バイナンスコイン(BNB)とは?特徴と今後の予想/見通し/将来性を解説

BNB サムネイル

バイナンスコインは仮想通貨取引所バイナンスが発行した仮想通貨で、2021年4月現在時価総額ランキング3位と非常に人気の高い仮想通貨のひとつです。

今回はそのバイナンスコインについて、特徴やこれまでの価格推移、今後の見通しなどをわかりやすく解説していきます。

この記事の要点
  • バイナンスコインは大手仮想通貨取引所バイナンスが発行した仮想通貨(トークン)
  • バイナンスコインは、取引所バイナンスで使用されることでメリットを発揮する
  • バイナンスコインは2021年2月に入って急騰し、4月に入っても堅調な動きを維持
  • バイナンスコインは時価総額も高く人気があるが、国内取引所での取り扱いがない
  • アルトコインは、コインチェックなどの国内取引所で扱われているものから選ぶのがおすすめ

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目次

仮想通貨のバイナンスコインとは?

binance-logo
通貨(トークン)名バイナンスコイン
ティッカーシンボル・単位BNB
現在の価格(2021年4月時点)約400ドル
時価総額(2021年4月時点)約600億ドル
時価総額ランキング(2021年4月時点)3位

バイナンスコインとは、マルタ島に本拠地を置く世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスが独自に発行した、バイナンスの取引所内で使われる仮想通貨(トークン)のことです。

いち取引所のトークンとしては突出して人気が高く2021年4月現在、様々な機能を有する名だたる仮想通貨をおさえて時価総額ランキング3位につけています。

なお2021年4月現在、仮想通貨取引所のバイナンスは日本の金融庁による事業者登録は受けておらず、バイナンスコインも国内取引所での取り扱いがありません。

バイナンスコインの特徴

バイナンスコインには次のような特徴があります。

バイナンスコインの主な特徴2つ
  • 取引所のバイナンスで使うことにメリットがある
  • 定期的にバーン(焼却)を実施している

取引所のバイナンスで使うことにメリットがある

バイナンスコインは大手取引所のバイナンスが手がける仮想通貨(トークン)であり、バイナンスで使うことによって、

  • 取引手数料が割引される
  • 両替ができる

といったメリットが発揮されます。

まず、バイナンスは元々の手数料が0.1%と比較的割安ですが、バイナンスコインを使って支払うと、そこからさらに手数料が割引されます。

また取引所を利用していると時に仮想通貨が少額残ってしまうことがあるのですが、バイナンスでは「0.001BTC以下の金額」の少額コインを対象に、バイナンスコインに両替することができます。

定期的にバーン(焼却)を実施している

バーン(焼却)とは、運営側が仮想通貨の一部を処分する行為のことです。

一部を処分してその総量を減らすことで、希少価値を高めることができるというメリットがあります。

バイナンスコインは発行上限枚数が2億枚で、すでにそのすべてが発行済みです。

バイナンスでは四半期ごとに前四半期で得た営業利益20%にあたるバイナンスコインをバーンすることになっており、営業利益が増えるほどバーンが進んでいく、営業利益が増えるほどより早くバイナンスコインの希少価値が上がっていく仕組みになっています。

また最終的には枚数を、半分の1億枚まで減らすこととしています。

バイナンスコインのこれまでの価格推移

バイナンスコインチャート
引用元:TradingView提供のチャート

続いてバイナンスコインのこれまでの価格推移を見ていきましょう。

上のチャートは、2017年7月のバイナンスコイン上場から2020年12月末までのBNB/USDチャートです。

大きな上昇下落の波を何度も形成していますが、より長期的な目線で見ると上昇トレンドを継続していることがわかります。

またこれまでの価格推移での重要ポイントは次の3つです。

バイナンスコインの価格推移、重要ポイント3つ
  • 2017年12月~ 仮想通貨バブルで急騰
  • 2019年 「Binance Launchpad」のトークンセールで需要拡大
  • 2020年 DeFiが注目を集めてバイナンスコインも高騰

2017年12月~ 仮想通貨バブルで急騰

2017年後半、いわゆる仮想通貨バブルが起こり、バイナンスコインもご多分に漏れず高騰。

また2018年に入って、多くの仮想通貨と同じくバブル崩壊により急落しています。

ただ、バイナンスコインが他の仮想通貨と比べて特異なのは、バブル崩壊の影響をそれほど引きずらなかったことです。

2019年4月にはバブル時の高値を更新しており、比較的短期間で回復しています。

詳しくはビットコインの見通しの記事も合わせてご参考ください。

2019年 「Binance Launchpad」のトークンセールで需要拡大

「Binance Launchpad」とは、新規プロジェクトが発行するトークンの販売代行をおこなう「IEO」のためのプラットフォームです。

2019年1月はBitTorrentのBTTトークン、2月はFetchトークン、3月はCeler Network(CELR)のIEOがそれぞれ実施されました。

IEOの内容によってはバイナンスコインをはじめ、限られた通貨でしか投資することができないものもあります。

そのことがバイナンスコインの需要を引き上げたものと見られています。

2020年 DeFiが注目を集めてバイナンスコインも高騰

バイナンスはDeFi(分散型金融)の内のひとつ、分散型取引所のバイナンスDEXを運営しています。

DeFiや分散型取引所に(DEX)ついて、くわしく知りたい方は、DeFiについての解説記事をご参照ください。

また、イールドファーミング向けプラットフォームも手掛けています。

イールドファーミングとは?

