【徹底解説】TQQQとは?取扱証券会社とメリット、購入方法を紹介!

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昨今ではすっかり市民権を得たETFですが、2020年の東京証券取引所でもっとも取引されたETFをご存じでしょうか。

上位4位が全て “レバレッジ型” と呼ばれるETFでした。

世界的にも “レバレッジ型” のETFは人気を博しており中には資産総額で1兆円をこえるものも珍しくありません。

このページでは、その中でも特に有名なレバレッジ型ETFの一つであるTQQQを解説していきます。

ぜひ最後まで読んでETF投資の参考にしてください。

この記事を読むとわかること
  • TQQQはNASDAQ100指数の3倍の値動きを目指すレバレッジ型米国ETF
  • リスクをとる代わりにハイリターンが狙える金融商品
  • NASDAQ100はGAFAM銘柄が大半を占めハイテク銘柄へ幅広く投資可能
  • 複利効果により長期保有の場合は値動きが指数の3倍から乖離する可能性がある
  • TQQQを取り扱っている証券会社は珍しく、GMOクリック証券ならCFD取引が可能!

TQQQを取り扱っている証券会社はほとんどありませんが、GMOクリック証券なら取引することが可能です。

TQQQの取引を考えている方は、この機会にGMOクリック証券をチェックしてみてください。

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目次

TQQQの基本情報

TQQQの正式名称は “PROSHARES ULTRAPRO QQQ” 、通称 “TQQQ” です。

TQQQは1) NASDAQ100を参照する 2) レバレッジ3倍(ブル)型の 3) 米国ETFとなります。

やや専門的な内容となりますので以下の通り順番にご説明します。

1) NASDAQ100を参照

1) NASDAQ100を参照
引用;TradingView

NASDAQ100とは米国のNASDAQ証券取引所に上場する銘柄のうち、金融機関を除く時価総額上位100社の指数です。

日本のニュース等では、“NASDAQ総合”が言及されることが多いですが、こちらは全銘柄(3,000以上)の指数です。

NASDAQ100はGAFAMなどのいわゆる大型ハイテク株が上位を占めることで知られています(構成銘柄については以下詳細)。

これらハイテク銘柄は”グロース株”(業績が市場平均より高い銘柄)として知られているため、景気の局面によってはバリュー株(割安株)とは異なる動きを見せます。

なおNASDAQ100を参照するETFとしては、米系の運用会社であるInvescoが運用するInvesco QQQがもっとも有名です。

これはETFは1999年に上場された世界で最古のETFの一つでQQQの愛称で知られています。

QQQがNASDAQ100と同じ値動きを目指すETFであるのに対して、今回紹介するETFはNASDAQ100の3倍の (Triple) 値動きを目指すETFであるためTQQQと呼ばれています。

2) レバレッジ3倍(ブル)型

レバレッジとは梃子(てこ)を意味し、金融の世界ではデリバティブ取引(金融派生商品取引)を用いて実際の投資金額以上の取引を行うことを指します。

株価指数のレバレッジ型ETFでは、通常、投資された資金を担保に、指数先物と呼ばれるデリバティブ商品を売買します。

レバレッジ2倍型の場合、先物を投資金額の2倍分売買するため、投資のリターンもほぼ3倍になるというわけです。

“ブル型”は購入、”ベア型”は売却を意味しており、ブル型は指数が上昇したとき、ベア型は下落したときに利益がでます。

TQQQはレバレッジ3倍(ブル)型ですのでNASDAQ100先物を投資金額の3倍購入しているというわけです。

なおブル型はロング、ベア型はショートまたはインバース(逆向き)と呼ばれることもあります。

余談ですがNASDAQ100のレバレッジ3倍(ベア)型ETFも存在しており、こちらはSQQQの略称で呼ばれています。

3) 米国ETF

ETFは、Exchange Traded Funds(上場投資信託)の略で、一般の株式同様に証券取引所に上場された投資信託です。

そのため一般の株式同様に売買することができますし、リアルタイムで値段が変化します。

一般の投資信託との詳細な比較は割愛しますが、一般的に保有コストはETFのほうが低く抑えられています。

TQQQはNASDAQに上場しており、日本の証券取引所には上場していません。(TQQQ自体がNASDAQ100を参照しているので少しわかりづらいですが、NASDAQ100にTQQQは含まれていません)

