コールドウォレットとは?仕組みやメリット/デメリット・おすすめの仮想通貨取引所を解説!

当サイトの運営ポリシー
コンテンツ作成体制や運営方針に関しては、当サイトのInvestNavi(インヴェストナビ)の運営ポリシーをご参考ください。なお、InvestNaviでは、金融庁HPを参照し、金融庁の暗号資産交換業者登録一覧を紹介しております。また、ページにはプロモーションが含まれているものがあります。
監修者

InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

仮想通貨を保管するためには「ウォレット」を利用する必要があります。

このウォレットには、常にインターネットに接続されている「ホットウォレット」と、インターネットとは切り離されて保管される「コールドウォレット」の2種類があります。

今回は、コールドウォレットの特徴やメリット・デメリット、利用の際の注意点などについて解説します。

コールドウォレット運用を行っているおすすめ仮想通貨取引所についても紹介するので、参考にしてみてください。

この記事でわかること
  • コールドウォレットは、インターネットに接続されていない状態で仮想通貨を保管するウォレットのこと
  • コールドウォレットには「ハードウェアウォレット」と「ペーパーウォレット」の2種類がある
  • ハッキングや不正アクセスのリスクを下げられるというセキュリティの高さが特徴
  • ホットウォレットに比べて使い勝手が劣る点はデメリット
  • DMM Bitcoinではコールドウォレット運用をはじめとしたセキュリティ対策が多数用意されている

DMM Bitcoinでは、DMMグループの技術力の高さを活かし、顧客の仮想通貨を守るためにさまざまなセキュリティ対策をとっています。

安心・安全に仮想通貨を取引できるだけでなく、初心者から経験者まで幅広い人に利用しやすいプラットフォームを提供している点も特徴です。

使いやすく安心な仮想通貨取引所を利用したいと考えている方は、一度DMM Bitcoinの公式サイトをチェックしてみてください。

※2024/9/1まで

目次

コールドウォレットとは?

仮想通貨を保管する場所であるウォレットには、「ホットウォレット」と「コールドウォレット」の2種類があります。

この違いはインターネットに接続されているかどうかで、ホットウォレットの場合は取引所や外部のサーバー内にウォレットが存在し、常にオンライン状態にあるという特徴があります。

一方、コールドウォレットは、インターネットに接続されていないウォレットのことを指し、さまざまな方法でインターネットから隔離された状態で仮想通貨を管理しています。

仮想通貨取引所の中には、コールドウォレットを採用しているところもありますが、ホットウォレットのみのところもあります。

DMM Bitcoinはコールドウォレット運用を利用している取引所です。

仮想通貨投資の初心者から経験者まで幅広い人に利用しやすい取引所なので、ぜひチェックしてみてください。

※2024/9/1まで

コールドウォレットの種類

コールドウォレットはインターネットに接続されていないウォレットのことを指しますが、その中でも「ハードウェアウォレット」と「ペーパーウォレット」の2種類に分けることが可能です。

コールドウォレットの種類
  • ハードウェアウォレット
  • ペーパーウォレット

ハードウェアウォレット

ハードウェアウォレットは、USBメモリのような専用端末で仮想通貨に関するデータを保管する方法のことです。

仮想通貨そのものを専用デバイスに保管するというよりは、仮想通貨にアクセスするための情報が入った鍵を保管するというイメージが近いでしょう。

ハードウェアウォレットを利用する際は、デバイスを購入して「PINコード」や「リカバリーフレーズ」などの初期設定を行います。

万が一、デバイスが紛失・盗難などの被害に遭ったとしても、この情報があれば仮想通貨を復元することが可能です。

仮想通貨を利用する際は、パソコンなどにウォレットを接続することでアクセスできます。

ペーパーウォレット

ペーパーウォレットは、仮想通貨に関する情報を紙に印刷した状態で保管する方法のことです。

仮想通貨専用のアドレスや秘密鍵、仮想通貨の情報を読み取れるQRコードなどが印刷されます。

紙に印刷した時点で、仮想通貨の情報は完全にオンラインと切り離されるため、不正アクセスやハッキングのリスクがほぼなくなります。

ただし、印刷したペーパーウォレットそのものを紛失してしまったり、盗難に遭ったりしてしまうと仮想通貨が盗まれるリスクが発生するため、金庫などで厳重に保管するのが良いでしょう。

