成長株の見つけ方とは?抑えておくべきポイントやツールを徹底解説!

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投資の代表的存在でもある株式投資ですが、上手くいけば大きな利益を狙ことが出来る反面、株価が大きく下落する可能性もありリスク管理を上手にしていく必要があります。

そんなリスクもある株式投資で上手に立ち回るためには将来的に大きく株価が上昇するであろう成長株を選んで投資する必要がありますが、それを見つけるには日ごろからさまざまな会社をリサーチしておく必要があるでしょう。

そこで今回は、株式投資で上手に資産を増やすための成長株の見つけ方について詳しく解説していきます。

この記事から分かること

・成長株とは現在の会社の業績や株式が高くても、さらに成長が見込める株式のこと
・成長株投資は急落の可能性はあるものの順張り基準のため、初心者でも投資しやすいこと
・成長株を効率よく見つけられるサービスならクラブフィスコ

これから成長する株を見つけるには、ROEや売上高成長率をチェックする必要があります

また、インカムゲインよりもキャピタルゲインを狙って投資するのがおすすめですが、自分で見つけるにはそれなりの経験も必要です。

自分で成長株を見つけるのに不安であれば、有益な株式情報を教えてくれる会員制サービスのクラブフィスコの公式サイトを確認してみてください。

目次

成長株とは

成長株とは別名「グロース株」とも呼ばれ、現在その会社の業績や株式が高くても、さらに成長が見込める株式のことであり近年増加傾向にあります。

成長株の特徴として売上や利益などが毎年増加しているのはもちろん、今後さらに売上や利益が増加してくことが予想されていて、現在流行している業種や最先端技術を持っている企業などが当てはまることが多いです。

また、成長株(グロース株)に対して割安株(バリュー株)と呼ばれる業績などファンダメンタルズ的に比べて株価が低い状態で市場に放置されている株式もあります。

以下の記事では成長株(グロース株)と割安株(バリュー株)について詳しく解説してます。

日本株・米国株の成長株の見つけ方

ここでは、成長株の見つけ方に関するポイントを解説します。

ポイントとして挙げられるのは以下の3点です。

成長株見つけ方のポイント

  • ROEと売上高成長率をチェックする
  • キャピタルゲインを狙って投資する
  • 成長株は企業価値より割高になりやすい

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

【成長株の見つけ方その1】ROEと売上高成長率をチェックする

成長株(グロース株)を選ぶ際は、「ROE(自己資本利益率)」や「売上高成長率」を参考にすると見つけやすいです。

それぞれの言葉について馴染みのない人もいると思いますので、それぞれについて詳しく解説します。

ROE(自己資本利益率)とは

ROEは「Return on Equity」の略であり、日本語では「自己資本利益率」と呼ばれています。

その企業の自己資本(株主資本)に対する当期純利益の割合をROEと呼び計算式は以下の通りになります。

ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100

例えば、当期純利益が20億円で自己資金が200億円だった場合のROEは、

ROE(%)=20億円(当期純利益)÷200億円(自己資本)×100=10%

となり、ROEは10%になります。

ROEは投資家が出資した資本に対して企業側がどれだけの利益を出しているのかを指す指標であるため、ROEが高ければ高いほど、成功率が高いと評価することができ、ROEが10%を上回っていると一般的に優良企業と判断することができます

売上高成長率とは

売上高成長率とは、企業この売上高がどれくらい伸びているかという伸び率のことをいいます。

売上高伸び率」と呼ばれることもあり、この伸び率が高い企業は成長率も高いと判断することができます。

売上高成長率の計算式は以下の通りになります。

売上高成長率(%)=(投機売上高ー前期売上高)÷前期売上高

例えば、当期売上高が80億円で、前期の売上高が90億円だった場合、売上高成長率は以下のようになります。

売上高成長率(%)=(80億円(当期売上高)ー30億円(前期売上高))÷30億円(前期売上高)=33.33%

売上高成長率は33.33%となります。

成長株(グロース株)を探す際は、企業が継続して成長しているかどうかを見極めるようにしましょう。

したがって、売上成長率を確認するときは1年ではなく、3~5年程度の期間で判断するのが一般的であり、同業他社と比較してみてその企業がどの程度成長しているのかを比較することも出来ますので試してみてください。

