ひふみプラスの評判や今後の予想・見通しはどう?ひふみ投信との違いも合わせて解説!

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ここ数年、驚くほどの成長を遂げている投資信託といえば、ひふみプラス

およそ9年間という比較的歴史のある投資信託で、設定日以来長期にわたって利益を出し続けています。

多くの証券会社で取り扱われている有名な投資信託で、そのほとんどにて販売金額が上位にランクインされている人気商品です。

今回の記事では、そんなひふみプラスについて今後の見通しを考察していきます。

この記事からわかること
  • ひふみプラスは、主に日本の成長企業に投資をする投資信託
  • ひふみプラスは、長期的な目線で成長が見込まれる銘柄への投資をしている
  • ひふみプラスの成長率は凄まじく、設定来の運用成績は東証株価指数(TOPIX)のおよそ2倍ほど
  • ひふみプラスに投資するなら、国内株式個人取引シェアNo.1のSBI証券でつみたてNISAを利用した取引が最適
  • ひふみプラスは、銀行や証券会社などの販売会社から購入できる商品
  • ひふみブランドの運営会社から直接購入する「ひふみ投信」という商品もある

長期的な利益が期待できるひふみプラスは、つみたてNISA口座を利用した投資に向いている投資信託です。

ひふみプラスに投資をする場合は、つみたてNISAに対応している証券会社の「SBI証券」でひふみプラスを購入検討すると良いでしょう。

ぜひこの機会のSBI証券公式サイトをチェックしてみてください。

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目次

ひふみプラスの基本情報

2023年10月現在における、ひふみプラスの基本情報を紹介します。

ひふみプラス
商品名ひふみプラス
商品カテゴリ投資信託
購入方法販売会社(銀行や証券会社など)を通じて購入
委託会社
(ファンドの運用指図を行う会社)
レオス・キャピタルワークス株式会社
受託会社
(ファンドの財産の保管・管理を行う会社)
三井住友信託銀行株式会社
基準価額50,652円
純資産5099.46億円

ひふみプラスにおける、投資信託協会が定める商品分類および属性区分は以下のようになっています。

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商品分類詳細
単位型・追加型追加型
投資対象地域国内外
投資対象資産(収益の源泉)株式
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属性区分詳細
投資対象資産その他資産(投資信託証券(株式一般))
決算頻度年1回
投資対象地域グローバル(日本を含む)
投資形態ファミリーファンド
為替ヘッジなし

投資対象

ひふみプラスの主要な投資対象は、国内外の上場株式で、特に日本の成長企業に投資をします。

ひふみ投信マザーファンドに投資しており、業種や企業規模かかわらず長期目線での将来価値を判断し、それに対して市場価値が割安と考えられた銘柄に長期的に投資します。

主要資産であるひふみ投信マザーファンドの資産別構成は以下のようになっています。

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資産比率(対マザーファンドの純資産総額)
株式(日本)82.81%
株式(海外)10.68%
投資証券(海外)0.28%
現金・預金・その他資産(負債控除後)6.23%
合計100.00%

国内外に投資をしていますが、比率を見ると純資産の8割ほどを日本株式が占めています

ひふみプラスは、基本的には日本株式に投資をしている投資信託ということが分かります。

組み入れ銘柄

主要資産であるひふみ投信マザーファンドの組み入れ銘柄のうち、上位10銘柄を見てみましょう。

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銘柄名業種 比率(対マザーファンドの純資産総額)
ソニーグループ電気機器2.55%
オリエンタルランドサービス業2.44%
東京海上ホールディングス保険業1.94%
三菱UFJフィナンシャル・グループ銀行業1.80%
INPEX鉱業1.72%
日本電信電話情報・通信業1.66%
MICROSOFT CORPORATION電気機器1.66%
住友金属鉱山非鉄金属1.60%
トヨタ自動車輸送用機器1.56%
三菱商事卸売業1.37%

これらの銘柄は、現在の市場価値に対して、長期的な目線における将来価値が高いと判断されたものといえます。

あまり馴染みのない企業から有名企業まで、今後の成長に期待できる銘柄が組み入れられていることが分かります。

また、国内株式における上位10業種は以下のようになっています。

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業種比率(対マザーファンドの純資産総額)
情報・通信業10.68%
サービス業10.58%
電気機器9.39%
化学6.01%
銀行業4.95%
建設業4.63%
卸売業4.17%
輸送用機器3.75%
機械3.38%
小売業3.34%