コールドウォレットは一般的に上記で説明した「ハードウェアウォレット」と「ペーパーウォレット」の2種類ですが、仮想通貨取引所のコールドウォレットを利用するという方法もあります。

仮想通貨取引所の中には顧客の資産をコールドウォレットで管理している取引所もあるため、コールドウォレットに対応している取引所のウォレットに預けておけば安心して利用できるでしょう。

DMM Bitcoinではコールドウォレットをはじめとしたさまざまなセキュリティ対策が取られています。

大手DMMグループのノウハウ・高い技術力を元に、利用者に安心を提供しているという特徴を持ちます。

現在は、口座開設で即時1,000円がプレゼントされるキャンペーンも実施中なので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

※2024/9/1まで

コールドウォレットのメリット

コールドウォレットを利用するメリットは、主に以下の3点です。

コールドウォレットのメリット
  • ハッキングのリスクが低い
  • マルチシグと組み合わせればさらに安全
  • こだわりのデバイスを利用できる

ハッキングのリスクが低い

コールドウォレットの最大のメリットとして、セキュリティの高さがあげられます。

ホットウォレットで保管する仮想通貨は常にインターネットに接続されているため、ハッキングのリスクがあります。

コールドウォレットの場合はインターネットと切り離して保管するため、オンラインで資産が狙われるということがなくなります。

物理的な盗難などの被害に遭うリスクはゼロではありませんが、それでもセキュリティを大幅に高めることは可能です。

マルチシグと組み合わせればさらに安全

コールドウォレット運用を利用している仮想通貨取引所を使う場合、マルチシグに対応しているかどうかも確認すると良いでしょう。

「シグ」は「署名」のことを指し、仮想通貨の送金や移動に複数の署名が必要となる体制のことを示します。

3〜5つの秘密鍵を分散して管理し、2〜3つの秘密鍵を運用に利用することで、秘密鍵の盗難などのリスクを下げつつ適切に仮想通貨を利用できるのです。

マルチシグに対し、一つの秘密鍵だけを利用する方法をシングルシグと呼びます。

仮想通貨取引所のウォレットで安全に資産を保管したい場合は、コールドウォレットを利用しているかどうかに加え、マルチシグ対応かどうかもチェックしておきましょう。

こだわりのデバイスを利用できる

ハードウェアウォレットを利用する場合は、専用のデバイスを用意する必要があります。

コストはかかりますが、自分のお気に入りのものを用意して利用したいという人にはメリットとなるでしょう。

最近はデザイン性にこだわったおしゃれなハードウェアウォレットも存在するため、自分の好みに合うものを探してみるのも良いかもしれません。

ただし、ハードウェアウォレットを購入する際は、必ず正規の販売サイトから購入するように気をつけましょう。

中古品や出所がわからないものを購入すると、不正なソフトなどがインストールされている可能性もあり危険です。

自分でペーパーウォレットやハードウェアウォレットを管理するのが不安だという人は、コールドウォレットを利用している仮想通貨取引所を利用するのも選択肢の一つです。

DMM Bitcoinではコールドウォレット運用をはじめとしたさまざまなセキュリティ対策を講じています。

仮想通貨のセキュリティが気になるという方は、ぜひDMM Bitcoinの公式サイトをチェックしてみてください。

※2024/9/1まで

コールドウォレットのデメリット

一方、コールドウォレットにはいくつかデメリットも存在します。

以下の3点は事前に確認しておきましょう。

コールドウォレットのデメリット
  • 送金・決済の手間が増える
  • コストがかかる場合がある
  • ペーパーやデバイスの劣化や紛失・盗難リスク

送金・決済の手間が増える

常にインターネットに接続されているホットウォレットと異なり、コールドウォレットは普段はインターネットに接続されずに保管されています。

そのため、保管している仮想通貨にアクセスするためには、手間と時間を要することがあります。

ハードウェアウォレットの場合だと、仮想通貨にアクセスするためにパソコンと接続したり、取引所とウォレット間で送金したりするという手順が必要となるため、ホットウォレットに比べて手間がかかってしまうのです。

