TofuNFT(トウフ)とは?始め方や使い方・購入/販売方法を画像付きで解説!
NFTの流行で近年、国内にも数多くのNFTマーケットプレイスが誕生しました。
その中でも海外展開をしていて、国際的にも高い人気があるのが、今回取り上げる「TofuNFT」です。
この記事ではNFTマーケットプレイスの一つ「TofuNFT」について、特徴や使い方、出品されているNFTの事例などをご紹介していきます。
- TofuNFTは、日本企業のCOINJINJAが運営するNFTマーケットプレイス
- 日本だけでなく193の国と地域からサービスを利用可能であり、多言語に対応している
- 2022年7月時点で、28ものブロックチェーンに対応している
- ブロックチェーンゲームのNFTとコレクタブルNFTに特化している
- NFT購入の元手となるメジャー通貨は、国内取引所のLINE BITMAXで入手可能
TofuNFTは、マルチチェーン対応のNFTマーケットプレイスです。
そのためNFTを売買する際は代金やガス代として、扱う各NFTの基盤になっているブロックチェーンのネイティブトークンを用意する必要があります。
またそれらのネイティブトークンを調達するなら、まず国内取引所で元手となるビットコインやイーサリアムを入手しましょう。
国内取引所の中でも「LINE BITMAX」は初心者向けで扱いやすくなっているので、興味がある方はぜひLINE BITMAX公式サイトもあわせてチェックしてみてください。
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仮想通貨/NFTマーケットプレイスTofuNFT(トーフNFT)とは?
名称 | TofuNFT |
運営会社 | 株式会社COINJINJA |
扱うNFT | ブロックチェーンのNFT コレクタブルNFT |
対応チェーン | BNBチェーン、イーサリアム、アービトラム、アバランチ、ポリゴン 他 (2022年7月時点で28種類) |
対応ウォレット | MetaMask、BSCウォレット、Coinbaseウォレット 他 (2022年7月時点で12種類) |
TofuNFTは、仮想通貨のSTO/ICO等の検索エンジンを運営する日本企業COINJINJA(コインジンジャ)が立ち上げたNFTマーケットプレイスです。
もともとは海外向けに展開されていましたが、2021年末に逆輸入の形で日本でもサービスが開始されました。
DappRadarによるとTofuNFTは、国内外に数あるNFTマーケットプレイスの中で1日あたりの取引高(2022年7月時点)で20位台につけており、高い人気を誇っていることがわかります。
TofuNFTの特徴
NFTマーケットプレイスのTofuNFTには、次のような特徴があります。
- マルチチェーンに対応したNFTマーケットプレイスである
- 世界中からアクセスできる
- ブロックチェーンゲームのNFTとコレクタブルNFTに特化している
マルチチェーンに対応したNFTマーケットプレイスである
例えばNFTマーケットプレイス最大手のOpenSeaは、2022年7月時点で4つのブロックチェーンに対応しています。
それに対してTofuNFTは、右に示す通り28種類ものメインチェーンやセカンドレイヤーに対応済みです。
つまり複数のマーケットを併用せずともTofuNFT一つあれば、ややマイナーなものも含めて、数多くのNFTに触れることができます。
世界中からアクセスできる
国産のNFTマーケットプレイスの中には、日本人にしか使えないプラットフォームもあります。
一方でTofuNFTは日本発のNFTマーケットプレイスでありながら、先に海外でサービスを展開して、現在は日本を含む193の国と地域から利用できるようになっています。
世界中からアクセスできて、さらにマルチチェーン対応で利便性が高いということは、それだけユーザーと商品が集まりやすいプラットフォームだと言えるでしょう。
ブロックチェーンゲームのNFTとコレクタブルNFTに特化している
NFTには音楽や写真をNFT化したものなどもありますがTofuNFTは、ブロックチェーンゲームのNFTとコレクタブルNFTに特化して取り扱っています。
コレクタブルNFTとは、例えばCryptoPunksやHashmasksのような、シリーズものになっているデジタルアートのNFTのことを指します。
