仮想通貨/ビットコインの積立投資はおすすめ?取引所の手数料を徹底比較
仮想通貨/ビットコインの積立投資は、リスクを抑えて長期目線での資産形成ができる投資手法として、多くの投資家に好まれています。
しかし投資である以上はデメリットもあり、積立投資にチャレンジするならメリット・デメリットの両方を正しく把握しておくことが肝要です。
そこで今回は仮想通貨/ビットコインの積立投資について、メリット・デメリットをそれぞれ解説したのち、積立投資ができるおすすめの取引所についてもご紹介していきます。
- 仮想通貨/ビットコインの積立投資とは、一定期間ごとに一定金額分の仮想通貨を積み立てる投資手法のこと
- 裁量取引でも可能だが、取引所が提供する自動積立サービスを利用するのが一般的
- 積立投資では時間分散によって、価格変動によるリスクを軽減することができる
- 集中投資と比べると、ローリスク・ローリターンな手法だと言える
- Coincheckの積立サービス「Coincheckつみたて」なら、口座引き落としによって入金の手間も不要
仮想通貨/ビットコインの自動積立サービスを提供している取引所の内Coincheckは、26種類もの銘柄(ETCは一時停止中)が積立に対応していることなどから、多くの投資家の支持を得ています。
積立投資に挑戦してみたい方はこの機会にCoincheck公式サイトチェックしてみましょう。
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また、積み立て投資をしたい方は20種類もの豊富な銘柄で積み立てができるGMOコインの公式サイトをチェックしてみましょう。
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仮想通貨/ビットコインの積立投資とは?
仮想通貨/ビットコインの積立投資とは、投資信託や株の積立のように、一定期間ごと(毎日・毎週・毎月など)に一定金額を用いて仮想通貨/ビットコインを買い付けていく投資手法のことです。
積立はもちろん投資家自身の手でおこなうことも可能ですが、仮想通貨取引所に用意されている自動積立サービスを利用することが一般的です。
また、積立投資は長期投資でもあるため短期的な値動きは意に介しませんが、長期的には投資対象の価格が値上がりすること、具体的には「将来の価格が平均購入単価を上回ること」を期待できる銘柄を選ぶことが重要になります。
ちなみに、一定期間ごとに一定金額分を買い付ける積立手法を「ドルコスト平均法」と呼びます。
ドルコスト平均法では、投資先の価格が割高なときには購入数量が少なくなり、価格が割安なときは購入数量が多くなるため、平均化したときの購入単価を比較的安く抑えることができます。
仮想通貨/ビットコインの積立投資のメリット
さて、仮想通貨/ビットコインの積立投資には、次のようなメリットがあります。
- 投資するための技術や手間が要らない
- 時間分散によってリスクを軽減できる
- 貯蓄より高いリターンを見込める
投資するための技術や手間が要らない
先ほど述べた通り仮想通貨/ビットコインの積立投資は、仮想通貨取引所が提供する自動積立サービスを用いておこなうことができます。
自動積立を活用すると運用の手間がほぼかからず、また仕組みがシンプルなので、投資をおこなうための専門的な知識や技術も一切必要ありません。
このような仕組みから積立投資(特に自動積立)は、投資初心者の方でも気軽に始めることができます。
時間分散によってリスクを軽減できる
手元にある資金を一気に投資する場合は、高値掴みをしてしまう可能性があり非常にリスキーです。
それに対して積立投資の場合は、複数回に分けて投資するため購入価格が平均化されて、価格変動によるリスクを軽減することができます。
特に一定金額を買い付けるドルコスト平均法では、一定数量を定期的に買い付ける場合よりもさらにリスクを抑えられます。
貯蓄より高いリターンを見込める
投資をおこなう上で何より重要なのは、リターンを見込めるかどうかということでしょう。
積立投資は基本的に価格変動リスクを抑えられる一方で、集中投資が成功したときほどのリターンは期待できません。
ただ上手くいけば、集中投資には及ばずとも、コツコツと貯蓄するよりも大きなリターンを得ることができます。
以下の図はCoincheckで公開されているシミュレーションですが、例えば2018年の10月からビットコインを毎月1万円ずつ1年間積み立てると、積立投資でも元本の1.8倍という十分な成果を上げられることが示されています。
なお、これはあくまで過去の値動きを用いたシミュレーションであり、将来のパフォーマンスを保証するわけではないので注意しましょう。