コストがかかる場合がある

ハードウェアウォレットを利用する場合は、専用のデバイスを用意しなくてはいけません。

新しく購入する場合は、当然商品の購入代金が必要となります。

取引所ウォレットやウェブウォレットなどの場合、コストをかけずに仮想通貨を保管できるウォレットも多いため、コストがかかるというのはデメリットとなるかもしれません。

ペーパーやデバイスの劣化や紛失・盗難リスク

ペーパーウォレットの場合、仮想通貨に関する情報が紙に印刷された状態で保管することになります。

紙はどうしても経年劣化するため、印刷した文字が薄れて読めなくなってしまったり、髪が破れてしまったりするというリスクがあります。

そのため、ペーパーウォレットを長期保管する際は、ペーパーウォレットの保管環境にも注意しましょう。

また、ペーパーウォレットやハードウェアウォレットの場合、インターネットから情報を盗まれるというリスクはなくなりますが、仮想通貨の情報が入ったウォレットそのものを紛失・盗難されるという被害に遭うリスクはなくなりません。

ペーパーウォレットやハードウェアウォレットは、他人の目に触れたりなくしたりしないように、金庫などで厳重に保管するようにしましょう。

ハードウェアウォレットの場合は、PINコードと復元用パスワードがあれば、ふたたび仮想通貨にアクセスすることも可能ですが、これらを忘れてしまうと永久的に仮想通貨を失ってしまうこととなります。

デバイスの管理と併せて、これらのコードの管理にも気をつけましょう。

デバイスの管理や手間が面倒だという方は、DMM Bitcoin(PR)などのコールドウォレットを使用している取引所ウォレットを使うのが良いでしょう。

※2024/9/1まで

コールドウォレットが利用できる取引所

コールドウォレットが利用できる取引所について紹介します。

コールドウォレットが利用できる取引所
  • DMM Bitcoin
  • GMOコイン
  • bitFlyer

DMM Bitcoin

DMM-Bitcoin
取引所名DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
取引銘柄38銘柄(レバレッジ取引を含む)
取引手数料無料(BitMatch注文を除く)
最低取引数量(BTCの場合)現物取引:0.0001BTC/レバレッジ取引:0.01BTC 
入金手数料銀行振り込み:無料、クイック入金:無料
出金手数料無料
仮想通貨(BTC)の入出金入金:無料(マイナーへの手数料は顧客負担)、出金:無料
公式サイトDMM Bitcoinの公式サイト

