仮想通貨フィンシア(Finschia/旧LINK)とは?今後の予想・見通しを徹底解説!
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仮想通貨Finschia(フィンシアは、モバイルメッセンジャーアプリ「LINE」を提供しているLINE社が開発したブロックチェーンで使用される仮想通貨です。
2021年2月以降急騰しており、仮想通貨投資家の中では近ごろ話題に上るようになってきています。
しかし一般の方はLINEユーザーであっても、「LINEがブロックチェーンの開発をおこなっている、仮想通貨を発行しているなんて知らなかった」という方が多くおられるのではないでしょうか。
それだけLINE社のブロックチェーンやFinschiaは発展途上で、まだまだ知名度も低い存在です。
そこで今回はそんなFinschiaについて、その特徴、これまでの価格推移から今後の見通し、購入できる取引所などを解説していきます。
なお、SBI VCトレードで上場を開始した仮想通貨もまったく同じ名前の「Finschia」ですが、そちらとは一切関連がないので混同しないように注意しましょう。
- Finschiaは「LINE Blockchain」上で用いられる基軸通貨
- Finschiaは、ユーザーにサービス貢献のインセンティブを還元するための方法としてつくられた
- 現状Finschiaは数ある草コインのひとつに過ぎないが、将来性は高い
- FinschiaはLINEアプリ内の取引所「LINE BITMAX」から入手可能
仮想通貨Finschiaは国内取引所において、LINE BITMAXでのみ入手が可能となっています。
LINEユーザーであれば新規のアプリをダウンロードする必要がなく、LINEアプリから取引ができるのでぜひLINE BITMAX公式サイトをチェックしてみてください。
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仮想通貨のFinschiaとは?
通貨(トークン)名 | Finschia |
ティッカーシンボル | FNSA |
ブロックチェーン | LINE Blockchain |
現在の価格 | ¥3,076.52 |
時価総額 | ¥24,705,087,233 |
時価総額ランキング | 271位 |
公式サイト | LINE Blockchain公式サイト |
仮想通貨Finschiaとは、モバイルメッセンジャーアプリ「LINE」を提供しているLINE社が独自に開発したブロックチェーンプラットフォーム「LINE Blockchain(旧名称:Finschia Chain)」の基軸通貨となっている仮想通貨です。
LINE社は「LINE Blockchain」を用いて「LINEトークンエコノミー」をつくる構想を打ち立てており、その実現に向けて着々と開発を進めています。
「LINE トークンエコノミー」構想とは、LINEが開発したブロックチェーン(LINE Blockcain)を活用することで、サービス提供者とユーザーの関係をよりフラットにし、共創関係を構築できるトークンエコノミー(独自トークンを中心とした経済圏)をつくろうという構想のことです。
私達は現在、インターネットを通じて様々な情報やコンテンツを無料で享受することができます。
また同時に、私たち自身がコンテンツや情報の生産者になることもできます。
しかしコンテンツをつくって発信しても、それに対して必ずしも適切なインセンティブ(報酬)が還元されるとは限りません。
そこでLINEでは独自開発したLINE Blockcain上にDappsを開発・提供・利用できる環境をつくり、そこでのアクションやサービスへの貢献度に応じて、ユーザーにインセンティブが適切に発生する仕組みをつくろうとしています。
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Finschiaの特徴
Finschiaには次のような特徴があります。
- LINEトークンエコノミーでの基軸通貨である
- 加盟店の利用などでFinschia(FINSCHIA引換券)が還元される
LINEトークンエコノミーでの基軸通貨である
LINE Blockchain上でつくられているLINEトークンエコノミーはまだDappsなどの開発が進められている最中ですが、その中でFinschiaは基軸通貨として、次の3つの流れで使用される予定となっています。
- ユーザー⇒LINE Blockcain:プラットフォームの利用手数料としてFinschiaを支払う
- LINE Blockcain⇒サービス:サービスごとにFinschiaを割り当てる
- サービス⇒ユーザー:サービスに対する貢献に対するインセンティブとしてFinschiaを支払う
FinschiaはLINEトークンエコノミー内でのインセンティブの役割を果たし、サービスへの貢献などに対する報酬としてユーザーに支払われます。