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仮想通貨/ビットコインの積立投資のデメリット
一方で仮想通貨/ビットコインの積立投資には、次のようなデメリットもあります。
- 短期的に稼ぐことは難しい
- 割高な状態でも買付けをおこなってしまう
- 買付時の取引コストが割高になる
短期的に稼ぐことは難しい
積立投資では価格変動リスクを抑えるために、投資資金を複数回に分けて積み立てていきます。
複数回に分けるため、投資金額のトータルが大きくなるまでには相応の時間がかかります。
また、投資リターンは投資金額に比例するため、ひいてはリターンが大きくなるのにも時間がかかることになります。
割高な状態でも買付けをおこなってしまう
投資でリターンが発生する原理原則は、「安く買って高く売る」ことです。
それに対して自動積立サービスで用いられているドルコスト平均法では、毎月一定額を買い付ける仕組みであるために、価格が割高になっている場面でも買い付けをおこなってしまいます。
高い場面でも買い付けるというのは原理原則から見れば望ましいものではなく、平均購入単価を上げることにつながります。
つまり自動積立サービス(ドルコスト平均法)は、下落相場では有効ですが、上昇相場には不向きだと言えます。
ちなみに、自動積立サービスを使わずに裁量で積み立てるならば、値上がりしている場面での買い付けを回避することができますが、その場合は当然ながら運用のために時間と労力を注ぐ必要があります。
買付時の取引コストが割高になる
仮想通貨投資における現物取引の方法は、以下の2種類があります。
取引所形式:
仮想通貨取引所を利用するユーザー同士で取引する形式。
取引の仕組み(板取引という)はやや難解で上級者向けだが、取引コストを安く抑えられるのが魅力。
販売所形式:
ユーザーと仮想通貨取引所の間で取引する形式。
売買の仕組みがシンプルで使いやすいが、取引コスト(主にスプレッド)は取引所形式よりも割高に設定されている。
仮想通貨取引所の自動積立サービスでは、どの取引所でも「販売所形式」で投資対象を買い付ける仕組みになっています。
つまり、取引にかかるコストが割高になるということです。
なお裁量取引で積み立てていく場合は、取引所形式を用いて低コストで買い付けていくことが可能ですが、その分だけ運用に手間がかかることになります。
以上、仮想通貨/ビットコインの積立投資におけるメリット・デメリットをそれぞれご紹介しました。
積立投資に興味がある方はぜひこれらを踏まえて、積立投資が自身に合った投資手法なのか、自動積立サービスを利用した方が良いのか、それとも裁量での積立が良いのかをよく考えてみてください。
なお自動積立サービスにチャレンジしてみたい場合は、取扱い銘柄が豊富なCoincheckは要チェックです。
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積立投資におすすめの仮想通貨取引所
それではここで、自動積立サービスを提供している国内の仮想通貨取引所の中から、おすすめの取引所を3社ご紹介します。
Coincheck
積立サービスの名称 | Coincheckつみたて |
積立サービスの取扱銘柄 (2022年10月時点) | ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、 リップル、ネム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、 モナコイン、ステラルーメン、クアンタム、 ベーシックアテンショントークン、IOST、エンジンコイン、 チリーズ、チェーンリンク、メイカー、ポリゴン、イミュータブル、 エイプコイン、アクシーインフィニティ、ラップドビットコイン、 アバランチ、シバイヌ SAND、ポルカドット(※イーサリアムは現在受付停止中) |
積立金額 | 月々1万円~100万円 1,000円単位 |
手数料・取引コスト | 口座振替手数料:無料 積立サービス利用手数料:無料 取引コスト:取引手数料無料・スプレッドあり |
積立のプラン | 月イチつみたてプラン 毎日つみたてプラン |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判・口コミ |
- 積立に利用できる銘柄が豊富
- 月々1万円から積立ができる
- 口座引き落としに対応しているため、入金の手間もかからない
Coincheckは、取引アプリダウンロードNo.1を誇る人気の国内取引所です。※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
