仮想通貨のレバレッジ取引におすすめの取引所3選!やり方や手数料についても解説
仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引は、資金が少額であっても大きな利益を得られる可能性があることから、多くの投資家から人気を集めています。
「大きく稼げる」と聞くと誰しもがレバレッジ取引を魅力的に感じるかもしれませんが、そこにはもちろんデメリットやリスクも潜んでいます。
そこで今回は、仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引についてメリットやデメリット、レバレッジ取引ができるおすすめの取引所などをご紹介していきます。
- 仮想通貨のレバレッジ取引では、証拠金を担保にして高効率な取引ができる
- 現物取引と違って、売りから取引を始めて下落相場から利益を得ることも可能
- 高いリターンを狙える一方でリスクも相応に高いので、現物取引以上にリスク管理が重要
- 長期投資には向かないので、戦略的な損切りが必要になる
- レバレッジ取引を始めるなら、取扱通貨ペアが最多クラスのDMM Bitcoinは要チェック
現物取引とレバレッジ取引のどちらに比重を置いているかは、取引所ごとで異なります。
そういった状況の中で、DMM Bitcoinは特にレバレッジ取引に力を入れており、国内最多クラスの通貨ペアでレバレッジ取引ができるようになっています。
レバレッジ取引用の口座をお持ちでない方は、まずはDMM Bitcoin公式サイトにアクセスして、どういったサービスを提供しているのか詳しくチェックしてみましょう。
仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引とは?
仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引とは、投資資金(証拠金)を担保にして、その資金以上の金額で仮想通貨/ビットコインの取引を可能にする取引方法のことです。
またレバレッジ取引は、仮想通貨の現物を保有せずに、売買時の差額のみを決済する「差金決済取引」となっています。
なお、国内の仮想通貨取引所におけるレバレッジ倍率は、法律で最大2倍までと定められています。
つまり投資資金が10万円だったとしたら、最大で20万円分の取引を行うことができます。
仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引のメリット
仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引には、次のようなメリットがあります。
- 資金効率の良い投資ができる
- 下落相場でも利益を狙える
- 24時間365日取引ができる
資金効率の良い投資ができる
先ほど述べた通り国内取引所におけるレバレッジ取引では、最大で投資資金の2倍の金額を用いた取引をおこなうことができます。
つまり現物取引と比べて、リターンも最大で2倍になり得るということです。
また資金効率が良いことから、投資資金が少ない方にも適した取引方法だと言えます。
下落相場でも利益を狙える
現物取引の場合は「現物を安く買って、高く売る」という形、つまりは上昇相場の中でしか利益を狙うことができません。
それに対してレバレッジ取引では売りからでも取引が可能で、「安く買って高く売る」だけでなく、「高く売って安く買い戻す」ことでも利益を得ることができます。
つまりレバレッジ取引では、上昇相場と下落相場のどちらの場面においても、臨機応変に売買方向を変えることで利益を狙えるということです。
24時間365日取引ができる
例えば株式取引は、平日の株式市場がオープンしている時間内でしか取引ができません。
またFXは、平日は24時間取引が可能ですが、土日に取引することはできません。
一方で、これは現物取引においても同様のことが言えますが、仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引は、各取引所のメンテナンス時間を除いてほぼ24時間365日、取引することが可能です。
そのためレバレッジ取引なら、例えば平日の昼間に仕事で忙しい方は仕事が終わって家に帰ってから取引をしたり、土日の休みにゆっくりと取引を楽しんだりすることができます。
仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引のデメリット
一方で、仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引には次のようなデメリットがあります。
- リターンだけでなく損失のリスクも大きくなる
- 長期投資には向かない