またDappsはまだ開発中ですが、獲得したFinschiaは様々なDappsでも利用できるようになる予定です。
さらに、LINEトークンエコノミーでFinschiaを稼いで、それを仮想通貨取引所で円やドルなどの法定通貨に換金することも可能です。
2024年現在は、LINEの運営するNFTマーケットプレイス「LINE NFT」にてNFTアート入手にも用いられており、今後も続々と利用用途は増える見込みです。
加盟店の利用などでFinschia(FINSCHIA引換券)が還元される
「FINSCHIA引換券」とは「Finschia Rewards Program」に加盟しているサービス会社を利用した際に付与される、Finschiaに交換可能なトークンのことです。
例えば出前館やかっぱ寿司などの加盟飲食店を利用して、LINE Payで決済すると「FINSCHIA引換券」による還元を受けられ、それをFinschiaに交換できます。
このようにLINEトークンエコノミーやDappsなどのサービスはまだ開発中ですが、それに先んじてリアル店舗の利用に対する還元としてFinschiaが用いられています。
なお「Finschia」に交換する際は、国内取引所の「LINE BITMAX」でアカウント作成し、ウォレットを持っておく必要があります。
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Finschiaの価格推移と現在の評価
上の画像は、2020年5月から2024年7月までのFinschia/円チャートです。
Finschiaは2018年8月にローンチ(新規公開)され、2020年までは目ぼしい動きがありませんでした。
しかし2021年2月中頃から徐々に伸びはじめ、3月には一気に急騰しました。
2021年1月始値が約1,480円、3月末につけた最高値が約37,500円なので、わずか3ヶ月の間で一時25倍強まで伸びたことになります。
なお現在は調整の下落局面に入り、¥3000台で推移しています。
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Finschia高騰の要因
2021年2月以降にFinschiaが高騰した要因、さらに3月に急騰した要因は、次のようなことだと見られています。
Dappsの「THETA.tv」がリリースされることが発表された
仮想通貨全体への投資熱増大
Dappsの「THETA.tv」がリリースされることが発表された
2021年3月9日、動画ストリーミングに特化する「Theta Network」の日本ユーザー向けコンテンツサービス「THETA.tv」がリリースされることが発表されました。
「THETA.tv」はLINE Blockchain上のDappsとして構築され、日本ユーザーでもダウンロード可能となっています。
またThetaは2021年4月、時価総額ランキング11位に位置するブロックチェーンを活用した分散型動画サイトの構築を目指した仮想通貨プロジェクトであり、海外ではLINEよりも高い知名度があります。
LINEはそんなTheta Networkと2020年から業務提携を結び、2021年3月に具体的なサービスのリリースが発表されたことが、今回の急騰のトリガーになったと見られています。
仮想通貨全体への投資熱増大
2020年後半から、
- ビットコインをはじめとした主要な仮想通貨
- DeFi関連銘柄
- NFT関連銘柄
など、主要な仮想通貨は軒並み高騰しています。
なお、いきなり全ての仮想通貨が高騰したのではありません。
まずはビットコインなどの主要な仮想通貨が高騰し、それらの値が上がると後から参戦した投資家は買いづらくなるので、新たな投資先を探して徐々に高騰の波が他の通貨にも伝播していきました。
そういった市場全体が盛り上がっている状況の中、上記のTheta関連のニュースが飛び込んできて、Finschiaにも白羽の矢が立ち急騰したと見られています。
仮想通貨市場全体での下落に連動して価格を落としていますが、利用用途の増加やLINEの普及はFinschia(LN)の価格向上に大きな期待が持たれている状況です。
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Finschiaの今後の価格予想・見通し
Finschiaは2021年に入って急騰したものの、それでも現状は数ある草コインのひとつに過ぎません。
しかし次のような要因から、その今後には高い期待を寄せられています。
- DappsやNFTプラットフォームの開発・提供が今後さらに加速していく
- LINEユーザーは2億人以上いる
- LINEはヤフーと経営統合している
- 今は上場先がわずか2社のみ⇒今後増えるかもしれない
- 投資家の注目を集めている
DappsやNFTの開発・提供が今後さらに加速していく
LINEの「LINEトークンエコノミー」構想は、2018年から進められていました。