またTofuNFTではその2つのカテゴリーの中で、例えば漫画「左利きのエレン」のストリートアート風NFTなど、これまで日本向けのキャンペーンやコラボNFT販売も多く手がけてきています。
また、アートNFTについてはNFTアートとはの記事をご参考ください。
TofuNFTの始め方・使い方
さて、TofuNFTは次のような操作をするだけで、簡単に利用することができます。
- 言語と通貨表示を選択する
- 利用したいブロックチェーンを選択する
- ウォレットを接続する
言語と通貨表示を選択する
TofuNFTは12種類の言語に対応しています。
また各NFTの価格表示は、仮想通貨でだけでなく、日本円やドルなどの法定通貨に換算して分かりやすく表示できるようになっています。
そこでTofuNFTを利用する際は、まずトップページにおいて、表示する言語と通貨を「日本語・日本円(JA・JPY)」に設定しておきましょう。
利用したいブロックチェーンを選択する
次に売買したいと思っているNFTに合わせて、TofuNFTのブロックチェーンを選択します。
ウォレットを接続する
最後にウォレットを接続すれば、TofuNFTを利用できる状態になります。
右に示す通り、TofuNFTはウォレットも12種類に対応しています。
なおウォレットを接続する際は、ウォレット側のブロックチェーンの設定も、先ほど選んだTofuNFT側のブロックチェーンと合わせないと繋がらないので注意しましょう。
また、もしウォレットをお持ちでない方は、複数のブロックチェーンに対応しているMetaMaskを用意するとよいでしょう。
MetaMaskの使い方については、別途以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。
TofuNFTでの買い方・購入方法
続いて、TofuNFTでのNFTの買い方を見ていきましょう。
- 買いたいNFTを探す
- 買いたいNFTの中から、希望の購入方法を選択できるものを選ぶ
- 購入手続きをおこなう
買いたいNFTを探す
まずは、買いたいNFTを見つけましょう。
すでに買いたいものが決まっていれば、サイト上部の検索窓から検索をかけることができます。
またメジャーなコレクションのNFTであれば、各ブロックチェーンでの人気ランキングから見つけることもできるでしょう。
買いたいNFTの中から、希望の購入方法を選択できるものを選ぶ
TofuNFTにおけるNFTの購入方法は、次の3種類があります。
- 固定価格
- オークション
- オファー(買い手が金額を提示して、売り手がそれを承認すると売買成立)
気になるNFTのコレクションがあれば、購入方法でフィルターをかけて、希望の方法で出品されているものを探してみましょう。
購入手続きをおこなう
買いたいNFTが見つかったら、それをクリックして詳細画面を開きます。
例えば固定価格で出品されている商品であれば、詳細画面で「今すぐ購入」をクリックするとウォレットが立ち上がるので、取引内容に問題がないことを確認して購入手続きを完了させましょう。
TofuNFTでの売り方・出品方法
次に、TofuNFTでのNFTの売り方をご紹介します。
売る際の手続きも、以下の通り非常にシンプルです。
- マイNFTから出品したいNFTを選ぶ
- 出品方法を選んで、各種設定をおこなう
マイNFTから出品したいNFTを選ぶ
まずはサイト右上に表示されている自身のアカウントアイコンをクリックして、開かれた項目から「マイNFT」を選択します。
すると自身のウォレットに入っているNFTが表示されるので、その中から出品したいものを選択します。
またアカウントアイコンをクリックして表示される項目から「プロ出品」を選択すると、複数のNFTをまとめて出品することも可能です。
出品方法を選んで、各種設定をおこなう
出品したいNFTを決めたら、「固定価格」と「オークション」のどちらを選択して出品しましょう。
固定価格で出品する場合は、販売価格を設定してから出品します。
またオークションの場合は、開始価格とオークションの期限を設定できます。
なお、1つのNFTをこれら2つの方法で同時に出品することはできないので、その点は注意しておきましょう。
TofuNFTでの稼ぎ方/TofuNFTは稼げるの?