DMM Bitcoinは、株式会社DMM Bitcoinが運営する国内仮想通貨取引所です。

レバレッジ取引の取り扱い銘柄数は22銘柄と、国内No.1の取り扱い数となっています。

日本円の入出金手数料や取引手数料が無料となっているため、コストを抑えて取引できるというのが大きなメリットです。

仮想通貨取引の際のコストが気になるという人に適した仮想通貨取引所と言えるでしょう。

DMM Bitcoinでは、大手DMMグループの高い技術力を活かし、顧客の資産を厳重に管理することに努めています。

顧客の資産をコールドウォレットで保管し、毎営業日ごとに資産を確認するというコールドウォレット運用が行われています。

事前に登録されたアドレスへのみ出金可能となっており、仮想通貨の出金時も不正な動きがないかを常にチェックされています。

出金するまでには複数の作業工程があり、それぞれ別の社員が担当するという複数人体制でチェックが行われているため、安心して利用できるでしょう。

土日祝日も含めた365日サポートに対応しているため、何か疑問点や困ったことがあってもすぐに対応してもらえるという安心感もあります。

DMM Bitcoinでは、現在口座開設キャンペーンが開催されており2024年9月1日までに新規口座を開設すると、即時2,000円がプレゼントされます。

自己資金なしで仮想通貨投資を始めるチャンスなので、この機会にぜひチェックしてみてください。

※2024/9/1まで

GMOコイン

GMOコイン 新トップページ
取引所名GMOコイン
取引銘柄26銘柄
取引手数料販売所:無料、取引所(現物):Maker:-0.01%Taker:0.05%、取引所(レバレッジ)無料
最低取引数量(BTCの場合)0.0001BTC
入金手数料即時入金:無料、振り込み入金:振り込み手数料は顧客負担
出金手数料出金:無料、大口出金:400円
仮想通貨(BTC)の入出金無料(マイナー手数料は顧客負担)
公式サイトGMOコインの公式サイト

GMOコインは、大手GMOインターネットグループが運営する仮想通貨取引所です。

顧客の資産についてはコールドウォレット管理を行っており、コールドウォレットからホットウォレットに資産を移動する際には複数部署の承認を必要とする体制をとっています。

厳重に監視された状態で資産が管理されているため、安心して預けられるでしょう。

第三者からのサイバー攻撃に対しても、システムの侵入対策や外部のセキュリティ専門家によるシステム脆弱性診断などを通し、セキュリティを高めています。

日本円の出金や仮想通貨の出庫の際には2段階認証が必須となっており、ログイン履歴の記録・通知などの仕組みも構築されています。

GMOコインは2年連続オリコン顧客満足度No.1と、地容赦の満足度も高い取引所なので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

\ビットコインがもらえる特典中!/

bitFlyer

取引所名bitFlyer(ビットフライヤー)
取引銘柄32銘柄
取引手数料ビットコイン簡単取引所:約定数量×0.01〜0.15%、ビットコイン販売所:無料
最低取引数量(BTCの場合)現物取引:0.0001BTC
入金手数料銀行振り込み:無料、クイック入金(住信SBIネット銀行):無料、クイック入金(他行):330円
出金手数料三井住友銀行:220円〜440円、他行:550円〜770円
仮想通貨(BTC)の入出金0.0004BTC

bitFlyerは、業界最長7年連続ハッキング0という、セキュリティの高さに強みを持つ仮想通貨取引所です。

仮想通貨をコールドウォレットで100%保管する、マルチシグを利用するなどのさまざまなセキュリティ対策を他社に先駆けて導入するなど、セキュリティに対する高い意識が伺えます。

bitFlyerかんたん積立やbitFlyerクレカなど、仮想通貨に関連したさまざまなサービスを提供しているため、仮想通貨関連のサービスに興味がある方にはピッタリでしょう。

ビットコインの取引量は6年連続No.1と、幅広いトレーダーに利用されている仮想通貨取引所でもあります。

販売所の売買手数料やビットコインFXの手数料なども無料で利用できるというメリットがあります。

コールドウォレットの始め方

DMM Bitcoinでは、コールドウォレット運用を採用することによってセキュリティリスクを高めています。

今回は、誰でも簡単にコールドウォレット運用を始められる方法として、DMM Bitcoinでの口座開設方法を解説していきます。

コールドウォレットの始め方:DMM Bitcoinでの口座開設方法
  • 基本情報の入力
  • 本人確認
  • 資金を入金する

基本情報の入力

まずは、DMM Bitcoinの公式サイトの「口座開設」ボタンからメールアドレスの登録を行います。

送られてきた確認メールに記載されたリンク先にアクセスし、メールアドレスの認証を行いましょう。

続いて、口座開設フォームでパスワードを入力し、契約締結前交付書面等の内容を確認します。

コールドウォレット1

確認が完了したら、氏名や住所、生年月日などの基本情報を入力していきます。

「申し込む」をクリックすると本人確認画面へと進みます。

本人確認

DMM Bitcoinの本人確認方法は、「スマホでスピード本人確認」と「本人確認書類アップロード」の2種類があります。

コールドウォレット2

スマホと本人確認書類が手元にあれば、郵送物のやりとりなく、オンラインで本人確認が完結できます。

ここでは「スマホでスピード本人確認」の方法について紹介します。

本人確認のために必要な書類は以下のいずれかです。

キャプション
  • 運転免許証(表面+裏面)
  • マイナンバーカード(表面)
  • パスポート(顔写真ページ+所持人記入欄)※2020年2月4日以降に申請されたパスポートは付加
  • 在留カード(表面+裏面)

