仮想通貨Dego Finance(DEGO)とは?特徴と今後の予想・見通しを解説
Dego Finance(DEGO)はNFT関連銘柄のひとつに数えられる仮想通貨であり、2021年に入ってNFT関連銘柄が軒並み高騰する中で、年初の価格と比較して一時60倍以上も急騰しました。
そんなDego Finance(DEGO)ですが、ビットコインなどと比べるとメジャーな仮想通貨とは言えず、そもそもDego Finance(DEGO)の名前すら聞いたことがないという方も中にはおられるかと思います。
そこで今回はDego Finace(DEGO)について、その特徴など基本的なところから、今後の見通しや入手できる取引所まで解説していきます。
なお、そもそも「NFT」や「NFT関連銘柄」がよく分からないという方は、「仮想通貨NFTとは?」「NFT関連のおすすめ仮想通貨銘柄」の記事もぜひあわせてご覧ください。
- Dego finance(DEGO)とは?その特徴は?
- Dego finance(DEGO)のこれまでの価格推移と今後の見通し
- Dego finance(DEGO)は買うべきか?デメリットやリスクはあるのか?
- NFT関連銘柄を取引するなら国内取引所「コインチェック」
仮想通貨取引をするなら、基本的にはコインチェックなどの国内取引所で扱っている通貨への取引が最適です。
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仮想通貨のDego Finance (DEGO)とは?
通貨(トークン)名 | Dego Financeトークン/DEGO |
ティッカーシンボル・単位 | DEGO |
現在の価格(2023年10月時点) | ¥187.67 |
時価総額(2023年10月時点) | ¥2,657,171,500 |
時価総額ランキング(2023年110月時点) | 589位 |
公式サイト | Dego Finance公式サイト |
Dego Financeは、DeFi(分散型金融)とNFT両方の要素を持つブロックチェーンプラットフォームです。
また、そのプラットフォームで使用される仮想通貨(トークン)を正式には「Dego Financeトークン」と言いますが、多くの場合でティッカーシンボルにもなっている「DEGO」の略称で呼ばれています。
なおDEGOは2023年4月現在、国内取引所での取り扱いはありません。
海外取引所を経由する必要がありますが、送金用として国内取引所コインチェックで通貨を用意するとスムーズです。
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Dego Finance (DEGO)の特徴
Dego Finance(DEGO)には、次のような特徴があります。
- 仮想通貨を預けてDEGOを稼ぐことができる
- NFTを買うことでマイニングをおこなうことができる
- 複数のブロックチェーンを利用して構築されている
仮想通貨を預けてDEGOを稼ぐことができる
Dego FinanceではDEGOやUSDT(テザー)、WETHといった仮想通貨を預け入れることで、「流動性マイニング」の報酬としてDEGOを受け取ることができます。
流動性マイニングとは、イーサリアムDiFi(分散型金融)などに流動性を与えるために自身の仮想通貨を預けて、その対価としてスワップ手数料を得られる仕組みのことです。
わかりやすく言うと「金融機関にお金を貸して、その金利で稼ぐ仕組み」です。
DEGOでは、イーサリアムのDEX(分散型取引所)であるUniswapなどに流動性を提供するためにユーザーから仮想通貨を集め、その対価として独自の通貨であるDEGOを還元します。
なお、わざわざDEGOで流動性マイニングをしなくても、個人ユーザーが直接Uniswapで流動性マイニングをおこなうこともできますが、これらには、
- 仲介者としてDego Financeが間に入っている
- 報酬がETHなどの主要な仮想通貨ではなくDEGOである