- 追証(追加証拠金)や強制ロスカットが発生することもある
リターンだけでなく損失のリスクも大きくなる
先ほどメリットの中で、仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引では現物取引と比べてリターンを大きくできると述べましたが、それは損失においてもまったく同じことが言えます。
また、仮想通貨はそもそもレバレッジをかけなくても、高いボラティリティを持つハイリスク・ハイリターンな投資対象となっています。
そのため、同じようにレバレッジをかけられる金融サービスであっても仮想通貨のレバレッジ取引は、リスクが上がり過ぎないように株やFXと比べて、以下のように法律でレバレッジ倍率を低く抑えてあります。
- 仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引:最大2倍
- 株式CFD:最大5倍
- FX:最大25倍
仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引にチャレンジする際は、高効率であるのと同時に、相応にリスクも高いことをよく理解しておきましょう。
長期投資には向かない
現物取引の場合は、仮想通貨を保有している間に、その管理のために手数料を取られるといったことはありません。
それに対してレバレッジ取引では、ポジション(建玉)を保有した状態で日を跨ぐとレバレッジ手数料(ポジション手数料、スワップ手数料など呼び名は取引所ごとに異なる)を支払う必要があります。
例えばDMM Bitcoinでは、保有しているポジション(建玉)を翌営業日に持ち越すと、ポジション金額×0.04%のレバレッジ手数料が発生します。
またレバレッジ手数料は、一度支払ったら終わりではなく、日を跨ぐ度に毎日発生します。
こういったことからレバレッジ取引は、レバレッジをかけて短時間で稼ぐことに適した取引方法であり、長期投資には向かないことが分かります。
追証(追加証拠金)や強制ロスカットが発生することもある
現物取引では含み損を抱えてしまった場合に、価格が上がるまで塩漬けにするという選択をすることも可能です。
一方でレバレッジ取引は、いわば証拠金を担保にして取引所からより大きなお金を借りて取引をしている状態であり、損失リスクが大きくなり過ぎると塩漬けできずに強制的にロスカットされることが起こり得ます。
例えばDMM bitcoinでは、証拠金維持率(ポジションを維持するために必要な証拠金の割合)が100%を下回ると追証(追加証拠金)を求められ、それができないと一定時間経過後にロスカットがおこなれます。
また、急な価格変動が起こって証拠金維持率が50%を下回ると、時間の猶予も与えられず問答無用でロスカットが実行されます。
追証や強制ロスカットは、損失の拡大を防ぐための安全装置ですが、誰しもがそういった意図しない損失を被りたくはないはずです。
そのため追証やロスカットを受けないためにレバレッジ取引では、現物取引よりも厳密なリスク管理が必要になります。
レバレッジ取引におすすめの取引所
それではここで、レバレッジ取引を提供している国内の仮想通貨取引所の中から、おすすめの取引所を3社ご紹介します。
- DMM Bitcoin
- GMOコイン
- bitFlyer
DMM Bitcoin
レバレッジ取引銘柄数 | 34銘柄 |
取引コスト | 取引手数料無料・スプレッドあり ※BitMatch注文は手数料あり・スプレッドなし |
レバレッジ手数料 | ポジション(建玉)金額の0.04%/日 |
レバレッジ倍率 | 最大2倍 |
追証基準 | 証拠金維持率100%未満 |
ロスカット基準 | 証拠金維持率50%未満 |
公式サイト | DMM Bitcoin公式サイト |
関連記事 | DMM Bitcoinの評判・口コミ |
- レバレッジ取引の対象通貨ペアが豊富
- 取引ツールが高性能かつ使いやすい
- サポート体制が充実している
DMM Bitcoinはレバレッジ取引に力を入れている取引所であり、レバレッジ取引においては国内最多クラスとなる34通貨ペアを取り扱っています。
また取引ツールは性能が高いだけでなく、直感的に扱える分かりやすいデザインとなっていることから、多くの投資家から支持を得ています。
さらに、LINEアプリや問い合わせフォームを使って365日手厚いサポートを受けられることから、初心者でも安心してレバレッジ取引に挑戦することができます。
GMOコイン
レバレッジ取引の取扱通貨ペア | 取引所形式:5銘柄・5通貨ペア BTC/JPY、ETH/JPY、BCH/JPY、LTC/JPY、XRP/JPY 販売所形式(暗号資産FX):10銘柄・10通貨ペア BTC/JPY、ETH/JPY、BCH/JPY、LTC/JPY、XRP/JPY、 XEM/JPY、XLM/JPY、BAT/JPY、OMG/JPY、XTZ/JPY |