自動積立サービスである「Coincheckつみたて」では、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな銘柄を含む26銘柄に対応しています。(イーサリアムは一時休止中)
また他社の積立サービスでは、一旦自分で取引口座に資金を入金しなければならないものも多くある中、Coincheckつみたてでは手数料無料で口座引き落としをしてくれるので、入金の手間もかからない点が魅力の一つとなっています。
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GMOコイン
積立サービスの名称 | つみたて暗号資産 |
積立サービスの取扱銘柄 (2022年3月時点) | ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、 リップル、ネム、シンボル、ベーシックアテンショントークン、 OMG、テゾス、クアンタム、エンジンコイン、 ポルカドット、コスモス、カルダノ、MKRトークン、 DAI、チェーンリンク |
積立金額 | 月々500円~50万円 |
手数料・取引コスト | 積立サービス利用手数料:無料 取引コスト:取引手数料無料・スプレッドあり |
積立のプラン | 毎日プラン、毎月プラン |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
関連記事 | GMOコインの評判・口コミ |
- 積立に利用できる銘柄が国内で最多クラス
- 500円から自動積立ができる
- 口座引き落としに対応していないのが難点
GMOコインは大手ITグループであるGMOインターネットグループ傘下の取引所であり、セキュリティ性能の高さやツールの利便性に定評があります。
また積立サービスである「つみたて暗号資産」に関しては、国内最多クラスの18銘柄を扱っており、多くの投資家がこのサービスを活用しています。
ただ、つみたて暗号資産は口座からの自動引き落としに対応しておらず、自分でGMOコインの口座に資金を入金しなければならないので、そこがやや難点だと言えるでしょう。
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bitFlyer
積立サービスの名称 | かんたん積立 |
積立サービスの取扱銘柄 (2023年1月時点) | ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、 ビットコインキャッシュ、モナコイン、リスク、リップル、 ベーシックアテンショントークン、ステラルーメン、ネム、テゾス、 ポルカドット、チェーンリンク、シンボル 、ポリゴン、メイカー |
積立金額 | 月々1円~100万円 |
手数料・取引コスト | 積立サービス利用手数料:無料 取引コスト:取引手数料無料・スプレッドあり |
積立のプラン | 毎日1回、毎週1回、毎月1回、毎月2回 |
関連記事 | bitFlyerの評判・口コミ |
- 積立に利用できる銘柄が豊富
- 1回あたり1円から積み立てができて、細かな金額調整も可能
- 積立プランの選択肢が多い
bitFlyerはビットコインの取引高が国内No.1(※)である人気の取引所であり、「かんたん積立」で仮想通貨/ビットコインの積立投資をおこなうことができます。
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
かんたん積立は他社に負けず劣らず、19種類を取り扱っており、それらに対して1円から積立が可能になっています。
また、積立のプランは毎日1回、毎週1回、毎月1回、毎月2回の4種類が用意されており、かなり自由度のサービスだと言えるでしょう。
ただし、積み立てのシミュレーションはできないので、シミュレーションをしながら未来の利益をチェックしておきたい方は、GMOコイン公式サイトをチェックしてみてください。
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以上、おすすめ3社をご紹介しましたが、ご覧いただいた通りこれらはそれぞれ取扱銘柄や積立のプラン、入金の方法などにおいて異なった特徴を有しています。
そのため仮想通貨/ビットコインの積立投資を始める際は、それらの違いをよく比較して、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
仮想通貨/ビットコインの積立投資の始め方
先ほど自動積立ができるおすすめ3社をご紹介しましたが、ここではその内のCoincheckを用いて自動積立をおこなう方法を解説します。
- Coincheckで口座を開設する
- 引き落とし口座を設定する
