ミニ株(単元未満株)とは?メリット・デメリットやおすすめ証券会社を紹介!
ミニ株は、s株・ワン株・プチ株・いちかぶとも呼ばれる、少額単位から取引できる株のことです。
「株式投資」と聞くと、10万円単位や100万円単位といったまとまったお金が必要というイメージを持っている方もおられるかと思います。
しかし実際は「ミニ株」「単元未満株」というサービスを利用すれば、1000円単位や1万円単位といった少額からでも株式投資にチャレンジすることができます。
ここでは、少額から取引できるミニ株・単元未満株の特徴やメリット・デメリット、ミニ株・単元未満株を提供している証券会社などについて解説していきます。
- ミニ株(単元未満株)なら少額でも取引を始めることができる
- 数量のコントロールがしやすく、分散投資にも生かせる
- 楽天証券では取引コストを抑えた投資が可能
ネット証券会社最大手の楽天証券は、手数料の安さと金融商品の豊富さに定評があり、利用者数の実績も十分の証券会社です。
ネット証券と言えば楽天と呼ばれるほど人気が高く、他の証券会社の口座を持っていても楽天証券で口座を作る人が多い証券会社になります。
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ミニ株・単元未満株とは?
株式投資では通常、「単元」という取引単位の整数倍の数量で売買がおこなわれます。
また上場企業の場合は基本的に1単元=100株であり、つまり通常は最低でも100株からでないと売買することができません。
例えば日本を代表する自動車メーカーであるトヨタの株価は、2023年1月時点で約1,889円なので、普通に入手しようとすると最低でも18万8,900円(1,899円×100株(1単元))ないと買えません。
しかしそれでは、多くの資本金を用意できる一握りの投資家しか参入することができません。
そこで一部の証券会社では、「株式ミニ投資」や「単元未満株式投資」といった少額からでも取引できるサービスが提供されています。
「株式ミニ投資」は設定された単元株数の10分の1から売買できる取引方法のことで、通称「ミニ株」と呼ばれています。
また「単元未満株式投資」は、単元株数に関わらず1株から売買できる取引方法のことで、こちらは通称「単元未満株」と呼ばれています。
ミニ株や単元未満株のおかげで資本金の少ない投資家でも、様々な銘柄に対する株式投資に取り組むことができるようになっているのですが、少ない資金・数量で売買できること以外にも通常の株式投資とは異なるメリット・デメリットがあるので、続いてそれらを解説していきます。
ミニ株・単元未満株のメリット
ミニ株・単元未満株には、次のようなメリットがあります。
- 少額から取引できる
- 細かい数量のコントロールができる
- 分散投資ができる
- ミニ株・単元未満株でも配当金を受け取れる
少額から取引できる
ミニ株・単元未満株なら、ともに通常の株式投資と比べて元手が少なくても始められます。
また、十分な資金が用意できなくても、株価が高い有名企業の銘柄に投資することが可能です。
「株は大きな元手が必要である」と考える方が多いですが、ミニ株・単元未満株であれば少額から取引が始められます。
細かい数量のコントロールができる
通常の株式投資では取引単位が1単元(100株)なので、例えば先ほど示したトヨタの株で言えば、数量を増やそうとすると85万(1単元)、170万(2単元)、255万(3単元)…と、どんどん必要な金額が膨らんでいきます。
そのため通常の株式投資では、株価が高い銘柄ほど数量のコントロールが困難です。
しかしミニ株・単元未満株なら1株または10株単位で売買できるので、自身の資金量に合わせて細かい数量のコントロールが可能です。
分散投資ができる
ミニ株・単元未満株なら、複数の銘柄を少額ずつ入手して分散投資することも可能です。
分散投資すれば、それらの内1つの銘柄の価格が下落したとしても他の銘柄が上昇していれば、保有銘柄同士でダメージを相殺し合ってリスクを分散することができます。
また、複数の銘柄に分散させるだけでなく、1つの銘柄に対しての「時間の分散」もやりやすいです。
「時間の分散」も分散投資の方法の一つで、一度にまとめて購入するのではなく購入タイミングを数度に分けることで、価格変動によるリスクを平準化することができます。
ミニ株・単元未満株でも配当金を受け取れる
株式投資では、一定期間株式を保有することで配当金が分配されます。