イールドファーミングとは、分散型取引所(DEX)などに資産を貸し出す、または提供することで流動性を提供し、その報酬としてステーキングで収益を得る運用モデルのことです。

2020年にDeFiは非常に注目を集め、そのことがバイナンスおよびバイナンスコイン人気の追い風となりました。

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バイナンスコインの現在の評価

BNBUSDチャート
引用元:TradingView提供のチャート

次にバイナンスコインの現在の評価を解説します。

上の画像は2021年1月から2021年4月現在までの、BNB/USDチャートです。

一見してわかる通り、バイナンスコインは2021年2月に入って急騰しました。

2021年2月の始値が1BNBあたり約51.5ドル、2月19日につけた最高値は約333.7ドルなので2月に入って一時6.6倍まで膨らんでいたことになります。

4月に入ってから再び急騰し、400ドル前後の価格で推移中。

この3ヶ月ほどで8倍以上の価格高騰となりました。

今回のバイナンスコインの急騰の要因は、次の2つとの見方が強いです。

2021年バイナンスコインの高騰要因2つ
  • 「Binance Launchpad」でトークンセールが実施された
  • 10億ドルを運用するバイナンスの投資ファンドが資金調達を主導した
  • 「Binance Launchpad」でトークンセールが実施された

先ほども紹介しましたが「Binance Launchpad」では、新規プロジェクトが発行するトークンの販売代行(IEO)がおこなわれます。

2021年2月は2月3日からの6日間、新規プロジェクト「SEP(SafePal)」のトークンセールが実施されました。

SEPのセールはバイナンスコインの平均保有量に応じて購入の権利が得られるというもので、約4万7千人の投資家によって、8億ドルものバイナンスコインがロックアップされたことが高騰のトリガーとなったと見られています。

  • 10億ドルを運用するバイナンスの投資ファンドが資金調達を主導した

2021年2月9日、バイナンスの運営する投資ファンド「バイナンス・ラボ」が、仮想通貨ポルカドットの主なブロックチェーン(パラチェーン)候補「PlasmNetwork」の資金調達を主導したことがわかりました。

このことも市場にポジティブに取られ、バイナンスコイン高騰に起因したと思われます。

バイナンスコインの今後の予想・見通し

バイナンスコインは現状、価格が急騰して一旦の調整局面に入っていますが、次のポイントから長期的に見ると今後も伸びていくものと見られています。

バイナンスコインの今後を占うポイント2つ
  • 取引所のバイナンスに対する評価から影響を受ける
  • 今後もバーンによって希少価値が上昇していく
  • 取引所のバイナンスに対する評価から影響を受ける

バイナンスは業界トップクラスの取引高を誇る仮想通貨取引所です。

また、単に取引所としての事業のみをおこなっているだけでなく、例えば、

  • 世界最大規模の仮想通貨専用ショッピングモール「クリプトモール」と業務提携
  • DeFiのひとつ、バイナンスDEXを運営
  • DeFiの一部のプロジェクトを援助するプログラム「1億ドル助成金ファンド」の運営

など、活発に事業を展開しています。

過去の価格推移を見てもわかる通り、取引所のバイナンスとバイナンスコインの値動きは密接に関係しています。

今後もさまざまなバイナンスの事業の動きが市場にポジティブに受け止められると、バイナンスコインも注目を集めて続伸していくでしょう。

  • 今後もバーン(焼却)によって希少価値が上昇していく

特徴の部分で述べましたが、バイナンスコインではバーン(焼却)をおこなっておます。

まだその数量が目標の1億枚に到達していないので、今後も引き続きバーンがおこなわれていき、ひいては希少価値が上がり価格にも影響を与えると見られています。

バイナンスコインは買うべき?

バイナンスコインは時価総額ランキングも上位につけており、現在は価格も急騰している人気の仮想通貨のひとつですが、次の理由からその購入はあまりおすすめしません。

バイナンスコインの購入をおすすめしない理由

次の2つの理由から、バイナンスコインの購入はおすすめしません。

バイナンスコイン購入をオススメしない理由2つ
  • バイナンスコインはホワイトリストに入っていない
  • 海外取引所の利用はリスクがある

バイナンスコインはホワイトリストに入っていない

まずバイナンスコインは、ホワイトリストに入っていません。

ホワイトリストとは?

