【2024】半導体関連銘柄おすすめランキング!本命の株や今後の見通し/将来性も徹底解説

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ニュースなどで「半導体不足」という話題を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

コロナ禍以降、一気に社会のデジタル化が進んだことで、スマートフォンやパソコン、ゲーム機に利用される半導体の需要が活発化しました。

この半導体の製造などに関わる企業を、半導体関連銘柄と呼んでいます。

今回は、半導体関連銘柄の特徴や今後の見通し、おすすめ銘柄などを紹介していきます。

この記事でわかること
  • 半導体は導体と絶縁体の中間の性質を持つ部品
  • EV(電気自動車)や5G、IoTなどさまざまな場面での需要が高まっている
  • 脱炭素社会の実現に向けてパワー半導体が期待されている
  • 半導体関連株は現在は割安水準
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目次

半導体とは?

半導体とは、電流を制御することや情報の記憶などを目的として利用される電子機器の部品です。

電気をよく通す金属などの「導体」と、電気をほとんど通さないゴムなどの「絶縁体」の中間の性質を持つことから「半導体」と呼ばれます。

半導体は、パソコンやスマートフォン、テレビやエアコンなど、私たちの身の回りでもさまざまなところで利用されており、現代の日本においてはなくてはならない存在です。

2021年には、新型コロナウイルスの感染拡大によって、ゲーム機やPCなどの需要が高まったことで、その部品となる半導体の需要が一気に増加し、世界的な半導体不足が話題になりました。

半導体関連の銘柄は、大きく分けると半導体そのものを製造している企業や、半導体の材料に関わる企業、半導体を製造する装置を手掛ける企業などに分類できます。

SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)とは

SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)とは、半導体の製造や流通、販売などに携わる企業の株式で構成される単純平均株価指数のことです。

アメリカのフィラデルフィア証券取引所によって算出・公表されており、1993年12月1日の株価を100として算出されます。

構成銘柄には、台湾半導体大手のTSMCやエヌビディア、インテル、ブロードコムなどが含まれています。

半導体関連の代表的な指数として知られており、日本国内の半導体関連株の動きにも大きな影響を与える指数です。

半導体関連銘柄が注目される理由/背景

半導体関連銘柄が注目される理由や背景を整理していきましょう。

半導体関連銘柄が注目される理由/背景
  • 大幅下落による割安感
  • 半導体ニーズの高まり
  • 脱炭素社会に向けたパワー半導体需要

幅下落による割安感

半導体関連銘柄は、コロナ禍において社会のデジタル化が一気に進んだことを背景に、業績・株価が大きく向上しました。

半導体関連株の代表的な指数であるSOX指数も、コロナショックから2021年末の高値までで約3倍に成長しています。

しかし、2022年に入ってからは、半導体関連株は大幅下落に転じました。

理由はさまざまですが、米国の金利急上昇を警戒し、成長株の一つである半導体関連株が大きく売り込まれたことや、足元で業績の伸び悩みが顕在化していることなどが理由として挙げられます。

年初以降の大幅な急落によって株価のバリュエーションも大幅に低下しています。

株価は将来の業績を先取りして動きやすく、2021年までの上昇はすでに将来の成長期待も織り込んでいたものだと考えられます。

この期待感に対し、半導体関連株の業績見通しが芳しくなかったことで、一気に投資家の機体が剥落し、売りにつながったのだと予測できるでしょう。

しかし、実態以上に売り込まれていることで割安感が出ている銘柄も多数存在し、そのような有望銘柄には投資家からの注目が集まり始めています。

2023年は米利上げ鈍化の影響で徐々に上昇傾向ですが、実需と半導体関連株価の乖離は生じていると考える専門家が多いです。

日本政府の支援に注目が集まる

半導体は、5GやAI、ビッグデータ、スマートシティなどのデジタル社会を支える重要な基盤です。

これを踏まえて、日本政府でも半導体産業の復活に向けて「半導体・デジタル産業戦略検討会議」が2021年3月から開催されています。

会議の中では、日本企業による半導体の売上高を2030年には13兆円まで増やすという目標を占めています。(※2020年は4兆5,000億円)