- 積立内容(投資先・金額・積立プラン)を設定する
まずはCoincheck公式サイトから、無料での新規口座開設(会員登録)を申し込みましょう。
口座開設の手順は以下の通りです。
- アカウントの作成
- 個人情報の登録
- 本人確認書類の提出
なお口座開設の手順をより詳しく確認したい場合は、「Coincheckの評判・口コミ」の中で画像付きで解説していますので、そちらをチェックしてみてください。
口座を開設できたら自身のアカウントにログインして、Coincheckつみたての申し込みをおこないましょう。
申し込みの際は、「引き落とし口座の設定」と「プラン・金額の設定」をおこなう必要があります。
まずログイン後のホーム画面で、サイドメニューから「Coincheckつみたて」を選択します。
遷移先の画面で「口座の設定をする」をクリックして、引き落とし口座を登録します。
続いて、購入したい銘柄と積み立てる金額、積立のプラン(毎日または毎月)を設定したら申込完了です。
後は設定したプランに応じて、自動で投資資金の引き落としと積立がスタートします。
以上がCoincheckで自動積立サービス(Coincheckつみたて)を利用する一連の流れです。
申込手続きが非常に簡単で、初心者でも取り組めるようになっているので、興味を持った方はぜひCoincheck公式サイトにアクセスして「Coincheckつみたて」がどのようなサービスなのか確かめてみましょう。
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仮想通貨/ビットコインの積立投資のよくある質問
最後に仮想通貨/ビットコインの積立投資に関してよくある質問を3つご紹介します。
- 積立投資で利益が出た場合、税金はどのようになりますか?
- 未成年の内から積立投資を始めることはできますか?
- 積立投資のやめ時はいつですか?
積立投資で利益が出た場合、税金はどのようになりますか?
仮想通貨/ビットコインの積立投資で利益が出た場合の課税の仕組みは、通常の売買で利益が出た場合と何ら変わりません。
積立投資で得た利益も、通常の売買差益と同様に雑所得に分類され、総合課税の対象になります。
未成年の内から積立投資を始めることはできますか?
仮想通貨/ビットコインの積立投資を始めるには、仮想通貨取引所で口座を開設する必要があります。
ただ、国内取引所ではほとんどの場合、満20歳以上でないと口座を開設できません。
ちなみに今回紹介した自動積立サービスを提供しているおすすめ3社も、未成年が口座を開設することはできません。
積立投資のやめ時はいつですか?
残念ながら仮想通貨/ビットコインの積立投資において、やめ時についての明確な答えはありません。
例えば、非課税制度のつみたてNISAで積立投資をする場合は、非課税の期間が20年と決まっているので、それをフル活用するのであれば自ずと20年間は積立を続けることが目標となるでしょう。
一方で仮想通貨/ビットコインの積立投資には、そういったやめ時の目安になるものもありません。
しかしどこかで区切りをつけなければ、利益を確定させることができません。
そのため仮想通貨/ビットコインの積立投資をおこなう際は、やめ時となる利益目標や運用期間の目標などをあらかじめ定めてから臨むとよいでしょう。
仮想通貨/ビットコインの積立投資のまとめ
今回は、仮想通貨/ビットコインの積立投資についてご紹介しました。
- 仮想通貨/ビットコインの積立投資とは、一定期間ごとに一定金額分の仮想通貨を積み立てる投資手法のこと
- 裁量取引でも可能だが、取引所が提供する自動積立サービスを利用するのが一般的
- 積立投資では時間分散によって、価格変動によるリスクを抑えることができる
- 集中投資と比べると、ローリスク・ローリターンな手法だと言える
- Coincheckの「Coincheckつみたて」なら、口座引き落としができるので入金の手間も不要
仮想通貨/ビットコインの積立投資は、集中投資ほどのリターンは望めませんが、リスクを抑えつつそれなりのリターンも期待できるものとなっています。
また、仮想通貨取引所の自動積立サービスを利用すれば、専門的な知識や技術を持たなくても、誰でも長期的な資産運用にチャレンジすることができます。
さらにCoincheckが手がける「Coincheckつみたて」なら、入金システムが口座引き落としとなっているため、入金の手間も省けます。
知識や技術が不要で、手間もかからない仮想通貨/ビットコインの積立投資をやってみたいと思った方は、ぜひCoincheckにアクセスして、Coincheckつみたての利用を検討してみてください。
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