TofuNFTは今のところ、NFTを新規発行する機能は設けられていません。
そのためTofuNFTを使って稼ごうとするなら、外部で入手したNFTを販売、もしくはTofuNFTで購入したNFTを再販して、NFT取得にかかったコストよりも高く売れれば利益を得られることになります。
こういったNFTで売買差益を得る仕組みは、基本的には現実世界のモノがデジタルな存在に置き換わっただけで、例えばメルカリで転売したり、ヤフーオークションに出品したりして稼ぐのと大差はありません。
ただTofuNFTは世界中にユーザー、つまり買い手になってくれる多くの人がいて、また使うブロックチェーンによってはガス代をかなり安く抑えられるので、そういった点では稼ぎやすいプラットフォームだと言えるかもしれません。
TofuNFTを利用する際の注意点
さて、TofuNFTを利用する際は以下の点に注意しましょう。
- 購入したいNFTそれぞれに合った仮想通貨が必要である
- ブロックチェーンそれぞれで異なる通貨でのガス代がかかる
- 売り手側は売買成立時に手数料がかかる
購入したいNFTそれぞれに合った仮想通貨が必要である
他のNFTマーケットプレイスには複数の決済手段が使えるところもありますが、2022年7月時点でTofuNFTでの決済手段は一択です。
例えばBNBチェーンのNFTを買いたい場合は、大半の商品が決済通貨をバイナンスコイン(BNB)に設定してあって、それ以外の仮想通貨や法定通貨で買うことはできません。
そのため欲しいNFTがあれば、それを買える仮想通貨をあらかじめ確認して用意しましょう。
ちなみにイーサリアムなど一部を除いて、BNBやAVAXなどの通貨は現時点で国内取引所での取り扱いがありません。
そのためそれらの通貨が欲しいときは、①国内取引所でビットコインやイーサリアムを用意する、②ビットコインなどを海外取引所やDEXで欲しい通貨に換金する、という手順を踏む必要があります。
元手となるビットコインやイーサリアムは、LINEアプリ内で簡単に取引できる「LINE BITMAX」で入手可能です。
LINE BITMAX
名称 | LINE BITMAX(ライン ビットマックス) |
取り扱い通貨 | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) リップル(XRP) ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) フィンシア(FNSA) ステラルーメン(XLM) |
取引手数料 | 無料 |
送金手数料 | 110円 |
最大レバレッジ | 最大2倍(売りのみ) |
レンディング | 最大利率8%(業界最高水準) |
独自仮想通貨 | フィンシア(FNSA) |
日本語サポート | 有り |
詳細 | LINE BITMAXの公式サイト |
LINE BITMAXの最大のメリットはスマートフォンから簡単に取引を始められる点にあります。
専用のスマートフォンアプリはないものの、LINEアプリ上からログインすることで取引することができます。
また、暗号資産貸出サービス(レンディング)やレバレッジ取引(売りのみ)などの機能も充実しています。
中でも暗号資産貸出サービス(レンディング)は、最大利率8%の業界最高水準です。
さらに、LINE独自の暗号通貨『フィンシア』を購入できる唯一の取引所としても人気を集めています。
フィンシアは、2022年4月よりスタートしたNFTマーケットプレイスである、LINE NFTでの購入用通貨としても利用可能です。
この機会にぜひ、LINE BITMAX公式サイトをチェックしてみてください。
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ブロックチェーンそれぞれで異なる通貨でのガス代がかかる
言うまでないかもしれませんが、TofuNFTでNFTを売買する際はガス代(ネットワーク手数料)が必要です。
イーサリアム基盤のNFTを買うならイーサリアム、BNBチェーン基盤のNFTを買うならバイナンスコイン(BNB)がガス代として少量かかります。
そのため購入資金を用意する際は、ガス代分の余力も忘れずにつくっておきましょう。
売り手側は売買成立時に手数料がかかる
TofuNFTにおいてNFTの売り手側は、売買が成立したときにTofuNFTと、利用しているブロックチェーンに対してそれぞれ手数料を支払う必要があります。
ブロックチェーンに対する手数料というのは、ガス代とはまた別物です。
これらの手数料は出品の設定時に表示されるので、そのマイナス分を踏まえた上で、最低でも赤字にならない価格設定をするようにしましょう。
高額なTofuNFTでの出品NFT事例
TofuNFTでは、各ブロックチェーンで人気のゲームのNFTや、コレクタブルNFTが多数出品されています。
ここではそういった人気のNFTの中から、高値での取引もなされているNFTのコレクションを3種類ご紹介します。
- CALO :シューズボックス
- CryptoSpells:トレーディングカード
- League of Kingdoms:ゲームアイテム等
CALO :シューズボックス
CALOは、BNBチェーンを基盤にしたMove to Earnのアプリです。
スニーカーのNFTを保有した状態で運動をすると、運動量に応じた報酬を得ることができます。
TofuNFTではこのCALOのスニーカーNFTが入っているShoeBox(スマホゲームでのガチャのようなもの)が、3.85BNB~50BNB(日本円で約16万円~210万円)で二次販売されています。
CryptoSpells:トレーディングカード
CryptoSpellsは、CryptoGames(クリプトゲームス)株式会社が運営する国産のデジタルトレーディングカードゲームです。
