仮想通貨の時価総額・流通量とは?ランキング上位の銘柄を紹介

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「時価総額」と「流通量」は、仮想通貨(暗号資産)の需要などをはかる指標として広く用いられており、日頃からチェックしている方も多いことでしょう。

しかしその中には、それらの具体的な仕組みを知らずに数字だけを追っている方もおられるのではないでしょうか。

もちろんそれでも構いませんが、正しく理解しておくとより上手に自身の投資に活かせるようになります。

そこで今回は仮想通貨の時価総額と流通量について、その仕組みや特徴、また時価総額が高い銘柄などをご紹介していきます。

この記事の要点
  • 仮想通貨の時価総額とは、市場価格に発行済枚数を乗じた数値のこと
  • 仮想通貨の流通量とは、市場で取引されていたり、投資家が保有したりしている仮想通貨の総量のこと
  • 時価総額が高い銘柄は値動きが比較的安定している
  • 流通量が多い銘柄は価値が希釈されて、価格が割安な場合が多い
  • 時価総額や流通量を把握しておくと、自身の取引目的に適した銘柄を選びやすくなる

なおDMM Bitcoinでは、ビットコインやイーサリアム、リップルといった時価総額が高い銘柄もラインナップされています。

それらに投資してみたい方は、ぜひこの機会にDMM Bitcoinの公式サイトをチェックしてみましょう。

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目次

仮想通貨の時価総額とは?

仮想通貨の時価総額とは、対象通貨の市場価格(時価)に、発行されている総数を乗じた数値のことです。

仮想通貨の時価総額=通貨の時価×発行済枚数

仮想通貨の価格は常に変動しているので、それに合わせて時価総額も変動します。

一般的に時価総額が高い銘柄は、需要が大きく信用も高いと判断され、逆に時価総額が低いと需要や信用に乏しいと見なされます。

また時価総額が高く需要が大きいと、価格が安定しやすくなる傾向があります

ちなみに仮想通貨における時価総額ランキングトップ10は、2023年7月時点で以下の通りとなっています。

ランキング名称(ティッカー)時価総額
1ビットコイン(BTC)¥85,762,935,367,014
2イーサリアム(ETH)¥32,756,221,579,478
3テザー(USDT)¥11,988,398,151,479
4バイナンスコイン(BNB)¥5,349,945,971,235
5USDコイン(USDC)¥4,063,665,818,833
6リップル(XRP)¥3,639,915,096,656
7カルダノ(ADA)¥3,639,915,096,656
8ドージコイン(DOGE)¥1,319,928,992,198
9ソラナ(SOL)¥969,410,515,231
10トロン(TRON)¥965,034,907,299

仮想通貨の流通量とは?

仮想通貨の流通量とは、市場で取引されたり、投資家が保有したりしている仮想通貨の総量のことを指します。

流通量は価格に影響を及ぼしており、例えば流通量が増えると希少価値が落ちて、価格も下がりやすくなります。

ちなみに流通量は、イコール発行済総数ではありません。

例えばビットコインの場合、発行上限枚数は2,100万枚でその内の約1,900万枚がすでに発行されています。

しかし仮想通貨の分析会社である「Chainalysis」によると、秘密鍵の紛失や保有者の死亡などによって、発行済みのビットコインの内の約370万枚はすでに失われたと推定されています。

つまり、ビットコインでは発行総数約1,900万枚に対して、実際の流通量は1,530万枚ほどしかないということです。

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時価総額が高い仮想通貨の特徴

さて、時価総額が高い仮想通貨には次のような特徴があります。

時価総額が高い仮想通貨の主な特徴
  • 取引の安定性が高い
  • 値動きが比較的安定している
  • 暴落しても元の価格水準に戻りやすい

取引の安定性が高い

仮想通貨の現物取引には、取引所のユーザー同士で売買をおこなう取引所形式と、ユーザーと取引所の間で売買をおこなう販売所形式の2種類があります。

まず取引所形式では、時価総額が高い銘柄の方がより多くのユーザーによって活発に取引がなされているため、時価総額が低い銘柄よりも安定して取引が成立しやすい傾向があります。

また販売所形式では多くの場合、スプレッド(売値と買値の差)が実質の取引手数料となっていますが、そのスプレッドは時価総額が高い銘柄の方が狭い、つまり取引コストが安いことが多いです。