しかし、開発者向けのプラットフォームをリリースしたのはごく最近、2020年8月からです。
リリース発表後わずか6日で100を超える企業から利用申請が届いたそうで、企業や開発者からの関心の高さがうかがえます。
今度さらに開発は加速していき、「LINEトークンエコノミー」が明確な形を帯びていくことでしょう。
また2021年4月6日には、LINE Blockchain上でのNFT(非代替性トークン)プラットフォームの構築を進めていることを発表しており、さらに注目と期待を集めています。
LINEユーザーは2億人以上いる
LINEは日本だけでなく、台湾、タイ、インドネシアなどのアジア諸国をはじめ世界各国で利用されており、そのアクティブユーザー数は2億人を超えています。
現状はまだLINE BlockchainやDappsを、一般のLINEユーザーが利用できる土壌は出来上がっていません。
しかし、開発が進んで2億人を超えるユーザーがDappsを使ってFinschiaを当たり前にやり取りする環境が具体的に見えてくれば、Finschiaへの評価は大きく変化することでしょう。
LINEはヤフーと経営統合している
LINE社は2021年3月1日、ヤフーを傘下に持つZホールディングスと経営統合が完了したことを発表しました。
今後は例えば決済サービスの「LINE Pay」と「PayPay」など、LINEとヤフーのさまざまなサービスが統合され、ユーザーがお互いに流入していく状況がつくられていく見込みです。
そういった動きの中でLINE BlockchainやFinschiaがどのような役割を担っていくのか、高い関心を寄せられています。
今は上場先がわずか2社のみ⇒今後増えるかもしれない
Finschiaは現状、LINEグループ傘下の取引所であるLINE BITMAX(国内取引所)とBITFRONT(海外取引所)、この2社でしか取り扱いがなく、主要な仮想通貨と比べると入手状況が限られています。
それにも関わらずこの度急騰したことを考えると、多くの投資家から関心を寄せられていることがわかります。
また今後、上場先が増えたり大手取引所に上場したりすることがあれば、さらに関心を集めることでしょう。
投資家の注目を集めている
Finschiaの時価総額は現在、明確に把握できないほど低く、24H取引高は1600万ドルしかありません。
ちなみに時価総額ランキングトップのビットコインの24H取引高は約680億ドル(Finschiaの4250倍)で、Finschiaはまだ数ある草コインの一つに過ぎません。
しかし、草コインにはそもそも見向きもされないものが山ほどある中、Finschiaはこの度注目が集まり、価格が急騰しました。
値が動けばその情報がメディアに流れ、さらに多くの投資家の目に留まることとなるので、少なくともFinschiaは「有象無象の草コイン」という状況を脱するきっかけをつかんだことになります。
これらの要因から、Finschiaは今後さらに続伸していける可能性が十分にあります。
ぜひこの機会にLINE BITMAX公式サイトをチェックしてみてください。
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FinschiaとKLAYは統合が予定されている
LINEと仮想通貨KLAYを発行するKlaytn Foundationは、2024年に入ってチェーン統合へ共同提案の報告が行われました。
既存の2つのブロックチェーンを合併して新しいメインネットへと刷新し、アジアのWeb3エコシステムの発展に大きく貢献することを目指している。各団体のガバナンスメンバーへ統合案が提出されており、議論・投票は1月26日から2024年2月2日まで行われる。承認されると、韓国と日本を代表するブロックチェーンが一つになり、強大なエコシステムが誕生する。両国で人気のメッセージング・プラットフォーム、カカオトークとLINEを通じて統合された、420以上のdAppsと2億5000万以上*のウォレットを取り込む見通し。
引用元:コインポスト
そのため、現在取引されているFNSAは既存のKLAYと統合して、新たなネイティブトークンに置き換えられる予定です。
既存の保有者は新たなブロックチェーンのネイティブコインとの交換が可能になる方針となっています。
KLAYとの統合によりアジア最大のWeb3エコシステムを構築する見通しであり、今後アジア圏で新たなFNSAトークンの地位が向上するかもしれません。
なお、公式の発表はまだですが、今後既存のFNSA(KLAYも同様)は取引ができなくなる可能性もあるので注意です。
すでにFNSAを保有している方は、取引所などからの公式発表を待つようにしましょう。
Finschiaを購入できる取引所
Finschiaは2024年7月現在、
- LINE BITMAX(国内取引所)
- BITFRONT(海外取引所)
この2社でのみ、取り扱われています。
なお、これらはどちらもLINEグループ傘下の取引所であり、つまりFinschiaは今のところグループ外の取引所での取り扱いがありません。