必要書類が準備できたら、画面の案内に従って本人確認書類と本人の顔写真を撮影していきます。

本人確認書類のアップロードが完了したら、マイナンバー確認書類の提出を行います。

マイナンバー確認書類としては、マイナンバーカード(個人番号カード)、マイナンバー通知カード、マイナンバー記載の住民票または住民票記載事項証明書のいずれかを提出しましょう。

最後にSMS認証を行えば、口座開設の申し込みは完了です。

DMM Bitcoinでの口座開設審査が完了すると、登録したメールアドレスに口座開設完了メールが届くので、さっそく自分のトレード口座にアクセスしてみましょう。

資金を入金する

仮想通貨の取引を始めるためには、元手となる資金を入金する必要があります。

DMM Bitcoinは以下のいずれかの方法で入金が可能です。

DMM Bitcoinの入金方法
  • クイック入金…インターネットバンキングを利用し、24時間リアルタイムに入金できる方法
  • 振込入金…自分の専用振り込み口座に金融機関から振り込み手続きを行う方法

どちらの場合もDMM Bitcoinへの手数料はかかりませんが、振込入金の場合は銀行への振り込み手数料は顧客負担となります。

24時間リアルタイムに入金できる利便性から考えても、インターネットバンキング口座を持っている場合は、クイック入金を利用すると良いでしょう。

取引を始める際は、ウォレット口座からトレード口座に資産を振り替える必要があります。

自動振替設定が有効になっている場合は、トレード口座に自動的に入金額が反映されます。

コールドウォレット3

このように、DMM Bitcoinでは簡単な手順でコールドウォレットでの運用を始められます。

DMM Bitcoinではさまざまな仮想通貨を豊富に取り扱っているため、複数の通貨に分散投資を始めたい人にも使い勝手が良いでしょう。

安心・安全に仮想通貨を取引したいと考えている方は、ぜひこの機会にDMM Bitcoinをチェックしてみてください。

※2024/9/1まで

コールドウォレットを利用するときの注意点

コールドウォレットを利用する際の注意点についてまとめました。

コールドウォレットを利用する際の注意点
  • 取引パスワードなどは適切に管理する
  • ハードウェアウォレットは新品の正規品を購入する
  • コールドウォレットを利用していることを他人に言わない