という違いがあります。
DEGOで報酬を受け取るということは「DEGOの価格変動の影響を受ける」ということです。
そのためDEGOの価格が高騰していればより多くの利益を得ることができ、逆にDEGOの価格が下がっていればETHでもらうよりも利益が少なることも考えられます。
NFTを買うことでマイニングを行うことができる
Dego FinanceではNFTマーケットプレイスで、上の画像のようなつるはし(NFT)をETHで買い、それを使ってマイニングをすることでDEGOを得ることができます。
ETHを使って購入するので、実質ETHで流動性マイニングをおこなっているとも言えるのですが、預けるのではなくNFTを購入しているので原資となったETHは返って来ず、ただその分DEGOの還元率が高めになっています。
また、つるはし(NFT)には、プラチナ、ゴールド、シルバーなどのレアリティが設定されており、レアリティが高いものほど値段が高く、マイニングの効率も高くなっています。
複数のブロックチェーンを利用して構築されている
Dego Financeは現在イーサリアムとバイナンススマートチェーンの、二つのブロックチェーン上に構築されています。
そのため単にDEGOといっても、
- イーサリアムの規格を使ったERC20トークン
- バイナンススマートチェーンの規格を使ったBEP20トークン
この2種類があります。
また将来的には、ポルカドットのブロックチェーンも利用する計画となっています。
これら複数のブロックチェーンを使うことには、
- 複数のブロックチェーンでのユーザー確保につながる
- イーサリアムの高騰しているGAS代(取引手数料)を回避・軽減できる
- より多様なNFTアプリケーションを開発できる
といったメリットがあります。
Dego Finance (DEGO)の現在の評価と価格急騰の要因
上の画像は2022年から2023年10月までの、DEGO/USDT(テザー)チャートです。
DEGOは2020年9月にローンチ(新規公開)され、その後2020年中は目ぼしい動きがなかったのですが、2021年2月に入って徐々に高騰しはじめ、3月には一気に急騰しました。
2021年1月の始値が約0.55USDT、3月14日につけた最高値が約34.2USDTなので、わずか2か月強で一時60倍以上にまでなったことになります。
なおこの急騰の要因は、次の2つだと見られています。
- NFT関連銘柄に対する注目度の上昇
- 仮想通貨全体への投資熱増大
- NFT関連銘柄に対する注目度の上昇
今回の高騰はDego Finance(DEGO)単体のポジティブなニュースなどがトリガーとなったわけでなく、2020年後半からNFT関連銘柄全体に注目が集まったために起きたと見られています。
実際にDEGOに限らず、
など他のNFT関連銘柄も、ほぼ同じタイミングで軒並み急騰しています。
- 仮想通貨全体への投資熱増大
現在NFT関連銘柄に限らず、ビットコインやイーサリアムなど多くの主要な仮想通貨も高騰しており、仮想通貨全体への投資熱が増大していることを感じ取れます。
またビットコインなどの主要な通貨は、NFT関連銘柄よりもはやい2020年後半から高騰しています。
そのため、すでに主要な仮想通貨が高騰して、多くの投資家が新たな投資先を探そうとするタイミングと、DEGOを含むNFT関連銘柄に注目が集まるタイミングが上手く重なって、DEGOの60倍以上もの急騰を生み出したと言えるでしょう。
しかし、2022年に入ってからは、仮想通貨市場全体での下落に連動して、DEGOも大きく下落を決めています。
なお、なぜ仮想通貨全体で大きく連動しているのか、その要因については「ビットコインの見通し」をご覧ください。
一方で、仮想通貨取引をするなら、コインチェックなどの国内取引所で扱っている通貨を保有すると良いでしょう。
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Dego Finance (DEGO)の今後の予想・見通し
