【暴落】仮想通貨・ビットコインの底値はどこ?大底の見つけ方を過去の事例から検証
2022年に、ビットコインの価格は大幅下落を記録しました。
これからビットコインに投資をしようと考えている人や、下がったところで買い増ししたいと考えている人は、「どこが底値か」という点が気になるのではないでしょうか。
今回は、仮想通貨(ビットコイン)の底値について、見極め方のポイントや過去の底値のタイミングなどを詳しく解説していきます。
- ビットコインが下落する理由はさまざまある
- 底値を見つけるためには、「値下がり幅」「仮想通貨のニュース」「テクニカル指標」に注目しよう
- 実際に底値で買って天井で売るのはあまり現実的でない場合もある
- 中長期目線で上昇が期待できるなら購入を検討しても良い
- 取引コストを抑えたいならDMM Bitcoinをチェックしてみよう
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仮想通貨(ビットコイン)の底値はどこ?
2022年に、ビットコインを含む仮想通貨の価格は大きく下落しました。
700万円以上価格をつけていた半年前と比較すると、2022年11月までで約6割も値下がりました。
ビットコインに次ぐ時価総額のイーサリアムも、2021年の高値と比較すると7割程度の下落幅となっています。
アメリカの大幅な利上げによる経済停滞懸念が広がり、株などのリスク資産と同様にビットコインを含む仮想通貨が大幅に売られたことが大きな理由です。
仮想通貨の貸出業者である米セルシウス・ネットワークが仮想通貨の入出庫などの停止を発表したことも不安につながり、大きな売り圧力となりました。
また、2022年11月にはFTXの破綻騒動も影響して大きく下落しています。
値下げは記録的な下落幅ともなり、金融市場全体に大きなインパクトを与えています。
仮想通貨(ビットコイン)の底値の見つけ方
仮想通貨(ビットコイン)の底値を見つけるポイントについて確認しましょう。
- 価格の下げ幅を確認する
- 仮想通貨についてのニュースに注目する
- テクニカル分析を用いる
価格の下げ幅を確認する
仮想通貨(ビットコイン)の価格が大きく下がった時は、値下がり幅を確認します。
それまでの上昇分の3分の1または2分の1の値下がりを確認したら、買いを検討し始めても良いでしょう。
急激な値下がりをしているタイミングでは、必要以上に売られすぎることが度々あります。
売られ過ぎたところで買い注文を出せれば、その後の価格が戻るタイミングで値上がり益を得られます。
下がり始めたかも、と思った場合は上昇幅と下落幅を比較して、購入するタイミングを計りましょう。
仮想通貨についてのニュースに注目する
仮想通貨についてのニュースにはしっかり注目しましょう。
ネガティブな内容で下がっていたとしても、内容以上に売られ過ぎている場合はすぐに底をつけて価格が上昇する場合が多いです。
また、仮想通貨についての悪材料がないにも関わらず、経済全体の影響を受けて価格が下落している場合なども、購入するチャンスです。
価格が下落している場合は、仮想通貨に関するニュース・情報をしっかりと集めておきましょう。
仮想通貨の価格に影響しやすいのは以下のようなニュースです。
- 仮想通貨に対する規制強化
- 世界経済の停滞懸念
- 株式市場・為替市場の相場急落
- 著名人や企業の動向
- 取引所のハッキング
テクニカル分析を用いる
テクニカル分析を用いて価格の動向を分析するのも有効な手段です。
よく利用される分析方法・指標には以下のような種類があります。
- ローソク足
- 移動平均線
- ゴールデンクロス・デッドクロス
ローソク足
ローソク足は、価格の動きをチャート上に表したものです。
始値・終値・高値・安値を読み取ることができ、過去の価格動向の分析に利用できます。
ローソク足分析は株式投資でもよく用いられる方法で、基本的な見方は同じです。
ローソク足は、1分間の動きを表す「分足」、1日の動きを表す「日足」、「1週間の動きを表す「週足」、1ヶ月の動きを表す「月足」、1年間の動きを表す「年足」といった種類があるので、どの期間のローソク足を確認したいかによって使い分けることも可能です。
価格が上昇している場合は赤や白で描かれる「陽線」が現れ、価格が下落しているときは青や黒などで描かれる「陰線」が現れやすいです。
ローソク足の胴体部分が長いほど、買いや売りの勢いが強いことを示しています。
移動平均線
価格の下落を確認するために、移動平均線をチェックするのも有効です。
移動平均線は、直近の一定期間の終値の平均値を線で示したものです。
移動平均線が右肩上がりに推移しているときは上昇傾向を示し、右肩下がりに推移している場合は下落傾向を示します。
また、移動平均線の傾きが急であるほど、上昇・下落の勢いが強いということを表しています。