ミニ株・単元未満株でも通常の株式投資と同じく、保有している株数に応じて配当金を受け取ることができます。
単元未満株(S株)は楽天証券で入手できますので、是非楽天証券公式サイトをチェックしてみてください。
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ミニ株・単元未満株のデメリット
ミニ株・単元未満株は少量・少額から取引できる便利なサービスですが、通常の株式投資と比較して次のようなデメリットもあります。
- 単元株よりも手数料が割高になる
- 対象銘柄が限られている
- 取引時間に制限があり、タイムリーな売買ができない
- 株主優待は基本的に受けられない
単元株よりも手数料が割高になる
ミニ株・単元未満株は少量から購入できる分、通常の株式投資と比べると手数料が割高になります。
そのため手数料を抑えたいなら、
- 株価が安い銘柄は、通常の株式投資(単元株)で購入する
- 株価が高い銘柄は、ミニ株・単元未満株を利用して購入する
といったように、使い分けるのも一つの方法です。
対象銘柄が限られている
ミニ株・単元未満株は、すべての銘柄が対象となっているわけではありません。
しかし、証券会社ごとに対象銘柄の数は異なりますが、どの証券会社も数百~数千の銘柄がミニ株・単元未満株の対象となっているので、銘柄選びにそこまで困ることはないでしょう。
1日あたりの注文の約定回数が固定されている
ミニ株・単元未満株では、1日あたりの注文の約定回数が固定されています。
下の画像は、SBI証券の単元未満株の取引スケジュールです。
注文を入れるのは24時間可能ですが、それらが約定されるのは9時・12時半・15時の1日3回だけです。
このようにミニ株・単元未満株では、値動きを見ながらタイムリーに「安くなったら買う」「高くなったら売る」ということができません。
なお注文の約定タイミングや1日あたりの約定回数は、証券会社ごとに異なります。
平日の昼間しか取引できない事は、会社員や学生の方であれば大きなデメリットに感じるでしょう。`
株主優待は基本的に受けられない
ミニ株・単元未満株は基本的に、株主優待や株主総会での議決権はもらえません。
しかし中には例外的に、株の保有数に関わらず全ての株主が優待を受けられる銘柄もあるので、購入の際には各証券会社の銘柄ページで株主優待の項目をよくチェックしておきましょう。
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ミニ株・単元未満株に投資できるおすすめ証券会社
ここではミニ株・単元未満株に投資できるおすすめ証券会社を、6つ紹介します。
ここからは表に掲載した6つの証券会社について解説していきますので、ミニ株投資の証券会社選びに役立ててください。
楽天証券
証券会社名 | 楽天証券 |
公式ページ | 楽天証券公式サイト |
対象銘柄 | リアルタイム取引:546 寄付取引:473 |
最小取引単位 | 1株 |
手数料 | 1回の取引あたり11円(税込) ※0.22%のスプレッドがかかる |
NISAの利用 | 利用可能 |
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- 大手楽天グループが運営
楽天証券は、楽天市場や楽天トラベルなどさまざまなインターネットサービスを展開する「楽天グループ」が運営しています。
ネット証券おすすめランキングでも上位で紹介されており、非常におすすめの証券会社です。
国内株式の取扱銘柄数も多く、また取引手数料がリーズナブルなネット証券です。
- 単元未満株がリアルタイムで取引できる
楽天証券では株を1株単位で売買できる株ミニというサービスを展開中です。
株ミニでは少額での取引が可能なほか、リアルタイム取引ができるため、欲しい株をすぐに注文できます。
また、NISA口座にも対応しているので、節税をしながらコツコツと株取引をしたい方にも最適と言えるでしょう。
- 楽天ポイントで投資可能
楽天証券では、楽天ポイントを使って投資をすることができます。
現金で投資をするのに抵抗がある初心者の方でも、気軽に投資にチャレンジできるのが嬉しいポイントです。
楽天ポイントで投資できるのは、投資信託・国内株式・バイナリーオプションの3種類。
仮に損をしたとしてもポイントの範囲内でおさまるので、投資の練習としてもおすすめです。