2021年に入って急騰したDego Finance(DEGO)ですが、その今後を占うにあたり、ポジティブな要素とネガティブな要素がそれぞれあります。
そこでまずは、ポジティブな要素から見ていきましょう。
NFT全体への期待・注目が高まっている
- NFT全体への期待・注目が高まっている
今回のNFT関連銘柄の高騰は、NFTの将来性への期待が高まっていることに起因しています。
しかし、NFTはまだ広く一般に普及しているわけではなく、これからアートや不動産など様々な分野でさらに展開していこうとしているところです。
そのため今の状況はまだまだ先行投資の段階であり、実用化が進めばNFT関連銘柄の需要も大きくなり、価格もさらに伸びていく可能性を秘めています。
一方でDego Finance(DEGO)には現状、次のような懸念点もあります。
- 時価総額が低く、需要が小さい
- 第三者による情報や評価が少ない
- 取り扱っている取引所が少ない
- 時価総額が低く、需要が小さい
今回DEGOは大きく急騰しましたが、それにもかかわらず現状は、
- 時価総額:¥3,806,406,146
- 時価総額ランキング566位
といった状況であり、他の仮想通貨と比較して見ればまだまだ数ある草コインのひとつ、ニッチな投資対象のひとつに過ぎません。
また時価総額の低い仮想通貨は、保有者が少ないため流動性が低く、価格の変動幅も大きいという特徴があります。
下のチャートはDEGOと、同じくNFT関連銘柄で時価総額ランキング72位と、比較的上位に入っているエンジンコインを並べたものです。
どちらも同じような形状で急騰し、現在は急騰後の調整局面に入っています。
しかしその下落幅を比較すると、
- 時価総額が低いDEGOは、より大きく急落している
- 時価総額が高いエンジンコインは買い支えられて、より小さな下落幅でおさまっている
といったことがわかります。
さらに過去の高騰はDEGO自体が評価されたのではなく、NFT関連銘柄のひとつとして投資対象に上がったに過ぎません。
そのためもしもNFTに対するブームが一過性で終わった場合、エンジンコインのようにそのプラットフォームや通貨自体の評価が高い銘柄は価格をある程度保てるでしょうが、DEGOのようなニッチな銘柄は投資家が離れて急落したまま、価格を持ち直せなくなることも十分に考えられます。
- 第三者による情報や評価が少ない
現在、国内外問わず、仮想通貨関連のニュースを専門に扱うメディアが複数存在しており、様々な仮想通貨のプロジェクト進捗状況や事業展開に関する最新のニュースを日々チェックすることができます。
またそれらのニュースメディアから、昨今は特にDeFi関連やNFT関連の事業が、各プラットフォームで非常に活発に進められていることを感じ取れます。
しかしDego Financeについては、それらのメディアで新規の情報がほとんど上がってきません。
Dego Finance自体がニッチでメディアが取り扱わないのか、ニュースにするほど目新しい話題がないのかは定かではありませんが、
- Dego Financeが新たにどんな事業を進めているのか
- メディアやアナリストがDego Financeをどのように捉え、評価しているのか
こういった情報が見えにくいため、現状は他の主要な仮想通貨やNFT関連銘柄と比べて、なかなか投資対象として扱いづらい状況にあります。
- 取り扱っている取引所が少ない
DEGOは2023年6月時点では、国内取引所での取り扱いがないだけでなく、海外取引所での取り扱いもまだ10社にも満たない状況です。
扱っている取引所が少ないということはそれだけ投資家の目に触れる機会が少なく、需要も小さくなりがちだということです。
もちろん今後、扱う取引所が増える可能性もありますが、そのことを確約されているわけではありません。
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Dego Finance (DEGO)は買うべき?