ローソク足と移動平均を組み合わせてチャートを分析することもよくあり、ローソク足が移動平均線より上に位置している場合は上昇トレンド、下に位置している場合下落トレンドということになります。
移動平均線には、5日から200日などさまざまな種類がありますが、初心者は25日移動平均線からチェックしてみると良いでしょう。
ゴールデンクロス・デッドクロス
複数の移動平均線を組み合わせて相場のトレンドを見極める方法もあります。
相場を読み取るためには、短期と長期の移動平均線を利用します。
オレンジ:25日移動平均線
緑線:50日移動平均線
こちらのチャートは直近半年のビットコインの価格チャートです。
チャートの赤丸部分は「ゴールデンクロス」と呼ばれ、相場が上昇トレンドに向かうことを示しています。
オレンジの25日移動平均線(短期)が緑の50日移動平均線(長期)を下から上に抜けて交差していることをゴールデンクロスといいます。
反対に、オレンジの25日移動平均線が緑の50日移動平均線を上から下に抜けている場合は「デッドクロス」と呼ばれ、相場が下落局面に差し掛かっていることを示します。
上のチャートでは青丸の部分がデッドクロスに該当します。
底値から上回る兆しが見えるかどうかはこうしたテクニカル指標でも判断できるでしょう。
DMM Bitcoinはこのようなテクニカル指標を用いながらビットコインの価格動向をチェックできます。
スマホアプリでもEXモードを利用すれば、上級者にも満足できるほど多彩な機能が揃っています。
初心者はSTモードでシンプルな機能を利用することも可能なので、自分のレベルに合わせて適した方法で分析・注文ができるというメリットがあります。
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仮想通貨(ビットコイン)チャートの過去の底値
仮想通貨(ビットコイン)の過去の底値について、チャートを確認しながら解説していきます。
これまでの下落とその理由について知っておくことで、今後のトレードに活かせるかもしれません。
注目すべき過去の下落ポイントをいくつか紹介します。
- 【2018年1月】仮想通貨バブルの崩壊
- 【2020年3月】新型コロナウイルス感染拡大による不安
- 【2021年5月】イーロン・マスクのツイート
- 【2022年1月】米国の金融引き締めに対する懸念
【2018年1月】仮想通貨バブルの崩壊
2017年の年末まで、ビットコインの価格は大きく上昇しました。
2017年の年初から年末にかけて、ビットコインの価格はが約20倍にもなり、仮想通貨バブルとも呼ばれました。
日本でも仮想通貨の取引が活発に行われ、「億り人」という言葉が誕生したのもこの頃です。
アメリカのCBOE(シカゴ・オプション取引所)やCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)でビットコインの先物取引が取り扱われるようになったことで、投資家が拡大したこともこの急上昇の要因と言えます。
2017年の12月には当時の史上最高値である232万円を記録しています。
この頃は世界的にも金融市場が安定していたため、特に下落リスクにさらされることなく堅調に推移していたのです。
ところが、2018年の年初からビットコインの価格は大きく暴落しました。
中国の仮想通貨規制が強まったことや、FacebookなどのSNSが仮想通貨の広告を掲載しなくなったことなどを背景に、投資家の間でリスク回避の動きが強まったことが影響しています。
それまでの価格上昇が著しかったこともあり、価格が下落し始めてからは売りが売りを呼ぶ形で下落が続きました。
【2020年3月】新型コロナウイルス感染拡大による不安
2020年2月から3月にかけては、新型コロナウイルスの感染拡大によって世界経済の停滞が懸念され、ビットコインは高値から約6割も暴落しました。
このコロナショックによって下落したのはビットコインなどの仮想通貨だけではなく、日経平均やS&P500など株式市場も大きく下落しました。
2020年3月1日のビットコインの価格は90万円台でしたが、同月の12日は価格が突如暴落し、終値では56万円台をつけました。
WHOが新型コロナウイルスのパンデミックを宣言したことや、トランプ大統領がヨーロッパからアメリカへの渡航を禁止するなどの措置を発表したことに影響されたものだと思われます。
コロナウイルスの感染拡大によって経済活動が制限されるために、リスク回避の姿勢からビットコインなどの仮想通貨は大きく下落しました。
しかし、このビットコインの下落をチャンスと捉え、新たにビットコインの取引を始める人も若者を中心に拡大しました。
そのため暴落からの戻り圧力も強く、6月頃にはほぼ元の水準にまで価格が戻っています。
【2021年5月】イーロン・マスクのツイート
著名人の発言によってもビットコインの価格は変動します。
2021年5月には、電気自動車メーカーテスラ社長のイーロン・マスクがTwitterで「テスラ社の製品の購入にはビットコインでの支払いを認めない」旨の発言をおこなったことで、一時5割程度も下落しました。