値動きが比較的安定している

時価総額が高い銘柄は、需要が大きく流動性も高くなっています。

そのため大きな資金の流出入があった際に、時価総額が低い銘柄と比べるとボラティリティが小さくなる傾向があります。

なお、これはあくまで仮想通貨同士で見比べた場合であって、最も時価総額が高いビットコインであっても法定通貨と見比べると、ボラティリティは非常に大きくなっています。

暴落しても元の価格水準に戻りやすい

仮想通貨で価格の暴落が起きた場合、時価総額が低く需要も乏しい銘柄だと、投資対象としての魅力を失って暴落したまま価格が戻らなくなるものもあります。

しかし時価総額が高い銘柄の場合は、暴落自体は避けられなくても時間が経つと買い戻され、価格も元の水準に回復しやすいです。

以上の特徴から、時価総額が高い銘柄は低い銘柄と比べて、価格が比較的安定していてローリスク・ローリターンな投資対象だと言えます。

時価総額の高い仮想通貨の特徴

続いて、流通量が多い仮想通貨には次のような特徴があります。

流通量の多い仮想通貨の主な特徴
  • 流通量が多いほど、価値が希釈されやすい
  • 意図的に流通量が減らされることがある
  • 増加速度も価格に影響を与える

流通量が多いほど、価値が希釈されやすい

流通量は多ければ多いほど、価値が希釈されて価格も下がりやすくなります。

そのため例えばビットコインでは、流通量が増え過ぎないように発行上限(2,100万枚)があらかじめ定められており、またその範囲内で流通量がコントロールされています。

一方で同じく発行上限が決まっているものでもリップルでは、その枚数が1,000億枚と非常に多く流通量も多いことから、1枚当たりの価格がビットコインと比べて大幅に安くなっています。

意図的に流通量が減らされることがある

流通量はあまりに増えすぎるとその通貨の価値が下がっていくため、中には意図的に流通量を減らす仕組みを取り入れている銘柄もあります。

その仕組みの一つに、対象の仮想通貨の一部を市場から永遠に取り除く「バーン(焼却)」があります。

例えばイーサリアムでは発行上限がないので、何もしなければ無限に流通量が増え続けて価値も希釈されてしまうのですが、2021年8月のアップデートでバーン機能が追加されて流通量をコントロールできるようになりました。

増加速度も価格に影響を与える

これは流通量の多い通貨の特徴とは少し主旨がずれてしまいますが、流通量は多寡だけでなく増減のスピードも価格に影響を与えます。

需要の増加よりも早く供給がなされれば、これも価値の低下につながります。

ちなみにビットコインでは、半減期(マインニングでの新規発行量が半減する時期)があることによって、新規発行による供給スピードをコントロールしています。

DMM Bitcoinでは上昇局面だけでなく下落局面でも利益が出せるレバレッジ取引ができるので、ぜひこの機会にDMM Bitcoinの公式サイトをチェックしてみてください。

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時価総額の高いおすすめ仮想通貨

それではここで、時価総額が高いおすすめの仮想通貨を5つご紹介します。

時価総額が高いおすすめの仮想通貨5選
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • ポルカドット(DOT)
  • カルダノ(ADA)

ビットコイン(BTC)

価格¥4,411,858.86
時価総額¥85,674,694,128,533
時価総額ランキング1位
流通量(近似値)1,890万枚
発行上限2,100万枚
購入可能な主な取引所DMM Bitcoin
Coincheck
GMOコイン
関連記事ビットコインの見通し
※2023年7月時点

ビットコインは、2009年に運用が開始された世界で最初の仮想通貨です。

法定通貨と違って、銀行などの中央集権的な組織を介さずに送金や決済ができるようになっています。

またビットコインは、2位以下に大差をつけた状態で、長らく時価総額ランキングトップに君臨しています。

意図的に価格が安定するように設計されているステーブルコインを除けば、時価総額が高いビットコインは価格変動が小さい部類に入るので、初心者でも手を出しやすい銘柄の一つだと言えるでしょう。

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イーサリアム(ETH)

価格¥272,280.45
時価総額¥32,722,538,130,806
時価総額ランキング2位
流通量(近似値)1億2,000万枚
発行上限なし
購入可能な主な取引所DMM Bitcoin
Coincheck
GMOコイン
関連記事イーサリアムの見通し
※2023年7月時点

イーサリアムは、DApps(分散型アプリ)を開発・運用できるプラットフォームおよびその基軸通貨です。

DApps(分散型アプリ)とは、ブロックチェーン技術を用いて中央管理者なしで稼働するアプリケーションのことで、金融サービスやゲームなど様々な分野のDAppsが存在します。

イーサリアムはDApps開発の分野で最も多くのシェアを獲得しており、時価総額ランキングにおいても長年ビットコインに次ぐ2位につけています。

また先述の通りイーサリアムには発行上限がありませんが、バーン(焼却)によって流通量をコントロールする仕組みを取っています。

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リップル(XRP)

価格¥69.56
時価総額¥3,635,132,766,754
時価総額ランキング6位
流通量(近似値)481億2,100万枚
発行上限1,000億枚
購入可能な主な取引所DMM Bitcoin
Coincheck
GMOコイン
関連記事リップルの見通し
※2023年7月時点