キャピタルゲインを狙って投資する

株式投資の種類には大きく「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」の2種類に分けることができます。

キャピタルゲインとは、株式を売却する際に発生する売買差益から得る利益のことをいい、インカムゲインとは、株式を保有し続けることで得られる配当金などのことをいいます。

成長株(グロース株)はその企業の売上高や利益の大きな成長が期待できるため、株価自体が5倍、10倍となる可能性を狙ったキャピタルゲインを狙うことが出来るというわけです。

ただし、市場の期待を裏切るように株価が大きく下落するリスクもありますのである程度注意が必要になります。

また、成長株(グロース株)は事業投資を行うために配当を抑えている場合も多いため、インカムゲイン目的の投資には向いていません。

成長株は企業価値よりも割高になりやすい

成長株(グロース株)を保有している投資家は、現在の企業価値よりも将来の利益に期待しているため、将来の株価を織り込んだ数字を見ているため、本来の企業価値よりも割高になるのがほとんどです。

そのため、「PER(株価収益率)」や「PBR(株価純資産倍率)」などは高くなる可能性が高く、しっかりとした企業価値を見抜くのが難しくなっているケースも多くあります。

成長株(グロース株)は、今後の成長を期待するため、期待外れの結果に終わった場合は株価が大きく下落する可能性があります。

したがって、日ごろからニュースや決算情報などをチェックして今後期待通りに成長するのかどうかを判断していくことが大切になります。

このように成長株(グロース株)はしっかりとした分析と日々情報を追っていく必要があり情報の精査が求められますが、クラブフィスコは忙しい人でも欲しい情報が効率よく手に入れることができます。

気になる方は是非クラブフィスコ公式サイトを確認してみてください。

成長株の実例

ここでは、実際あった成長株の実例をいくつか紹介します。

【成長株の実例その1】エムスリー

【成長株の実例その1】エムスリー

エムスリーとは、医療マーケティングの会社であり、2005年時点では時価総額が6億円程度でしたが、2021年には時価総額4.9兆円にまで成長した成長株(グロース株)です。

【成長株の実例その2】神戸物産

【成長株の実例その2】神戸物産

神戸物産は、業務スーパーを展開している会社であり、2006年時点では時価総額が400億円程度でしたが、2021年には時価総額が1.1兆円にまで成長した成長株(グロース株)です。

成長株に投資するメリット

次に成長株に投資するメリットについて解説します。

成長株に投資するメリットは以下の4つです。

成長株に投資するメリット

  1. 株価が数倍~数十倍になることを期待できる
  2. 順張りのため勝率が高い
  3. 安く株価を買うことができる
  4. 損切りしやすい

それぞれについてみていきましょう。

【メリットその1】株価が数倍~数十倍になることを期待できる

成長株(グロース株)に投資する最大のメリットが、上手くいけば投資した企業の株価が数倍もしくは数十倍になる可能性があることです。

最近では「テンガバー」という株価が10倍以上になったといったケースもあり、10倍以上になる可能性があるものを狙って投資する方法も流行っていますが、上手に成長株を見抜くことができれば10倍ではなく、100倍以上の成長も期待できます