情報・通信業やサービス業の比率が大きいことが分かります。

これらの業界の発展や後退が、ひふみプラスの基準価額にも影響すると予想されます。

リターン比較

ひふみプラスの設定日である2012年5月28日以降のリターンを年ごとに比較します。

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西暦年間収益率
2012年19.51%
2013年67.28%
2014年14.42%
2015年21.88%
2016年4.62%
2017年44.79%
2018年-21.23%
2019年23.09%
2020年20.73%
2021年3.32%

2018年に一度マイナス収益になっているものの、それ以外の年ではプラスです。

長期的にはプラス収益が続いていますので、マイナス収益になった年でも売却せずに我慢することが重要です。

また収益率の振れ幅は大きめで、投資信託としては比較的ハイリスク・ハイリターンな運用成績と考えられます。

SBI証券のデータにおいて、トータルリターンを同カテゴリの平均値と比較すると以下のようになります。

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トータルリターンひふみプラスカテゴリ平均
1か月2.15%4.25%
6か月-1.08%0.93%
1年-11.29%-7.58%
3年5.78%7.41%
5年4.97%7.41%
2023年10月時点

カテゴリの平均値と比較すると、全体を通してほぼ平均値と同等のリターンです。

短期的には平均値をやや下回っていますが、長期的には平均値をやや上回るリターンとも考えられます。

ひふみプラスは長期投資をすればするほどリターンが期待できる傾向にあることが分かります。

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ひふみプラスのこれまでの価格推移

ひふみプラスのこれまでの価格推移を見てみましょう。

ひふみプラスは長期的に成長し続けており、ひふみプラスの運用期間毎の成績を東証株価指数(TOPIX)と比較すると以下のようになっています。

以下は、2023年現在までの期間を対象としています。

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運用成績ひふみプラスTOPIX
1か月-3.55%-4.58%
3か月1.43%3.22%
6か月1.25%2.38%
1年-13.40%-2.57%
3年2.61%5.58%
5年0.93%3.11%
設定来342.36%10.48%

上記の表からは、1か月の運用成績のみTOPIXを下回っているものの、それ以外の期間では常にTOPIXを上回る成績と分かります。

さらに、設定来からの運用成績を比較すると、ひふみプラスはTOPIXの約2倍ほどの成長率となっています。

短期・中期・長期の期間別に詳しく見てみましょう。

短期的な価格推移

まずは短期的な価格推移を見るため、短期的な基準価額推移を見てみましょう。

短期的な価格推移

この期間においては、全体を通してほぼ横ばいの状態ですが、3月~8月にかけて上昇10月現在は下落をしているタイミングがあることが分かります。

同時期における東証株価指数(TOPIX)や日経平均株価(日経225)の価格の推移と見比べてみましょう。

TOPIX
東証株価指数(TOPIX)
引用元:TradingViewの提供チャート
日経平均株価
日経平均株価(日経225)
引用元:TradingViewの提供チャート

いずれの指数もひふみプラスと概ね同じタイミングで上昇・下落をしており、この3月〜10月にかけての値動きは市場全体の影響を受けていると考えられます。

中期的な価格推移

次に、中期的な価格推移を見るため、3年間の価格の動きを見てみましょう。

中期的な価格推移

過去3年間の価格推移を見ると、継続して上昇していることが分かります。

2021年1月における基準価額は約45,000円でしたが、2023年10月には50,000円ほどにまで上昇しました。

つまり、3年間で約5000円もの成長を遂げたことになります。

この価格成長の要因としては、コロナショックで大きなダメージを受けた経済が各国で回復している中、ひふみプラスでは成長見込みの高い企業への投資を集中させたことが挙げられます。