取引パスワードなどは適切に管理する

取引所のウォレットを利用する場合は、特にIDやパスワードの管理に気をつけましょう。

取引所のセキュリティがしっかりしていたとしても、自分のアカウントに他人に不正サクセスされてしまうと、仮想通貨が流出するリスクもあります。

なるべく長くて複雑なパスワードを設定し、他のサービスで利用したものとは異なるものに設定するようにすると良いでしょう。

指紋や顔認証などの生体認証を利用したり、定期的にパスワードを変更したりするのもおすすめです。

さまざまなサービスで異なるパスワードを利用するのが面倒であれば、パスワード管理アプリなども活用しながら、適切な管理に努めましょう。

ハードウェアウォレットは新品の正規品を購入する

ハードウェアウォレットを利用する際は、メーカーの公式サイトや国内の正規代理店から直接購入することが重要です。

正規代理店でない店舗や中古品などを購入すると、不正なマルウェアや情報を抜き取るための違法ソフトなどが仕込まれている可能性もあります。

このような商品を購入してしまうと、セキュリティリスクを下げるどころか、仮想通貨が盗まれるリスクが大きく上昇してしまいます。

正規品を購入したあとも、PINコードの設定やリカバリーフレーズの設定は他人と一緒に行わず、自分一人で行うようにしましょう。

これらの情報も仮想通貨を保管する上で非常に重要な情報なので、厳重に保管するよう気をつけてください。

また、ハードウェアウォレットによっては対応する仮想通貨が限定されることもあるので、購入前にきちんと確認しましょう。

コールドウォレットを利用していることを他人に言わない

コールドウォレットを利用しているからといって、それを他人に話すのは危険です。

コールドウォレットに仮想通貨を預けていることを話すのは、自宅に大金があるのを話しているのと同じような行為です。

ペーパーウォレットやハードウェアウォレットの盗難などの被害に遭いやすくなる可能性もあるため、十分注意してください。

特に、SNSなど不特定多数の人が見るような場所では、自分の保管方法については話さないようにしましょう。

コールドウォレットに関するよくある質問

コールドウォレットに関するよくある質問を以下にまとめました。

コールドウォレットに関するよくある質問
  • 仮想通貨取引所はどのような基準で選べば良い?
  • セキュリティをさらに高めるためにはどうしたら良い?

仮想通貨取引所はどのような基準で選べば良い?

仮想通貨取引所の中には、今回紹介したコールドウォレットを顧客の資産管理に利用している取引所があります。

自分の資産を安全に利用したいのであれば、まずはコールドウォレット運用を採用している取引所を選ぶのが良いでしょう。

また、二段階認証やマルチシグなど、さらにセキュリティを高める取り組みを行っている仮想通貨取引所もあります。

仮想通貨の取引を始める際には、今回紹介した取引所も参考にしつつ、それぞれの仮想通貨取引所がどんなセキュリティ対策を講じているかをしっかりと確認してみてください。

セキュリティをさらに高めるためにはどうしたら良い?

コールドウォレットやコールドウォレットに対応している取引所を利用することで、ハッキングなどのリスクを大きく下げることが可能です。

セキュリティをさらに高めるためには、ID・パスワードに加えてメールアドレスなど別の要素で認証を行う二段階認証も利用すると良いでしょう。

例えば、DMM Bitcoinでは、SMS認証・アプリ認証・メール認証の3種類の認証方式が用意されています。

二段階認証を設定しておくことで、以下の操作を行う際に認証コードの入力を求められるように設定可能です。

二段階認証の設定ができる項目
  • ログイン時
  • 登録情報変更時
  • 出金銀行口座情報の登録または変更時
  • 口座振替時
  • 日本円出金時
  • 仮想通貨入出金アドレス登録または削除時
  • 仮想通貨出金時

二段階認証を設定しておけば、仮にIDとパスワードが流出してしまったとしても、容易にログインできなくなります。

DMM Bitcoinのようなコールドウォレットに対応している仮想通貨取引所を利用するときでも、このように自分でできるセキュリティ対策はなるべく取っておきましょう。

コールドウォレットのまとめ

今回は、コールドウォレットのメリット・デメリットや注意点などについてまとめました。

この記事のまとめ
  • コールドウォレットは、インターネットに接続されていない状態で仮想通貨を保管するウォレットのこと
  • コールドウォレットには「ハードウェアウォレット」と「ペーパーウォレット」の2種類がある
  • ハッキングや不正アクセスのリスクを下げられるというセキュリティの高さが特徴
  • ホットウォレットに比べて使い勝手が劣る点はデメリット
  • DMM Bitcoinではコールドウォレット運用をはじめとしたセキュリティ対策が多数用意されている

顧客の資産をコールドウォレットで運用している取引所として、DMM Bitcoinがあげられます。

DMM Bitcoinは、仮想通貨の不正な出金がないか常に監視し、チェックには複数人体制で臨んでいるという、盤石のセキュリティ体制を誇るので、安全に取引したいという方には最適でしょう。

また、DMM Bitcoinでは、現在口座開設キャンペーンが実施されていて、口座開設を行うと即時1,000円がプレゼントされるので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

※2024/9/1まで

監修者

InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

目次