Dego Finance(DEGO)は、2021年に入ってNFT関連銘柄のひとつとして注目を集め、急騰しました。
しかし、
- 時価総額が低く、現状は数ある草コインのひとつに過ぎない
- メディア(第三者)からの情報や評価が少ない
- 取り扱っている取引所が少なく、需要が小さい
こういった点から、DEGOへの投資はハイリスクハイリターンになる可能性が高く、現状でのDEGOの入手はあまり推奨しません。
またNFT関連銘柄の取引をしたいのであれば、エンジンコインやチリーズなど、
- 時価総額が比較的高く、より安定している
- メディア(第三者)からの情報や評価を随時チェックすることができる
- 活発に開発や事業展開を進めていることが、一見してわかる
- 取り扱っている取引所が多く、需要が大きい
こういった特徴を持つ銘柄を選ぶと良いでしょう。
なお、あえてハイリスクハイリターンな取引にチャレンジしたいという方は、万が一失ったとしても支障ない余剰資金で臨むようにしましょう。
Dego Finance (DEGO)を購入できる取引所
Dego Finance(DEGO)は2023年6月時点では、国内取引所では取り扱われておらず、海外取引所も扱っているところは次の7社のみ。
あとは、イーサリアムのDEX(分散型取引所)であるUniswapでも取り扱われています。
- Binance
- KuCoin
- Hobit
- MXC
- Bithumb Global
- Hoo.com
- Gate.io
なお、海外取引所を利用する際は日本円での取引ができないので、DEGOを入手するには次のような手順を踏む必要があります。
- コインチェックなどの国内取引所で、ビットコインを購入する
- 海外取引所にビットコインを送金する
- ビットコイン建てで、DEGOを購入する
または
- Bybitなどの海外取引所で、クレジットカード払いでUSDT(テザー)を購入する
- DEGOを扱う海外取引所にUSDTを送金する
- USDT建てで、DEGOを購入する
このように海外取引所でDEGOを入手したい場合は円が使えないことによって、国内取引所よりも取引までの手間が多くなります。
また、海外取引所は日本の金融庁の認可外であり、何かトラブルが発生してもあくまで自己責任となりますので、利用の際は十分に注意してください。
NFT関連投資をするならコインチェック
ここまでの解説を読んで「DEGOへの取引は見送ろう」、「DEGO以外のNFT関連銘柄へ取引してみたい」という方には、国内取引所のコインチェックを利用すると良いです。
コインチェックのおすすめポイントは次の3つです。
- NFT関連銘柄のエンジンコインを取り扱っている
- 金融庁の事業者登録を受けている国内取引所だから安心
- 円建てで少額(500円)から購入できる
- NFT関連銘柄のエンジンコインを取り扱っている
コインチェックはNFT関連銘柄のエンジンコインを取り扱っている、国内では数少ない取引所のひとつです。
また同じくNFT関連銘柄である、
- 「チリーズ」を発行するChiliz社
- 「REVV」を発行するAnimoca Brands社
- 「SAND」を発行するThe Sandbox社
とも業務提携しており、それらのNFT関連銘柄もコインチェックからの上場を期待されています。
- 金融庁の事業者登録を受けている国内取引所だから安心
国内取引所であるコインチェックは海外取引所とは違い、日本の金融庁の事業者登録を受けています。
日本の法に基づいて事業をおこなっており、トラブルの際も消費者の保護が適切におこなわれるためより安全に、安心して利用できます。
- 円建てで少額(500円)から購入できる
コインチェックではどの仮想通貨も円建てで購入できます。
そのため、先ほど海外取引所の利用方法で紹介したように、一度ビットコインやUSDTを購入するような手間がかかりません。
また、500円という少額から購入できるので、初心者でも手軽に仮想通貨取引を始めることができます。
詳しくは、コインチェック公式サイトをチェックしてみてください。
\ 国内最大級の暗号資産取引所/
Dego Finance (DEGO)の今後の予想・見通しまとめ
今回はDego Finance(DEGO)について解説しました。
- DEGOはNFT関連銘柄のひとつで、急騰したのち現在はその調整で急落中
- DEGOはNFT関連銘柄のひとつとして注目を集めて急騰したものの、いまだニッチな草コインのひとつ
- DEGOへの取引はハイリスクハイリターンになる可能性がある
- DEGO以外のNFT関連銘柄を取引するなら国内取引所のコインチェックが最適
Dego Finance(DEGO)は、2021年2月頃から高騰し、年始の価格から一時60倍以上にまで膨らみました。
しかしその後は大きく下落し、時価総額ランキングは510位と未だに決して高いとは言えず、数ある草コインのひとつに過ぎません。
また草コインへの投資は、草コインの流動性が低く値動きが激しいことから、ハイリスクハイリターンなギャンブル性の高いものになりがちです。
そのためDEGOの入手は、現時点ではあまり推奨しません。
NFT関連銘柄に投資するなら、より時価総額が高く、利用実態や開発状況などの情報にも透明性があって納得して取引できる銘柄を選びましょう。
その点、コインチェックで取り扱われているエンジンコインはそれらを満たしています。
定番の国内取引所ですので、是非この機会にコインチェック公式サイトをチェックしてみましょう。
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