新型コロナウィルスの影響を受けて変化する社会に対してポジティブな影響をもたらすと見られる銘柄に集中投資することで、高いリターンを実現させることに成功しました。

長期的な価格推移

最後に、長期的な価格推移を見てみましょう。

長期的な価格推移

設定日以降の価格推移を見ると、長期的に上昇し続けていることが分かります。

この驚くべき運用成績の要因は、ひふみプラスの投資スタイルである「リスクを分散しながら長く投資する」ことにあると考えられます。

リスクを分散すればするほどリターンの期待値も下がってしまいますが、それを長期的に続けることでリターンの確実性が高まります。

時間を味方にし、長期的に資産を育てるひふみプラスの投資スタイルにより得られた結果と見られます。

ひふみプラスの今後の予想・見通し

ひふみプラスの今後の予想・見通しは明るいと考えられます。

ひふみプラスは、2012年の設定日以来、目覚ましい成長を続けてきました。

しかし、その成長の裏側では社会や環境が絶え間なく変化し、コロナショックをはじめとする大規模な変化も何度となくありました。

ひふみプラスは、そのような社会の変遷に対応しながら成長する企業を選んで投資をしています。

今後も、経済を大きく揺るがすような出来事が起きたとしても、それに対応できる能力を持っている企業は成長し続けます。

そのような企業への投資をするひふみプラスでは、今後も長期的に成長し続ける可能性が高いと考えられます。

ひふみプラスの構成銘柄の一部をピックアップしてみます。

構成銘柄別の成長予想
  • 組入1位銘柄:ショーボンドホールディングス / 建設業

コンクリート補修業界トップの会社です。

直近1年間で、株価が4,260円から4,895円まで約15%の株価上昇を果たしました。

この好調な業績に伴い、当初の計画では86.5円(前期は79.5円)となっていた今期の年間配当が95円に増額修正されました。

「業績に連動した配当を安定的に行うことを基本方針としている」という同社の基本方針からも、利益が出ているからこそ配当を増額したことが分かります。

会社の経営・維持のために必要な金額以上の利益が出ている状態ですので、今後も安定して成長する可能性が高いと考えられます。

  • 組入2位銘柄:SHIFT / 情報・通信業

ソフトウェアのテスト事業を主としており、ソフトの品質保証や、それに関連したコンサル事業も行っている会社です。

巣ごもり需要」も影響し、直近1年間で株価が7,830円から14,940円にまで上昇し、約2倍にまで高騰しました。

情報・通信インフラは新しい生活様式に欠かせない重要な役割を担っており、現在も引き続き巣ごもり需要があるものと見込まれます。

ウィズコロナ・アフターコロナ時代の生活に必要とされる企業ですので、今後も成長が続くと予想されます。

過去のデータで見ると、2012年の設定日では、基準価額が10,000円だったひふみプラスは2023年10月30日時点では、50,652円にまで上昇しています。

このまま同じ上昇率が続くと、2030年には100,000円を突破する可能性もあるのではないかと予測できます。

ひふみプラスが購入できる証券会社

ひふみプラスは、銀行や証券会社など多くの金融機関にて購入が可能です。

例として、現在は以下のような証券会社にてひふみプラスを取り扱っています。

ひふみプラスが購入できる証券会社の例

なかでもおすすめの証券会社は、おすすめ証券会社ランキングで1位を獲得しているSBI証券です。

SBI証券でひふみプラスを購入すると、以下のようなメリットがあります。

SBI証券でひふみプラスを購入する主なメリット
  • 国内株式個人取引シェアNo.1の実績を持つSBI証券なら、初心者でも安心して投資が始められる
  • 購入金額の一部もしくは全部をTポイントで支払うことができるので、実際の資金を使わずに投資することも可能
  • SBI証券なら、「ひふみプラス」を100円から購入可能なので、お試しで始めたい人にもおすすめ
  • SBI証券なら、「ひふみプラス」の買付手数料・信託財産留保額・解約手数料(税込)が無料
  • SBI証券なら、「ひふみプラス」の信託報酬(税込)が年1.078%以内と低め
  • SBI証券なら、つみたてNISA口座で「ひふみプラス」を保有できる

国内株式個人取引シェアNo.1の実績を持つSBI証券なら、初心者でも安心して投資を始めることができます。

また、長期的なリターンが期待できるひふみプラスには、つみたてNISA口座に対応しているSBI証券がおすすめです。

ひふみプラスに興味がある人は、ぜひSBI証券の利用を検討してみてください。

SBI証券について詳しく知りたい方は、公式サイトまたはSBI証券の評判と口コミを参考にしてみてください。

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ひふみ投信とひふみプラスの違い

ひふみプラスとよく似た投資信託に、「ひふみ投信」があります。

証券会社や銀行などの販売会社で販売されているのが「ひふみプラス」ですが、それに対し、「ひふみ投信」はひふみブランドの運営会社「レオス・キャピタルワークス株式会社」が直接販売している商品です。