特に初期の段階で投資することが出来れば、資産の拡大率は高くなるため、少額投資でも資産を一気に増やすことが出来る可能性があります。

【メリットその2】順張りのため勝率が高い

成長株は、上昇トレンドと言って株価がチャート上で上昇曲線を描いているのがほとんどですので、「順張り」で投資していくのが基本です。

上昇気流に乗るのが成長株投資の戦略になりますので、高い勝率を期待することができます。

しかし、相場が逆方向に動いた場合、大きく損失を出す可能性がありますのでその際はすぐに損切りすることをおすすめします。

【メリットその3】安く株価を買うことができる

大手企業などの株を買おうとすると数百万円単位の資産がないと購入できませんが、成長株であれば数十万円ほどで購入することができます。

したがって、初心者投資家や少額投資家でも大きな利益を狙うことができるので幅広い投資家におすすめといえます。

【メリットその4】損切りしやすい

基本的に順張り手法で投資していくため、価格が下がった段階で損切りすれば損失も最小限に抑えられます。

また、損切りするタイミングも価格がある程度大きく下がったら(株価が10%以上下落したら)などルールも作りやすいので、初心者でも安全に資産運用することが可能です。

成長株に投資するデメリット

メリットについて理解したら次はデメリットについてもみていきましょう。

デメリットは全部で4つあります。

成長株に投資するデメリット

  1. 配当が少ない
  2. 急落する可能性がある
  3. 企業価値よりも割高になりやすい

それぞれについて詳しくみていきましょう。

【デメリットその1】配当が少ない

成長株の場合、できるだけ早く事業拡大して、時価総額を増やすことが最優先されるため、株主優待や配当金いわゆるインカムゲインを狙った投資は期待できないのが一般的です。

そのため、保有しているだけのインカムゲイン目的で株式投資をしている人にはデメリットといえます。

【デメリットその2】急落する可能性がある

成長株はあくまで将来株価が上がることを期待して投資しているだけなので、確実に株価が上がるわけではありません。

そのため、未成熟な企業が少なくないため、事業計画が崩れてしまうなど何か成長を妨げるようなことが起きてしまうと、多くの投資家が見限る可能性が高く、そうなった場合株価が急落する可能性がありハイリスク・ハイリターンの投資であることは理解しておく必要があります。

【デメリットその3】企業価値よりも割高になりやすい

成長株の場合、将来を期待されて投資されているため、現在の企業価値よりも株価が割高になりやすいデメリットがあります。

つまり、「PER」「PBR」「自己資本比率」など見た目の数字は総じて悪い傾向にありますので、しっかりとした分析をする必要があります。

成長株を見つけるならクラブフィスコ

成長株投資は初心者でもやりやすい投資と言われても成長が期待できる企業を見つけることは、想像以上に大変なのも事実です。

サラリーマンなど本業の傍ら株式投資をしている投資家の場合、企業分析する時間を確保するのが難しく成長株投資をしたくてもきない投資家もいます。

そのような場合に役立つのが会員制で有益な情報を教えてくれるサービスです。

クラブフィスコは、投資や資産形成関する優良な情報を提供・販売してくれる会員制サービスです。

会員登録自体は無料で無料メルマガも受け取ることも可能です。

無料でも充実の内容なので手軽に登録できるのも大きなメリットになります。

金融機関のプロフェッショナルから個人投資家にいたるまで幅広くマーケット分析情報を発信し続けている実績から、投資家のパフォーマンス向上に繋がりやすいコンテンツサービスを提供します。

忙しい投資家の強い味方になってくれるサービスといえますので、気になる人は一度登録してみてください。

成長株の見つけ方に関するQ&A

成長株とは何ですか?

成長株とは別名「グロース株」とも呼ばれ、現在その会社の業績や株式が高くても、さらに成長が見込める株式のことです。

成長株の具体的な例はありますか?

エムスリーという医療マーケティングの会社は、2005年時点では時価総額が6億程度でしたが、2021年には4.9兆円にまで成長しました。

成長株など株式投資に関する優良な情報をチェックしたい場合は、会員制サービスであるクラブフィスコの公式サイトを確認してみてください。

成長株の見つけ方まとめ

今回は、成長株について具体的な例やメリット・デメリットなどを解説しました。

この記事のまとめ

・成長株とは現在の会社の業績や株式が高くても、さらに成長が見込める株式のこと
・成長株投資は急落の可能性はあるものの順張り基準のため、初心者でも投資しやすいこと
・成長株を効率よく見つけられるサービスならクラブフィスコ

成長株は初心者投資家でも投資しやすいメリットはあるものの、ある程度しっかりとした分析が出来る必要や時間がかかることなどデメリットもいくつかあることが分かっていただけたのではないでしょうか。

しかし、成長株投資は株式投資の醍醐味でもありますので、一度チャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。

クラブフィスコであれば忙しい人でも効率よく情報収集することができますので、気になる人はクラブフィスコ公式サイトをチェックしてみてください。

監修者

InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

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