に見つけていきましょう。

市場を決定する

割安株を見つけるには、まず割安株を見つける市場を決定しましょう。

代表的な市場として東証一部が挙げられますが、その他の市場でも割安株が存在していることがあります。

はじめは、普段利用している慣れている市場から、割安株を探していきましょう。

ツールなどでスクリーニングを行う

市場の目処が経ったら、各証券会社などが提供しているツールを利用して、スクリーニングを行います。

スクリーニングを行う際は、前述した各指標の条件を設定していきましょう。

細かく条件を設定していくことでかなり銘柄が絞れてきます。

スクリーニングした結果から選択

恐らく、細かく条件を設定すると、割安株の銘柄は数十程度に絞れてきます。

その中から、銘柄を選定していきましょう。

スクリーニングのみだと、各銘柄の細かな内容まで把握することはできません。

そのため、各銘柄の詳細をチェックしていく必要があります。

その上で、好みの銘柄を見つけていきましょう。

中型〜小型株に多い傾向

一概には言えませんが、割安株は中型〜小型株に多い傾向があります。

普段は扱っていない銘柄や、知名度が高くなく存在を知らなかった企業に、割安株が混じっていることが少なくありません。

きっちりとスクリーニングを行うことで、効率的に中型〜小型株を見つけることが可能なので、根気強く割安株を探していきましょう。

割安株を見つけるためにおすすめのツール

これから、割安株のスクリーニングを行えるツールについてご紹介していきます。

ツールを活用して、効率的なスクリーニングを行っていきましょう。

FISCO

CLUB FISCO

証券会社ではないものの、FISCOのではスクリーニングのツールを提供しています。

一般的なツールに搭載されている機能はもちろん、各アナリストの条件に基づいたスクリーニングなどを利用可能です。

また、株式投資の参考になる多数のレポートが配信されているクラブフィスコもセットでチェックしておくと、利便性が非常に高まります。

FISCOのスクリーニングツールとクラブフィスコを合わせて、効率的なスクリーニングを行っていきましょう。

SBI証券

sbi証券

SBI証券のスクリーニングツールでは、予めSBIが設定したおすすめのスクリーニングで、簡単に検索を行うことが可能です。

利便性が高く、簡易的にスクリーニングを行うことが可能なため、ササッと簡単なスクリーニングを行いたいという方にはぴったりでしょう。

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GMOクリック証券

GMO

GMOクリック証券のスクリーニングツールは、一般的な機能が搭載されています。

また、スクリーニングに用いる指標の意味や平均的な数値が解説されており、スクリーニングツールを利用したことがない方でも、安心して利用できるでしょう。

はじめてスクリーニングを行う・株式投資が初めてといった方に最適のスクリーニングツールです。

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割安株の見つけ方に関するQ&A

これから、割安株の見つけ方に関するよくある質問について回答していきます。

割安株に関する小さな疑問を解決していきましょう。

スクリーニングだけで判断しても良いか?

はじめの疑問は、スクリーニングのみで割安株を判断してよいのかというポイントです。

結論としては、スクリーニングのみで購入する割安株を決めるのはおすすめできません。

あくまで、スクリーニングの目的は候補となる株を見つけることに過ぎません。

そこから厳選していく必要があります。

スクリーニングである程度の目処が立ったら、各銘柄の業績など詳細をチェックした上で、購入する割安株を決定していきましょう。

該当する銘柄が多数見つかった

該当する割安株が多数見つかったというのは、スクリーニングにおいてありがちな悩みです。

このような際は、スクリーニングの条件となる指標を追加するか、各指標の条件・数値をもう少し厳しくしてみましょう。

スクリーニングを厳しくしていくことで、1つ1つチェック可能なレベルまで、銘柄を絞れていくはずです。

逆にスクリーニングの結果出た銘柄が著しく少ないといったケースでは、各指標の条件を緩めていきましょう。

どちらのケースであっても、スクリーニングにおける条件をうまく調節していくことで、銘柄を絞っていくことができます。

「スクリーニングを行っても、どれが良いか分からなかった」といったケースでは、クラブフィスコのレポートをチェックしてみるのがおすすめです。

クラブフィスコでは、株式投資で役立つ情報を多数配信しており、割安株を見つける際にも役に立つでしょう。

割安株によく見られる中小型株にフォーカスした「厳選中小型株レポート」なども配信しています。

割安株の見つけ方まとめ

この記事では、割安株の見つけ方にフォーカスして、さまざまなポイントを解説しました。

この記事についてまとめ
  • 割安株とは、利益・資産が株価に反映されていない株のこと
  • 割安株を見つけるには指標を参考にするのがおすすめ
  • スクリーニングツールを活用していこう
  • スクリーニングの条件を調節することで割安株を厳選できる

割安株への投資は、普通なら知らない・知名度が高くないものの、堅実な利益を出してくれる銘柄に出会えることも少なくありません。

各スクリーニングツールを活用して、眠っている割安株を見つけていきましょう。

「スクリーニングをしても、どれが良いか分からない・・・」と言った方は、クラブフィスコが提供している優良なレポートを参考にしながら、割安株への投資を効率化してみてください。

監修者

InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

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