この頃は中国が仮想通貨の規制を強化する旨を発表したこともあり、一概にこの発言のみでビットコインが暴落したとは言えませんが、かなりのインパクトを与えたことには違いないでしょう。
【2022年1月】米国の金融引き締めに対する懸念
上記の通り、2021年の中頃は下落したビットコインでしたが、そこからは年後半にかけて価格は盛り返しています。
10月から11月にかけてはかなり上昇し、2021年11月9日には史上最高値となる777万円を記録しました。
世界的に経済が堅調に回復していることが確認できたことや、金融緩和によって法定通貨の信頼性についての不安の声が高まったことが背景にあると考えられます。
アメリカでのビットコインETFの上場や、ビットコインの大型アップデート「Taproot」があったことも上昇の要因です。
しかし、高値をつけてからは利益確定の売り圧力も高まり、年末にかけては下落基調となりました。
2021年の12月と2022年の1月には、それぞれ短期的に大きく下落しています。
コロナ禍からの経済回復によって米国の金融緩和が終わり、金融引き締めに変化していくことがリスクとして意識され、不安定な動きになったものと思われます。
このような下落局面では底値の見極めが肝心です。
ビットコインなどの仮想通貨の値動きは早いので、購入しようと思ってから口座を開いたのでは買うタイミングを逃してしまうかもしれません。
タイミングを見計らってビットコインを購入したいという人は、DMM Bitcoinなどの使い勝手の良い仮想通貨取引所で、事前に口座開設の手続きをしておくと良いでしょう。
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仮想通貨(ビットコイン)投資におすすめの取引所
仮想通貨(ビットコイン)投資におすすめの取引所をいくつか紹介します。
- DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
- Coincheck(コインチェック)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
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取引銘柄 | 38銘柄(レバレッジ取引含む) |
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最低取引数量(BTCの場合) | 現物取引:0.0001BTC/レバレッジ取引:0.01BTC |
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出金手数料 | 無料 |
仮想通貨(BTC)の入出金 | 入金:無料(マイナーへの手数料は顧客負担)、出金:無料 |
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関連記事 | DMM Bitcoinの評判 |
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Coincheck(コインチェック)
取引所名 | Coincheck(コインチェック) |
取引銘柄 | 29銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
最低取引数量(BTCの場合) | 販売所形式:500円相当額、取引所形式:0.005BTC以上かつ500円相当額以上 |
入金手数料 | 銀行振り込み:無料、コンビニ入金:3万円未満…770円、3万円以上30万円以下…1,018円、クイック入金:3万円未満…770円、3万円以上50万円以下…1,018円、50万以上…入金金額×0.11%+495円 |
出金手数料 | 407円 |
仮想通貨(BTC)の入出金 | 入金:無料、送金:0.0005BTC |
公式サイト | Coincheckの公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判 |
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入金手数料 | 銀行振り込み:無料、クイック入金(住信SBIネット銀行):無料、クイック入金(他行):330円 |
出金手数料 | 三井住友銀行:220円〜440円、他行:550円〜770円 |
仮想通貨(BTC)の入出金 | 0.0004BTC |
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仮想通貨(ビットコイン)の底値に関するよくある質問
仮想通貨(ビットコイン)の底値に関するよくある質問をまとめました。
- 仮想通貨(ビットコイン)は今後上昇する?