取引コスト | 取引所形式: 取引手数料無料 販売所形式: 取引手数料無料・スプレッドあり |
レバレッジ手数料 | ポジション(建玉)金額の0.04%/日 |
レバレッジ倍率 | 最大2倍 |
追証基準 | 証拠金維持率100%未満 |
ロスカット基準 | 証拠金維持率75%未満 |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
関連記事 | GMOコインの評判・口コミ |
- レバレッジ取引の対象銘柄が豊富
- 取引所形式でもレバレッジ取引ができる
- セキュリティが充実していて安心
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネットグループに属する仮想通貨取引所です。
GMOインターネットグループは他にもネット証券を手がけており、そこで培われたノウハウをGMOコインにも用いていることから、セキュリティ技術や管理体制などに定評があります。
レバレッジ取引では、DMM Bitcoinにはやや劣るものの、10種類の銘柄で投資を楽しむことができます。
また現物取引だけでなくレバレッジ取引でも、取引所形式(ユーザー同士で取引)と販売所形式(ユーザーとGMOコインで取引)を選択できるようになっており、取引所形式を用いれば取引コストをかけずに売買することが可能です。
\ビットコインがもらえる特典中!/
bitFlyer
レバレッジ取引の取扱通貨ペア | BTC/JPY |
取引コスト | 取引手数料無料 Lightning FX取引価格とLightning 現物取引価格が 5%以上乖離した場合はコストが発生 |
レバレッジ手数料 | ポジション(建玉)金額の0.04%/日 |
レバレッジ倍率 | 最大2倍 |
追証基準 | 証拠金維持率100%未満 |
ロスカット基準 | 証拠金維持率50%未満 |
関連記事 | bitFlyerの評判・口コミ |
- ビットコインの取引高が国内No.1(※)
- レバレッジ取引ができる銘柄はビットコインのみ
- ビットコインに関連したサービスが充実している
bitFlyerはビットコインの取引高が国内No.1(※)の人気取引所であり、また「Lightning FX」というサービスでレバレッジ取引をおこなうことができます。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
Lightning FXは取引形式(ユーザー同士で取引する形式)となっており、ビットコイン取引高国内No.1の強みを活かして非常に注文が成立しやすくなっています。
ただし、銘柄数が1種類と極端に少ないので、豊富な銘柄を取引したい方はDMM Bitcoinの公式サイトをチェックしてみてください。
仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引のやり方
レバレッジ取引を提供している取引所の中からおすすめのものを3社取り上げましたが、ここではその中からDMM Bitcoinを用いて、実際にレバレッジ取引をおこなう際の流れをご紹介します。
口座開設については「仮想通貨の口座開設手順」の記事でより詳しく解説されておりますので、ぜひご参照ください。
- DMM Bitcoinで口座を開設する
- 取引環境を整える
- 口座に投資資金を入金する
- 気になる通貨ペアを選んで値動きを分析する
- 気になる通貨ペアを選んで取引する
まずはDMM Bitcoin公式サイトにアクセスして、無料での新規口座開設を申し込みましょう。
なお、口座開設の手順は以下の通りです。
- メールアドレスの登録
- 住所氏名などの基本情報の入力
- 本人確認
- DMM Bitcoinによる口座開設審査
- 口座開設完了
口座開設が完了したら、次は取引の環境を整えましょう。
DMM BitcoinではWebブラウザ上の取引システムと、スマホ版取引システムアプリが提供されています。
DMM Bitcoinの取引ツールは高性能であり、Webブラウザ版とスマホ版のどちらか片方だけでもまったく問題ありませんが、両方を用意して場面によって使い分けることをおすすめします。
またスマホ版取引システムアプリには、よりシンプルな画面で売買ができる「STモード」も用意されているため、投資初心者の方はそちらを活用するとよいでしょう。
続いて、取引口座に投資資金を入金しましょう。
日本円の入金方法は、クイック入金(提携金融機関のネットバンキングを用いた入金)または振込入金を選択できます。
この2つの方法の内、クイック入金は手数料がかからないので特におすすめです。