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TQQQの主要構成銘柄

上記の通りTQQQはNASDAQ100を参照するため、同指数の構成銘柄を理解することが重要です。

2023年10月時点の構成銘柄上位20は以下の通りです。

SymbolName
AAPLApple Inc. Common Stock13%
MSFTMicrosoft Corporation Common Stock11%
AMZNAmazon.com, Inc. Common Stock9%
GOOGAlphabet Inc. Class C Capital Stock9%
GOOGLAlphabet Inc. Class A Common Stock9%
FBFacebook, Inc. Class A Common Stock5%
TSLATesla, Inc. Common Stock3%
NVDANVIDIA Corporation Common Stock3%
PYPLPayPal Holdings, Inc. Common Stock2%
ASMLASML Holding N.V. New York Registry Shares1%
ADBEAdobe Inc. Common Stock1%
CMCSAComcast Corporation Class A Common Stock1%
NFLXNetflix, Inc. Common Stock1%
INTCIntel Corporation Common Stock1%
CSCOCisco Systems, Inc. Common Stock (DE)1%
PEPPepsiCo, Inc. Common Stock1%
AVGOBroadcom Inc. Common Stock1%
TMUST-Mobile US, Inc. Common Stock1%
TXNTexas Instruments Incorporated Common Stock1%
COSTCostco Wholesale Corporation Common Stock1%
引用: NASDAQ

上位6銘柄のGAFAM (Google, Apple, Facebook, Amazon, Microsoft)で55%を占めています

このようにNASDAQ100は大型ハイテク銘柄に支配されているので、これらの値動きや見通しに最大限の注意が必要です。

特にこれらのハイテク銘柄は “グロース株” と呼ばれ、その高い成長性ゆえに株価の上昇が期待されている銘柄となります。

この反対が “バリュー株” で、企業の価値(=ファンダメンタルズ)に対して実際の株価が低い銘柄を指します。

ここで金利上昇や景気回復の局面では、グロース株よりもバリュー株が選好されグロース株が下落する傾向があります。

この背景には専門家の間でも様々な議論がありますが、通説としてはグロース株の低いPERが理由とされています。

TQQQをその他の米株レバレッジETFと比較した際、このような背景で値動きに差が出ていることは理解する必要があります。

TQQQとQQQの比較

TQQQとQQQを比較したものが以下の表です。

TQQQQQQ
正式名称ProShares UltraPro QQQInvesco QQQ
概要ナスダック100指数の日次運用実績の3倍に連動する投資成果を目指すナスダック100指数に連動した投資成果を目指す
運用会社ProShares
※デリバティブを用いた運用商品を提供する米系アセットマネジメント会社
Invesco
※米系の大手アセットマネジメント会社
資産総額15.062十億ドル191.432十億ドル
経費率 (年)0.95%0.20%
3年トータルリターン-2.14%7.56%
5年トータルリターン20.74%16.47%
取り扱い証券会社サクソバンク証券SBI証券
楽天証券
マネックス証券
*2023年10月時点  引用:Bloomberg TQQQ QQQ

経費率・トータルリターン・取扱証券会社の三つの項目でQQQとTQQQには大きな違いがあることがわかります。

主な違いについては後半で詳細に解説していきます。

圧倒的な取り扱い銘柄数を誇るGMOクリック証券は、TQQQも投資商品として取り扱っています。

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TQQQの株価チャート

TQQQの実際のパフォーマンスはどのようになっているのでしょうか。

ここではQQQと比較しながら、過去のチャートをレビューしていきます。

以下が過去5年のチャートとなります(青線:TQQQ, オレンジ線:QQQ)。

TQQQの株価チャート
引用: Tradingviewの提供チャート

QQQはこの間1.5倍になっており、これは当然ながらNASDAQ100の上げ幅とほぼ一致しています。

その一方でTQQQはその3倍の値動きをすることからCOVID発生直後は大きな下げを経験していますが、それ以降はグローバルな金融緩和および財政政策にサポートされ、結果的には14倍と驚くべきパフォーマンスになっています。