いずれも「ひふみ投信マザーファンド」に投資しており、投資方針や組入銘柄などは同じですが、いくつか異なる点もあります。

また、主に以下のような違いがあります。

・信託報酬の仕組み
・最低購入単位・手数料

それぞれ具体的に解説していきたいと思います。

ひふみ投信とは

ひふみ投信とは、「日本を根っこから元気にする」をコンセプトに、日本の成長企業に主に投資をする投資信託となっています。

2008年から運用が開始されており、成長企業を見極める力と柔軟な運用姿勢が高く評価されています。

ひふみ投信は、レオス・キャピタルワークス株式会社から直接購入することができます。

ひふみ投信に投資してみたいと考えている方は、ぜひこの機会に公式サイトをチェックしてみてください。

信託報酬の仕組み

信託報酬、すなわち運用管理費用の仕組みが以下のように異なります。

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投資信託信託報酬の仕組み
ひふみ投信5年以上保有した場合に信託報酬の一部がキャッシュバックされるという、実質的な割引制度「資産形成応援団」が利用できる。
ひふみプラス純資産総額(全体の運用残高)が一定金額に達すると、一定金額超過分に対する信託報酬が逓減される

いずれも投資家が支払う信託報酬がお得になる制度ですが、ひふみプラスの「全体の運用残高の増加」は投資家自身でコントロールできる条件ではない点にご注意ください。

また、信託報酬は信託財産、つまり出資金額から自動的に差し引かれるため、ひふみプラスの制度では「お得になった」という実感は得られにくいかもしれません。

信託報酬の仕組みという観点で考えると、5年以上の長期にわたって保有する予定がある場合には、ひふみ投信の方がメリットを実感しやすいかもしれません。

最低購入単位・手数料

最低購入単位および手数料も異なります。

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投資信託最低購入単位購入手数料
ひふみ投信1,000円以上1円単位無料
ひふみプラス100円〜
※販売会社により異なる
無料~約3.24%
※販売会社により異なる

ひふみ投信は最低購入単位・手数料が明確ですが、ひふみプラスの場合は販売会社により異なるため個別に確認をする必要があります

たとえばSBI証券のような大手ネット証券であれば、ひふみプラスは100円から購入可能で、購入手数料は無料です。

100円単位の少額から投資がしたい人には、100円から購入が可能で、かつ購入手数料が無料な販売会社を選びましょう。

ひふみプラスの今後の予想・見通しのまとめ

今回の記事では、ひふみプラスについて今後の予想・見通しを考察しました。

この記事のまとめ
  • ひふみプラスは日本の成長企業を中心に、国内外に投資をする投資信託
  • ひふみプラスでは、有名企業も含め、将来の成長見込みに対して現在価額が割安と考えられる企業への投資ができる
  • ひふみプラスの過去の価格推移を見る限り、短期的な投資よりも長期投資に向いている
  • 環境の変化に対応しつつ成長する企業に投資するひふみプラスなら、今後の成長への期待も大きい
  • ひふみプラスに投資をするなら、SBI証券が最適

ひふみプラスは多くの証券会社で取り扱われている人気の投資信託のひとつです。

過去の運用成績を見ると、今後のひふみプラスの成長への期待も高まります。

どちらかと言えば短期的な利益が欲しい人よりも、長期的な資産形成に向いている商品です。

そのため、ひふみプラスへの投資をする場合は、つみたてNISA口座を利用して長期積立をすることがおすすめです。

つみたてNISAに対応していない証券会社も多く存在するため、証券会社を選ぶ際にはよく確認しましょう。

おすすめの証券会社は、国内株式個人取引シェアNo.1のSBI証券です。

つみたてNISA口座にも対応しているほか、Tポイントの利用が可能など様々なメリットがあります。

ひふみプラスで長期的な資産形成をしたい人は、ぜひSBI証券の利用を検討してみてください。

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監修者

InvestNavi(インヴェストナビ)編集部です。我々は、証券会社銀行省庁等の出身者や、FP証券外務員などの資格を持つ有識者を中心に、株式・為替・仮想通貨をはじめとした各分野に精通した金融の専門家によって結成されています。各自の専門知識をもとに、鮮明かつ初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができる信頼性の高い情報を提供します。

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