項目 | クイック入金 | 振込入金 |
---|---|---|
手数料 | 無料 | 無料 (利用した金融機関の振込手数料は自己負担) |
最適金額 | 5,000円以上 | 制限なし |
最高金額 | 1億円未満 | 制限なし |
所要時間 | 即時反映 | 順次反映 |
投資資金を用意できたらいよいよ取引を始められますが、いきなり取引するのではなく、まずは落ち着いて気になる通貨ペアの値動きを分析しましょう。
DMM Bitcoinの取引ツールならWebブラウザ版・スマホ版ともに、トレンド系やオシレーター系の指標などを活用して、高度な分析をおこなうことができます。
値動きを分析して取引のチャンスが来たら、数量や売買方向などを決めて注文を入れましょう。
DMM Bitcoinでは、以下のものから注文方法を選ぶことができます。
- 即時(ストリーミング)注文
- 指値/逆指値注文
- IFD注文
- OCO注文
- IFO注文
また、ミッド(仲値)価格で取引できる「BitMatch注文」を利用すると、取引にかかるコストを安く抑えることができます。
以上、DMM Bitcoinでレバレッジ取引をおこなう方法をご紹介しました。
仕組みを理解してレバレッジ取引を始めてみたいと思った方は、ぜひDMM Bitcoin公式サイトにアクセスしてみましょう。
仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引の注意点
最後に、仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引をおこなう際の注意点を3つご紹介します。
- リスクを取り過ぎないこと
- ポジション(建玉)をできるだけ長期保有しないこと
- 情報収集を怠らないこと
リスクを取り過ぎないこと
先ほど述べた通り、仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引はハイリスク・ハイリターンな取引方法であり、またリスクの取り方次第では追証やロスカットを被ることもあります。
そういった事態を避けたければ、リスクを上手くコントロールすることが重要になります。
特にレバレッジ取引の初心者は早く稼ぎたいと考えがちですが、その気持ちを抑えて、少ないロットから始めることをおすすめします。
またこれは言うまでもありませんが、余剰資金以外のお金をつぎ込むことはハイリスク過ぎるので厳禁です。
ポジション(建玉)をできるだけ長期保有しないこと
デメリットで取り上げた通りレバレッジ取引では現物取引と違って、ポジションを持った状態で日を跨ぐとレバレッジ手数料が発生するため、長期投資には不向きです。
したがってレバレッジ取引をおこなう際は、できるだけ短期間で利益を上げられるような投資戦略を立てて臨みましょう。
またその際は、意図的な損切りを戦略に組み込むことも必要になってくるでしょう。
情報収集を怠らないこと
仮想通貨の価格は、世界の政治経済動向から影響を受けて大きく変動することも多々あります。
また、そういった大きな価格変動が起きた時に慌てず対処するためには、タイムリーかつ正確な情報を収集して、状況を正しく把握しておくことが不可欠です。
幸いなことに情報源は仮想通貨専門メディアや取引所ごとの情報ツール、SNSなどあらゆるものが存在しているので、それらの中から自分に合ったものを選んで、常に情報収集を怠らないようにしましょう。
仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引のまとめ
今回は、仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引についてご紹介しました。
- 仮想通貨のレバレッジ取引では、証拠金を担保にして高効率な取引ができる
- 現物取引と違って、売りから取引を始めて下落相場から利益を得ることも可能
- 高いリターンを狙える一方でリスクも相応に高いので、現物取引以上にリスク管理が重要
- 長期投資には向かないので、戦略的な損切りが必要になる
- レバレッジ取引を始めるなら、取扱通貨ペアが最多クラスのDMM Bitcoinは要チェック
仮想通貨/ビットコインのレバレッジ取引は、現物取引よりも大きなリターンを狙えることが魅力となっている取引方法です。
しかし同時に損失のリスクも大きくなるため、現物取引以上に綿密な戦略を立てておこなう必要があるでしょう。
なお、これからレバレッジ取引にチャレンジするならDMM Bitcoinは要チェックです。
DMM Bitcoinはレバレッジ取引において国内最多クラスの通貨ペアを扱っており、ツールの使いやすいさにも定評があります。
気になった方はぜひこの機会に、DMM Bitcoin公式サイトを覗いてみてください。