日本半導体シェアは1988年をピークにどんどん下落しており、2019年では世界の約10%となっています。

世界の半導体市場は今後も成長を続けると予測されており、日本企業がどこまでシェアを伸ばせるかに注目が集まっています。

2021年6月に発表された経済産業省半導体戦略の中でも、国内産業の基盤強化について触れられており、政府としての支援も行っていくという方針を明らかにしています。

2023年5月には、ソニーグループの子会社であるソニーセミコンダクタソリューションズが、熊本に2か所目の大型工場を設立するプロジェクトを表明しています。

日本政府から強力な支援を受ける前提で動いているとのことです。

今後も、このような政府がサポートするプロジェクトが増加することによって、半導体銘柄の注目期待が高まっていくと予想されます。

脱炭素社会に向けたパワー半導体需要

脱炭素化社会の実現に向けて、パワー半導体分野にも注目が集まり始めています。

パワー半導体とは

モニタや照明などの制御・管理や電力の変換などを行う半導体。高い電圧や大きな電流に耐える構造を持っていることからパワー半導体と呼ばれる。

パワー半導体は、電力や鉄道、自動車、産業機器、家電などさまざまな分野で広く利用されますが、特にEV(電気自動車)向けのパワー半導体の需要が一層高まる見通しです。

パワー半導体の世界シェアトップ企業は、ドイツのインフィニオン・テクノロジーズで、全体の約2割のシェアを占めています。

日本企業の三菱電機や東芝、富士電機、ルネサスエレクトロニクス、ロームもパワー半導体関連企業として注目されています。

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パワー半導体のおすすめ銘柄3選

まずは、EV(電気自動車)関連銘柄としても知られるパワー半導体のおすすめ銘柄を紹介します。

【パワー半導体】おすすめ銘柄3選
  • 【6503】三菱電機
  • 【6963】ローム
  • 【6504】富士電機

【6503】三菱電機

銘柄名三菱電機
銘柄コード6503
株価2,393円
時価総額5,138,253百万円
配当利回り
PER(会社予想)19.35倍
2024年4月27日時点

三菱電機(6503)は総合家電メーカーとしても知られていますが、半導体関連銘柄でもあります。

主に、ハイブリッド車やEV用のモーター駆動に用いられるパワー半導体モジュールの製造を手がけています。

パワー半導体チップに端子を直接接続する独自の配線構造によって、製品の寿命を長く伸ばせるという点に強みを持っています。

パワー半導体の一種であるIGBTモジュールでは世界第2位のシェアとなっており、安定的な需要が期待できます。

IGBTモジュールとは、複数のIGBTを一つのモジュールに集積させた高集積モジュールのことを指します。

加変速駆動装置や電力変換器といった電力制御を目的に使用され、小さな電力で高電力駆動が可能なことから理想的なパワー半導体とされています。

2021年11月には、2025年度までの5年間でパワー半導体事業に1,300億円を投資することを表明し、生産能力も2020年度比で2倍を目指すとしています。

【6963】ローム

銘柄名ローム
銘柄コード6963
株価2,263円
時価総額932,356百万円
配当利回り2.21%
PER(会社予想)18.37倍
2024年4月27日時点

ローム(6963)は国内外に拠点を持つ半導体メーカーで、特にSiC(シリコンカーバイド)の開発で先行しています。

SiCパワー半導体の分野では市場シェアの約2割を有するなど、世界的にも高い存在感を持つ企業です。

2022年5月には、25年度の売上高目標を4,700億円から6,000億円以上、営業利益率を17%から20%以上にそれぞれ引き上げています。

2022年6月には、SiCパワー半導体について、2025年度に売上高を1,000億円に到達させ、生産能力は21年度比6倍に高める考えを発表しました。

ロームの松本社長によると、同市場における世界シェア30%の目標を維持しつつ、25年度までの累計投資額は最大1,700億円を見込んでいるとのことです。

2023年12月には、約1300億円の補助金を東芝とロームに出すことが表明されており、日本政府からの期待値も高い半導体関連企業と言えるでしょう。

【6504】富士電機

銘柄名富士電機
銘柄コード6504
株価9,902円
時価総額1,478,339百万円
配当利回り
PER(会社予想)18.49倍
2024年4月27日時点

富士電機(6504)は、パワー半導体や発電プラントなどの電機機器を主力製品とする重電機メーカーです。

2022年度中に長野の松本工場で電動車向け単価ケイ素(SiC)パワー半導体の量産を始める見込みです。

第1弾は新型電気自動車向け(EV)の生産で、24年度には3〜4車種に供給を拡大する見通しとのことです。

20年度にはSiCを半導体事業売上高の10%前後まで伸ばし、2025年〜2026年に市場シェア2割の獲得を目指しています。

富士電気の半導体事業の業績は右肩上がりで推移しており、今後成長が期待できる車載用SiC市場でシェアを拡大できれば、さらなる業績の向上も期待できるでしょう。

現在5,982円の底値付近で推移しており、割安とも言えるでしょう。

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半導体材料のおすすめ銘柄3選

続いて、半導体の材料を手掛ける銘柄を紹介していきます。

【半導体材料】おすすめ銘柄3選
  • 【4186】東京応化工業
  • 【4063】信越化学工業
  • 【4369】トリケミカル研究所

【4186】東京応化工業

銘柄名東京応化工業
銘柄コード4186
株価4,181円
時価総額534,332百万円
配当利回り1.39%
PER(会社予想)28.76倍
204年4月27日時点