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SBI証券
証券会社名 | SBI証券 |
公式ページ | SBI証券公式ページ |
対象銘柄 | 東証上場銘柄 名証・福証・札証上場銘柄は売却のみ |
最小取引単位 | 1株(単元未満株/S株) |
手数料 | 買付:無料 売却:55円 |
NISAの利用 | 利用可能 |
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- 国内最大級のネット証券で安心
SBI証券は東証一部上場のSBIホールディングス傘下の証券会社であり、非常に人気も高く、口座開設数は国内のネット証券でトップに立っています。
初心者から上級者まで広く親しまれており、証券会社選びに迷ってもとりあえずSBI証券を選んでおけば、まず失敗することはなく安心して利用できます。
- 単元未満株以外の金融商品も豊富にラインナップ
SBI証券は、通常の株式投資・単元未満株以外にも、
- 外国株投資(米国・中国・韓国他)
- ETF投資(国内・海外)
- iDeCo
- ロボアドバイザー
- 投資信託
- 先物・オプション取引
- 金・プラチナ取引
- 債券
- IPO投資 など
こういった幅広い金融商品を取り扱っています。
そのため、とりあえずSBI証券の口座をひとつ持っておけば、
- 資金が増えたら、単元未満株から通常の株式投資に移行する
- 資金が増えたら単元未満株も利用しながら、一部通常の株式投資に資金を回す
- 単元未満株に投資しながら、ETFや投資信託にも投資する
といった、状況に応じた利用方法の変更もスムーズにおこなえます。
- NISA枠で購入可能
SBI証券ではNISA枠を使って、単元未満株を購入することもできます。
もともとNISAは少額で投資する人向けの非課税制度なので、年間120万円(月平均10万円)までしか利用できません。
単元未満株ならその上限額内に収まりやすいので、うって付けです。
ただNISA枠を利用する際、通常国内株式・国内ETF・REITなどは取引手数料が一律無料なのですが、単元未満株はその対象外で手数料がかかってしまいます。
そのため、
- 単元未満株と並行して、通常の国内株式なども購入する
- かつ、年間で考えたときに投資額のトータルがNISAの上限額を超えるかもしれない
こういった場合は、NISA枠をフル活用しつつ手数料をムダに払い過ぎないように、単元未満株をNISA枠で買うべきかどうかよく考えましょう。
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PayPay証券
証券会社名 | PayPay証券 |
公式ページ | PayPay証券公式ページ |
対象銘柄 | 日本株:154銘柄 国内ETF:4本 米国株:136銘柄 米国ETF:25本 |
最小取引単位 | 1000円 |
手数料 | 取引手数料:なし スプレッド:基準価格の0.5~1.0% |
NISAの利用 | 非対応 |
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- スマホアプリでの取引に特化したサービス
PayPay証券はパソコンの取引ツールやネットブラウザ上の取引ツールは提供しておらず、スマホアプリでの取引に特化した証券会社です。
特化しているだけあって、スマホアプリは投資初心者でも使いやすい洗練されたつくりになっています。
- 取扱い銘柄すべて1000円から購入可能
多くの証券会社では取引単位が株数や単元数になっていますが、PayPay証券はユニークで取引単位が「金額」になっており、1000円以上・1000円単位で購入できます。
- 米国株やETFにも投資できる
PayPay証券では日本株だけでなく、国内ETF・米国株・米国ETFも1000円から購入できます。
ただジャンルは幅広いものの、他のミニ株・単元未満株を扱う証券会社と比較すると、トータルの銘柄数は少なめになっています。
しかしこれは、必ずしもデメリットではありません。
PayPay証券側で厳選された銘柄の中から投資対象を選ぶことができるので、特に投資初心者にとっては迷わず選べて利便性が高いです。
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SBIネオモバイル証券(ネオモバ)
証券会社名 | SBIネオモバイル証券(ネオモバ) |