ここではこの2社の内、国内取引所のLINE BITMAXについてご紹介します。
名称 | LINE BITMAX(ライン ビットマックス) |
取り扱い通貨 | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) リップル(XRP) ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) フィンシア(FNSA) ステラルーメン(XLM) |
取引手数料 | 無料 |
送金手数料 | 110円 |
最大レバレッジ | 最大2倍(売りのみ) |
レンディング | 最大利率8%(業界最高水準) |
日本語サポート | 有り |
詳細 | LINE BITMAXの公式サイト |
関連記事 | LINE BITMAXの評判 |
LINE BITMAXには次のような特長があります。
- LINEアプリ上で取引ができる
- LINE Payと連携できる
- セキュリティ対策が万全で安心
- 1円相当の少額から投資できる
- 暗号資産貸出サービス(レンディング)の利率が最大8%
- LINEアプリ上で取引ができる
LINE BITMAXは専用のアプリをダウンロードする必要がなく、LINEアプリ上で取引することができます。
また、
- 一般のLINEユーザー
- 投資経験の浅い若年層ユーザー
こういった人でも気軽に仮想通貨投資を始められるように考えられているので、取引ツールは非常にシンプルでわかりやすい設計がなされています。
- LINE Payと連携できる
LINE BITMAXは、お財布サービスのLINE Payと簡単に連携させることができます。
LINE Payと連携させておくと、LINE Pay側の残高からLINE BITMAXに入金することができるので、いちいち銀行振込をする必要がありません。
また、「Finschia Rewards Program」加盟店を利用してLINE Payで決済すると、Finschiaに交換できる「FINSCHIA引換券」による還元を受けることができます。
- セキュリティ対策が万全で安心
LINE BITMAXでは、LINEアプリで培われてきた技術を流用してセキュリティ環境を構築しています。
またウォレットは、セキュリティに関して世界最高水準の技術を持つBitGo社のウォレットを採用。
さらに、取り扱う仮想通貨に対して「コールドウォレット」というセキュリティレベルが高い保管方法を採用しており、万全な対策を講じています。
これらのことから、セキュリティ面に関しては安心して取引をすることが可能になっています。
- 1円相当の少額から投資できる
LINE BITMAXでは、1円相当の少額から仮想通貨の入手が可能です。
自己資金が少ない方、仮想通貨取引に慣れておらず大きなリスクを取りたくない方に最適と言えるでしょう。
- 暗号資産貸出サービス(レンディング)の利率が最大8%
LINE BITMAXでは、暗号資産貸出サービス(レンディング)を行っています。
保有している暗号資産をLINE BITMAXに預けるだけで、年率最大8%もの金利が付与される制度です。
長期保有では、決済時の売却益のみが利益となりますが、レンディングを行うことで二重の利益が見込めます。
ぜひこの機会にLINE BITMAX公式サイトをチェックしてみてください。
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仮想通貨Finschiaまとめ
今回は仮想通貨Finschiaについて解説しました。
- Finschiaは「LINE Blockchain」上で用いられる基軸通貨
- Finschiaはサービスに貢献したユーザーにインセンティブを還元する方法としてつくられた
- 現状のFinschiaは数ある草コインのひとつに過ぎないが、将来性は高い
- FinschiaはLINEアプリ内の取引所「LINE BITMAX」から入手可能
Finschiaは2021年2月以降に急騰を見せましたが、ビットコインをはじめとした主要な仮想通貨と比べると、その知名度や取引高ははるかに劣っており、現状はまだまだ数ある草コインに過ぎません。
しかしその将来性を鑑みると、今後大きく需要が拡大していく可能性は十分あります。
特に、支持地盤として2億人を超えるLINEユーザーやヤフーユーザーがいることは、Finschiaにとって大きなアドバンテージです。
知名度が低い今だからこそ、将来性に賭けてFinschiaを保有しておけば、数年後に大きな実りをもたらしてくれるかもしれません。
今回の解説を読んでFinschiaに関心を持った方は、ぜひ「LINE BITMAX」からの取引を検討してみてください。
ぜひこの機会にLINE BITMAX公式サイトをチェックしてみてください。
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