ホワイトリストとは、仮想通貨交換業者として認可された国内取引所が取り扱っている仮想通貨の総称のことです。

ホワイトリストに入っている仮想通貨はいずれも、各取引所のリスク検証を受け、それを金融庁に認められた上で取り扱われています。

そのため、一定の安全性・信頼性が担保されています。

一方で、ホワイトリスト以外の仮想通貨を取引する場合は、その担保がないので自分で安全性を判断する必要があります。

海外取引所の利用はリスクがある

ホワイトリストにないバイナンスコインを購入するなら、バイナンスなどの海外取引所を利用しなければなりませんが、それらの取引所は日本の法の管轄外です。

そのため、万が一出金トラブルや資金流出などが起こった場合は、日本の法では守ってもらえず、あくまで自己責任で対処しなければなりません。

国内業者については、おすすめ仮想通貨取引所の記事をご参考ください。

バイナンスは日本上陸の見込みが低い

国内取引所での取り扱いがないのであれば、今後国内での取り扱いがなされるタイミングを待ちたいところですが、バイナンスコインの場合、現状その望みは薄いです。

バイナンスは日本での事業展開を目指してその可能性を模索していましたが、2017年にすでにそれを断念しています。

バイナンスのCEO、ジャオ・チャンポン氏(通称CZ氏)は、日本市場への参入を断念した理由として、金融庁からの取引所が扱うアルトコイン数への制限が厳しすぎたことを挙げています。

バイナンスの強みのひとつは扱うアルトコインの種類の豊富さなのですが、日本ではそれが認められませんでした。

また、国内取引所であるTAOTAOとの提携も検討していましたが、そちらも交渉が合意にいたらず断念したと2020年10月に発表されています。

さらに2020年12月におこなわれたメディアとのQ&AセッションにおいてCZ氏は、今後も日本への事業展開を進める可能性は低いと述べています。

以上のことから、バイナンスが日本の事業者登録を受けて、日本市場に進出してくる可能性は現状かなり低いと言えます。

また仮想通貨のバイナンスコインもバイナンスで取り扱われてこそそのメリットを発揮するので、バイナンスコインのみが国内取引所に上場する見込みも低いと見られています。

  • バイナンスコインを購入するなら、その安全性・信頼性を自己責任で判断する必要がある
  • 海外取引所の利用はあまり推奨できない
  • 今後もバイナンスコインが国内取引所で取り扱われる見込みは低い

これらのことから、バイナンスコインの購入はあまりおすすめできません。

アルトコインはコインチェックで投資しよう

コインチェックの公式サイト-1
名称CoinCheck(コインチェック)
公式サイトCoinCheck(コインチェック)公式サイト
取扱通貨数16通貨(ビットコイン+アルトコイン15種類)
最低取引額500円
提供サービス仮想通貨販売所
仮想通貨取引所
CoinCheckつみたて
貸仮想通貨サービス

バイナンスコインの購入はあまりおすすめできませんが、その他のアルトコインの購入も検討しているのなら、国内取引所であるコインチェックからの購入がおすすめです。

コインチェックのおすすめポイントは次の3つです。

コインチェックのおすすめポイント3つ
  • アルトコインの取扱数が国内最多
  • 少額から購入できるので、仮想通貨投資の初心者でも安心
  • 取引ツールがシンプルでわかりやすい
  • アルトコインの取扱数が国内最多

コインチェックはアルトコインの取扱数が国内最多で、15種類のアルトコインを取り扱っています。

また、いずれもコインチェックのリスク検証を受けて金融庁にも認められたうえで上場しているので、安心して取引することができます。

アルトコインについては、おすすめアルトコインの記事で詳しく解説をしています。

  • 少額から購入できるので、仮想通貨投資の初心者でも安心

コインチェックはどのアルトコインも円建てで500円から購入することができます。

少額から始められるので、仮想通貨投資に初めてトライする初心者でも安心して始められます。

  • 取引ツールがシンプルでわかりやすい

コインチェックはネットブラウザ上のツールとスマホアプリから取引が可能ですが、どちらもシンプルでわかりやすいつくりになっています。

そのため、初心者でも簡単に仕組みを理解できて、すぐに取引を始められます。

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バイナンスコインの今後の価格予想・見通しまとめ

今回は大手取引所バイナンスが発行する仮想通貨、バイナンスコインについて解説しました。

この記事のまとめ
  • バイナンスコインは大手仮想通貨取引所バイナンスが発行した仮想通貨(トークン)
  • 取引所バイナンスで使用されることでメリットを発揮する
  • 2021年2月に入って急騰、今後も続伸する見込みが高い
  • 残念ながら国内取引所での取り扱いがなく、今後取り扱われる見込みも低い
  • アルトコインは、コインチェックなどの国内取引所で扱われているものから選ぶのがおすすめ

バイナンスコインは時価総額ランキング3位に入っている非常に人気が高い仮想通貨ですが、残念ながら国内の取引所での取り扱いがありません。

また、取引所のバイナンスが日本市場に参入してくる望みが薄い以上、バイナンスコインが国内で取り扱われる見込みも低いと見られています。

そのため、バイナンスなどの海外取引所でしか取引できないバイナンスコインの購入はあまりおすすめできません。

アルトコインを購入するなら、リスク検証によって一定の安全性・信頼性が認められた国内取引所で扱われているものの中から選びましょう。

その中でも特に、アルトコインの取扱数が多いコインチェックはおすすめです。

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