イーサリアムを基盤につくられたゲームですが、イーサリアムのガス代高騰を受けて、2021年にPolygonチェーンにも対応しました。
CryptoSpellのカードはNFTとなっているので、従来のデジタルカードと違って資産的な価値があります。
実際にTofuNFTでは、1.5MATIC~2万MATIC(日本円で約120円~165万円)で取引されており、希少価値が高いカードほど高値がついています。
League of Kingdoms:ゲームアイテム等
League of Kingdomsは、イーサリアム・Polygonを基盤にしたMMO戦略シミュレーションゲームです。
パソコンとスマホのどちらからでも遊ぶことができ、高い人気を集めています。
TofuNFTではこのゲームのアイテムやグッズが取り扱われており、中には1,000MATIC(約8万5,000円)以上で出品されているものもあります。
TofuNFTの見通し
2022年5月時点で数あるNFTマーケットプレイスの中でも高い人気を誇るTofuNFTですが、今後を見ても次のようなポジティブな要素が揃っています。
- 対応チェーンが徐々に増えている
- 取り扱うNFTが増えている
- 他通貨サポートが実装される見込みである
対応チェーンが徐々に増えている
TofuNFTはもともと、BNBチェーンとPolygonに対応したNFTマーケットプレイスでした。
しかしイーサリアムやアバランチなどをはじめとして対応チェーンが徐々に追加されて、2022年5月時点では28ものメインチェーンやセカンドレイヤーに対応しています。
ブロックチェーン自体も次々に新しいものがつくられており、今後もTofuNFTでの対応先が増えれば、それだけ新たなユーザーを引き込むことにつながっていくでしょう。
取り扱うNFTが増えている
ブロックチェーンゲームやコレクタブルNFTも、絶え間なく新しいものが誕生しています。
例えば先ほど紹介したCaloも、Move to Earnのブームに乗って2022年に生まれたアプリ(2022年5月時点はまだβ版)ですが、そういった新しいNFTにもTofuNFTは対応しています。
また取り扱うNFTが増えれば、当然TofuNFTを利用するユーザーも増えていくことでしょう。
他通貨サポートが実装される見込みである
TofuNFTでは現在、各ブロックのネイティブトークンのみをサポートしています。
しかし公式サイトからの情報によると、将来的には他通貨サポートが実装されるようです。
利便性が向上すれば、それがさらなる需要拡大につながる可能性があります。
TofuNFT以外の国内NFTマーケットプレイス
今回はTofuNFTを紹介しましたが、国内には他にも優れたNFTマーケットプレイスが多くあり、その中の一つ「LINE NFT」は次のような特徴を持っています。
- LINEアカウントがあれば始められる
多くのNFTマーケットプレイスは、MetaMaskなどのウォレットを別途用意して、それを接続することで使えるようになります。
しかしLINE NFTの場合は、ウォレットがなくてもLINEアカウントでログインするだけで使うことができます。
- 仮想通貨を持っていなくても、日本円(LINE Pay)で取引できる
海外のNFTマーケットプレイスは決済通貨が仮想通貨のみとなっていることが多く、参入ハードルがやや高めです。
しかしLINE NFTでは、LINE Payによる日本円決済ができるため、初心者でも始めやすくなっています。
- ガス代がかからない
他のNFTマーケットプレイスでは、NFTの取引に際して取引手数料とは別にガス代がかかります。
一方でLINE独自のブロックチェーン「LINE Blockchain」を基盤にしているLINE NFT では、ガス代を取られることはありません。
なおLINENFTについてより詳しく知りたい方は、ぜひ次の記事をチェックしてみてください。
またLINENFTは、日本円だけでなくLINEブロックチェーンの独自トークン「FNSA」でも取引が可能です。
FNSAは国内取引所の「LINE BITMAX」で入手できるので、LINE NFTを使うなら合わせてLINE BITMAXの口座も持っておくとよいでしょう。
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TofuNFTのまとめ
今回は、NFTマーケットプレイスの一つ「TofuNFT」をご紹介しました。
- TofuNFTは、日本企業のCOINJINJAが運営するNFTマーケットプレイス
- 日本だけでなく193の国と地域からサービスを利用可能であり、多言語に対応している
- 2022年7月時点で、28ものブロックチェーンに対応している
- ブロックチェーンゲームのNFTとコレクタブルNFTに特化している
- NFT購入の元手となるメジャー通貨は、国内取引所のLINE BITMAXで入手可能
TofuNFTは、マルチチェーン対応のNFTマーケットプレイスであり、各ブロックチェーンでメジャーなNFTを数多く取り扱っています。
OpenSeaでは見られないNFTも揃っているので、この記事を通して興味を持った方はぜひ一度覗いてみてください。
なおNFTを購入する際は、今のところは各ブロックチェーンのネイティブトークンをそれぞれ用意する必要があります。
それらの通貨を調達する際は、まず国内取引所で元手となるビットコインやイーサリアムを入手しましょう。
LINE BITMAXならLINEアプリ内で簡単にメジャー通貨の売買ができるので、口座をお持ちでないなら、ぜひこの機にLINE BITMAXもチェックしてみてください。
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