TQQQの上げ幅は長期的に見ると、QQQないしはNASDAQ100の3倍になっていない点に関しては注意が必要です。

これはいわゆる複利効果によるものです。

TQQQはあくまでNASDAQ100の日次騰落率の3倍の値動きに連動しますので、複数日の累積騰落率は3倍から乖離します。

また後述の通り、経費率の違いもパフォーマンスに影響を与えます。

TQQQのメリット・デメリット

ここまではTQQQの仕組みやチャートデータについて解説してきました。

ここからは実際にTQQQへの投資を検討する際に考慮すべきポイントを、メリット・デメリットの双方から検討します。

皆さんの投資スタイルやリスクに対する積極性と照らし合わせて投資の是非を考えてみてください。

メリット① 3倍のレバレッジをかけることができるためリターンが大きい

最大の特徴として投資金額の3倍のレバレッジをかけることができ、少ない資金で多くのリターンを狙うことができます。

同じくレバレッジをかける方法としてETFを信用取引で購入(証券会社より資金を借り入れて購入する方法)することが考えられますが、この場合は借入金利が国内ネット証券では3%前後発生するほか別途手数料も発生します。

一方、TQQQは信託報酬0.95%にレバレッジに関するコストが内包されています。

またレバレッジ型ETFでは追証などの仕組みはありませんので、仮にNASDAQ100が暴落した場合でも投資金額以上に損をすることはありません。

メリット② 成長が予測されるハイテク分野に投資できる

上述の通りTQQQが参照するNADAQ100は、GAFAMなどの大型ハイテク銘柄が指数の半分以上を占めています。

そのためTQQQを購入することで、ハイテク分野に集中的に投資を行うことができます。

他方でインデックス全体に投資するため、個別の会社のリスクに過度に引きずられることはありません(分散効果)。

半面、これらグロース株に特有のリスクを取っていることをしっかり認識することが必要です。

デメリット① レバレッジ取引であるためリスクが大きい

高いリターンが期待できる一方で、リスクも大きくなっています。

COVID-19が市場を席巻した2020年3月には、QQQが6.5%の下落であったのに対しTQQQは月間で36%下落しています。

また前述の通り、累積の騰落率はNASDAQ100の3倍からは乖離します。上記の通り、2020年3月は6倍近く下落しました。

短期のトレードではなくある程度の期間保有する場合は、NASDAQ100の騰落率の3倍を超えて下落する覚悟が必要です。

デメリット② 経費率が高い

米株インデックスETFの経費率は0.1~0.2%/年程度で、QQQは0.2%となっています。

他方で、TQQQは0.95%/年と、ETFとしては比較的高い水準になっています(レバレッジETFとしては一般的な水準)。

ただし上記の通り自身で信用取引を行うコストと比較すれば、リーズナブルなコストとも言えます。

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TQQQに投資する方法

TQQQ投資への興味が出た場合どのような投資方法が考えられるのでしょうか。

ここでは日本国内からTQQQへ投資する方法を紹介します。

日本国内からTQQQヘ投資する場合、CFD取引が基本になります。

国内ではGMOクリック証券でCFD取引が可能です。

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なお日系のインヴァスト証券の “トライオートETF” でもTQQQには投資可能ですが、自動売買プログラムのためここでは割愛します。

インヴァスト証券に関心がある方は、以下の記事をお読みください。

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TQQQ投資におすすめの証券会社まとめ

この記事では今話題のレバレッジETFであるTQQQについて解説してきました。

この記事のまとめ
  • TQQQはNASDAQ100指数の3倍の値動きを目標に運用されているレバレッジ型ETF
  • リスクは高いが同時に大きなリターンが狙えるのがTQQQの特徴
  • NASDAQ100はGAFAMを中心とするハイテク銘柄へ分散して投資しているため今後の成長が見込める
  • 長期保有の場合複利効果で指数の3倍と乖離する値動きになる可能性がある
  • TQQQ投資をするなら充実したサービスで評価の高いGMOクリック証券

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