- 仮想通貨(ビットコイン)の買い時は?
- 初心者に向いている仮想通貨取引所は?
仮想通貨(ビットコイン)は今後上昇する?
ビットコインは、今後長期的な目線で見れば上昇する可能性が強いと思われます。
特に、米国での仮想通貨決済の拡大や、ビットコインETFなど市場の盛り上がりは、ポジティブな材料になるでしょう。
また、エルサルバドルでビットコインが法定通貨として採用されたように、実際の通貨として使われる場面が増えれば、ビットコインの価格も上昇すると期待できます。
加えて、2024年に迎えるといわれている「半減期」も重要です。
ビットコインの半減期とは、マイニング報酬が半分になることでビットコインの供給量を調整するタイミングのことです。
通貨の価値を下落させないための仕組みなので、ビットコインの半減期前後では価格が上昇しやすいと言われています。
ビットコインの見通しについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
仮想通貨(ビットコイン)の買い時は?
2022年9月現在、大きくビットコインが値下がりしていることからどこが底値なのかと買い時を探っている方も多いでしょう。
長期的にみた時にビットコインは上昇する可能性が高いと思われるので、興味のある方はなるべく早いうちに検討してみてはいかがでしょうか。
投資の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」というものがある通り、実際に投資をしてみると底値で買って天井で売るのはかなり難しいです。
投資や投機においては、なるべく安く買って高く売りたい気持ちも出てきますが、実はちゃんと値上がり益を確保することの方が重要です。
底値にこだわりすぎることなく、長期目線で見て上がるかどうかで判断することも一つの投資手法です。
初心者に向いている仮想通貨取引所は?
仮想通貨投資の初心者の場合は、なるべく取引しやすいアプリやツールを提供する取引所が良いでしょう。
初心者のうちは、チャートの見方やテクニカル指標など機能が豊富すぎるとかえって使いにくいかもしれません。
DMM Bitcoinは、スマホでもシンプルで見やすいチャート機能を提供しているため、初心者でも直感的に取引ができるでしょう。
もちろん、知識や経験が身に付いてきた場合は、EXモードにすれば高機能チャートを利用することで詳しい分析も可能です。
使いやすいようにカスタマイズすることもできるので、自分好みのチャート画面に設定できます。
なお、DMMビットコインのSTモードについては、こちらも参考にしてみてください。
DMM Bitcoinの口座開設は簡単な手順で行え、取引開始までは最短1時間となっています。
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【まとめ】仮想通貨(ビットコイン)の底値はどこ?
今回は、仮想通貨(ビットコイン)の底値について、過去の価格動向や見極めるポイントを解説しました。
- ビットコインが下落する理由はさまざまある
- 底値を見つけるためには、「値下がり幅」「仮想通貨のニュース」「テクニカル指標」に注目しよう
- 実際に底値で買って天井で売るのはあまり現実的でない場合もある
- 中長期目線で上昇が期待できるなら購入を検討しても良い
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