リップルは、取引コストが安く取引処理も速いという特性を活かして、主に国際送金の手段として用いられている仮想通貨です。

例えば、送金事業者の国内大手であるSBIレミットをはじめとして、すでに世界各国の金融機関や企業がリップルの送金ネットワークを活用しています。

なおリップルは、公開時点で上限枚数である1,000億枚すべてが発行済みです。

またリップルは中央集権的な仮想通貨であり、その半数以上を発行元であるリップル社が保有しています。

リップル社が保有するものの内、90%は第三者機関によってロックアップされており、その一部が毎月ロックアップを解除されて市場に供給されます。

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ポルカドット(DOT)

価格¥735.25
時価総額¥885,363,848,691
時価総額ランキング13位
流通量(近似値)9億8,700万枚
発行上限10億7,000万枚
購入可能な主な取引所GMOコイン
BITPOINT
関連記事ポルカドットの見通し
※2023年7月時点

ポルカドットは、web3.0の実現を目指すブロックチェーンプラットフォームおよびその基軸通貨です。

Web3.0とは、特定の企業や組織に依存することのない分散型のインターネットのことです。

またポルカドットは、従来の多くのブロックチェーンが持っていなかった相互運用性を有しており、例えばビットコインブロックチェーンとイーサリアムブロックチェーンをつないで運用することも可能です。

こうした優れた特徴を持つことから、ポルカドットは2020年8月に市場に上場した比較的新しい銘柄にもかかわらず、瞬く間に支持を得て2022年8月時点では時価総額ランキングで10位につけています。

カルダノ(ADA)

価格¥41.45
時価総額¥1,448,348,947,148
時価総額ランキング7位
流通量(近似値)337億1,000万枚
発行上限450億枚
購入可能な主な取引所GMOコイン
BITPOINT
関連記事カルダノの見通し
※2023年7月時点

カルダノはイーサリアムと同様、DAppsを開発・運用できるブロックチェーンプラットフォームです。

また、カルダノブロックチェーン上で用いられる基軸通貨をエイダコイン(ADA)と言いますが、この通貨もブロックチェーンの名称と同じくカルダノの呼び名で親しまれています。

カルダノはもともとブロックチェーン技術を取り入れたオンラインカジノとして開発されましたが、現在では方針を転換して、金融や医療などあらゆる分野で活用されるプラットフォームを目指しています。

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仮想通貨の時価総額・流通量のよくある質問

最後に、仮想通貨の時価総額と流通量に関してよくある質問を3つご紹介します。

仮想通貨の時価総額・流通量に関するよくある質問
  • 時価総額と流通量はどうすれば確認できますか?
  • 時価総額が高い銘柄や流通量の多い銘柄に、投資対象としての優位性はありますか?
  • 時価総額が高い銘柄にデメリットはありますか?

時価総額と流通量はどうすれば確認できますか?

時価総額は、「CoinMarketCap」や「CoinGecko」といった仮想通貨の価格追跡サイトで確認できます。

流通量は正確な数値を把握することができませんが、その近似値を同じく「CoinMarketCap」や「CoinGecko」で知ることができます。

時価総額が高い銘柄や流通量の多い銘柄に、投資対象としての優位性はありますか?

時価総額が高い銘柄や流通量が多い銘柄に投資したからといって、必ずしも優位性を得られるわけではありません。

例えば時価総額が高い銘柄を保有しても、価格が下がれば損失を被ることもあります。

しかし、時価総額や流通量の仕組みや特徴を把握しておけば、自身の投資戦略に合った銘柄を選ぶための一助になることでしょう。

時価総額が高い銘柄にデメリットはありますか?

先ほど述べた通り、時価総額が高い銘柄は需要が大きく、価格が安定しやすい傾向があります。

そのことをメリットとデメリットのどちらで捉えるかは人それぞれですが、短期的に大きく稼ぎたい方にとってはデメリットだと言えるでしょう。

仮想通貨の時価総額・流通量まとめ

今回は、仮想通貨の時価総額と流通量についてご紹介しました。

この記事のまとめ
  • 仮想通貨の時価総額とは、市場価格に発行済枚数を乗じた数値のこと
  • 仮想通貨の流通量とは、市場で取引されていたり、投資家が保有したりしている仮想通貨の総量のこと
  • 時価総額が高い銘柄は値動きが比較的安定している
  • 流通量が多い銘柄は価値が希釈されて、価格が割安な場合が多い
  • 時価総額や流通量を把握しておくと、自身の投資目的に適した銘柄を選びやすくなる

時価総額が高い銘柄や流通量が多い銘柄を入手したからと言って、必ずしも利益を上げられるわけではありません。

しかし、それらの銘柄の特徴を知っておくと、銘柄選定や投資戦略を立てる際に役立てることができるでしょう。

なお、ビットコインやイーサリアムといった時価総額が高い銘柄を入手してみたいのであれば、豊富な通貨を扱っているDMM Bitcoinの公式サイトをチェックしてみましょう。

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監修者

InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

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