公式ページ | SBIネオオモバイル証券公式ページ |
対象銘柄 | 東証上場銘柄 名証上場銘柄 福証・札証上場銘柄は売却のみ |
最小取引単位 | 1株(単元未満株) |
手数料 | 取引手数料:無料 サービス利用料:月額220円~ |
NISAの利用 | 非対応 |
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- 手数料が月額制
SBIネオモバイル証券(以下ネオモバ)では取引手数料がかからない代わりに、次の表のとおり月額制のサービス利用料を支払うシステムになっています。
決められた約定代金合計額の範囲内で何度取引しても利用料が変わらないので、特に投資資金が少ない内は、他のミニ株・単元未満株を扱う証券会社よりもお得になっています。
- Tポイントでも株を買える
ネオモバではTポイントを1ポイント=1円として、株の購入資金に充てることができます。
また「ポイント運用」を利用すれば、投資初心者が口座開設なし・現金利用なしで、Tポイントのみによる投資の疑似体験をすることも可能です。
- IPO株にも1株から申し込み可能
ネオモバではIPO株にも1株から申し込みができます。
また、「若年優遇」や「取引継続優遇」などユニークな抽選優遇枠があるので、投資資金が少ない20代、30代でも当選するチャンスが十分にあります。
auカブコム証券
証券会社名 | auカブコム証券 |
公式ページ | auカブコム証券の公式ページ |
対象銘柄 | 東証上場銘柄 名証上場銘柄 福証・札証上場銘柄は売却のみ |
最小取引単位 | 1株(単元未満株/プチ株) |
手数料 | 約定代金の0.5% (最低手数料:52円) ※積立サービスを使えば無料 |
NISAの利用 | 利用可能 |
- 積立サービスを利用すれば手数料無料
auカブコム証券の取引手数料は、SBI証券など他の単元未満株を扱う証券会社とほぼ同じです。
しかし、「プレミアム積立」という単元未満株の積立サービスを利用した場合は、手数料が無料になります。
- NISA枠で購入可能
auカブコム証券ではNISA枠を使って、単元未満株を購入することもできます。
またNISA枠では、通常国内株式・国内ETF・REITなどは取引手数料が一律無料、単元未満株はその対象外なのですが、「プレミアム積立」はNISA枠でも使えるのでその場合は手数料がかかりません。
- 信用取引など、他の金融商品の担保としても活用できる
auカブコム証券では信用取引や先物取引も提供しているのですが、単元未満株を保有していた場合、それを信用取引などの担保として活用することができます。
マネックス証券
証券会社名 | マネックス証券 |
公式ページ | マネックス証券公式ページ |
対象銘柄 | 東証上場銘柄 名証上場銘柄 福証・札証上場銘柄は売却のみ |
最小取引単位 | 1株(単元未満株/ワン株) |
手数料 | 買付:無料(0円) |
NISAの利用 | 利用可能 |
- ワン株は買付手数料が無料
7月5日からマネックス証券ではワン株(単元未満株)の買付手数料が0円になりました。
少額から始められるワン株なら投資初心者でも安心して株式投資をスタートすることができます。
- 株主優待を受けられる
マネックス証券の単元未満株なら、通常の株と同じように保有株数に応じて、株主優待や配当金を受けることができます。
なお株主総会での議決権については、原則として与えられません。
- ユニークなスマホアプリを使って取引できる
マネックス証券では、「ferci(フェルシー)」という投資SNSと株式投資を組み合わせたアプリを使って、単元未満株を取引できます。
わざわざtwitterなどで検索して情報を集めなくても、アプリ上で値動きを分析しながら他の投資家の意見も見ることができるユニークな仕組みになっており、ユーザーからの評価も上々です。
- NISA枠で売買可能
マネックス証券では、NISA枠を使って単元未満株を購入することもできます。
ただ、SBI証券やauカブコム証券などと同じく、単元未満株はNISA枠でも取引手数料がかかります。
そのため、NISA枠だと手数料がかからない通常の国内株式なども並行して購入する場合は、手数料をムダに払い過ぎないように、どの銘柄をNISA枠で購入するかよく考えましょう。
ミニ株・単元未満株に関するQ&A
最後にミニ株・単元未満株に関して、よく聞かれるQ&Aを3つご紹介します。
- 少額投資でも利益は出るの?