東京応化工業(4186)は、半導体の回路パターンをウエハー上に描く半導体製造用フォトレジストにおいて、世界トップクラスのシェアを誇る企業です。

半導体の製造に欠かせない洗浄液や現像液などの高純度化学薬品も手がけています。

次世代材料(EUV用)などの開発も進めていることから、今後の研究に期待が集まっています。

2022年8月にはフォトレジストの主力生産拠点となる郡山工場に約90億円を投じて新しい検査棟を開設しました。

新しい検査棟の開設により、検査機能の集約による効率化や製品の高品質化を目指しています。

同じく8月に発表した中間決算では増収増益となり、通期業績についても上方修正を行っています。

2022年までは6,000円台前半〜7,000円台後半のレンジで株価が推移していますが、現在は9,000円台まで大幅な上昇となっています。

【4063】信越化学工業

銘柄名信越化学工業
銘柄コード4063
株価5,906円
時価総額11,821,992百万円
配当利回り1.83%
PER(会社予想)19.37倍
2024年4月27日時点

信越化学工業(4063)は、半導体の基盤となるシリコンウエハーで世界トップシェアを誇る企業です。

半導体パッケージを構成する材料である半導体封止材や、低誘電材料なども手がけています。

信越化学工業は東証プライムの化学セクターで唯一TOPIX Core30に組み込まれている銘柄でもあり、非常に財務体制が良好なことでも知られています。

2023年9月期の決算では売上高、営業利益共に減収(前年同月比)となっていますが、2024年にインフレリスクが低減すれば業績を伸ばす事が期待されています。

配当利回りも2%前後と高い水準なので、長期保有を目的として投資する人にも狙い目の銘柄です。

【4369】トリケミカル研究所

銘柄名トリケミカル研究所
銘柄コード4369
株価4,315円
時価総額140,232百万円
配当利回り0.70%
PER(会社予想)37.59倍
2024年4月27日時点

トリケミカル研究所(4369)は、スマートフォンやパソコンなどに使われる半導体材料や試薬などをオーダーメイドで製作している企業です。

半導体や太陽電池を製造するために使用する高純度化学化合物の生産が主な事業となります。

半導体製造時に使用されるエッチングガス、化学蒸着ガスなどが同社の主力商品となり、Si半導体向けの売り上げが全体の約9割となっています。

2023年2〜10月期の連結決算は、純利益が前年同期比58%減の18億円となっていますが、2024年は主力のメモリー向けの市況回復による業績を伸ばす可能性がある期待の企業です。

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半導体製造装置のおすすめ銘柄3選

次に、半導体製造装置を手掛ける銘柄を紹介していきます。

【半導体製造装置】おすすめ銘柄3選
  • 【8035】東京エレクトロン
  • 【6920】レーザーテック
  • 【6146】ディスコ

【8035】東京エレクトロン

銘柄名東京エレクトロン
銘柄コード8035
株価34,230円
時価総額16,143,988百万円
配当利回り1.07%
PER(会社予想)46.80倍
2024年4月27日時点

東京エレクトロン(8035)は、半導体製造装置で世界3位のシェアを持つ企業です。

半導体製造装置やフラットパネルディスプレイ製造装置の産業用機器の製造・販売が主な事業内容です。

エッチング(表面加工)やコータ・デベロッパー(塗布現像装置)などの加工の前工程に強く、EUV露光向けのコータ・デベロッパーではシェア100%となっています。

2023年12月には、米ニューヨーク州がIBMなどと共同で半導体開発への投資を行ったと発表しており、AIなどに欠かせない次世代半導体の開発を進める方針です。

【6920】レーザーテック

銘柄名レーザーテック
銘柄コード6920
株価34,080円
時価総額3,213,281百万円
配当利回り0.56%
PER(会社予想)62.72倍
2024年4月27日時点

レーザーテック(6920)は、半導体の製造プロセスにおいて用いられる検査装置に強みを持つ企業です。

シリコンウエハーに焼き付ける回路の設計に用いられるマスクの欠陥検査装置や、マスクブランクスの欠陥検査装置で世界シェアNo.1となっています。

2020年には、経済産業省が特定分野で高い競争力を持つ企業を認定する「グローバルニッチトップ(GNT)企業100選」にも選出されています。

EUV(極端紫外線)露光技術に対応した検査装置の販売が好調なことや、装置保守などのサービス部門の売り上げも伸びていることから、良好な業績となっています。

決算後は株価が上昇したものの、米国の半導体主力株が大きく売り込まれたことを背景に、レーザーテックの株も8月中旬以降下落基調にあります。

他の半導体関連銘柄と比べると、PERがやや高い水準にある点には注意が必要です。

【6146】ディスコ

銘柄名ディスコ
銘柄コード6146
株価46,010円
時価総額4,985,859百万円
配当利回り
PER
2024年4月27日時点

ディスコ(6146)は、半導体ウエハーの切断装置・研削装置・研磨装置の分野で世界首位の企業です。

高決算が続いている注目企業で、精密加工装置のダイシングソーやグラインダの需要が高まったことが高決算の背景にあります。

中間配当を前年同期比56円増の255円とする方針を表明したことも投資家に好感され、決算発表後は堅調に価格が推移しています。

その後、株式市場全体の下落によって調整する局面もあり、現在は高値水準から10%強安い水準で推移しています。

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半導体関連銘柄の今後の見通し・予想

半導体関連銘柄の今後の見通しや予想について解説していきます。

注目したいポイントは主に以下の3点です。

半導体関連銘柄の今後の見通し・予想
  • 脱炭素化に向けた政府の支援が追い風
  • 半導体リーディングカンパニーの業績見通しは改善傾向へ
  • 米国の急激な金利上昇は懸念点

脱炭素化に向けた政府の支援が追い風

脱炭素化の流れは半導体関連銘柄にとって株価の後押し材料となります。

日本政府は2050年までに温暖化ガス排出量をゼロにする方針を掲げており、脱炭素化の流れはどんどん加速すると予測できます。

パワー半導体は省エネ・省電力効果が高く、脱炭素化に大きく貢献することから、これらの製品の生産設備に対する投資減税などの支援施策が検討されています。

経済産業省が掲げる目標では、2030年までに省エネ50%以上の次世代パワー半導体の実用化・普及を進めていき、日本の企業が世界市場シェアの4割(約1.7兆円)を獲得することを目指すとしています。

次世代パワー半導体の技術は、世界の中でも日本の存在感を示しつつ、脱炭素化の流れに貢献することができるとして、大きく注目されています。

今後も政府の支援施策が具体化するなどの材料が出れば、半導体関連銘柄の株価にはプラスの影響となるでしょう。

半導体リーディングカンパニーの業績見通しは改善傾向へ

世界的に見ると、半導体関連銘柄の業績は徐々に立ち直りの兆しが見られています。

アメリカの半導体大手のエヌビディアは、今期(2023年1月期)のEPSの見通しを前期比21%減としていますが、来期(2024年1月期)については、前期比30%増を見込んでいます。

オランダ半導体製造装置大手のASMLホールディングスも、弱気な根気の見通しに対して来期以降は業績見通しが改善しています。

2022年は半導体関連株のEPS(1株あたり利益)の下落が目立ちましたが、2023年以降は下方修正が一巡し、業績も上向きに転じる見通しとなる可能性が高くなってきています。

これらの半導体業界のリーディングカンパニーの業績見通しが改善していることは、日本国内の半導体企業にとっても後押しとなります。

業績の底打ちが確認できたら、それをきっかけに株価が反発し始める可能性は高いでしょう。

米国の高金利は懸念点

現在の株式市場において、米国の利上げが大きなリスクとなっています。

急激な利上げによって経済が停滞してしまう懸念から、ハイテク株をはじめとする成長株は大きく売り込まれていたのです。

また、これに伴う企業の業績悪化を実際に確認し始めると、さらに株価が下落する可能性があります。

現時点で、アメリカでは3会合連続での金利据え置きとなっていますが、利下げに転じず高金利状態が継続するようであれば、再度株価の下落があってもおかしくないでしょう。

日本の半導体関連銘柄はアメリカの半導体銘柄の動きにも影響されるため、アメリカの株式市場が低調な動きを続ける場合は、国内株もなかなか上がりにくいと予想されます。

これから半導体関連銘柄に投資を検討する場合は、投資する銘柄の業績や株価動向に加え、アメリカの株式市場全体の動きやSOX指数も確認するようにしましょう。

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半導体関連銘柄・株のまとめ

今回は、半導体関連銘柄の今後の見通しやおすすめの証券会社などについて紹介しました。

この記事のまとめ
  • 半導体は導体と絶縁体の中間の性質を持つ部品
  • EV(電気自動車)や5G、IoTなどさまざまな場面での需要が高まっている
  • 脱炭素社会の実現に向けてパワー半導体が期待されている
  • 半導体関連株は現在は割安水準
  • これから半導体関連企業へ投資したい方は楽天証券をチェックしてみよう

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