- S株、ワン株、プチ株など証券会社ごとに名称がいろいろあるが違いはあるの?
- ミニ株・単元未満株を買い増しして100株になったとき、株主優待など単元株所有者と同じ扱いになるの?
少額投資でも利益は出るの?
少額投資でも利益は出ます。
しかしあまりに少額過ぎると、時間や手間に対する効率が非常に悪いです。
例えばあなたに、株式投資で平均月利5%稼げるだけの投資技術があったとしましょう。
原資1万円で投資した場合、月利5%ならば1ヶ月間頑張っても利益はたったの500円です。
また、利益をそのまま複利運用に回すとしても1年で7,950円(年利79.5%)にしかなりません。
あまりに原資が少ないと、どれだけ時間や手間をかけて頑張っても大して増えず、またいくら複利運用したとしてもなかなか増えません。
他の副業をしたり、残業をしたりした方がはるかに稼げます。
しかし原資が1000万円だったらどうでしょうか。
まったく同じ月利5%を稼ぐ投資をしても、原資1000万円なら初月に50万円、複利運用すれば年間で790万円も稼げます。
また、さらに数年単位で複利運用していけば、加速度的に増えていきます。
このように、投資では原資が少額過ぎると非常に効率が悪いです。
投資資金が少ない内はミニ株・単元未満株をはじめいろいろな取引にチャレンジして技術を磨きつつ、同時に労働や節約によって投資に回せる余剰資金を増やせるように頑張りましょう。
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S株、ワン株、プチ株など、証券会社ごとに名称がいろいろあるが違いはあるの?
単元未満株にはSBI証券はS株、auカブコム証券はプチ株、マネックス証券はワン株という名称がついています。
しかしこれらはいわゆる愛称であり、手数料などの細かな差異はあるものの、基本的には同じ仕組みの単元未満株だと思って差し支えありません。
ミニ株・単元未満株を買い増しして100株になったとき、株主優待など単元株所有者と同じ扱いになるの?
ミニ株・単元未満株は買い増しして100株になれば、単元株にすることも可能です。
つまり、株主優待や株主総会での議決権を通常通り与えられるようになります。
ミニ株・単元未満株まとめ
今回はミニ株・単元未満株について解説しました。
- ミニ株・単元未満株は、少額からでも株式投資ができるサービス
- 単元株よりも手数料が割高になるなどのデメリットもあるので、通常の株式投資とうまく併用しよう
- 投資資金が少ない内はミニ株・単元未満株で経験を積みながら、労働や節約で投資資金を増やそう
ミニ株・単元未満株は少額からでも取引できるため、資金の少ない投資家でも様々な銘柄に投資することができる便利なサービスです。
ただ、手数料が割高であるといったデメリットもあるので、投資資金が徐々に増えてきたら通常の株式投資と併用するなど、できるだけ手数料がかからないように工夫しましょう。
また今回紹介したようにミニ株・単元未満株を購入できる証券会社は複数ありますが、それぞれ特徴が異なるので、それらをよくチェックして自身の投資目的や資金量にあった証券会社を選びましょう。
数ある証券会社の中でも、SBI証券は普段使っているスマホから気軽に株取引が始められる初心者向けの証券会社です。
ぜひこの機会に楽天証券公式サイトをチェックしてみてください。
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